隠居のPC備忘録:You Tube で流れる楽曲を .mp3 で録音する
【音楽って何だろう?】という本を毎日新聞の今週の本棚という書籍紹介欄で知った。作曲家の池辺晋一朗さんが、平凡社の【中学の質問箱】シリーズの一環として書かれた著書である。毎日、音楽を聴きながら、そんな純朴な質問を考えたこともなかったので、興味をそそられた。
私は、演歌からクラッシックまで音楽は節操なく聴くが音楽の素養は全くない。もう喜寿は超えているが音楽の意味を考えておくのも悪くない。
この著書で著者が音楽の道を目指すきっかけになった一つに、Poem Electronique という ミュジーク・コンクレートに分類されている合成音楽と出会ったことが一つのきっかけというの紹介がある。どのような音なのか気になったので、You Tube でググってみるとヒットした。これを録音して、フィルで残しておきたいと思った。以前に簡単にYou Tube の音はMP3ファイルにできたのたが、その時の方法が思い出せない。今回新たに、You Tube の音楽をダウンロードして MP3 化したので備忘録として記録しておきたい。
ネットで「You Tube で音楽をダウンロードする」というような語句でサーチしてみると沢山のソフトがヒットする。詳しくは調べていないが、VideoProc というソフトが使いやすそうだったので、これを使うことにした。初期の目的である You Tube から、楽曲をダウンロードしてファイル化することでは無料で簡便に使えそうだ。 このソフトを使って、You Tube 動画から Poem Electronique の音を取り出したので、一例として記録しておきたい。
- You Tube にログインして、【Poem Electronique】で検索し、動画を実行する.実行中の動画画面で右クリックすると出てくるポップアップ画面で、【動画のURLをコピーする】を選択する。
- ダウンロードし、インストールした VideoProc を立ち上げる。有料機能追加の画面が出てくるが、無視する。次の画面でダウンロードを選択する。
- 次に出てくる下のような画面で、【音楽追加」をクリックする。
- 次に出てくる画面で、1.で取得したURLを貼り付けて、【分析】ボタンをクリックする。
- すると次のような画面が出てくるので、該当動画を選択し、右リストの拡張子 .mp3 を選択して【選ばれた動画をダウンロードする】ボタンをクリックする。
- 次に出てくる画面で、右下の【Download Now】ボタンをクリックすると左上部のバーで進行状況が表示される。【オーディオの出力ホルダー】はあらかじめ決めておいた方がいいだろう。【参照】ボタンで、選択はできるが。左上の進行バーは、99%のところで止まったりするが、しばらく待つと「Reload]という表示になり、参照ホルダーに収納される。
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下のバーで再生ボタンをクリックすると、You Tube からダウンロードした Poem electronique のMP3ファイルがが再生される。(少し、編集しているが)
音楽って何だろう?音楽ってなんだろう?: 知れば知るほど楽しくなる (中学生の質問箱)posted with amazlet at 20.03.12池辺 晋一郎
平凡社
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2018年11月 8日
隠居の旅行:長野の秘湯中房温泉を訪ねる
【ロテ研】(露天風呂研究会)と称する某ソフトウエア会社のユーザ会の役員・OBたちの集まりがある。毎年9月の初めに、全国のどこかの温泉(できるだけ秘湯)を訪れで、親睦会をするのが恒例である。
私は喜寿を迎えたので、引退したいと申し入れたら、傘寿を過ごした会長からまだ早すぎるとお叱りを受けて、長野安曇野まで出かけることにした。東京組の団体に、名古屋からと私大阪組が加わって、総勢16名、昼過ぎ松本駅前でマイクロバスに乗り込む。
そのまま、中房温泉まで直行すると到着が早すぎるということで、みんなの希望が多かった【日本浮世絵博物館】を訪れた。この博物館は、信州松本で紙などを扱う問屋業の豪商酒井家のコレクションをもとに、1982年に設立されたという。絵画に素養のない私には豚に真珠のようなものであるが、熱心に説明された学芸員の解説を聞いて、浮世絵の世界を垣間見た気がした。
温泉施設の裏山には、【焼山】と呼ばれる地熱で蒸気を噴出している場所があり、砂を掘って卵や芋などを埋めるとたちまち蒸しあがるという。2日目の昼食は、これを利用して自炊するという。そのための材料を松本の業務スーパー【ユー】で買い求めた。先遣隊がよく調査してくれている。
中房温泉は、日本アルプスの中腹、燕岳登山口にある。燕岳に登ったことのある人なら、よく知られた山好きには有名な温泉らしい。バスは、松本から安曇野を通って、急坂の曲がりくねった山道を勢いよく登っていく。道幅は場所により狭く、上からおりてくるマイクロバスとすれ違いは、連絡が取れてるようで、しばし待ったりする。
旅館は海抜1500m近くにあることを除いて、普通の温泉宿とは変わらない。宿備え付けの
浴衣に着替えて、温泉に入りに行く。敷地内には、私は全てには入らなかったが、小さな浴槽も含めて14の温泉がある。
よく昼食は、焼山で買ってきた食材を蒸し焼きにした野菜などを食した。仲間の一人が蒸し鶏を器用に割いて、バンバンジを作った。美味しかった。
2018年10月22日
ご迷惑をおかけしました。
9月のはじめに台風21号が関西地方を襲ったあたりから、13年間ほど続けてきた Movable Type でのブログが不調になった。文字化けしたり、PHPエラ-が起こって、新しくブログが投稿できない。乏しい知識でいろいろと調査してみたが、原因が分からない。
レンタル・サーバー先である Xserver に質問を投げかけたが、少しはましになったが、解決しない。テンプレートを導入した【小粋空間】を運営している荒木勇次郎さんという方にも質問を投げかけたが、調査はしてくれているようだが返答はない。
困り果てた。
3人の老人が原稿を書いてきた、MovableTypeで続けてきたブログは、10年以上になったので、1500あまりの記事や多くの写真がが蓄積されている。この財産はあまりにも大きいので、MovableTypeを取り扱うプロ(大阪のトリックスター)に、お願いした。何回かのメールでのやり取りの結果、文字化け対策と文字化けの間接的要因になったMovable Type のバージョン(4.1)を最新(7.0)にしてもらう契約を、年金生活者でも払える程度の金額で引き受けてもらった。トラブルが起こってから、1か月もたった10月のはじめである。
その後、技術担当者とメールでやり取りして、ようやく最近になって、元の形に回復してきた。さすがプロである。トラブル中に誤って消してしまったものや、カスタマイズしていたものは、再度学習をし直して、まだ、修復中であるが、あとは時間をかけるだけになった。老人ボケ対策にはいいかもしれない。
この間に折角訪問していただいた方には、もうしわけなかったが、過去の財産を生かしながら、新たに喜寿を越えた老人のブログを継続していくつもりである。
2018年6月17日
隠居の散策:初夏の泉北ニュータウン栂地区
季節の移ろいは早い。梅雨の合間を縫って、近所に被写体を求めた。
道すがらに見える家庭菜園にはいろいろな作物が育っている。根菜類は、花だけ見ても何の花か分からない。喜寿にして初めて牛蒡の花や人参の花を知った。
ニュータウン内に意図的に残されたという畑作地帯の田植えも始まった。トンボが飛び始めた。ヤブガラシの花に、アゲハチョウとアオスジアゲハに飛び交っていた。ヤブガラシの蜜は、いろいろな虫の好物のようだ。
2018/6/13 大森(堺市) とうもろこしの花 家庭菜園に植えられたとうもろこしの先端に花が咲いていた。ここに実がつくのだろう。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 212.0mm 1/350 f/5.6 ISO200 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) 牛蒡の花 道端の家庭菜園に見慣れない作物が植えられている。写真に撮って帰って図鑑などを調べてみるが分からない。こんなときは、「この花の名は?掲示板」が頼りである。すぐに回答が来た。なんと牛蒡の花と花子さんという方が教えてくれた。この花、トウが立ってくるとアザミの花のようになるらしい。City 育ちの私にとっては、喜寿にして初めて得る知識である。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 96.0mm 1/350 f/5.6 ISO250 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) キバナコスモスにキタテハ -1 家庭花壇に開花したキバナコスモスにキタテハが開翅してじっと留まっていた。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 136.0mm 1/350 f/11.0 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) キバナコスモスにキタテハ -2 開翅しているほうが長かったが、たまに翅を閉じた。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 201.0mm 1/500 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) 人参の花にキタテハ 家庭花壇に植えられた人参の花に、キタテハが開翅した。人参の花も初めて識った。 RICOH GRⅡ 18.3mm 1/200 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) オオシオカラトンボ♂ 腹部の青が鮮やかだった。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 240.0mm crop 1/350 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) イチハツ? 田植えの終わった田んぼ横の小さな菜園に植えられていた。自家用に仏花などを育てておられるようだ。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 240.0mm 1/350 f/6.7 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) モンキチョウ ひらひらと飛んでいるのはよく見かけるがじっとしてくれない。田んぼ畦のシロツメクサにやっと留まってくれた。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 160.0mm 1/350 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) アゲハチョウ -1 金網に絡みつくヤブガラシの花に、アゲハチョウが次から次とやってきた。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 157.0mm 1/350 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) アゲハチョウ -2 ヤブガラシの花で開翅。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 187.0mm 1/200 f/5.6 ISO125 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) アゲハチョウ -3 たくさんのアゲハチョウがやってきた。群れになって飛翔するところを狙ったのだが・・・・ SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 75.0mm crop 1/500 f/5.6 ISO100 EV +1.0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) イモカタバミ ドクダミと同じところに咲いていた。南アメリカ原産の帰化植物らしい。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 113.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 |
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2018/6/13 檜尾(堺市) 紫陽花にコアオハナムグリ アジサイには、あまり虫は寄り付かない。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 240.0mm crop 1/250 f/6.3 ISO200 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) コシアキトンボ♂ このトンボもあまり留まらないが、水の上に垂れるスズメノチャヒキに留まってくれた。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 172.0mm crop 1/200 f/5.6 ISO320 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) ハグロトンボ このトンボは明るい場所では見かけない。暗く湿った場所が好きなようだ。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 118.0mm 1/125 f/5.6 ISO2000 EV 0 |
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2018/6/13 大森(堺市) アオスジアゲハ こちらのヤブガラシの花には、アオスジアゲハが2頭現れて盛んに吸蜜をしていた。アゲハチョウに比べれると動きが敏捷である。 SONY α7Ⅱ + FE 24-240mm 150.0mm 1/200 f/5.6 ISO100 EV 0 |
2018年2月11日
隠居の音楽:NHK-FM らじる★らじる での音楽収集
今年の夏で、満年齢の喜寿となる。年賀状にも書いたが、喜寿の喜という字は、講談社の大字典には、
字源として「壺と口の合字。壺は鼓に同じく楽器とのこと。転じて音楽の義となす。人が音楽を聞けば嬉しさの餘り声を出してア~と楽しみよろこぶ、喜の義は是也。」とある。
また、喜寿は別名として喜字齢といい、喜の草書体()は七十七と読まるるより云ふ。
とある。77ともなれば、体力も衰えて、音楽を聴くことが大きな楽しみになってくるということだろう。
私もその一人である。歳をとって夜中に起きることが多くなった。早寝をするせいもあるだろうが、一度起きるとなかなか寝付けない。そんなときには、ラジオを聴く。今の世、こんな時にも便利になっている。スマホにサイマル放送のらじる★らじる(民放では、radiko )をインストールしておけば、ラジオで聴くより遥かに安定した音で深夜番組を聴くことができる。
こんなことで、NHK FM放送のラジオ深夜便と出会うことになったのは、2014年の暮だった。
2,014年以来、ラジオ深夜便を予約録音し、流された曲を切り出すことが、日常の作業になってしまった。これらの方法については、下のように既にブログに記録しているが、3年以上経って進化してきているので、現状を記録しておきたい。
- 隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(1)
- 隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(2)
- 隠居のパソコン備忘録:IPサイマルラジオ音楽番組を予約録音し、曲を取り出す(3)
上記(1)で記録した予約録音ソフトは、この3年の間に、ラジ録3⇛ラジ録10⇛ラジ録11と進化してきた。まだ十分とは言えないが、かなり安定している。ラジ録の立ち上げは、ラジ録アイコンを右クリックして、「管理者として実行」しなければ、ラジ録10、-11では、「録音前スリープ解除」 「録音後スリープ移行」の指定はできないことがわかった。
上記 (2) のブログでは、楽曲を切り出す方法としてRoxio Creator NTX2 という suite 製品(有料)の中の Sound Editor というソフトを紹介しているが、これを現在も愛用している。
ただ、切り出した曲のファイル名をつけるときに重宝していた「ラジオ深夜便のブログ」や「放送済み「ラジオ深夜便」 曲目・演目リスト」というブログは、著作権の問題で更新されなくなってしまった。確かに、ラジオ深夜便のページをよくよく見るとトップページの下段に小さな文字で、下のようにある。
Copyright NHK(Japan Broadcasting Corporation) All right reserved. 許可なく転載することを禁じます。このページは受信料で制作しています。
仕方なく、ラジオ深夜便のページに記載されている曲目リストを開き(ラジオ深夜便で流された曲は、このページしかない)、Windows の Snipping Toolを使って、capture したものをファイルとして保存し、これを参考にファイル名を付けている。これが、なかなか時間のかかる仕事である。
ただ、最近になって、TAKE IT EASY! ~MUSIC~というサイトに、簡単ではあるが、曲目リストが載っている。かなりグレイに近い記載であるが、2017年の1月からは、ほぼ毎日のリストが掲載されているので、重宝している。
最近になって、音楽ファイルの収納は従来の Windows Media Player に代わって MediaMonkey というソフトを使っていることは、隠居のPC備忘録:音楽ファイルの収集と整理(MediaMonkey を使う)に記した。
このようにして収集した曲は、PC本体のHDD と同時に、NAS(ネットワークHDD)にバックアップし、さらに Google Drive にアップしている。
また、車や電車などで外出時に収録した歌曲を楽しむ場合は、
隠居のスマホ:Windows PCとandoid スマホと接続するときの覚え書き
に記載したような方法で、スマホ(私の場合、android の Xperia)に転送しておき、スマホから bluetooth 経由で接続している。
bluetooth 経由で曲を受信するワイアレス・イヤホンについては、少々失敗談もあるが、別に記載しておきたいと思う。
友人には、"そんなに録音しておって、いつ聴くんや" と揶揄されるが、収集することもまた楽しであり、このブログの記事をかくときなど殆どの場合、ながら族である。
ラジオ深夜便を聴くようになって、Jazz 一辺倒だった音楽鑑賞も、その時々の雰囲気でクラシックから演歌まで、いろいろな楽しみ方が増えてきた。まさに喜寿の楽しみである。
2018年1月12日
隠居の散策:2018年 初詣
2018年(平成30年)元旦、雲は多いがまずまずの天気となった。毎年の正月のように、熱燗を飲みながら、ブリの入ったすましの雑煮で朝食を済ませた。
早々に届いた年賀状に目を通して、とそざましにと歩いた。美多彌神社に初詣に行くぐらいぐらいがちょうどいい。
和田川から今は取り壊された旧吉田邸から坂道を上って境内につくと、いつもは静かな本殿に登る階段は、参拝を待つ初詣客がぎっしりと並んでいた。
1月2日、長男と次女の家族がやってきてささやかながら正月を祝った。今年は、昨年1月に生まれた5人目の初めての孫娘も参加だ。みんな無事で新しい年を迎えられたことに感謝である。
家族での初詣は、櫻井神社に行くことが恒例である。ここも、例年になく初詣客で賑わっていた。