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Atelierで“センダンの花”が含まれるブログ記事

2020年6月13日

隠居の散策:外出自粛の春(6)大阪市立長居植物園

コロナウィルスによる自粛要請が大阪モデルが功を奏したのか、大阪は5月23日に一部の分野を除いて解けた。公立の植物園も開園となったので、天気の良さにも誘われて、県を超える移動とはならないという口実で、訪れてみた。
 自粛要請が無くなったせいか、日曜日ということもあって、植物園近くのグランドでは、サッカーを興じるグループがおおくいたり、公園の歩道をジョギングやサイクリングする人たちが多く、久しぶりの空気を楽しんでいるようだった。
園内の建物には入れなかったり、予定されていたイベントはすべて中止だった。
この時期、花の中心はバラだ。ここも、バラ園は蜜を気にしなければならないくらいの人出だった。

200524_001.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) ケムリノキ
別名:スモークツリー、ハグマノキ。入り口近くの植え込みに文字通り煙が立っているように咲いていた。  
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
45mm(35mm換算67.5㎜) 1/250 F4.5 ISO:160
200524_005.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) ハナショウブ
別名:噴水が上がっている大きな池の岸辺に、種々のハナショウブが栽培されている。  
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
200mm(35mm換算300㎜) 1/250 F11.0 ISO:100
200524_009.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) スイレン
別名:噴水が上がっている大きな池の岸辺には、白いスイレンが多く咲いている。。  
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
90mm(35mm換算135㎜) 1/250 F9.5 ISO:100
200524_010.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) サラサウツギ
あまり見かけない真っ白なウツギが清楚に咲いていた。  
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55mm(35mm換算82.5㎜) 1/250 F6.7 ISO:100
200524_013.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) シナサワグルミ
公園も奥の方に行くと樹木が茂っている。変わった穂状の花がついていた。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
60mm(35mm換算90㎜) 1/250 F5.6 ISO:640
200524_015.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) センダンの花
この特徴ある白とムラサキの繊細な花の名前が、なかなか同定できなかった。紅葉の季節、ヒヨドリがよく訪れる有毒の白い実はいつも気なるのだが。春にこのような花をつけているとは知らなった。この歳年になっても新しい発見がある。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
135mm(35mm換算202.5㎜) 1/250 F6.7 ISO:320
200524_016.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) キタキチョウ
蝶は期待したが、少なかった。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
140mm(35mm換算210㎜:crop) 1/250 F6.3 ISO:200
200524_020.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) ボタン
公園奥の樹林区域からバラ園に行く道わきに、花やかに咲いていた。シャクヤクとの区分がはっきりしないが、花の形からボタンのようだ。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
280mm(35mm換算420㎜) 1/250 F9.5 ISO:100
200524_022.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) ニッコウキスゲ
一輪密やかに咲いていた。ヘメロカリス属の花の種類は多い。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
120mm(35mm換算180㎜) 1/250 F6.7 ISO:100
200524_023.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) カーディナル
深紅のバラが鮮やかだった。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
60mm(35mm換算90㎜) 1/250 F5.6 ISO:100
200524_026.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) サプライズ
黄色のバラの名札を見ると、ドイツで1993年に作出されたもののようだ。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
60mm(35mm換算90㎜) 1/250 F11.0 ISO:100
200524_028.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) アンジェラ
ドイツで1988年に作出されたもののようだ。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
76mm(35mm換算105㎜) 1/250 F5.6 ISO:100
200524_030.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) ラベンダードリーム
オランダで1984年に作出されたもののようだ。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
140mm(35mm換算210㎜) 1/250 F8.0 ISO:100
200524_032.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) シティ・オブ・バーミンガム
ドイツで1987年に作出されたもののようだ。赤の八重咲は珍しいそうだ。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
60mm(35mm換算90㎜) 1/250 F5.6 ISO:250
200524_034.jpg 2020/5/24 大阪市立長居植物園(大阪市) フレンチラベンダー
歩き疲れて座り込んだベンチの前に、フレンチラベンダーの植え込みが広がり、自宅から抜けだした思われる人たちが、春の陽を楽しんでいた。
 
SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
70mm(35mm換算105㎜) 1/250 F5.6 ISO:125


2016年6月 2日

隠居の散策:泉北ニュータウン栂地区 5月のいきもの(2)

5月は、一番野の花が多い時かもしれない。よくよく観察して歩くと、まだまだ見たことのないいきものが生活している。
 野々井の畑作地の中にある萱が生えているところに行くと、 オオヨシキリの啼き声が聞こえてきた。このオオヨシキリと細い溝のそばで観察したコチドリは、堺市と大阪府のレッドリスト掲載種となっている。オオヨシキリは、夏がくれば、よく観察するが、コチドリは今までに一度しか観察したことはない。

;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市大森
コバンソウ
ヨーロッパが原産とのことであるが、歩く道のアチラコチラに見る形の面白い野草である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f8.0 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市大森
ユウゲショウ
別名はあかばなゆうげしょうである。アメリカの南西部から中央アメリカが原産。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/250 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市大森
スイカズラ
別名で、「きんぎんか(金銀花)」とも呼ばれる。日本古来の植物のようだ。。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/250 f8.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ヘラオオバコ
5月中旬になるとこのように薹が立つ。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f11.0 ISO160 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。160515_007.jpg 2016/5/8 堺市野々井
ムラサキツメクサ
シロツメクサより遅く咲き、花も大きい。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f11.0 ISO320 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ブタナ
名前は、仏名の「豚のサラダ(Salade de pore)」の直訳だそうだ。「たんぽぽもどき(蒲公英擬き)」という別名もあると「ボタニックガーデン」にはある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f11.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ギシギシ
漢名は、羊蹄である。茎の上部に総状花序を多数だし、淡緑色の小さな花を輪生状につける。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/125 f11.0 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市和田川
カルガモ
全画素超解像ズームという機能での撮影。画像サイズがM:3936x2624画素のとき3倍(このレンズの時270mm)となる。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/350 f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ジャンボタニシ(スクミリンゴガイ
堺いきもの情報館に投稿。堺市外来種ブラックリスト掲載種である。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/250 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ヌマガエル
田んぼの畦にたくさんいる。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/90 f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
センダン
畑のそばの雑木林にある。秋には有毒であるがクリーム色の実がなる。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/90 f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
センダンの花
アオスジアゲハがきていたがうまく撮れなかった。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
デジタルズーム3倍 絞り優先AE 1/350 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
コチドリ
堺いきもの情報館に投稿。堺市とともに、環境省レッドリスト、大阪府レッドリストの準絶滅危惧種とされている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
デジタルズーム3倍クロップ 絞り優先AE 1/350 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
オオヨシキリ
堺いきもの情報館に投稿。堺市とともに、大阪府レッドリストの準絶滅危惧種とされている。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
デジタルズーム3倍クロップ 絞り優先AE 1/500 f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
160515_023.jpg 2016/5/15 堺市野々井
キツネノボタン
名前は葉が「ぼたん(牡丹)」に似ていることかららしい。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/350 f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ハハコグサ
名前は、冠毛がほおけ立つ(穂穂け・毛羽)ことから「ほうこぐさ」と呼ばれたのが転じたもの。春の七草のひとつ「ごぎょう(御形)」として親しまれている。とボタニックガーデンにはある。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/350 f5.6 ISO100 露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ヤナギハナガサ
原産は南アメリカのブラジルからアルゼンチンに分布しているらしいが、現在は帰化し野生化したものが世界各地にあるという。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/250 f5.6 ISO100 露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 2016/5/15 堺市野々井
ヒメウラナミジャノメ
普通のものより眼状紋が一つ多い。堺いきもの情報館に投稿。
SONY α7Ⅱ+FE90mm macro
絞り優先AE 1/500 f5.6 ISO100 露出補正 0




2014年6月 4日

隠居の自然散策:小満に ピョコピョコ歩く チドリかな


 5月も下旬の小満初候(5月21日~26日)になって、近くを散策した。それ以降、なにやかやとイベントがあって、散策中に撮った写真の記録が漏れていた。

 特に記録しておきたいのは、お世辞にも綺麗とはいえない二級河川の和田川に、コチドリが現れたことである。川床を浚えた跡の泥土に生息する虫を探していたらしい。

 【鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑】には、次のように解説されている。

 本州、四国、九州の日本各地に飛来する夏鳥(そのうちの少数が西南日本で越冬)。主な生息地は海岸や湖沼、河川の中流域だが、水田や干潟で採食したり、海岸の砂丘や埋立地、内陸の農地などで巣を作る姿もたびたび見かける。外見上の大きな特徴は、目の周囲をふちどる黄色い輪。頭部に白黒の斑紋があり、足はオレンジ色をしている。俗に「千鳥足」と呼ばれるジグザグとした足どりで獲物(主に昆虫類)に近づき、すばやく捕食する。

 因みに、上の図鑑に収録されているplay.gif鳴き声は、可愛らしい声であるが、聞くことはできなかった。

小満の頃に出会った野鳥たち
コチドリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コチドリ:和田川(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50
102.9mm 1/900 f5.6 ISO400
露出補正 なし
コチドリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コチドリ:和田川(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50 4.4-185mm
130.0mm 1/900 f5.6 ISO400
露出補正 なし
ケリ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ケリ:野々井(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50 4.4-185mm
143.6mm 1/950 f8.0 ISO400
露出補正 なし
コサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 コサギ:和田川(堺)
2014/5/20
Fujifilm HS50 4.4-185mm
148.0mm 1/900 f6.4 ISO400
露出補正 なし
アオサギ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 アオサギ:和田川(堺)
2014/5/24
Fujifilm HS50 4.4-185mm
130.0mm 1/550 f5.6 ISO200
露出補正 なし
カルガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 カルガモ:和田川(堺)
2014/5/24
Fujifilm HS50 4.4-185mm
115.0mm 1/550 f5.6 ISO200
露出補正 なし


 野の花は、散策するたびに新しい種類との出会いがある。多分ハルザキヤマガラシやイモカタバミとは、私にとって新しい花である。
 コスモスなどをたくさん咲かせておられる障害者施設の隣接花畑には、面白い青い花が咲いていた。園芸種は、まだ調べる方法がよく分からない。例によって、【この花の名は?掲示板】に投稿すると、マミィさんというかたが、ニゲラと教えてくれた。ネットで調べると別名クロタネソウというそうだ。

小満の頃に出会った野の花
ヒメジオンの蕾:大森;クリックすると大きな写真になります。 ヒメジオンの蕾:大森(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/1000 f8.0 ISO200
露出補正 なし
ナガバギシギシ:大森;クリックすると大きな写真になります。 ナガバギシギシ:大森(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/1000 f8.0 ISO200
露出補正 なし
キツネノボタン:野々井;クリックすると大きな写真になります。 キツネノボタン:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/100 f16.0 ISO200
露出補正 なし
カタバミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カタバミ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/320 f11.0 ISO200
露出補正 なし
アメリカフウロ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 アメリカフウロ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/400 f13.0 ISO200
露出補正 なし
ニワゼキショウ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ニワゼキショウ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/250 f8.0 ISO200
露出補正 なし
カモガヤ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カモガヤ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/60 f25.0 ISO200
露出補正 なし
センダンの花:野々井;クリックすると大きな写真になります。 センダンの花:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/320 f9.0 ISO200
露出補正 なし
ハハコグサ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ハハコグサ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/400 f10.0 ISO200
露出補正 なし
イモカタバミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 イモカタバミ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/400 f10.0 ISO200
露出補正 なし
アヤメ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 アヤメ:野々井(堺)
2014/5/20
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/250 f8.0 ISO200
露出補正 なし
ニゲラ(クロタネソウ):檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ニゲラ(クロタネソウ):檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/80 f25.0 ISO200
露出補正 なし
トウネズミモチの花:大森;クリックすると大きな写真になります。 トウネズミモチの花:大森(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/200 f14.0 ISO200
露出補正 なし
シュロガヤツリ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 シュロガヤツリ:檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/50 f25.0 ISO200
露出補正 なし
ハルザキヤマガラシ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ハルザキヤマガラシ:檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/100 f29.0 ISO200
露出補正 なし
イモカタバミ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 イモカタバミ:檜尾(堺)
2014/5/24
NikonD7000+∑105mm f/2.8
105.0mm 1/30 f18.0 ISO200
露出補正 なし


2014年5月18日

隠居の自然散策:かしましく ヨシキリ啼きて 夏は来ぬ

 
 5月10・11日、いい天気になった。次週の氷ノ山登山に向けて、少しでも歩いておきたいと思ったが、単純に歩くだけは性に合わない。
 この時期(24節気立夏の次候)の、近所にまだ残っている自然を記録に残しておきたいこともある。この春から、特に野の花に目を向けているが、仔細に観察してみると蝶や鳥どころではなく名前の分からない花ばかりである。似たような花がたくさんあり、同定は時間のかかる作業である。
 今は、ノイバラの白い花があちらこちらに咲いている。冬には、うすい黄色の実をたくさんつけるセンダンも、新緑の葉とともに花をつけている。風に揺られて撮影が思うままにならない。小さな一枝を手折って観察するとかなり特徴的な花であることに気がつく。この木は、四季を追って観察したいと思う。

立夏の頃の野の花
センダンの花;クリックすると大きな写真になります。 センダンの花:檜尾(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
43.9mm(35mm換算246mm)
プログラムオート1/900s F5.6 ISO400
露出補正 なし、合成
ノイバラの花;クリックすると大きな写真になります。 ノイバラの花:檜尾(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
24.0mm(35mm換算36mm)
プログラムオート1/250s F8.0 ISO100
露出補正 なし、合成
オオヤマフスマ?;クリックすると大きな写真になります。 オオヤマフスマ?:檜尾(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
53.0mm(35mm換算79mm)
プログラムオート1/100s F5.6 ISO100
露出補正 なし
アメリカフウロ;クリックすると大きな写真になります。 アメリカフウロ:檜尾(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
150.0mm(35mm換算225mm)
プログラムオート1/500s F9.0 ISO100
露出補正 なし
クサフジ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 クサフジ:檜尾(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
65.0mm(35mm換算97mm)
プログラムオート1/200s F9.0 ISO100
露出補正 なし
アカバナユウゲショウとニガナ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 アカバナユウゲショウとニガナ:檜尾(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
55mm(35mm換算82mm)
プログラムオート1/200s F8.0 ISO100
露出補正 なし
オオジシバリ:美木多;クリックすると大きな写真になります。 オオジシバリ:美木多(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
55mm(35mm換算82mm)
プログラムオート1/200s F8.0 ISO100
露出補正 なし
カモガヤ?:美木多;クリックすると大きな写真になります。 カモガヤ?:美木多(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
35mm(35mm換算52mm)
プログラムオート1/60s F4.5 ISO100
露出補正 +1.0
クスダマツメクサ?:美木多;クリックすると大きな写真になります。 クスダマツメクサ?:美木多(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
55mm(35mm換算82mm)
プログラムオート1/200s F8.0 ISO100
露出補正 -0.3
ニワゼキショウ:大森;クリックすると大きな写真になります。 ニワゼキショウ:大森(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
88mm(35mm換算132mm)
プログラムオート1/320s F8.0 ISO100
露出補正 -0.3
じゃがいもの花:大森;クリックすると大きな写真になります。 じゃがいもの花:大森(堺)
2014/5/11
NEX-7+e 18-200mm
77mm(35mm換算115mm)
プログラムオート1/200s F8.0 ISO100
露出補正 なし、合成
ブタナ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ブタナ:野々井(堺)
2014/5/11
NEX-7+e 18-200mm
132mm(35mm換算198mm)
プログラムオート1/320s F8.0 ISO100
露出補正 なし
カタバミ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 カタバミ:野々井(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
106.8mm(35mm換算588mm)
プログラムオート1/2000s F8.0 ISO400
露出補正 なし
スイレン:荒池;クリックすると大きな写真になります。 スイレン:荒池(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
92.8mm(35mm換算516mm)
プログラムオート1/1900s F8.0 ISO400
露出補正 なし


 冬鳥は去って、鳥の世界も季節替えになっている。夏を告げる鳥は、オオヨシキリである。萱の茂る繁みで、お世辞にも綺麗とはいえない低い大音量のさえずりで、縄張りを宣言している。この啼き声を聞くと、夏が来たことを感じる。田植えはまもなく始まるだろう。
 和田川では、鯉も産卵期を迎えたのか、身体をすり寄せて泳いでいる。

立夏の頃の野鳥
ムクドリ幼鳥:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ムクドリ幼鳥:和田川(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
143.6mm(35mm換算804mm)
プログラムオート1/750s F5.6 ISO400
露出補正 なし
ハクセキレイ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:檜尾(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
143.6mm(35mm換算804mm)
プログラムオート1/750s F5.6 ISO400
露出補正 なし
カルガモ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 カルガモ:和田川(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
71.06mm(35mm換算398mm)
プログラムオート1/800s F6.4 ISO400
露出補正 なし
鯉とカルガモ:和田川 鯉とカルガモ:和田川(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
39.3mm(35mm換算221mm)
プログラムオート1/550s F5.0 ISO400
露出補正 なし
ヒバリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ヒバリ:和田川(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
39.3mm(35mm換算221mm)
プログラムオート1/550s F5.0 ISO400
露出補正 なし
セグロセキレイ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 セグロセキレイ:檜尾(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
133.4mm(35mm換算747mm)
プログラムオート1/1600s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ムクドリ:和田川;クリックすると大きな写真になります。 ムクドリ:和田川(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
160.5mm(35mm換算899mm)
プログラムオート1/950s F7.1 ISO400
露出補正 なし
ケリ:和田川 ケリ:和田川(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
185.0mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート1/850s F6.4 ISO400
露出補正 なし
オオヨシキリ:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。 オオヨシキリ:大庭寺(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
130.0mm(35mm換算728mm)
プログラムオート1/950s F8.0 ISO400
露出補正 なし
オオヨシキリ:大庭寺;クリックすると大きな写真になります。 オオヨシキリ:大庭寺(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
143.6mm(35mm換算804mm)
プログラムオート1/1500s F8.0 ISO400
露出補正 なし


 蝶の姿は増えてきた。今、飛んでいるのは モンシロチョウ ベニシジミ アゲハチョウなどが主役だが、ヒメウラナミジャノメ サトキマダラヒカゲなども数が増えてきた。

立夏の頃の蝶たち
ヒメアカタテハ:野々井;クリックすると大きな写真になります。 ヒメアカタテハ:野々井(堺)
2014/5/11
Fuji Finepix HS50
63.6mm(35mm換算357mm)
プログラムオート1/1700s F8.0 ISO400
露出補正 なし
ヤマトシジミ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ヤマトシジミ:檜尾(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
66.0mm(35mm換算370mm)
プログラムオート1/850s F5.6 ISO400
露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ:美木多;クリックすると大きな写真になります。 ヒメウラナミジャノメ:美木多(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
200mm(35mm換算300mm)
プログラムオート1/320s F6.3 ISO100
露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ:美木多;クリックすると大きな写真になります。 サトキマダラヒカゲ:美木多(堺)
2014/5/10
NEX-7+e 18-200mm
200mm(35mm換算300mm)
プログラムオート1/250s F6.3 ISO100
露出補正 なし
ベニシジミ:檜尾;クリックすると大きな写真になります。 ベニシジミ:檜尾(堺)
2014/5/10
Fuji Finepix HS50
55.0mm(35mm換算308mm)
プログラムオート1/850s F7.1 ISO400
露出補正 なし
ageha ナデシコに飛んできたアゲハチョウ:檜尾(堺)
クリックすると Youtube の動画へリンクします

2014/5/10
Fuji Finepix HS50
185.0mm(35mm換算1036mm)
プログラムオート1/900s F6.4 ISO400
露出補正 なし


2012年5月26日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:親鳥を 真似て潜りおる 鳰の子ら


 5月24日は、薄曇りながらいい天気となった。肺炎で入院していた孫も退院したので、禁足令が解けた。
 ニュータウンの庭代台一丁に住む友達の家の前の小さな遊水池に、カイツブリの親子が泳いでいるという。いつもの散策南コースから少し寄り道をすれば、行くことができる。

 いつものように、和田川を上流の南に向かって歩き始めると、ケリ・ヒバリの鳴き声に混じって、オオヨシキリの"ギョシギョシ チカチカ"が聞こえてきた。この春、河川床工事をしていた少し上流は、萱がまだ残っていて緑の葉を茂らせてきている。これらの茂みの中で啼いているのだ。しばらく観察していると、チガヤの中をあちこちと動き回っている。一羽が川岸の冊にちょっとの間留まったが、すぐに萱の中に飛び込んでしまった。オオヨシキリをこのあたりで観察するのは初めてである。

 檜尾地区の畑から、ニュータウンに出て目指す池に向かってみると、カイツブリの成鳥2羽が、池の真ん中あたりで幼鳥3羽に子育ての特訓をしているようであった。幼鳥は水に潜る仕草はするもののすぐに浮いてくる。カイツブリの子育ては、昨年5月25日に、摺鉢池で観察している。

 この時期、鳥や蝶ばかりでなく花に目を向けると、名前をしらない野の花が、あちらこちらに咲いている。花の名前の同定は、種類が多く図鑑やネットでサーチしてもなかなか難しい。こんな時には、いつも【K's Bookshelf】の【この花の名は?掲示板】にお世話になる。今回も、センダンの花アカバナユウゲショウという花の名前を教えてもらった。
そのときのアカバナユウゲショウについてのやり取りを引用させてもらうと、以下のようであった。

nshuhei
毎々、お世話になります。
昨日、畑の畦で撮りました。
花の形が特徴的なので、サーチすればすぐに分かるだろうと思っていましたが、どうもピッタリの花の名前がヒットしません。
背の高さは、せいぜい 50cmまでです。葉・茎は菊に似ているように思います。花の大きさは、1cmくらいの可憐な花です。
よろしくお願いいたします。
rakuichi
アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)と思われます。
nshuhei
rakuichiさん
早速のご教示ありがとうございます。
ネットサーチして確認しました。
「四季の山野草」(http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_518.htm)のページでは、"マツヨイグサのように、淡紅色の花を夕方に開かせるのでこの名がある。"とありますが、写真を撮ったのは午前9時頃とおもいます。
setton8
私も昼間に咲いているのを見ています。興味深い記事がありましたので引用します。
 http://homepage2.nifty.com/syokubutu-kensaku/topic27.html
 http://pepd.blog66.fc2.com/blog-entry-52.html
このようにして、ネットを通じて知識は増えていくのであるが、すぐに忘れるので記録しておかねばならない。ブログは、物忘れがひどい年寄りには、ありがたいシステムである。

センダンの花;クリックすると大きな写真になります ナヨクサフジ;クリックすると大きな写真になります 野ばら;クリックすると大きな写真になります ウツギ;クリックすると大きな写真になります
センダンの花:大森(堺)
参照:センダンの実は白い
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1250 F32.0)
露出補正 +2/3
ナヨクサフジ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
野ばら:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F32.0)
露出補正 なし
ウツギ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 420mm
(35mm相当630mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
ノアザミ;クリックすると大きな写真になります アカバナユウゲショウ;クリックすると大きな写真になります ヤナギハナガサ;クリックすると大きな写真になります ハコネウツギ;クリックすると大きな写真になります
ノアザミ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1600 F32.0)
露出補正 なし
アカバナユウゲショウ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 290mm
(35mm相当435mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F32.0)
露出補正 なし
ヤナギハナガサ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 170mm
(35mm相当255mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO1100 F29.0)
露出補正 なし
ハコネウツギ:美木多(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当570mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO500 F32.0)
露出補正 なし


オオヨシキリ;クリックすると大きな写真になります カイツブリ親子;クリックすると大きな写真になります セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になります ケリ;クリックすると大きな写真になります
川岸の冊に留まったオオヨシキリ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
絞り優先オート
(1/100s ISO4500 F32.0)
露出補正 なし
トリミング
カイツブリ親子:庭代台(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO900 F6.3)
露出補正 -2/3
トリミング
セグロセキレイ:美木多(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO160 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ケリ:美木多(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング

 カメラ操作にまだまだ未熟で、シャッター優先にすべきところを絞り優先だったり、その時の絞りの確認できていなかったりでミスばかりである。被写体がじっとしていてくれないせいにしているのだが。

コチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります ツマグロヒョウモン;クリックすると大きな写真になります
コチャバネセセリ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
ヒメウラナミジャノメ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当570mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
サトキマダラヒカゲ:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1000s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
ツマグロヒョウモン:檜尾(堺)
2012/5/24
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO400 F6.3)
露出補正 なし