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Atelierで“ムービー”が含まれるブログ記事

2014年10月 4日

隠居のJazz: 2014 和泉の国ジャズストリート


 今年も 和泉の国ジャズ・ストリートが開催された。9年目になる。泉北高速鉄道のいずみ中央駅近辺のショッピングセンターやカーディーラー、はてはお寺までの会場でJazzやカントリー・ソングなどのライブが楽しめる。いずみ中央駅から程遠くない住宅地に住む友人と最初から聞きに行っている。ジャズ・ライブを聞いた後、一杯のやるのが楽しみである。
 今年は、私が日曜日に野暮用があって、土曜日の前夜祭に聞くことにした。前夜祭は、いずみ中央駅の構内だけで催される。
 毎年、前夜祭にも参加している友人は、前夜祭を聞きに来る人が多く、立ち見を覚悟しなければならないという。幸い、夕方5時半過ぎから始まった富田宗雪&シンパシーという女性ボーカルとトロンボーンを中心とするクインテットの演奏のときには、最後列の折りたたみ椅子の席が2つあいた。富田宗雪のボーカルは毎年聞いているが、パンチがあってなかなか楽しい。このボーカリストは、民謡を Jazz 化して歌うことに情熱を燃やしているようだ。ソーラン節と 沖縄民謡「花」を披露してくれた。


 録音は、スマホ Xperia A(SO-04E) で録音したものだが、割合ちゃんと録れているようだ。

 このような Jazz Live はなんといっても Dixieland Jazz が楽しい。飯田宗雪のバンドの後は、毎年このJazz Street で演奏している Rambling Fellows の Dixie だった。梅田のニューサントリー5に出演するぐらいの実力派だ。35分ほどのライブで聞いている時は問題ないが、録音したものを聞いてみるともうちょっとかなと思ってしまう。

Rambling Fellows の演奏
Maskrat Ramble Indiana
DSC04806-001.JPG DSC04810.JPG


 これらのVideo は、SONY NEX-7 で録画したが、手持ちだったので、揺れていたりする。また、レンズのズームがきついので、スムーズではない。音は、鮮明に録れているようだ。
 SONY NEX-7 の録画ファイルは、.MTS という独自形式であるが、これを iWisoft Free Video Converter で mp4 に変換し、Microsoft のムービーメーカーで編集したものを YouTube にアップロードした。

 なお、毎年 和泉の国ジャズストリートの記事をアップロードしている。年次ごとの記録は以下のとおりである。

第 1回:隠居、和泉の国ジャズストリートで Live Jazz を楽しむ
第 2回:第2回和泉の国ジャズストリート
第 3回:第3回 和泉の国ジャズストリート
第 4回:隠居のJazz:第4回和泉の国ジャズストリートを楽しむ
第 5回:隠居のJazz:今年も第5回和泉の国ジャズストリートを楽しんだ
第 6回:隠居、第6回 和泉の国ジャズストリートを楽しむ
第 7回:和泉の国ジャズストリート 2012
第 8回:隠居のJazz:和泉の国Jazz Street(2013)

2012年9月30日

隠居のパソコン備忘録: ブログ(MT4)に、動画(You tube)をアップロードする


 ブログに動画を載せたい場合がある。Jazz street での楽団演奏の録画や水鳥の動きなどである。このごろのデジタルカメラは、動画撮影機能がついているのが普通である。
 今年も開催された和泉の国ジャズストリートでは、Nikon Coolpix P510 で、SLMC(泉陽高校軽音楽部)の演奏を録画した。設定は、初期設定のままである。初期設定では、HD 1080p(1920x1080) となっている。それ以外のファイルに関する情報は取説には記載されていない。
 デジカメで撮った写真や動画は、Picasa3 でパソコンにとり込む。取り込んだファイルの拡張子は、写真の場合 .jpg であるが、動画は .MOV となっている。ファイルの種類は、Quick Time ムービーとなっている。
 これでは、Microsoft のWindows Media Player では再生できない。Quick Time ムービーは、Apple が開発したソフトだから無理もない。撮影した動画をタイトルをつけたりして編集するのは、フリーのソフト(Windows XP service pack2 に付属している)である moviemaker を使っている。
 デジカメで撮った動画の最初は、Canon IXY900IS であった。これでの動画の形式は、Microsoft の AVI ファイルだったので、moviemaker で編集することができた
どうやら、Canon と Nikon はこんなところでも張り合っているらしい。

 使い慣れた moviemaker で編集するためには、MOV を AVI に形式変換しなければならない。今年の冬に、ハシビロガモの集団採餌行動を NikonD7000 で録画編集した時には、ファイルの形式変換は、AVS video converter を使用した。今回も、AVI に形式変換し、moviemaker に読み込んで見ると、次のようなメッセージが出てファイルを読み込めない。
ファイルの再生に必要なコーデックがコンピュータにインストールされていないため、aviファイルを読み込むことができません。必要なコーデックを既にダウンロードしてインストールしている場合は、Windows ムービー メーカーを閉じてから再度開始し、もう一度ファイルを読み込んでください。

 必要なコーデックというのを探すソフトを導入して、探してみたが要領がよく分からない。AVS video converter の最新バージョンをインストールして動かそうとしたが、確か以前は無料(お試し期間中?)だったのが有料になっている。しかも、結構高い。それで、試行錯誤してみると FREESTUDIO というパッケージの中に、Free AVI Video Converterというソフトがあるのがわかった。
 このソフトで MOV を AVI に形式変換してみると、今度は moviemaker で変換後のファイルを読み込むことができた。タイトルをつけるなどの簡単な編集をして、レンタルサーバーにアップロードし、ブログ本文からリンクすると再生するようになった。

 和泉の国ジャズストリートでのランブリンフェローズという楽団のデキシーを、Sanyo(現在、この会社名はなくなっている) の PCM レコーダーで録音した .mp3ファイル を Yahoo Media Playerを使ってブログに記載しようと再調査していると、Yahoo Media Player は Yahoo webplayer と名前が変わって、動画(You Tube)も簡単にアップロードできるようになっている。
アップロードの方法は簡単である。Yahoo が提供するつぎのような JavaScript を、ブログのHTML <head> 部に置く。Instruction では、<body>部の下部におけとあるが、Movable Typeでは、 上手くいかなかった。 
<script type="text/javascript"> var YWPParams = { theme: "silver" }; </script>
<script type="text/javascript" src="http://webplayer.yahooapis.com/player.js"></script> 
上の行は、ブログで表示するときに、枠を黒ではなく、灰色にするために入れたスクリプトである。なくても問題はない。
 YouTubeの動画をブログで表示するには、次のようなコードを挿入したい場所に、記述するだけでよい。
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=elg9OjDJIB8&feature=youtu.be"><img alt="DSCN0641.jpg" src="http://n-shuhei.net/atelier/photo_senboku/DSCN0641.jpg" width="200" height="133" /></a>

イメージファイル部分をテキストにしても問題はない。イメージ写真にすると、真ん中に再生アイコンが表示される。

 ブログ上にYouTube の動画を表示するには、もちろんYouTube に動画をアップロードしておく必要がある。今まで、YouTube に動画をアップロードした経験はないが、それほど難しい作業ではない。
  YouTube にアクセスすると YouTube は Google の一部になっているので、すでにGoogle にアカウント(普通は、gmailのアドレスがID )を持っておれば、マイチャネル(登録チャネル)が表示されるようだ。

upload00.JPG


 右上のツールタグの【アップロード】をクリックすると下のスクリーンショットようになる。
upload01.JPG

 PC にある動画(この場合、hashibiro.wmv というファイル:形式は、ほとんどOK のようだ)を選んで、アップロードすると、下のような画面となり、YouTube のファイル名(URL)が右上に表示される。
upload03.JPG
 下の Sample画像は、ブログの中に、次のように上のURL 組み込んで表記している。
<a href="http://www.youtube.com/watch?v=v4kdwpAnmGM&feature=context-gau"><img alt="ハシビロガモ動画" src="http://n-shuhei.net/atelier/photo_birds/120208_0181-thumb-150x100.jpg" width="200" height="133" /></a>

Sample 動画(YouTube)
ハシビロガモ動画

2011年10月 4日

隠居のスマートフォン備忘録:(12) Xperia acro で動画を撮影する


 スマホ Xperia acro には、録画機能が付いている。普通のコンデジと同じように、カメラに動画を撮る機能が付いているのだ。
 操作は簡単である。
  1. カメラを起動したときに表示されるボタンbutton01s.jpgのフィルムマークをタップすると動画撮影モードとなる。
  2. このモードで、画面中央あたりをタッチ(長押し)すると撮影が始まる。
  3. 撮影が始まると、横向き画面の左下に、赤い丸印と撮影時間button02.jpgが表示される。
  4. 撮影を終了するには、再び画面中央あたりをタッチ(長押し)する。なお、そのためには下の画面でも表示されているタッチ機能を ON に設定しておく必要がある。
  5. 撮影した動画は、メモリーカードの /DCIM//100ANDRO フォルダーに保存される。動画の形式は、mp4 である。

 動画モードでは、メニューボタンを押すと現れる下の画面のように、色々な設定ができる。YouTube への投稿などでは、ムービーサイズを VGA または QVGA(VGA の 1/4 のサイズ) で撮影するのがいいようだ。
 ただし、Xperia acro の動画撮影では、ズームは効かない。総合点でいえば、コンデジ(私の場合、Canon IXY) の方が上である。
111002-movie02s.png
 私は撮った動画を編集する場合は、従来 WindowsXP についている moviemaker というソフトで処理してきた。(詳しくは、【隠居、MovieMaker でデジカメ AVI ファイルを編集してブログに載せてみる】を参照)
 ところが、この moviemaker というソフトは、Xperia acro で動画として保存される mp4 ファイルを処理できない。(なにか、方法があるのかもしれないが見つからなかった。)それで、これを AVI ファイル( moviemaker で編集できる)に変換できるソフトを探してみると、いろいろとある中で、有料であるがオーディオに関連するソフトを集めた AVS4YOU software という suite 製品が使いやすそうなので、導入した。
この製品のビデオソフトウエア⇒AVS Video Converter を使うと下のスクリーンショットのように、簡単にファイルの変換(mp4からAVI )ができる。
VideoConverter_02.JPG
 Video ファイルを編集する(タイトルをつけたり、文字を挿入するなど)には、同じ suite の中の AVS Video Editor がいいようである。なお、Video ファイルをカットするには、Free Video Dub というソフトは、機能が " 特定場面の切り捨て " に絞られている分、余分な機能がなく使いやすい。
 下のスクリーンショットは、 AVS Video Editor を使って、前々回のエントリー【隠居、第6回 和泉の国ジャズストリートを楽しむ】に掲載している Video file の編集している画面である。慣れるには、少しトライ&エラーが必要であるが、さまざまな機能が用意されている。
VideoEditor01s.jpg

関連エントリー

2009年9月28日

隠居の大阪散歩:「水都大阪2009」を歩いてみる

 久しぶりに家に帰って来るという娘と中之島中央公会堂の前で落ち合って、「たいしたことはないよ」と聞いているイベントの「水都大阪2009」に行ってみることにした。こんなことでもないと、3人揃って大阪の街を歩くようなことはない。

 中之島あたりは、このイベントのためだろう整備されてずいぶんきれいになっていた。沢山いたホームレスも排除されたのか姿がない。真夏日になるという晴天の下、どこかの旅行会社と思われる熟年ツアーも行列して歩いている。こちらも、公会堂前から京阪天満橋駅そばの八軒家浜まで中之島をブラブラ歩いた。

  この「水都2009」の催しのひとつとして「水辺の文化座」というの開催されている。その中に井上信太というひとの「サファリパークプロジェクトin中之島」の展示アートがある。ベニア板を動物の形に合わせてくりぬいたものだが、立体的に見える面白い作品だ。

 八軒家浜会場では、Rubber Duck Projectのラバーダックが浮かんでいる。そのかたわらで、モンベルという関西に本拠を置くアウトドアー用品の会社が、カヌー教室を開いていたりする。この会社、なかなか良い製品を作っている。私も、この会社の製品をいくらか持っている。中之島近辺の川もずいぶんきれいになっているので、気持ちよさそうだ。

 強い陽射しの中を歩いたので、喉も渇き、おなかも空いた。八軒家浜に川床があるらしいとパンフレットにあったらしいが、見あたらない。(どうやら、北浜テラスと間違っていたらしい。)川は見えないが、京阪電車の天満橋駅地下にある飲食街のイタリアン・レストランに入って、ビールとランチを楽しんだ。リーズナブルな値段の割には、美味しかった。

ラッキードラゴン・ビデオ:クリックすると始まります。 1時15分くらいに、アート船プログラムの目玉であるラッキードラゴンのパフォーマンスが始まった。夜には、火を噴くパフォーマンスがあるようだ。
 持っていた CanonIXY900IS の動画モードで撮ってみた。表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(12MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

 娘が大阪城の天守閣に登ったことがないというので、淀屋橋の乗り場から水上バスに乗って大阪城に向かった。水上バス船着き場から天守閣までのアプローチは結構な距離がある。そういえば、私もまだ仕事をしていた頃に取引先のアメリカ人を案内してから、行ったことはない。そのときは車で天守閣近くの駐車場にいったのだ。もう15年以上前の話だ。多分改装中だったような記憶がある。
 天守閣に登ってみると周辺は公園として整備され、結構広い緑地になっている。デジスコをかついで、また来たいものだ。
中之島公会堂付近:クリックすると大きな写真になりますラバーダックとカヌー:クリックすると大きな写真になります井上信太氏の作品:クリックすると大きな写真になります大阪城天守閣:クリックすると大きな写真になります


2008年12月30日

空を舞うムクドリの群れ

 午後4時過ぎになって夕刊を取りに外に出ると何百羽というムクドリが、雲霞のごとく空を舞っている。今年は少し遅いような気がするが、毎年11月末くらいからこのような現象が起こる。
クリックするとビデオがダウンロードされます 初めひとつの群れが回遊するように飛び回ると、どこからとなく他の群れが近寄って合体する。観察してみるとどうやら3つ4つの群れが合体して空を回遊したあと、近くの竹藪に止まって、かなりの騒音をまき散らす。

 デジカメではあまり雰囲気のでる写真は撮れないので、コンデジCanonIXY900ISの動画モードで撮ってみた。手ぶれもしてあまり鮮明に撮れていないが、雰囲気は出ているようである。

表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(7MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

2008年12月16日

今冬もヒドリガモが。:泉北桃山公園

 家のすぐ近く桃山公園横の池に、この冬もヒドリガモが飛来している。同じ泉北でも池によって飛来するカモの種類が異なるようだ。どのような習性になっているのだろうか。Wikipedia では、「水面に浮かぶ植物性の葉や茎・根・種等を採食する。」とあるから、この池には好む餌が豊富なのかもしれない。隣の池には、一羽もいない。

クリックするとVideoをダウンロードします 3人目の孫が生まれた翌日、この赤ちゃんの7つ年上の兄を連れてヒドリガモを見に行った。食パンの切れ端を投げ入れると争うように集まってきた。植物性のものなら何でも食べるのかもしれない。

 公園の池には池に倒れた枯れ木に、アオサギがじっと止まっていた。ここでは、釣りは禁止になっているが、禁を犯して釣り糸を垂れる大人たちがいるから魚はいるのだろう。アオサギはそれを狙っていたのかもしれない。

 今年は台風が来なかったせいか、紅黄葉が散らずに樹々に残っている。コナラの黄色い葉っぱやハゼの紅が、このような住宅街の池端でも結構きれいだ。

 表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(11MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

2008年12月 3日

隠居、「夜明け前」の舞台を巡る

 まだ、現役だったころ、あるソフトウエア販売会社ユーザー会のお世話をしていた。その役員会の親睦旅行『中山道木曽11宿と「夜明け前」の舞台を巡る旅』に誘っていただいた。

 新幹線名古屋駅に集合し、レンタカーで馬籠・妻籠・上松・木曽福島・奈良井などを二日間で巡ってみようという試みである。
 案内メールに、島崎藤村の「夜明け前」を読んでおくと旅が面白くなるのではとの示唆があったので、Amazon でとりよせて読んでみることにした。歳をとっての読書は、はかがいかない。それでも名古屋までの電車・新幹線の中まで読み継いで岩波文庫の第一部上下の上だけはようやくほとんど読み終えた。

クリックすると大きな写真になりますDSC_0976.JPG 中山道木曽路は、南から馬籠・妻籠・三留野・野尻・須原・上松・福島・宮ノ越・薮原・奈良井・贄川 の11宿が続く道である。企画してくれた人は名古屋在住で、この木曽路を歩き回っているようで、見るべきポイントを押さえてくれる。
 傍らに南天の赤い実が垂れ下がる石標 「これより北、木曽路」は、馬籠の手前、新茶屋と言うところにある。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 馬籠は、「夜明け前」の主人公「青山半蔵」が住居したところであり、島崎藤村の出身地でもある。馬込峠へ向かう緩やかな坂道に、本陣跡や土産物屋などが町並みを保存しつつ並んでいる。初めてなのに妙に懐かしくおもえる風景である。
 妻籠は、馬籠に比べればこぢんまりとしている。朝食が早かったので、「おやき」に手を出した。うまかった。

クリックすると大きな写真になります 定年後、上松で木工を習っているユーザー会元役員と落ち合った創業300余年なる蕎麦屋「越前屋」の寿命そばが空腹を満たしてくれた。
 ユーザー会の元役員は、木工職人を養成する学校で若い人たちと1年間学ぶらしい。平日は上松に借りたあばらやで、単身生活をしているとのことである。作品を見せてもらったが、私のような叩き大工とは比べものにならない精巧なものだった。寂しい雪の季節を過ぎれば、きっと素晴らしい家具ができているに違いない。やっぱり、本当の技は、木の香のするこのような町で学ばなければならないのだろう。

クリックすると大きな写真になります 恵那峡を見物したあと、木曽福島市街をブラブラと散歩すると初冬の冷たい風が肌をさすようであった。
 宿は、木曽福島から山道を入ったひなびた一軒宿「駒の湯」だった。 早速、温泉に飛び込むと心身共に豊かになった気分である。鹿の肉など地の珍味がでた宴は、ついついアルコールの度がすぎて、饒舌になっていたらしい。普段話し相手の少ない老人は、たわいもないおしゃべりもまた馳走なのだ。

 翌日、四大関所の一つ福島関所(他の三つは(東海道の箱根関所・荒居関所、中山道の碓井関所)を訪れた。 「夜明け前」の有名な冒頭は、
 木曽路はすべて山の中である。あるところは岨(そば)づたいに行く崖の道であり、あるところは数十間の深さに臨む木曽川の岸であり、あるところは山の尾をめぐる谷の入り口である。一筋の街道はこの深い森林地帯を貫いていた。
とあるが、この福島関所あたりがもっとも狭い個所だったのだろう。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 木曽福島から、木曽義仲と巴御前が育った宮ノ越を経て、漆器で有名な木曽平沢の道の駅「木曽くらしの工芸館」に立ち寄って、奈良井の宿に車を駐めるころには、霰がぱらついていた。このあたりは、もうシーズン・オフなのか日曜日というのに人出は少ない。

クリックすると大きな写真になります 木曽路の紅葉はすでに終わっているようだが、このあたりの主たる産業は林業だろう。それこそ江戸幕府の時代から尾張藩は、針葉樹のひのき・さわら・あすひ・ねずこ・こうやまきの五木を人の命より大事にしたようだ。木曽路に紅・黄葉する落葉樹が少ないのは、そのせいかなと思われる。

クリックすると大きな写真になりますクリックすると大きな写真になります 昔の街道を保存している馬籠・妻籠・奈良井とあるが、この奈良井の宿が最も大きい。みやげもの屋やお休み処など沢山ある。ちょうど昼時となったので、「こころ音」という蕎麦屋に入った。木曽路は蕎麦がよく似合う。冬季限定の「とうじそば」は、冷えた体には格別だった。信州には、かなり広く普及しているようだ。

 帰途は、361号線の「権兵衛」トンネルを抜けて、伊那ICから中央自動車道に乗り名古屋に帰った。車窓から遠望できる南アルプスは白く雪をかぶって真っ白にかがやいていた。

クリックすると動画になります 運転してくれた仲間をねぎらって松坂屋7Fの居酒屋で食事をし、外に出ると駅壁面に年末のイルミネーションが年の瀬を感じさせてくれた。
 表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(7MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。


maps_kiso.jpg 大阪までの新幹線で、「夜明け前」の残り部分を2日間の行程を思い出しながら読んだ。 一部・二部とも読み終えたら、もう一度木曽路に訪れてみたいものだ。

右の画像をクリックすると Google Map による訪問地の地図がでます。

 

2008年11月17日

隠居、水上バスに乗る

 40年以上続いている学生時代教育キャンプ・カウンセラーのOB 会が、今年は大阪堂島の「中央電気倶楽部」で、ささやかなパーティ形式で行われた。

Link_avi_1.jpg そのオプションとして、水上バスで中之島めぐりが企画された。大阪近郊に長らく住みながら乗りそびれているので、よい機会と参加した。
 天気予報では雨が予想されたのに、気持ちのよい晴天となった。
 低い川から町並みを眺めてみてもたいしたことはないだろうと予期していたが、この予想は完全にはずれた。運船コースは大川を造幣局や大阪城公園などの桜堤に沿っていく。
 今年は台風が来なくて葉っぱが残っている桜は赤く綺麗だ。桜時分はもっとはなやかだろう。話では、乗船するまでかなり待たされるのだそうだが。
 大阪ビジネスパークなどの高層ビルも川面から見上げると「大阪って、案外ええやん」と思ってしまう。

 水上バスのアクアライナーは、満潮時低い橋桁をくぐり抜けるために、天井が下がるようになっている。面白くて、携帯していた CanonIXY で動画撮影をしてみた。
 表示している写真をクリックすると動画のダウンロード後(20MBほどあるので時間が少しかかるが)、WindowsMediaPlayer でムービーが始まるはずである。ただし、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。

2008年11月 3日

隠居、MovieMaker でデジカメ AVI ファイルを編集してブログに載せてみる

 最近手にいれた Canon IXY900IS は、このごろのコンデジには普通になっている動画が撮れる機能がついている。この機能を使って簡単な動画を編集し、ブログMT4.1 にエントリーしたので記録として残しておきたい。

 メタボ管理のために最近始めた早朝ウォーキングはただ歩くだけではつまらないので、このコンデジを小さなウエストポーチに入れていき、新しい発見を記録することにした。
 泉北ニュータウンに30年以上住んでいるのに東西南北がいまだによくわからないが、自宅を中心にして、往復1時間~2時間、歩数計にして 6,000--10,000 歩ほど、なるべく車が走らない道を選んで歩くと、今まで気づかなかった新しい発見が待っている。

 川がそちらの方向に流れているので、阪神間で育った人間にはとても北とはおもえないが、今まであまり歩いたことのない北部を歩いてみることにした。ニュータウンができる前からの地元で、小さな田畑や建設会社の資材置き場や工場などが散在しているゴミゴミしているところという印象であった。それに比べれば、ニュータウンは公園・緑道が整備され草刈りや樹木の剪定など税金が沢山使われている。ちょっと本題から離れた。

 この泉北ニュータウンの北部地域には、昔からのため池がたくさんあるようだ。その中でも大きな「小田之池」に農家(?)の間の細い道を辿っていくと、なんと水鳥が群れている。 動画を試してみることにした。Canon IXY900IS を取り出し、モードダイヤルを動画に設定して、池の中央あたりに群れている水鳥にズームした。コンデジの動画撮影は、ほとんどがカメラ任せである。

 自宅PCで、動画ファイルの拡張子を確認すると AVI ファイルになっている。写真(jpg ファイル)のPCへの取り込みは、カメラ購入時に付属しているソフトは使わずに、Google の Picasa でしているが、 AVI ファイルを取り込む機能はない。そこで、「マイコンピュータ」でフォルダー表示を行い、USB接続でつないだカメラのフォルダーに表示される AVI ファイルをPC のディスクにコピーして取り込んだ。
 avi ファイルは、Windows Media Player で再生できる。ただ単純にこのファイルをブログにUPするだけではつまらないので、タイトルをつけるなどの編集をすることにした。

 「 AVI ファイルの編集」でググッて見るとたくさんヒットするが、検索結果の一番に表示される "動画編集 ソフト - k本的に無料ソフト・フリーソフト"に多くの動画ファイル編集ソフトが紹介されている。そのなかの、WindowsXP に付属するMicrosoft の「Windows ムービー メーカー」で編集することにした。この MovieMaker というソフトは、Program Files → Movie Maker フォルダーの中にある moviemk.exe を実行すれば起動できる。

 先のエントリーにも紹介した題材をもとに左のような動画を作成した経験をメモしておきたい。初めての経験なので、多分もっと良い方法があったり多彩な編集ができたりすると思うが、今後経験を積んでいけば書き加えていきたい。
 画像をクリックするとWindows Media Player が立ちあがり、ファイルがダウンロードされるはずである。ファイルは 10MB ほどあるのでダウンロードに少し時間がかかる。
 これを再生するには、Windows Media Player の「ツール」→「オプション」→「ファイルの種類」で、Windows Media ビデオファイル(wmv) にチェックが入っている必要がある。
クリックすると大きくなります
  1. moviemk.exe を実行すると右の screenshot のような画面になるので、ツールアイコンの「作業」をon状態にする。画面の下部の作業ウインドウのツールバーの右端が「ストーリーボードの表示」となっておれば、それをクリックすすると screenshot のような画面になる。この画面の上部は、新しいビデオを編集するための素材を提供し、下部はそれらを利用して新しいビデオを作成する画面と考えると分かりやすい。
  2. 上部3分割画面の左欄「ムービー作業」の 「1.ビデオの取り込み」 「ビデオの読み込み」 をクリックすると読み込むファイルを指定するポップアップ画面がでるので、デジカメからコピーしたAVI ファイルを指定し、「読み込み」ボタンを押す。読み込んだファイルは、中央の作業画面に表示される。異なるファイルを異なるフォルダーから読み込むと新しい画面に表示され、個々に異なる「コレクション」ファイルとして保存される。コレクションとは編集するためのライブラリーと考えればいいだろう。上部ツールアイコンの「コレクション」をクリックすると上部3分割画面の左欄に表示される。コレクションのひとつをクリックすれば、それに付随するファイルが上部3分割画面の中央部に表示される。なお、読み込んだファイルは「クリップ」と呼ばれる。
  3. クリックすると大きな写真になります
  4. 撮影してきたAVI ファイル(クリップ)が長かったので、半分程度をトリミングして短くすることにした。
    トリミングを行うには、作業ウインドウのツールバーの右端アイコン「タイムラインの表示」をクリックする。表示は「ストーリーボードの表示」となる。
    コレクションからトリミングするファイルを選択し、作業画面にドラッグする。
    トリミング部分はクリップの開始部分からか終了部分からかのどちらかからしか指定できない。screenshot のようなマークがでるので、トリミングする部分までドラッグする。中間をトリミングするには、はじめにクリップの分割が必要である。分割の方法については割愛するが、ヘルプを見れば分かる。
  5. クリックすると大きくなりますクリックすると大きくなります
  6. 次にクリップを連結した。クリップを連結するには、連結するクリップがあるコレクションを開き、連結するクリップを連結する位置にドラッグする。ドラッグするとストーリーボードは右の screenshot のように表示され、再生ボタンをクリックすると2つのクリップが連続して再生される。
  7. このままでは愛想がないので、タイトルや効果を入れることにした。
    1. クリックすると大きくなります画面上部のツールアイコンで「作業」を選択する。
    2. ムービー作業欄の「 2. ムービーの編集」→「タイトルまたはクレジットの作成」をクリックするとタイトルを入れる場所を聞いてくるので、この場合、「タイムラインで選択したクリップにタイトルを追加する」を選んだ。
    3. するとタイトルを入力する画面が現れるので、タイトルを入力する。
    4. クリックすると大きくなります
    5. 下の「詳細オプション」→「タイトル・アニメーションを変更する」をクリックするとタイトルの表示方法(アニメーション)やタイトルの字の大きさや色などを変更することができる。ここでは、アニメーションを変更で「新聞」を選んだ。「終了、タイトルをムービーに追加する」をクリックしてセーブするとクリップの頭に取り込まれる。アニメーション「新聞」では、字の大きさや色などを変更することはできないようだ。
    6. クリックすると大きくなります
    7. クリップのつなぎ目をすこし格好良くするには、下部のビデオ編集を「ストーリーボードの表示」にして、「作業」画面→「ムービーの編集」→「ビデオ切り替え効果の表示」をクリックすると出てくるビデオ切り替え効果から好みのものをクリップのつなぎ目にドラッグすればよい。



    8. クリックすると大きくなります
    9. 編集したムービーの最後に、撮影日・場所などを表示する画面(クレジットと言われる)を追加することができる。
      クレジットの作成は、ムービー作業欄の「 2. ムービーの編集」→「タイトルまたはクレジットの作成」をクリックすると出てくるポップアップ画面で、「ムービーの最後にクレジットを追加する。」を選択する。
      入力画面が出てくるので、表示したい情報を入力し、「終了、タイトルをムービーに追加する」をクリックしてセーブすればよい。
    10. クリックすると大きくなります
    11. BGM として何か音楽を流したい場合には、BGM にする曲(mp3でOK)を「ムービー作業」→「ビデオの取り込み」→「オーディオまたは音楽の読み込み」で表示されるポップアップ画面でファイルを指定し、「取り込み」をクリックすると、開いているコレクションに読み込まれる。
      このファイルをタイムライン画面にある「オーディオ/音楽」欄にドラッグすればよい。
      BGM とするファイルは、あらかじめ Sound Engine をつかって、ムービーの長さにトリミングしたり、フェードイン・フェードアウトをほどこしておいた。
  8. これらの作業は「プロジェクト」と呼ばれ、作業途中でも「ファイル」→「名前をつけてプロジェクトを保存」すれば、あとで続けることができる。
  9. 作成したムービーは、作業画面の「ムービーの完了」→「コンピュータに保存」でブログにアップできるファイルを保存できる。保存後のファイルの拡張子は、wmv となる。


 このエントリーを投稿するには、ずいぶん時間を要した。初めての経験を確認しながら、再度作業をし、screenshot などを用意したためである。
 このようにして記録しておかないと老人のぼけた頭ではすぐに再現できないし、記録にすることで復習することができる。

2008年2月23日

隠居、メニューをFlashボタンに変えてみる

 エントリーした日が表示される Flash の横長カレンダーや表示する地方を指定できる Flash 天気予報は、Kinarie&May さんの作品を使わせてもらっている。

 このサイトのメニューボタンが、なかなか洒落ている。自分でカストマイズできるように、Flashメニュー素材も公開されている。変化するメニューボタンを作りたかったので導入させてもらおうと思ったが、今気に入っている動きのあるタイトルを変えなければならないので諦めた。

 もう一度、Flash8 を学習しなおすうちに、先日作った「音の鳴る動きのあるリンク・ボタン」を作ったときの方法を応用すれば、少し似通ったものができるのではないかと気がついた。どうにか形になったので、例によって自分の記録用にかきとめておきたい。
 
  1. Flash8 を立ち上げ、新規→フラッシュドキュメントを選択する。
  2. 「修正」→「ドキュメント」で、メニューボタンを設置する場所の大きさに合わせて、ステージの大きさ・背景色を決める。今回は、1000px X 40px の大きさで、カラーピッカーでスポイドしたブログ・タイトルの背景色(#784028)にした。
  3. 「挿入」→「新規シンボル」でボタンを選択して、title_homeとボタン名を付ける。(名前はなんでもよい。)
  4. ボタン作成画面の再生ヘッドがアップにある状態で、ツールパネルの矩形ツールでステージ内に長方形を描く。
  5. レイヤー1のアップフレームをクリックし、ステージ上の長方形をクリックすると、プロパティ・インスペクターがシェイプに変わって、長方形を編集することができる。今回は、130 x 25px の長方形を描いた。
  6. アップ時のボタンの色(塗りのカラー)は、プロパティ・インスペクターにあるバケツの横の四角をクリックすると出てくるスポイドで、画面上の好きな色をクリックすると変えることができる。また、出てくる色パネルから選択したり、6桁の色番号を指定したリストことができる。色番号を指定する場合には、WebColorCreator というカラーピッカーを利用すると便利である。
  7. ボタンの枠線は、境界線を明瞭にするために、細い実線とした。
  8. テキストは、ツールパネルから、テキスト[A]アイコンをクリックし、プロパティ・インスペクターで、フォント・大きさ・色などを指定し、ステージ上で入力し、ボタン上にドラッグする。今回は、フォントは Verdana 12pt Bold 白を選んだ。
  9. 次に、ボタンのオーバーフレームを右クリックして、「キーフレームを挿入」をえらぶと、アップ・フレームと同じボタンが表示される。
  10. アップ・フレームと変化をつけるため、塗り色は、プロパティ・インスペクターのバケツアイコンをクリックしてでるカラーピッカーで水色を選んだ。
  11. 次に、ダウン・フレームで「キーフレームを挿入」をえらぶとオーバーフレームのボタンがコピーされる。
  12. ヒット・フレームにも「キーフレームを挿入」をえらんでおく。このフレームは表示されないから、そのままでも問題はないようだ。
  13. 「タイムライン」横の「シーン1」をクリックし、ステージに先ほど作成したボタンをライブラリーからドラッグする。このとき、「表示」→「表示比率」→「ウインドウに合わせる」に設定しておくと全体像がつかめる。
  14. ステージにあるボタンをクリックするとプロパティ・インスペクターのプロパティがボタンに変化するのを確かめて、インスペクターの左下の位置決めを、今回の場合、w 130 H 25 X 0.0 Y 15 .0 とした。
  15. 次に、ボタンをクリックしたときに、リンク先につながるようにするには、簡単な Action Script を使う。「アクション」パネルを開き、「ムービークリップ制御」「ブラウザ/ネットワーク」から、下のようなスクリプトを作る。
    on (release) {
    getURL("http://n-shuhei.net/blog/);
    }
  16. ここまで作成した Flash ボタンの動きは、「ファイル」→「バブリッシュ・プレビュー」→「Flash」で確認するのがよいようだ。 [F12]キーを押してHTMLでの確認はうまくいかなかった。
    クリックすると大きくなりますこの時点での画面は、左の screenshot のようになる。




  17. ここまでうまくいけば、あとは同様の作業の繰り返しとなる。まず、右のライブラリーの title_home のボタンを右クリックして、「複製」を選択すると、ポップアップ画面がでるので、新たなボタン名を、例えば、title_radio のようにつける。
  18. このライブラリーのtitle_radio ボタンをダブルクリックすると、 title_home のボタンの複製ボタンがでてくるので、アップ・オーバー・ダウン フレームのそれぞれのテキスト部分を RadioSenboku のように変える。
  19. シーン1上に、このボタンをライブラリーからドラッグして、設置する。このときの位置表示は、w 130 H 25 X 130.0 Y 15 .0 とすればよい。
  20. ステージ上でこのボタンを選択して、アクションパネルから、新しいリンク先URLを含むスクリプトを入力する。これで、メニューボタンの2つめができる。
  21. ほかのボタンの設置は、17~20 の繰り返しである。
  22. このようにしてできたファイルを「書き出し」→「ムービーの書き出し」で swf ファイルで保存し、FTPソフトでサーバーにアップロードする。あとは、Web Title 部分に設置するだけである。
  23. なお、ボタンのオーバーフレームのときに音を出すようにするのは、「音の鳴る動きのあるリンク・ボタン」のエントリーでの 9.項を参照にして設定する。


 このエントリーは前に書いたエントリーが基礎になっている。記録することによって、知識はアンプリファイ(増幅)することを身にしみて感じている。