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Atelierで“カルガモ親子”が含まれるブログ記事

2011年6月26日

隠居の散策:大仙公園(堺)の日本庭園など


 毎日新聞の堺・泉州面に、大仙公園(堺市)の日本庭園の池にカルガモ親子が泳いでいるという記事が載った。花菖蒲やアジサイも咲いているという。6月23日、雨は降らないようなので、車を走らせた。自宅から20分ほどで行ける。この公園は堺市の運営だが、日本庭園は外部業者が経営しているようだ。ここの駐車場は、最初の2時間は¥200 である。府の公園と違って、きめ細かな運営をしている。
 9時半だというのに、暑い。ただ、風があって日陰に入ると心地良い。日本庭園は、65歳以上は無料である。門番をしている歳をとった警備員は、私の顔を見て即座に証明書必要なしといったが、六つ年下の家内には、200円で入園券を買って欲しいと言った。これも、民営化のおかげだろうか。

 入ってすぐの休憩舎から面した池中にある小さな岩の上で、2羽の子供を日差しから守るように、カルガモが休んでいた。はじめは7羽いたそうだが、5羽は死んだということである。休憩舎の入り口付近には、いろいろな花菖蒲が飾ってあったりする。池には、いろいろな鯉が泳いでいる。人が来ると餌をもらえると思うのか、集まってくる。

 暑いせいか小鳥はほとんど姿がない。よく手入れの行き届いた庭園には食草が少ないのか、蝶の姿も少ない。花菖蒲が咲いている杜若池(とじゃくち)には、トンボが留まっていた。数は少ないが、あちらこちらにアジサイが咲いていたりもする。10人余りの絵画グループと思われる御婦人方が、アチラコチラに座って写生に勤しんでいた。

 帰りしなに、色々な花が楽しめる【緑化センター】に回ってみた。ここでは、コシヌキトンボ(いわゆる電気トンボ)が、数多く飛んでいた。ここにも、小さな池や流れが配されている。
 トンボについても全く知識がない。撮った写真を見ながらネットでサーチしてみるが、色々なページがある。トンボは、生息地によってはかなり種が違うるらしい。もっとも自宅に近い【神戸のトンボ】というサイトにまだ試験運用中だが、掲示板(id:kobe pw:tombo)があることがわかった。ここに、コシアキトンボの♀と思っていた写真を投稿して、教えを乞うと、掲示板管理者の odonata さんが、未成熟の雄であると教えてくれた。そういえば、腰のあたりが白い成熟した雄は一匹もいなかった。ありがたいことです。

カルガモ親子;クリックすると大きな写真になります花菖蒲;クリックすると大きな写真になります錦鯉;クリックすると大きな写真になりますスズメ;クリックすると大きな写真になります
カルガモ親子:大仙公園日本庭園(堺)
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO280 1/750s F5.6
トリミング
花菖蒲:大仙公園日本庭園(堺)
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/750s F8.0
錦鯉:大仙公園日本庭園(堺)
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 120mm
(35mm相当180mm)
ISO200 1/750s F6.7
スズメ:大仙公園日本庭園(堺)
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO200 1/750s F5.6
トリミング
タイリクショウジョウトンボ;クリックすると大きな写真になりますシオカラトンボ♂;クリックすると大きな写真になりますシオカラトンボ♀;クリックすると大きな写真になりますコシアキトンボ♂;クリックすると大きな写真になります
タイリクショウジョウトンボ:大仙公園日本庭園(堺)
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO640 1/750s F5.6
トリミング
シオカラトンボ♂:堺市緑化センター
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO3200 1/750s F5.6
トリミング
シオカラトンボ♂:堺市緑化センター
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO1250 1/750s F5.6
トリミング
未成熟なコシアキトンボ♂:堺市緑化センター
2011/6/23
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当 600mm)
ISO2200 1/750s F5.6
トリミング

2010年5月17日

隠居の探鳥ウォーク:子連れカルガモに遭遇


 ヒバリのさえずりが賑やかになってきたので、以前によく聴いた泉北ニュータウンの南部に隣接する鉢ヶ峰地区にヒバリの姿を求めて、今回は車を走らせた。歩いて行くには少し遠い。鉢ヶ峰地区には観光農園があり、車も駐めやすい。

 ここは、専業農家と日曜農家とがいり混ざっているようである。日曜日で天気もいいので、朝8時前というのに多くの人たちが農作業をしている。野鳥の姿も濃い。農道を歩くとケリの甲高い声とヒバリのさえずりの間に、ウグイスの鳴き声が混ざるなどいい音風景である。

 用心深いヒバリだが、ここのヒバリは比較的近くまで近寄らせてくれる。スズメに似て地味な茶色なので畑にとけ込んでみつけにくいが。それに新しい発見がある。ヒバリは空中でさえずるものと思っていたが、地上でもさえずっている。だが、ケリやかなり多く見かけたカワラヒワは近寄らせてくれず、うまく撮ることはできなかった。デジスコで遠くから狙った方が良さそうだ。

鉢ヶ峰からハーベストの丘を望む;クリックすると大きな写真になります鉢ヶ峰から栂方面を望む;クリックすると大きな写真になります 田植えの準備だろうか耕耘機を使っている畑から続いて小高いなだらかな丘になっている。農道を登ってみると、一番高いところ(Kestrel4000 の測定では標高は 88m だった)から南側に、堺市立の農業公園であるハーベストの丘がすぐ裏手に見える。北側には、泉北ニュータウン栂地区方面が一望できる。

 この高台から下をみると小さなため池が見える。このあたりには良く来ていたが、歩き回ったことがなかったので気づかなかった。柵の周りの雑草は刈り取られていて遊歩道になっており、池に突き出たテラスもある。落ち葉を踏みながら歩いていると、すぐ近くの岸辺からカルガモの親子連れが驚いて、池の中央に向かって泳ぎだした。生まれたばかりと思われるヒナが10匹いる。このような光景はTV などでみたことはあるが、生では初めてである。
 
畑のヒバリ;クリックすると大きな写真になりますさえずるヒバリ;クリックすると大きな写真になります親子連れのカルガモ;クリックすると大きな写真になります親子連れのカルガモ;クリックすると大きな写真になります
ヒバリ:鉢ヶ峰(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F6.3 1/2500 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
ヒバリ:鉢ヶ峰(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F6.3 1/2500 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
カルガモ:鉢ヶ峰(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 F5.6 1/640 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング
カルガモ:鉢ヶ峰(堺)
Nikon D70
SIGMA 120-400mm OS
ISO800 5.6 1/640 400mm
(35mm版換算600mm)
トリミング