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Atelierで“糖尿病”が含まれるブログ記事

2019年1月 6日

隠居のPC備忘録:Excel が表示されるが、すぐに消える原因

2008年10月から記録してきた Excel のシートがある。私は若くから遺伝性の糖尿病を患っている。それで、血糖値が気になるので、市販の血糖値測定器をネットなどで購入して、気まぐれのように血糖を測定して来た。これを Excel(2010) の表に 体重や血圧や、消費カロリーや歩行数などを TANITA のカロリズムで測定し、記録してきた。記録することは自分自身への戒めとなると慰めになっているだけなのだが。
 加齢や運動不足も祟って、昨年から血糖降下はインスリン注射に頼らざるを得なくなった。こうなるとまあいいこともある。血糖測定器や測定紙が保険適用になり、医師に処方してもらえるのだ。それまでは、特定の薬局しか手に入らなかった。
 これは余談として、今年に入ってから、この Excel シートが開けなくなった。開くのは開くのだが、すぐに画面から消えてしまうのだ。入力も印刷もできない。ネットでいろいろとググったが、原因がよくわからない。が、Yahoo の知恵袋でよく似た現象の Q&A を見つけた。Microsoft Office が自動的にアップデートされていることなどは全く気にかけていなかったので、半信半疑ではあったが、以下の回答通りに実行してみると、見事に回復した。備忘録的に記録しておきたい。

エクセルを起動してもすぐに消えてしまいます・・・

【回答】
cub********さん 2019/1/5 05:17:18
使用しているエクセルはEXCEL2010でしょうか?
もしそうなら、今であれば・・・1月3日以降から使用するまでにWINDOWSUPDETEしていませんか?
1月3日のWindowsUP Date「 Excel2010用更新プログラムKB4461627」の不具合のようで複数の不具合報告が上がっています。
もし心当たりがあるなら・・・

対策は更新プログラムKB4461627を削除して下さい
このパッチは新元号に対応するパッチのため削除してもセキュリティに影響はないようですから。

作業は以下の通り
コントロールパネル→プログラムと機能→インストールされた更新プログラムを表示→一覧からKB4461627を探して選択→アンインストールをクリック

又はWindowsupdate→更新履歴の表示→インストールされた更新プログラムをクリック→一覧からKB4461627を探して選択→アンインストールをクリック

多分これでいけると思います。


2017年5月 1日

隠居の健康:坐骨神経痛に悩まされる

春のお彼岸がすんだ後くらいから、左足の臀部から膝の外側にかけて痛みだした。スーパーマーケットでの買い物に家内に付き合ったが、痛みのために立っているのが辛い状態になった。休憩場所のベンチに腰をおろして家内の買い物を待つ状況になった。右足はなんともないので、車の座席についてしまうと問題なく運転はできる。
 痛みが引かないので、その週の土曜日(3月25日)近くの整形外科に出かけた。その医院の駐車場から診療場所までは 50mほどだが、痛みのためたどり着くのが一苦労である。
 型通りレントゲン写真を撮って、痛みの原因の説明を受けると、第4番目の椎間板のヘルニア(背中側に飛び出して)による坐骨神経痛ではないかと言われた。それ以上の詳しい説明はなかったが、鎮痛剤(ロキソニン錠60mg)・胃薬(ムコスタ錠100mg)・塗布剤(ボルタレンゲル)の処方を受けた。錠剤は、朝昼晩1錠ずつ飲みなさいとのことであった。
 だが、痛みは治まらない。初診のときに痛み止めの注射を打ちましょうかとの話があったのを思い出し、次の月曜日、再診し、臀部に注射(臀部トリガーポイント注射:ネオビタカイン注シリンジ5ml)をしてもらった。その時、理学療法(リハビリ)をしたらどうかと勧められ、腰部への電気刺激・腰部への赤外線加熱・ウォータベッド の治療を受けた。が、痛みは治まらない。
 近くの医院受診10日後は、長年治療を続けている成人病の受診日だった。この受診は近畿大学医学部堺病院である。昨年10月18日に、頸動脈狭窄症でステントを留置する手術を受けているので、脳神経外科の受診も同日にある。前日の採血も含めて、痛い足をひきづりながら、MRAの検査も含めて、受診した。
 坐骨神経痛の治療をネットなどで調べてみると、坐骨神経痛の診断には、MRI 画像があったほうが確かなようなので、この日は整形外科を紹介してもらいたいと思っていた。近くの医院には、MRI を撮る設備はない。それに、セカンドオピニオン的に診断も受けたかった。
 だが、長年受診している代謝内科のDr.が変更になっていた。変更になることを今まで受診していた Dr. が言い忘れていたらしい。そんなことも影響したのか、脚の痛みのせいか、受診前に測る血圧測定で、いつもは 70 台くらいの脈拍が 116 となった。そのことを、初めての医師に告げると、脈を取って不整脈があるといい、基礎疾患(糖尿病)から考えて心房細動の疑いがあるので、すぐに心電図をとれと言われた。予定であったMRA に行くまでの間に、心電図をとった。(心電図は予約なしにとれる。)
 脳神経外科では、Dr. は脳のMRAの画像を見ながら、まったく問題はないとのことだった。それで、実情を話して、Dr. に整形外科への受診紹介をお願いした。本来なら、近くの医院の承諾が居るということであったが、目をつぶって、紹介状メールを書いてくれた。ここ堺病院では、内部的な紹介状はメール形式になっているようだ。
 その後再び代謝内科を受けると、心電図の波型の間隔が短くなったり長くなったりしている。専門の循環器内科の診察を受けるように指示された。ここの科もこみあっており、予約が取れたのは、約一月後の5月2日であった。その後、自宅で上腕式の血圧計でほぼ毎日測ったが、少々収縮期の血圧は150を超えるあたりで高めであるが、脈拍は70台で安定している。
 この日には、整形外科の予約も取ったが、こちらも混んでおり、2週間後の4月20日であった。
 4月20日までの間、4回リハビリに通ったが、少し痛みはましになったものの相変わらず歩行はままならない。4月20日、整形外科の若い先生から、とりあえずレントゲンを撮るように指示された。レントゲンは、予約なしにとれる。そのあと、かなりの枚数のレントゲンの画像(画像は院内のネットで送られてくる)を見ながら、診断を受けた。脊椎管狭窄症の疑いもぬぐえないらしい。MRI を撮って診断しようということで、予約のとれた 22日(土曜日)に、撮像した。MRI (検査)は、土曜日でも実施しているらしい。先日から、MRA と続けさまに、あのドッドッというあまり気持ちの良くない騒音を経験することになった。
 25 日診察日、下のような MRI 画像(先生に診察用のモニターに写る画像を私のスマホでとってもらった)から、椎間板ヘルニアによる座骨神経痛と診断された。

DSC_0013.JPG DSC_0014.JPG

 治療は基本的には、自然治癒(マクロファージがヘルニアを食べる)を待つのだという。鎮痛剤(リリカカプセル25mg)と温湿布(ラクティオンパップ70mg)の処方をうけた。原因もはっきりしたので、対症療法を行いながら気長に待つことにした。
 その後、スーパーの買物など段々と歩いても痛みが軽減するようになった。28日には、和泉リサイクル環境公園で、チューリップやポピーの花を見に歩き回れる様になった。だが、カメラは用心して、軽いNEX-7 にした。
 30日、臀部の深部に痛みが少しあるものの、歩けそうであった。天気もいいので、40日ぶりに、歩行でフィールドに出かけた。山旅ロガーで記録してみると約2時間かけて3kmを歩いて、写真を撮れるまで回復した。

2016年11月23日

隠居の健康:無症候性頸動脈狭窄症の治療での入院記録

恥を晒すようですが、もう20年以上も Metabolic syndrome で近畿大学医学部堺病院に通っている。血糖も、血圧も、コレストロールも、薬のおかげがあるのだが、数値は正常ないし境界型で過ごしてきている。
 糖尿病の怖いのは、それが基礎疾患となって、眼底出血や冠不全・脳梗塞を引き起こすことである。そのために、主治医は色々な検査をレコメンドしてくれる。
 眼底検査は、眼科で年2回くらい検査を受ける。その検査時に、白内障が進んでいることが見つかり、2010年12月(右目)2013年6月(左目)に手術をした。
 冠動脈の状況をみるために、胸部X線写真や心電図検査や心エコー、トレッドミル負荷試験なども定期的に実施しているが、今のところ特に異常はないということであった。
 ところが、動脈硬化の状況を検査するために、75歳になる前々日(8月22日)に頸動脈エコーの検査を受けたところ、左内頚動脈狭窄がかなり進んでいることが発見された。主治医(代謝内科)に脳神経外科を受診することを指示された。脳神経外科医の指示で、MRIとMRA 検査を受けた。
 このMRA 検査で撮影された頸動脈の画像を見せられて愕然となった。素人目でも明らかに、狭窄しているのがわかる。脳神経外科医の見立てでは、90%は狭窄しているだろう。手足のしびれや呂律が回らないとかの、何も脳梗塞症状はなかったのかと尋ねられたが、そのような覚えはない。症状がない場合もままあるとのことである。
 だが、この状況では、2年以内に4人に一人は脳梗塞になる確率が高い。狭窄を広げる手術を勧められた。狭窄している部分に、ステントを入れる手術である。以前から一番恐れていたのは、脳梗塞になることだったから、迷うことなくお願いすることにした。

MRAの画像(左頸動脈:手術前)
DSC_0025.JPG

オペは、経験が多い F 医師が主として担当してくれるということで、手術の手順を詳細に説明してくれた。術日は、10月18日に決まり、前日に入院。オペを担当するもう一人の Y 医師から、上の画像を見ながらさらに詳しく説明を受けた。上の画像は、そのときスマホで撮らしてもらったものだ。矢じるしの部分が狭窄しているところで、血管が写っていないように見える。
 手術では、大腿動脈からカテーテルを入れるので、術1日前に足の付け根あたりの体毛を看護師が電気カミソリで剃ってくれ、入浴を促された。また、手術には、血管造影剤などをを入れるので、ルート・キープのためにかなり太い注射針で点滴装置がつけられた。
 血糖降下剤として服用していたメトグレコという薬剤は、造影剤を使用するとき、乳酸アシドーシスを起こしやすくなるということで、入院前々日に、担当医師から電話があり、服用をやめていた。そのために、内科医から、血糖が200以上になればインシュリンを注射することの指示があり、朝・昼・晩と簡易測定器で血糖が計られた。が、インシュリン2単位を腹部に注射したのは、術後2日目の夕方に血糖値が215になった、その時一回だけだった。
 手術日は朝から飲み物はOKだが、絶食である。手術時から何時間かは、動けなくなるので、エコノミークラス症候群を予防するために、弾性ストッキングを着用する。主治医である内科医が、様子を見に来てくれた。外来の診察日のはずであるが、ありがたいことだ。
 手術は、午後1時から始まった。二人部屋(その時点では一人だったが)の病室からは、10分前に、看護師が手術室まで車椅子で連れて行ってくれる。手術室は、通常の室ではなく、MRが撮影できる部屋である。
 手術台に仰向けに横たわった。心電計などが取り付けられたあと、頭が動かないように固定される。まず、大腿動脈付近に局所麻酔注射が打たれる。そのあと、尿道にカテーテルが挿入される。個人差はあるらしいが、私は結構痛かった。前立腺肥大気味なのが影響しているかもしれない。
 そのあと、右大腿動脈からカテーテルが入れられたようだ。また、左大腿静脈にもカテーテルが入れられた。そのあとは、脈拍の規則的な音を刻むデジタル数値が表示されるモニターが見えるだけである。
  F 医師と Y 医師が何か作業を続けられているようだだ、何をされているのかはよくわからない。手術中に、呼びかけが聞こえたら、聞こえているという返事の代わりに、握ったら音がでる赤ちゃんのおもちゃを右手の平に持たされた。ときどきの呼びかけに、これを握って応えた。造影剤が注入されるときは熱くなる。
 カテーテルは、すぐに左頸動脈に届いているようだった。ただ、3時間で済む手術が遅れている。私の場合、狭窄している先の血管が90°以上に曲がっており、そこにはカテーテルが入らないので、回避する処置に手間取ったようだ。
 4時間後、手術は無事終わった。術後のMR画像の撮影などの処置が終わって、病室に帰ったのは、午後5時40分になっていた。
 夕食を摂ってもOKなのだが、足を動かせないので、ベッドの背もたれを起こし、家内に援護してもらって食事を終えた。尿カテーテルを通じての尿は、いささか痛い。
 カテーテルを入れていた右大腿動脈の止血は、アンジオシール(Angio-Seal) という を使っている。新しい止血方法で、術後の絶対安静から開放してくれるが、まだ保険適用になっていないようで、別途の支払い(¥48600) が必要である。これを抑えていたバンソコウは夜の8時過ぎにはずされて、翌朝7時30分には、尿カテーテルも看護師が抜いてくれたので、点滴セットを引きずりながらではあるが、歩行ができるようになった。
 術後に、点滴で注入されたのは、抗トロンビン剤のアルガトロバンである。
 手術の翌日昼頃、Y担当医が様子を見に来てくれた。止血も順当ということであった。その日の夕刻、子供と孫達が見舞いに来てくれた。あまり全員が集まることもないので、これを機に我が家でささやかな食事会をしたとのことである。
 手術日の2日後の午後、頸動脈のエコー検査を受けた。検査技師は、よく流れるようになっていると話してくれた。夕刻、内科医が訪ねてくれて、メトグレコを明日夜から再開してくださいとの指示があった。その日に、白内障を手術するという元気な老人が、同室することになった。
 術後3日目の午後、Y医師から超音波エコーや脳血管造影の画像を見ながら術後の経過の説明を受けた。順調に、狭窄部分が広げられて、血流も十分であることの説明を受けて、ホッとした。

超音波エコー検査の報告図抜粋
bope01.jpg  aope01.jpg

血管造影の画像
bope02.jpg  aope02.jpg

術後4日目、内科医からの指示で、ちょうどいい機会なので、毎食の食前と食後2時間の血糖の測定を指示された。病院食の毎食のカロリー量は、1600カロリーと制限されている。糖尿病薬の服用も、いつもどおりに戻っている。自宅では、夜は晩酌をしているが、病院ではそのようなこともないので、このような測定はいい機会である。術後5日目の朝食から実施することにした。測定は、看護師から借りた簡易測定器である。自宅でも時々図っているので、戸惑うことはない。測定結果は、消費カロリーが極端に少ない入院生活の数値としてはまあまあではないかと思っているが、高いことには間違いない。

食事時刻前値2H値
朝食7:54130187
昼食12:05147172
夕食17:30160161
就寝前20:59180--

退院は、術後一週間後であった。退院の前々日、止血の傷口も癒えたとのことで入浴を許された。心配した医療費も、わずかに入っていた生命保険のお陰で、わずかの持ち出しですんだ。何よりも、脳梗塞のリスクが軽減したことは、ありがたいことである。
 退院後、定期的な内科検診で、HbA1cは、7.0まで落ちていた。冠動脈の状態を見るために、トレッドミル負荷試験を実施したが、問題なしとということであった。

2013年8月 8日

隠居の健康:白内障手術(左目)


 2010年12月に、右目の白内障を手術した。お陰で視力は回復した。その当時、医師は左目も軽度の白内障で年月が経てば、手術をしなければならないかもしれないと言われていた。それから、2年半経って、眼科の定期健診で左目の白内障が進行している。手術しますかといわれ、もう少し早く野鳥を見つけたいという願望から、イチにニもなくお願いすることにした。

 前回の手術の記録を残していたので、気持ちの整理はできている。少し違うのは、今回は手術前日に入院し、手術翌日に退院するという。前回より1日早くなっている。まあ、外来でも手術するところもあるということだから、当たり前のことかもしれない。前回との相違はそれぐらいで、その他は使用する点眼薬や内服する抗生物質まで一緒である。手術の方法は、多少変わっているのかもしれないが、手術台に乗ってしまえば、後は医師任せである。

   
白内障手術メモ
datetimememo
2013/6/3(月) 11:00-13:00 視力検査:精密眼底検査など
散瞳して糖尿病の併発症診断のための診察時に、手術日を7月31日と決定
2013/7/12(金) 11:00-13:00手術のための眼科検査
   光学的眼軸長測定(眼内レンズの度数を決めるため)など
2013/7/16(火) 8:20-9:20 採血(手術のため、内科での検査項目と同時に、HCV抗体価検査など)心電図検査、胸部レントゲン写真
2013/7/22(月) 11:00-13:00 白内障手術を受ける人へのDVD視聴(他に3人)
主治医から入院診療計画書で手術(眼内レンズの挿入)予定の説明をうける
手術3日前からさす点眼薬(ガチプロ点眼薬)が処方される
2013/7/28-31日 1日4回 ガチプロ点眼薬をさす
2013/7/30(火) 10:00 入院。4階の眼科病棟、4階の2人部屋病室へ(差額ベッド:¥3150/日)
10:15看護師による問診(家族構成など)、血圧、体温、
12:35昼食(糖尿病食 1600 の札あり)
13:30血圧、体温測定、点眼クラビット
14:00手術担当看護師より手術手順の説明、
14:00 - 14:304階オリエンテーション室で手術のDVDを見る(他一人と)
15:20 - 16:00外来診察室で医師による診察、手術の順番は3人目とのこと
17:30夜間看護師 血圧測定、点眼クラビット
18:15夕食(卵と野菜のあんかけなど)
21:00夜間看護師 点眼クラビット
21:10就寝
2013/70/31(水) 5:25 起床
6:38体温測定、血圧測定(136-72)、点眼(クラビット)
7:10血中酸素測定(パルスオキシメータにて) 98%
8:10-8:25朝食(牛乳、野菜サラダ、ゆで卵、薄い食パン、ちいさなバターロール)
9:00散瞳用目薬2種をさす
9:35散瞳用目薬2種をさす
10:30車椅子で2階の手術室へ
10:35-11:05主治医による手術:正式には、水晶体再建術という
11:10帰室:血圧 142-68 体温 36.2 血中酸素 98%
11:10-11:5030分の安静指示、ガーゼカッペをしているので少々不自由
12:30昼食(煮魚、こいもなどの炊合せなど)
13:00合成経口抗菌剤クラビット250mg x 2 服用
14:20看護師から退院についての説明あり
18:15夕食(なすと豆腐のあんかけなど)
21:00就寝
2013/8/1(木) 2:00-3:00NHK らじるらじるで、裕次郎のJazz&Popsを聞く
5:15 起床
6:25看護師ガーゼカッペを外す、ぼおっとしている。透明カッペを着用
血圧測定 138-80、点眼4種(クラビット、ベストロン、プロナック、リンデロン)
8:10朝食(ごはん、味噌汁、サケ小一切れ、マクアウリ、牛乳)
8:35合成経口抗菌剤クラビット250mg x 2 服用
9:10薬剤師来室、使用薬剤の説明に来る
10:004階診察室で若い女医さん診察、眼圧が少し高いとチモプトール処方
11:00入院診療請求書届く 国保本人で¥79,960(差額ベッド含む)
11:15ATMで出金、1階会計で入院診療費支払い
11:30退院、娘が迎えに来てくれる
2013/8/5(月)10:30-14:00 外来受診、視力検査(右目と同等以上に回復)
日中カッペを外す許可をもらう
2013/8/7(水)17:00- 生保請求、領収書コピーでOK


 右目を手術したときほどの感激はないが、メガネを作りかえるなどをすれば、よく見えるようになるのではないかと思う。

2010年12月18日

隠居の健康:白内障手術で入院する

 自分の病気をブログに掲載する人も少ないかもしれないが、自分自身の記録のために残しておきたいと思う。白内障手術を受けようとする人には少し参考になるかもしれない。
 もともと基礎疾患として、Metabolic Syndrome を長年患っている。遺伝的なものか、若い時から血糖値が高い。高血圧も、高脂血症も、値はそれほど高くはないが、薬のおかげでなんとかコントロールしている。そのために、20年間くらい近くの近畿大学医学部堺病院で2ヶ月に1回くらい定期的に診察を受け投薬をうけている。
 それと糖尿からくる眼科疾患の検査のために、半年に一回眼科でも診察をうけている。その診察で、この3~4年ぐらい前から、糖尿病による眼底出血などはないものの、手術をするほどではないが白内障が出てきているといわれていた。そういえば、最近になって、下手なゴルフのドライバーショットで飛んだボールがみえないとか、バードウォッチングをしていて右目がよく見えていないことに気づいていた。来年には満年齢の古希を迎えるので加齢現象もあると思うが、この11月に受診したときの視力検査でかなり進行していることが分かった。医師が手術をするかというので、お願いすることにした。バードウォッチングで遠くが良く見えないのは辛い。

 医師によれば、今は軽度の左目も年月が経てば、手術をしなければならないかもしれないという。まあ、その時のために白内障手術の経験を経時的に記録しておきたい。専門用語は、今年になってから診療費を支払うときに発行されている「診療明細書」や手術を決めたときにもらった「白内障の手術を受けられる方へ」というパンフレットを参照した。

 
白内障手術メモ
datetimememo
2010/11/1(月) 8:50-12:00 視力検査:一般的な眼圧検査など
散瞳して糖尿病の併発症診断のための診察時に、手術日を12月15日と決定
採血(手術のため、内科での検査項目以外のHCV抗体価検査など)
心電図検査、胸部レントゲン写真
再度、主治医から入院診療計画書で手術(眼内レンズの挿入)予定の説明をうける
手術3日前からさす点眼薬(ガチプロ点眼薬)が処方される
2010/11/8(月) 14:00-16:00 検査技師による手術のための精密検査
   光学的眼軸長測定(眼内レンズの度数を決めるため)など
2010/11/29(月) 11:00-13:00 ビデオによって、どのような手術かの説明を受ける (家内同伴)
追加検査 細隔燈顕微鏡検査(水晶体のにごりを知る)
2010/12/12-13日 1日4回 ガチプロ点眼薬をさす
2010/12/14(火) 10:00 入院。4階の眼科病棟は満床のため、6階の5人部屋病室へ
10:15-11:10看護師による問診(家族構成など)、血圧、体温、体重、身長測定
12:20昼食(糖質制限食)
14:50血圧、体温測定、点眼2種
15:55看護師より手術手順の説明、20人の患者で8番目とのこと
17:00外来診察室で医師による診察
17:30血圧測定、点眼2種
18:50夕食(すき焼き風煮込み、サケなど)
21:00就寝
2010/12/15(水) 6:00 起床
6:20体温測定、点眼2種(クラビット、ベストロン)
7:10血糖値測定(簡易測定機器にて) 146
8:00朝食(牛乳、野菜サラダ、ゆで卵、薄い食パン、ちいさなバターロール)
9:40サーチュレーション測定:98、血圧測定、血栓予防用の靴下をはく
12:30昼食、主治医の軽食指示で半分残す。(ご飯とお好み焼き)
12:40-14:40散瞳目薬点眼、15分おきに7回 今日は20人の手術があるという
14:45車椅子で2階の手術室へ
15:00-15:25主治医による手術:キシロカインによる局所麻酔をするときにチクっとするだけ
15:30帰室:30分の安静指示、ガーゼカッペをしているので少々不自由
17:30主治医来室:眼内レンズはうまく入ったとのこと
18:40夕食(サケのホイル焼き、ほうれんそうのおひたしなど)
食後合成経口抗菌剤クラビット250mg x 2 服用
21:20就寝
2010/12/16(木) 6:00 起床
6:10ガーゼカッペを外す、眼鏡をかけるとよく見える。透明カッペを着用
6:20体温測定、点眼4種(クラビット、ベストロン、プロナック、リンデロン)
8:05朝食(ごはん、とうふ味噌汁、サケ小一切れ、みかん、牛乳)
10:004階診察室で診察、問題なく透明カッペを外す許可をもらう。
11:00血圧測定、「退院のしおり」をもらう
12:25昼食(きつねうどん、タケノコ煮付け、豚細切れ入りサラダ)
14:30体温測定、点眼3種(クラビット、ベストロン、リンデロン)
18:35夕食(ポークピカタ、ほうれんそうのおひたし、大根とアゲの煮物など)
21:20就寝 透明カッペを着用
2010/12/17(金) 5:30起床
6:05体温測定、点眼4種(クラビット、ベストロン、プロナック、リンデロン)
8:05朝食(バターロール、マーマレード、スクランブルエッグ、オレンジ、牛乳)
10:504階診察室で診察、退院OK
11:00入院診療請求書届く 国保本人で¥72,380
11:30ATMで出金、1階会計で入院診療費支払い
12:00看護師が洗髪をしてくれた。当分自分ではできない。
13:00昼食後退院、外来の予約表をもらう
(追記)
2010/12/20(月)
9:00-9:30 外来受診、視力検査(左目と同等以上に回復)
洗髪・洗顔の許可はまだでない
 生保証明書依頼
(追記)
2010/12/27(月)
9:00-9:30 視力検査、外来受診(順調とのこと)
洗髪・洗顔の許可はまだでない
点眼剤(抗菌・抗炎症2種)処方
 生保証明書受領


  今回の手術で、今までぼやけた視界だった右目が、左目と同じようによく見えるようになった。夕方、車を運転した。車が古くてヘッドランプがくたびれてきたと思っていたが、なんと非常に明るく感じられる。安全運転のためにも、手術をしてよかったと実感した。
 入院の副産物であるが、3日間アルコールを飲まず少食でもあったので、体重が1kg減少した。また、パソコンから離れて、積ん読してあった本も楽しむことができた。
 もともと内科病棟と思われる同室の人たちの病気を聴くこともなく聞いていると、自分の手術がいかに軽微なものであるかを思い知った。このような入院なら、体調管理のためにもいいのかもしれない。