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2011年12月12日

隠居、晩秋の奈良 正暦寺・東大寺あたり・ならまちを歩く


 12月7日水曜日朝、天気も良さそうなので、先日 NHK TV で放映していた奈良の正暦寺の紅葉を見に行くことにした。カーナビで奈良市南東部にある場所を設定すると、約1時間がぐらいで行けそうだ。西名阪自動車道が、集中工事期間中なので、20~30分は余分にかかると思われたが、スムースに走りナビ通り1時間あまりで到着した。

 紅葉期間中は、駐車料金を500円とるとHP にはあったが、もう盛りが過ぎたせいか無料であった。だが、老年夫婦組などが次々とやってきた。もう盛りは過ぎているが、駐車場から本堂までの上り坂には、それでもまだ紅みを残した楓がアチラコチラに残っている。このお寺には、ナンテンも沢山植えられており、赤い実をいっぱいつけていた。

本堂近辺から福寿院をみる;クリックすると大きな写真になります本堂横の鐘楼;クリックすると大きな写真になります本堂への参詣道から福寿院あたり;クリックすると大きな写真になりますあちこちらになんてんが;クリックすると大きな写真になります
正暦寺:本堂近辺から福寿院をみる
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 60mm (35mm相当 90mm)
ISO200 1/500s F5.6
正暦寺:本堂横の鐘楼
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 48mm (35mm相当 72mm)
ISO200 1/500s F5.6
正暦寺:本堂への参詣道から福寿院あたり
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 52mm(35mm相当 78mm)
ISO200 1/125s F5.6
正暦寺:あちこちらになんてんが
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 65mm
(35mm相当 97mm)
ISO200 1/350s F5.6
 

 せっかく奈良に来たので、奈良公園の方に回って見ることにした。来た道を169号線まで引き返し、北へ向かうと奈良公園はすぐである。169号線沿いで、昼食のレストランを見つけようとしたが、ほとんどない。どこかに車を駐めて近鉄奈良駅近くで探すことにした。駐車場は沢山あるが、どこに入れたら良いかよく分からない。結局、興福寺の五重塔横公園内にあるパーキングに車を駐めた。このあたり、どこも1日1000円くらいのようだ。
 近鉄奈良駅近くの和食店で昼食をし、ブラブラと東大寺あたりを歩いて見ることにした。以前に、依水園から東大寺の裏手あたりが良かった記憶がある。
 東大寺あたりをブラブラして、興福寺近くの駐車場に戻ってくると、もう少し時間はありそうだ。訪れたことのないならまちを歩いて見ることにした。ならまちは、興福寺五重塔を下ったところにある猿沢の池から南のあたりをいうらしい。スマホ Xperia acro ナビに奈良町資料館をセットして歩き始めた。ところどころに、古い町家を残したところもあるが、木曽の奈良井や妻籠のように町全体が古い町並みを残しているわけではない。奈良町には、古くから蚊帳を製造していた工場があったようで、その名残りが残っている。自転車に乗って通りがかった地元の人が教えてくれた。今は、東南アジア向けに輸出しているとのことであった。蚊帳の生地を使ったのれんやテーブルウエアを売る店が何軒か目についた。
 久しぶりによく歩いた。TANITA カロリズムを見ると、15000步を記録していた。

依水園入り口;クリックすると大きな写真になります戒壇院横から東大寺を望む;クリックすると大きな写真になります銀杏を楽しむ親子;クリックすると大きな写真になります東大寺裏手;クリックすると大きな写真になります
依水園入り口から、若草山を望む
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 50mm(35mm相当 75mm)
ISO200 1/500s F11.0
戒壇院横から東大寺を望む
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 32mm(35mm相当 48mm)
ISO200 1/500s F11.0
東大寺裏の池(大仏池)端の銀杏を楽しむ親子
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 52mm(35mm相当 78mm)
ISO200 1/350s F4.8
東大寺裏手
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 38mm(35mm相当 57mm)
ISO200 1/350s F9.5
東大寺参道にて;クリックすると大きな写真になります猿沢池からの興福寺五重塔;クリックすると大きな写真になりますならまちの土産物屋;クリックすると大きな写真になります蚊帳生地製品店;クリックすると大きな写真になります
東大寺参道にて
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 52mm(35mm相当 78mm)
ISO200 1/180s F6.7
猿沢池からの興福寺五重塔
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 20mm(35mm相当 30mm)
ISO200 1/750s F13.0
ならまちの土産物屋
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 52mm(35mm相当 78mm)
ISO200 1/125s F15.6
蚊帳生地製品店:ならまち
2011/12/7
Nikon D90
Nikkor18-200mm 22mm(35mm相当 33mm)
ISO200 1/90s F4.8
  

2009年12月20日

隠居の京都:師走の町を歩いてみる

 京都に一人住まいする娘の大掃除ヘルプに家内がでかけるというのでアッシーをした。冬型気圧配置が強まってずいぶん寒いので、京都の雪景色を期待したが、残念ながら雪は降らなかった。
大将軍の焼き肉定食:クリックすると大きな写真になります まともな食事をあまりしていないらしい娘の希望で四条大宮にある「大将軍」で昼食としてはヘビーだが焼き肉昼食を摂った。京都の三条・四条通あたりの食事処は、どうやら堀川通りから西が庶民的になるらしい。

 そのあと一人で、師走の京都の町を歩いてみることにした。京都は広い通りを歩いてみても風情はない。堀川通りから一本西の車が1台ようやく通れるような岩上通りを上って、二条城の駐車場を抜け、丸太町から猪熊通りをブラブラと西陣へ。娘に聞くと京都らしい町家が多いのは、西陣あたりではないかという。京都は、私みたいな人が多いので、首からイチデジをぶら下げて歩いても違和感はない。

 歩いていて気がつくのは、玄関先に粽(ちまき)が吊されている町家が多い。家に帰って、ネットサーチしてみると、どうやら祇園祭のときに厄よけとして粽を求めて吊しているらしい。なかでも、長刀鉾の粽が人気らしい。
西陣近くの町家:クリックすると大きな写真になります厄よけのちまき:クリックすると大きな写真になります町家風の出版社:クリックすると大きな写真になります町家を改造した美術館クリックすると大きな写真になります

 もう一つ気づいたのは、町々にお地蔵さんがあることだ。これも、ネットサーチしてみると、お地蔵さんに関するページは結構多い。これらのお地蔵さんは、どうやら町内安全のために祀られているようだ。
お地蔵さん:クリックすると大きな写真になりますお地蔵さんの祠:クリックすると大きな写真になります祠の上の額:クリックすると大きな写真になります別のお地蔵さん:クリックすると大きな写真になります

 京都って、お寺・神社の庭や仏像ばかりではなく、町中をテーマを絞って歩いてみても面白そうだ。
 少し時間があったので、御所のある京都御苑まで足を伸ばしてみた。野鳥撮影のためのロケハン(Location Scouting)のつもりでもある。時代祭の見物には行ったが、中を歩いたことはない。中立売御門から入って北の方へ回ると「近衛池」という小さな池がある。ここには、幾種類かの野鳥が来るようだ。今度は、デジスコセットでも持って鳥を待ちかまえるのもいいかもしれない。
 御苑全体を歩き回るには、時間がかかりそうだし、少々疲れた。タクシーを拾って、娘の住まいまで帰った。運ちゃんの話では、明日の高校駅伝の応援で沢山の人が京都に訪れているらしい。

 ようやく掃除の終わった後、関西では超庶民的な「王将」の1号店が最近改装して新しくなったというので話の種に夕食に向かった。安くて量も多いが、いつも行くもっと西にある中華料理の方が美味しい。それでも、テークアウトも含めて賑わっていた。