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Atelierで“液晶TV”が含まれるブログ記事

2012年6月15日

隠居のパソコン備忘録:有線ルーターを無線ルータに変えて、TV につなぐ


 最近、別々の部屋においているPC2台とも、インターネットへのつながりが悪くなった。設定に問題があるのかもしれないが、使っているブロードバンド・ルータは2004年に設置したもので、8年も使ってきた。そろそろくたびれてきているのかもしれない。前から変えたいと思っていたので無線ルータに変えることにした。将来的に、ノートブックPCも持ちたいと思っていることもあるし、最近はTV をインターネットにつないで受けられるサービスも充実してきている。

 8年前に、NEC Aterm BR1500H という有線ルータを設定した時には随分苦労したことを思い出した。その時に家の壁の中に、LAN ケーブルを這わせて、1F リビングと 2F の二部屋に LAN ケーブルのソケットを配置している。無線ルータが、まだあまり一般的でなかった時代である。
 今回ネットで購入した無線ルータは、BUffalo の WZR-HP-AG300H とイーサーネット・コンバーター WLAE-AG300N とがセットとなった製品である。
ブロードバンドルータ・光電話アダプター・回線終端装置の3台;クリックすると大きな写真になります 私の家では、インターネットへの接続、TV の視聴、固定電話の三つとも、eo 光で統一している。だから、光ファイバーが入り込んでいる 2F の部屋の片隅には、回線終端装置・光電話アダプター・ブロードバンドルータの3台が並んで、その後ろにはケーブル類がとぐろを巻いている。このブロードバンドルータを今回有線ルータから無線ルータに変更したのだ。
 無線ルータというのは、有線ルータに無線機能を付加したものと考えると理解しやすい。だから当然LAN ケーブルを差し込むソケットがあり、このルータの場合 4 つある。壁中を通してつないでいる隣の部屋PC(Windows XP SP2) とは、この有線LAN ケーブルでつないだ。 PC を起動し、付属のCD をセットするとナビゲーターが起動するので、後はナビゲータの指示のまますすめるだけである。8年前に苦労して設定したのが嘘のようである。

 ところが、2台目のPC(Windows Vista:家内のPC ) でつまづいた。2台目のPC も、今まで有線でつないでいたので、おなじように、付属のCD をセットして、CD のナビゲータの言うとおりに作業すると、うまく立ち上がったように見えた。再起動をかけてみると、こんどはインターネットにつながらない。何回か繰り返したが同じである。ではと、イーサーネット・コンバーターをつないでやってみたが、うまくいかない。うまくいかない時に出る 接続診断 を見ると、どうやら IP アドレスがうまく自動的に取得できていないようだ。そこで、接続を有線に切り替えて、あまり familiar ではないが、 IP アドレスアドレスを手動で設定してみた。ずいぶん時間がかかったが、それで安定してインターネットにつながるようになった。ただ、無線ルータに変えた理由の一つは、部屋の隅のルータからPCまでカーペットに這っているケーブルをなくすことであったから、納得がいかない。
 もともとイーサネットコンバータは、次の記事のように、TVをインターネットにつなぐことを意図していると思われる。
TVをインターネットにつなぐイーサネットコンバータ

USB につなぐ無線子機 WLI-UC-G300HP ;クリックすると大きな写真になります それで、2F の1台のPC(Windows Vista ) には、Baffalo のUSB につなぐ無線子機 WLI-UC-G300HP を購入してつけることにした。こちらは、付属CD のガイド通り作業をすると問題なくインターネットに安定して接続できた。接続も家内の言葉を借りると、"サクサクと"つながるようになったということである。

イーサーネット・コンバーター WLAE-AG300N を接続;クリックすると大きな写真になります 1F リヴィングに置いている液晶TV には、もともと有線のLANケーブルをつないでいたが、データ放送の天気予報で、地域のメッシュ情報を得るぐらいしか使っていなかったが、ちょっと調べてみると アクトビラ(acTVila) というサービスが、かなり前から提供されているようだ。ビデオをよくレンタルされているような映画好きには、家に居ながらにしてレンタルできるので、便利であろう。私には、映画を好んで見る習慣はないので、宝の持ち腐れかもしれない。 が、NHK オンデマンドも、この acTVila からつながるので、定期的に録画している「さわやか自然百景」や「新日本風土記」なども、お金を少しだせ(30分もので¥105?:一ヶ月見放題945円)ば、好きなときに見ることができる。
それで、2F 寝室に置いているTV に、イーサーネット・コンバーター WLAE-AG300N を接続した。LAN ケーブルでつないでいる1F リビングのTVと同様に、 acTVila が表示される。パソコンの小さい画面で見ていたダウンロード画面が、ベッドの上から、リモコンで見ることができるのでなかなか快適である。

acTVila でのNHK オンデマンド
acTVila の画面;クリックすると大きな写真になります NHK オンデマンド画面 ジャンル紀行画面;クリックすると大きな写真になります さわやか自然百景 選択画面;クリックすると大きな写真になります 個別番組購入画面;クリックすると大きな写真になります
アクトビラ(acTVila) の画面 NHK オンデマンド ジャンル紀行画面 さわやか自然百景 選択画面 さわやか自然百景 個別番組購入画面

2010年5月 3日

隠居のDIY:シンプルな回転式TV台

 長い間、大工道具をさわっていなかったが、簡易TV台を作ってみる気になった。
 書斎兼寝室で見ていた19インチのアナログTVが写らないようになって、思い切って 26インチの液晶TV に変えた。我が家の場合、地デジ・BS は契約しているCATV (eo) を通じて取り込んでいる。そのために、BS を見ようとすると追加のチューナーの契約が必要である。月2000円追加するとブルーレイ録画つきのチューナーが借りられるので、これを契約した。
 今まで はアナログTVを回転板に載せて、室内のどこからでも見られるようにしていた。
 今までの回転台では小さいし、チューナとTV を一体で動かせない(チューナの上に直接TVは置けない)から、方向を変えるのが面倒であった。

丸棒の頭をトリマーで削る;クリックすると大きな写真になります それで、新たにホームセンターで手に入れた径40cmの回転板の上に、チューナを入れられる箱形のTV台を作った。材料は、娘夫婦が近くに家を建てたときのあまりものの集成材と安物のパイン集成材端材である。
 あまり凝ったことはせず、接合にはコースレッドを使ったが、コースレッドの頭だけは丸棒で隠した。埋め込んだ丸棒の頭は、トリマーのベースラインぎりぎりにストレート・ビットをつけて削れば楽である。仕上げには、WATOCO オイルを塗った。

チューナ入れつきTV台 自分で作るときには、サイズにぴったりなものが作れるのがいいところである。しかし、実のところチューナの少し突起している部分を見落としていて、あまりにもサイズぎりぎりのものを作ったので、チューナが入らず、仕方なく再作をした。素人細工には、サイズを計るときは少しぐらいの余裕は見ておく必要があるだろう。

 回転板は、あり合わせの台の上に置いて使ってきたが、回転したときにコードが引っかかるなど使い勝手が悪いので、作成したTV台を置く台も作成することにした。
 前から使っていたパソコン台は使わなくなったので解体し金属部分は回収業者に持って行って貰ったが、板部分のパーティクルボードは重量もあり、しっかりしていたので何か使い道があるだろうと置いてあった。この40x50cm ボードが、先に作ったTV台を置くのにちょうどよかったので、これを使うことにした。
回転式手作りTV台;クリックすると大きな写真になります 脚は、ホームセンターに売っている、いろいろな材を組み合わせて棚を作るとき用の長さ 40cm の丸脚を使うことにした。この丸脚の両端には、径6mmのボルトを受けるナットが埋め込まれている。
 先のパーティクルボードの上面四隅に、径20mmの座ぐり錐ビットで座ぐり穴をほり、その中心に径8mmの貫通穴を開け、径6mmの六角ボルトで接合した。丸脚は、同じように自由組立棚の部品として売っている横桟で補強すると共に、それを使って別のパーティクルボードで棚を付けることにした。
 パーティクルボードと桟との接合は、パーティクルボードの木口に、径6mmの鬼目ナットを埋め込み、ボルトで締め付けた。従って、今回の棚製作は全てボルト&ナットで接合したことになる。このやり方が、最も強固な気がしている。

 今回、設置しているチューナとTV は、チューナがブルーレイ・デスクも兼ねているので、もともと接続ケーブルは少ないが、ケーブルをまとめるスパイラル・チューブを使うとすっきりした。

  

2008年8月26日

新しいスタイルのPC:VGC-LM

 居間に置いているPCは、10年くらい前に買ったディスプレイと7年前に東京で単身赴任したときに求めたディスクトップPCの本体とを組み合わせて使っていた。
 家庭内LAN経由でネットにつなぐこと(これでほとんどのことができるが)と文書作成ぐらいが、主な用途である。
 最近になってディスプレイの調子がおかしくなった。画面が鼓型に真ん中がくびれて表示される。ディスプレイを傾けたりすると直るのだが、どうも寿命らしい。
 妻は前からデザインのよいパソコンにこだわり、大型電器店にいくたびに VAIO typeL 型がお気に入りだったが、娘たちにそんなにお金をだすなら DELL のノートブックが3台も買えると諫められていた。2万円くらいだせば、19インチワイドの液晶モニタを手に入れることができる。

 先日、景品をもらいに電気店にでかけたついでに買うでもなしにパソコン売り場をのぞくと例の VAIO VGC-LM52DB が在庫かぎりということで特価(¥139,000)になっていた。(あとで、ネットで調べると、最近後継機の VGC-LM72DB が売り出されており、LM52DB は最安価格12万円を切っている。) 自分のへそくりで買うというので、古いパソコンとはおさらばすることにした。

クリックすると大きな写真になります 持って帰って座り机の上に設置してみた。液晶TVと同じように、HDD などのパソコン本体は厚さ 10cm ほどのディスプレイに一体型で収められており、マウス・キーボードはワイヤレス操作である。線の引き回しは、電源とLANケーブル(我が家は無線ではない)に、ほとんど使うことはないと思うがTVを見ようとすると同軸ケーブルが必要なだけで、現在のディスクトップに比べるとまことにすっきりしている。妻はこのすっきり感がお気に入りで得心している。

 Vista、IE7 がプリインストールされているので、初期設定は極めて簡単である。VAIO 関係のソフト登録やUPDATE がうるさくいってくるが。 IE の検索は、Yahoo! が全面に押し出されている。
 サブウーファーも内蔵されているスピーカーはそこそこの音がする。ちなみに、RadioSenboku につないでみると外部オーディオにつながなくても楽しめそうだ。TV も地デジ対応チューナーが入っており、画像も問題ない。DVD ドライブでは、Blue-lay の録画・再生もできるようである。PC の用途がだんだんと変化してきている現れだろう。全体的に、PC を主体とした液晶TV といった感じである。さすがに、TV・オーディオ機器メーカーのSONY 製品である。一人住まいで、一台でパソコン・TV をおしゃれに楽しみたいという人にはもってこいであろう。
  

2007年11月27日

液晶TV

 Sony Timer が働いたのかどうか分からないが、10年見てきた我が家のメイン・テレビの Sony Torinitolon TV が見えなくなってしまった。修理の診断をしてもらうとトランスか何かの部品が駄目になったようで、修理に3万円ぐらいかかるという。修理してもブラウン管がそろそろ寿命がくることを考えておいた方がいいのではないかというので、思い切って買い換えることにした。
 大型電器スーパーに行くたびに、鮮明な画面にため息をつきながらも地上デジタル放送へ切り替えが近づけばもっと安くなると我慢してきたが、こちらの心を見透かしたようにブラウン管TVが故障した。一時、薄型の液晶TVやプラズマTVは、1インチ1万円と言われていたが、最近は小さな型になると1インチ5千円くらいまで下がってきている。大型電器スーパーの強烈な競争のおかげで、40インチの液晶TV(Sony BRAVIA)が17万円を切った年末掘り出し物があったので衝動的に買ってしまった。買いに行ったのは午後すぐくらいであったが、夕方には届けて設置してくれた。これも、競争のおかげらしい。
クリックすると大きな写真になります 従来のブラウン管TVで地上デジタルをみると画面の上下が切れた画面になるが、新しい液晶TVではそんなことはなく、まことに鮮明である。翌朝のNHK 地テジで放映された当麻寺の紅葉画面は、実物で見るより綺麗なくらいだ。それでデジカメで撮ってみたが、やっぱりテレビはテレビである。
 機能もいろいろと付いているようだ。D-sub ピンコードを買ってきて、パソコンのモニターとしての利用を試みたが、パソコンにこんな大きな画面はいらないなという感じである。ディスクトップ・パソコンに繋いでいるキーボードとマウスのコード延長設定をすれば、こたつに座ってパソコンができるかもしれないが、リモコンで画面の切り替えができるとはいえTVを占領したら怒られるだろう。
 年金生活者にとっては、高い買い物だったので、ついつい嬉しくなって投稿してしまった。