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2014年1月17日

隠居の散策:寒中の狭山池で野鳥を観察


 1月連休の真ん中の日、寒い日であったが、家内が狭山池に付き合うという。2年前にも同じような日に、狭山池を訪れている。。 
 この池の北北西にある駐車場に車を駐めて、時計回りに歩くことにした。風も吹いて寒いのだが、休日ということもあって、小さい子供を連れたファミリーや犬の散歩をする人たちなどの散策の場所になっていて防寒着を着込んだ多くの人たちが歩いている。

 この池には、何故かオオバンが多い。開けた湖面がいいのかもしれない。琵琶湖北部高島にある新旭水鳥観察センターの前の湖面でも沢山のオオバンを見ている。
 それとカワウが多い。沖のコンクリート製のブイに沢山留まっている。
 近所の溜池などでは見られないが、この池で見られる水鳥はカンムリカイツブリである。この鳥はカイツブリという名前にしては、かなり大型でカワウと食餌が競合するようだ。この日も、餌を求めて争っているのではないかと思われる光景が見られた。
 ここでも、岩の上に留まるモズを見かけた。撮った写真をよく見ると後頭部の冠羽が立っているので、何かコブがあるような感じである。初列風切羽の基部が白く白斑に見えるから、雄だろう。

オオバン・カワウ・カンムリカイツブリ:狭山池
オオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 カンムリカイツブリとカワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
オオバン:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO360
RAW画像をAdobe で現像
カワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
カンムリカイツブリとカワウ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO250
RAW画像をAdobe で現像


カモ類:狭山池
オカヨシガモ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ホシハジロとカンムリカイツブリ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ハシビロガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 コガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
オカヨシガモ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
ホシハジロとカンムリカイツブリ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
ハシビロガモ♀:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO450
RAW画像をAdobe で現像
コガモ♀:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO400
RAW画像をAdobe で現像


狭山池で観察した小鳥たち
 
モズ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 ハクセキレイ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 アオジ:狭山池;クリックすると大きな写真になります。 イソシギとオオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります。
モズ:狭山池
後頭部の冠羽が逆立っている
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
ハクセキレイ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO320
RAW画像をAdobe で現像
アオジ:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
340mm(35mm換算510mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO560
RAW画像をAdobe で現像
イソシギとオオバン:狭山池
2014/1/12
NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3
500mm(35mm換算750mm)
シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO280
RAW画像をAdobe で現像


 

2012年12月14日

隠居の探鳥ウォーク:初冬の大阪狭山池


大阪狭山池;クリックすると大きな写真になります 12月13日、快晴となった。気温は少々低いが風はないので、寒さはあまり感じない。久しぶりに、狭山池に出かけることにした。
 車で15分ほど走れば、駐車場につく。ほとんど満車であったが、幸い空きスペースがあった。一周2.8kmのこの池の周回散策路は、ジョギングや健康のためとおもわれるウォーキングの人たちが、思い思いに歩いているが、ほとんどの人たちは反時計回りである。私達も池の西北にある駐車場から、反時計回りに歩くことにした。
 池畔は、来るたびに整備が進んでいて、狭山池博物館を設計した安藤忠雄の提案なのか、土堤には桜の植樹が進んでいる。また、岸近くは葦などが残されているというより増やされている。湖面も定期的に清掃活動しているらしく、収集された木片などが岸にまとめて置かれていたりする。 それでもペットボトルが浮いていたりするが。

 鳥に眼を移すと、相変わらずカワウの動きが目に付くが、今回はオオバンが多い。先月の10日に、琵琶湖北の高島市新旭水鳥観察センターに訪れたときにも、オオバンの大群に驚いたのであるが。そのかわりカモ類が少ないような気がする。ハシビロガモ、ヒドリガモ、コガモなどが観察されるが、数は少ない。
 カイツブリは多く見かける。今までは岸から遠い池の中央あたりで採餌していたカンムリカイツブリが、今回は岸近くまで寄ってきていた。 
 池の南端にある雑木が生える萱の茂みには、ホオジロ系の鳥が動きまわるが、なかなか姿が捉えにくい。かろうじて撮った写真をモニターで確認するとどうやら、アオジのようである。 
 池の東端にある草地には、ヒバリが枯れ草に溶け込んで数羽餌を探していた。

コガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります コガモ♂:狭山池;クリックすると大きな写真になります コサギ:狭山池;クリックすると大きな写真になります オオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります
コガモ♀:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO560 F6.3)
露出補正 +1
トリミング
コガモ♂:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 +1
トリミング
コサギ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 +1
トリミング
オオバン:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 +1
トリミング
ハシビロガモとオオバン:狭山池;クリックすると大きな写真になります 羽を乾かすカワウ:狭山池;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ♀:狭山池;クリックすると大きな写真になります カンムリカイツブリ:狭山池;クリックすると大きな写真になります
ハシビロガモとオオバン:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
羽を乾かすカワウ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO360 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ♀:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50-500mm F4.5-6.3
460mm(35mm相当600mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カンムリカイツブリ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
カイツブリ:狭山池;クリックすると大きな写真になります アオジ:狭山池;クリックすると大きな写真になります 121213_023.jpg ヒバリ:狭山池;クリックすると大きな写真になります
カイツブリ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/1600s ISO1600 F6.3)
露出補正 +1
トリミング
アオジ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
イソシギ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒバリ:狭山池
2012/12/13
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO320 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
 

2012年11月10日

隠居の探鳥ドライブ:湖北の水鳥を訪ねる:高島市新旭水鳥観察センター、湖北水鳥センター


 立冬になって、湖北の野鳥が気になってきた。天気予報を眺めながら、雨は降らないと思われる11月8日、まだ行ったことのない滋賀県高島市にある【新旭水鳥観察センター】を訪ねて見ることにした。
 地上デジタルTVになってから、目的とする地方の週間天気予報をいつでも確認できるようになった。また、スマホにも、地方を指定して天気予報を確認できる無料のアプリがある。天気予報のアプリは沢山あるが、私が使っているのは primevision というところが提供している天気予報で、5日間の予報とそのうち 今日・明日は6時間毎の予報が出るのと、降水確率がついている。なかなか重宝する。
 湖北の天気予報は、太平洋側とだいぶ異なるようだ。

 カーナビで新旭水鳥観察センターを目的地に設定すると、泉北ニュータウンからは、近畿自動車道⇒名神高速道路⇒国道161号線を指定してくる。残念ながら、いつも京都に行く時に使う第二京阪道路からは、琵琶湖西岸を走る国道161号線につながる適切なルートがない。
 名神高速道路の京都東IC を出て、すぐに(少しだけ国道1号線を走るが)国道161号線(湖西道路:無料になっている)に入るが、通勤時間帯で工事をしている区間があったりして、雄琴の出口あたりまで渋滞していた。志賀というところで、旧湖西道路は終わりで、後は旧来の161号線をひたすら走ることになる。途中、名神高速桂川のSA でおにぎりを買い、安曇川の道の駅藤樹の里でトイレ休憩したが、2時間40分くらいで目的地につくことができた。ガラすきの駐車場に車を駐めて、センターから北部に続く湖岸の散策路を歩いた。湖面には、沢山の水鳥が浮かんでいる。双眼鏡でよくみると、ほとんどがオオバンである。これほど多くのオオバンの群れを見るのは、もちろん初めてである。
 このオオバンの群れに混じって、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヒドリガモ、カンムリカイツブリ、カイツブリなどの水鳥が観察された。10時になって、観察センターの扉が開いた。一人¥200の入場を払って、観察室の中に入った。葦などで隔てられた湖面を備え付けのフィールスコープで覗きながら、我々が投げかける質問に学芸員(?)の石川さんという方が、親切にに答えてくださった。
 家に帰ってからここで撮った名前に少し自信のなかった水鳥の写真を、メールに添付して問い合わせて見ると、以下のように親切な返事をいただいた。
送っていただいた画像はご推察の通り、オナガガモ雄ですね。
まだ尾羽が伸びていないようですが、体の色や、後頭部に伸びる白い線から間違いないと思います。

 白鳥はまだ来ていないのかと尋ねてみると、今年の春、爆竹で白鳥を脅かした事件があり、そのせいか近辺にはまだ現れていないという。だが、長浜の湖北水鳥センターの近くに40羽ほど飛来しているという。1時間ほどで行けるというので、そちらに回ってみることにした。湖北野鳥センターは、2年と10ケ月ぶりである。
新旭水鳥観察センターあたりから大崎観音方面を望む;クリックすると大きな写真になります オオバンとキンクロハジロ:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります ホシハジロ:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ♀:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります
新旭水鳥観察センターあたりから大崎観音方面を望む
湖面には多くの水鳥が浮かんでいる
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
78mm(35mm相当117mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO180 F5.0)
露出補正 +2/3
オオバンとキンクロハジロ:新旭水鳥観察センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホシハジロ:新旭水鳥観察センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
ヒドリガモ♀:新旭水鳥観察センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO560 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
オナガガモ♂:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります カイツブリ:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります カンムリカイツブリとホシハジロなど:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります カイツブリのチェース:新旭水鳥観察センター;クリックすると大きな写真になります
オナガガモ♂:新旭水鳥観察センター
石川さんに送った写真
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO180 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
カイツブリ:新旭水鳥観察センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO250 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
カンムリカイツブリとホシハジロなど:新旭水鳥観察センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
カイツブリのチェース:新旭水鳥観察センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング


 琵琶湖の北を走って東岸に回りこみ、木之本から県道44号線を湖北野鳥センターの方向に車を走らせると、右手に迫った湖面が見えてくる。その湖面に白いものがチラチラと視野に入ってきた。あわてて道路左側の駐車スペースに車を駐めて、道路を越え湖岸に出てみるとコハクチョウが、マガモキンクロハジロなどと採餌に夢中である。この湖岸は、水辺のすぐそばまでいけるので、比較的近くで観察できる。
 風のなかコハクチョウの鳴き声を SANYO(今はこのブランドはない)の PCM Recorder で録音してから、800mほど離れた【湖北野鳥センター】に車をおいて、湖側の堤を歩いてみた。学芸員が教えてくれたヒシクイがちょっと離れた中洲に数羽いるだけで、他の水鳥は見当たらなっかった。
 湖の湖面と堤を隔てる萱の茂みを動く鳥を家内が見つけた。枯れた萱に留まる小鳥に望遠の焦点を合わせると背羽の両脇に白い紋が見える。ジョウビダキである。頭部が黒っぽいので、ジョウビタキ雄だろう。泉北ニュータウンの近くでもジョウビタキには出会うが、雄に出会うのは珍しい。
 見納めに、もう一度尾上の湖岸に戻って、コハクチョウの数を数えてみると幼鳥も含めて、49羽が観察された。

 帰りは、北陸道の長浜IC から名神高速道路⇒京滋バイパス⇒第二京阪⇒近畿自動車道を走った。途中、名神高速道路の多賀SA でゆっくり休んだが、2時間30分ほどで帰ってきた。一日あれば、琵琶湖はゆっくりと一周できそうである。やはり琵琶湖は水鳥が濃いので、もう少し寒くなったら再度訪れてみたいと思っている。 

採餌をするコハクチョウ;クリックすると大きな写真になります コハクチョウとオオバン、ヒドリガモ、オナガガモ;クリックすると大きな写真になります コハクチョウとマガモ、ホシハジロ;クリックすると大きな写真になります コハクチョウ羽ばたき:湖北水鳥センター近くの湖岸;クリックすると大きな写真になります
採餌をするコハクチョウの横に、オナガガモなど:湖北水鳥センター近くの湖岸
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1600 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
コハクチョウとオオバン、ヒドリガモ、オナガガモ:湖北水鳥センター近くの湖岸
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
コハクチョウとマガモ、ホシハジロ:湖北水鳥センター近くの湖岸
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
コハクチョウ羽ばたき:湖北水鳥センター近くの湖岸
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1250 F6.3)
露出補正 +2/3
トリミング
ヒシクイ:湖北水鳥センター;クリックすると大きな写真になります ジョウビタキ♂:湖北水鳥センター;クリックすると大きな写真になります モズ:湖北水鳥センター;クリックすると大きな写真になります オナガガモ:湖北水鳥センター近くの湖岸;クリックすると大きな写真になります
ヒシクイ:湖北水鳥センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO220 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ジョウビタキ♂:湖北水鳥センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ:湖北水鳥センター
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1000 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
オナガガモ:湖北水鳥センター近くの湖岸
2012/11/8
NikonD7000
Σ50ー-500mm F4.5-6.3
500mm(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO640 F6.3)
露出補正 なし
トリミング


2010年1月22日

隠居のデジスコ:湖北野鳥センター

 前からいきたいと思っていた琵琶湖北部の湖北町にある野鳥センターに車を走らせた。少々の雪道でも大丈夫のように、今年はスタッドレス・タイヤを履いている。だが、大寒の日であったが全国的に春を思わせる暖かい1日となった。

DSC_5384.JPG 北陸自動車道の長浜 IC を出て、湖岸を北に走らせると野鳥センターに近づくにつれて望遠レンズをつけた沢山のカメラマンが見られた。堺から約2時間半である。
 野鳥センターに車を駐めて、入館料 200円を払って入ってみると、今までに訪ねた同様の施設と同じように、2人の学芸員がいて、湖面に浮かぶ鳥の名前などを教えてくれる。この野鳥センターの東側の500mくらい離れた山(山本山というのだろうか)麓の赤松に、オオワシがずっと留まっているという。視力が落ちた私の眼では確認できなかったが、家内は学芸員が焦点を合わせてくれたフィールドスコープで見えるという。残念だ。

 野鳥センターの前の小さな州あたりには、オオヒシクイに混じって、オオハクチョウもいるようだが首をすくめたままである。湖の遠くには、空を舞っていたチュウヒも留まっていると野鳥に精通した女性が教えてくれたが、私のデジスコではボヤッとしてか写っていなかった。学芸員によれば、チュウヒとトビの見分け方は、飛び方にあるようで、チュウヒは羽根をV字にして飛ぶそうだ。

 野鳥センターを引き揚げて、余呉湖に寄って、木之本 IC から帰ることにした。しばらく北に湖岸を上ると、カメラを構える人がチラホラといる。夏には、水泳場になると思われる場所に車を駐めて、湖面を見るとキンクロハジロが泳いでいる。
オオヒシクイ:クリックするとおおきくなりますオオヒシクイ:クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロキンクロハジロ:クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F5.6 1/320 7.6mm
(35mm版換算1330mm)
トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F3.5 1/500 11.5mm
(35mm版換算2012mm)
トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F5.6 1/320 7.6mm
(35mm版換算1330mm)
トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F4.0 1/320 13.1mm
(35mm版換算2293mm)
トリミング


余呉湖:クリックすると大きな写真になります 高月町のトンネルを抜けると一面真っ白である。余呉湖までいってみると湖面に設けられた桟橋に人が沢山いる。ワカサギ釣りに来ているようだ。この桟橋に入るには、1000円取られるようである。それにしても沢山の釣り人だ。気温がゆるんだからだろうか。水鳥もいたが、まともな逆光でまともな写真は撮れなかった。
 今回は長距離を走ってみたが、収穫はオオヒシクイを初めて写真に収められたことだけだった。

2009年11月23日

隠居の旅:宍道湖あたりをドライブする

 3年あまり家内と泊まりがけの旅をしていなかったので、勤労感謝の日を含む連休前に、思い立って宍道湖あたりに一泊でドライブしてみることにした。家内は、NHK の朝ドラ「だんだん」の舞台となった宍道湖や出雲大社と日本一の庭園と言われる足立美術館が目当てである。
 私は、宍道湖・中海にある野鳥公園でのデジスコによる野鳥撮影が目当てである。

雪化粧した大山:クリックすると大きな写真になります 11月19日早朝に出発したが、中国自動車道の福崎と山崎の間で、追突火災による死亡事故が起き通行止めとなった。仕方なく、福崎から播但自動車道で姫路方向に下り、山陽自動車道・播磨自動車道を経由して佐用から中国道と迂回した。おそらく40分ほどロスであった。それでも、米子に近づくにつれて、米子道から見える紅葉した山裾の向こうに雪化粧した伯耆富士大山が秋の旅気分を盛り上げてくれた。

 行き先は細かくは決めていなかったが、私は中海にある米子水鳥公園宍道湖グリーンパークには是非立ち寄りたかった。宿泊先を宍道湖温泉に決めてからネットサーチしていると島根県が発行している探鳥マップがあることが分かった。ページに出ている島根県自然環境課のアドレスに送って欲しいとメールすると、しばらくすると親切に、その「探鳥マップ」と「しまねの自然 お宝MAP」を郵送してくれた。郵送料は、県が持ってくれるという。今回のドライブは、この地図が多いに役立った。(澤井さん、ありがとうございました。)

 境港の小さな食堂で海鮮丼の昼食を食べて、弓ヶ浜から中海の東岸にある米子水鳥公園へ行ってみた。ちょうど、地元の小学校の子どもたちが観察会をしている最中であった。子どもたちが引き揚げると、学芸員は親切にあれこれと教えてくれた。
 近くにカワセミが留まったり、500mぐらい先にある中州にマガンの群れに混じってオオハクチョウや非常に珍しいクロツラヘラサギがいることを教えてくれたが、残念ながらページに載せられるような写真は撮れなかった。ここの野鳥観察施設はガラス越しに見るように作られている。それで、デジスコもそのガラスを通して焦点を合わすことになる。近くの鳥は何とかなるが、技術のせいもあると思うが遠くの鳥はぼけてしまう。
 近くの州には、オナガガモの集団が羽根を休めていたり、一匹のメスを5~6匹の雄が取り囲んで泳いでいたりしている。採餌場(島根県安来市の水田地帯へ行って落ち穂や草の根を食べるらしい)へ行かなかった数羽のコハクチョウもその側にいる。
米子水鳥公園での写真サムネイル
コハクチョウ:クリックすると大きな写真になりますオナガガモ:♀を追いかける♂たち:クリックすると大きな写真になりますマガンの群れ:沖の州:クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ?:クリックすると大きな写真になります


宍道湖の夕日:クリックすると大きな写真になります 中海の東岸から大根島を通って、松江中心街にちかい宍道湖北岸にある宿の宍道湖温泉に向かった。湖岸を走る道からは、カモの類が沢山泳いでいるのが見られた。宍道湖畔にある旅館の前にもカモが浮かんでいる。
 この場所に宿をとった楽しみの一つは、宍道湖の夕日を見ることである。雲が多くてきれいな夕日は望めそうになかったが、幸いにも雲の切れ目から赤い夕日が湖の向こうに沈んでいった。5時前である。湖岸の風で冷えた体を透き通った温泉で温めた。至福のときである。

しじみ漁:クリックすると大きな写真になります  翌朝8時前に旅館から見える湖面を見るとしじみ漁をすると思われる小舟が5艘ほど集まってきた。双眼鏡で見てみると、どうやら鋤簾(じょれん)を水中につけているだけで実際の漁はしていないようだ。旅館街に向けたショーではないかと思われた。その証拠に、宍道湖西端にある宍道湖グリーンパークに向けて湖岸を走っていると、しじみ採りの舟がでており、実際には舟の間隔がもっとあいており、さかんに鋤簾を動かしていた。

 宍道湖グリーンパークのガラガラの駐車場横の田んぼに、コハクチョウが餌を啄んでいる。家に帰って調べてみると、周辺農家の方の協力で稲刈り後、冬期に水を張っているようだ。残った落ち穂や二番穂が、マガンやコハクチョウなどの食べ物となっているとのことである。
 このコハクチョウの採餌をデジスコでの動画で撮ってみた。初めてである。Sony DSC300 での動画は、CanonIXY とは異なって MPEG ファイルで保存されるが、CanonIXY での AVIファイルと同じように Microsoft の Movie Maker で編集できる。

 野鳥観察舎からは、何羽かのカモとアオサギ・コサギが観られるだけであった。観察舎から外に出たところの芝生にセグロセキレイがチョコチョコと動き回っていた。湖の土手を歩いていくと橋の欄干に大きな鳥が留まっている。逆光で上手く撮れなかったが、どうやらチュウヒのようである。(再度確認してみると トビ ではないかと思われる)帰り道にあるカワセミの営巣実験場にある池にカワセミが飛んできていないかと期待したが、現れなかった。
 そのかわり、センダンの木の近くで、スズメ大の小鳥が飛び回っている。これだけ動くとデジスコでは難しい。首にぶら下げていた Nikkor28-200mm をつけたNikonD70で撮った。帰って確認すると全身が写った写真はなかったがジョウビタキのようである。

 今回の探鳥旅行では、初めて見た野鳥が多かったが、全てをきれいな写真にすることはできなかった。だが、来た甲斐があったというものだ。デジスコセットをかついで歩けるぐらいの元気なうちに、季節を変えてまた来たいと思う。

宍道湖グリーンパークでの写真サムネイル
クリックするとVideoをダウンロードしますセグロセキレイ:クリックすると大きな写真になりますトビ?:クリックすると大きな写真になりますジョウビダキ?:クリックすると大きな写真になります
コハクチョウの採餌
デジスコによる動画
セグロセキレイ
デジスコ
チュウヒ?
デジスコ
ジョウビダキ?
Picasa での合成写真
Nikkor200mm


出雲大社にてゴビウスにある水槽:クリックすると大きな写真になります このグリーンパークにあるゴビウスという宍道湖自然館(ゴビウスとはハゼなど小さな魚をあらわすラテン語だそうだ)を見学して、そんなに遠くない出雲大社に車を走らせることにした。出雲大社駐車場近くで昼食に名物の出雲そばを食して、参拝した。本殿は平成の大遷宮ということで、修復が行われており参拝できない。まだ、嫁に行かない娘のためにと家内は縁結びのお守りを求めていた。

 5時まで開いているという足立美術館に急いだ。まだ工事が続いている高速道路仕様の山陰道は、カーナビに情報が不足しており、少し道に迷ったりしながら、着いたのは3時過ぎであった。観光バスがいっぱい駐まっている。よく手入れの行き届いた枯山水などの庭はたしかにきれいだが、これだけ人が多いと興ざめである。京都の古い寺などの庭の方が落ち着いていいと思うが、昨今紅葉の季節は京も "たくさんのおひとがきてはる" らしい。
足立美術館の紅葉:クリックすると大きな写真になります枯山水の庭:3枚の合成写真:クリックすると大きな写真になります足立美術館の紅葉:クリックすると大きな写真になります


 翌日は連休初日の土曜日で、0時過ぎまで中国道上におれば、1000円ルールが効くが、夜では時間の潰しようがない。早々に大阪に引き揚げてきた。