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Atelierで“雀”が含まれるブログ記事

2024年3月25日

隠居の散策:泉北和田川の早春

少し暖かくなったのと、新しいカメラを試したいのもあって、水鳥を求めて、泉北栂地区を流れる和田川沿いをカメラ用一脚を杖代わりにして歩いた。
 川沿いの小さな公園の立木に、鳥が飛んできた。逆光でシルエットだけしかみえないが、雀ではないようだ。カメラのセットも未確認のまま、ズームを伸ばしてシャッターを切った。たまたま、セットが連写モードだったので、シルエットだけの画像が残った。Googleの画像検索をしてみると、どうやらツグミのようだ。
 足元をみると早春の野の花が咲きだしていた。毎年、凄い生命力である。

DSC00661.JPG 2024/3/11 ツグミ(大森公園)
シルエットだけだが。今シーズン初めてのツグミとの遭遇である。
DSC-RX10M4
216.7mm(35mm換算591m)F4 1/2000 ISO250
DSC00666.JPG 2024/3/11 ノゲシ(桧尾)
この時期は黄色い花が多い。ヨーロッパが原産。
DSC-RX10M4
44.9mm(35mm換算123m)F4 1/2000 ISO500
DSC00669.JPG 2024/3/11 ヒメオドリコソウ(桧尾)
ホトケノザと似ているが。これもヨーロッパ原産。
DSC-RX10M4
44.9mm(35mm換算123m)F4 1/2000 ISO500
DSC00673.JPG 2024/3/11 セイヨウカラシナ(桧尾)
菜の花に似ているが。川床にも繁殖している。
DSC-RX10M4
44.9mm(35mm換算123m)F4 1/2000 ISO500
DSC00677.JPG 2024/3/11 タンポポ(桧尾)
最近、見かけるタンポポは、在来種関西タンポポと思われる。
DSC-RX10M4
39.4mm(35mm換算107m)F4 1/2000 ISO500
DSC00691.JPG 2024/3/11 カルガモ(桧尾)
この日は、カルガモしか見かけなかった。昔は、多くの種類が見かけたのだが。
過去に撮った野鳥の写真集
DSC-RX10M4
220mm(35mm換算600m)F4 1/2000 ISO1000

2020年2月 9日

隠居の散策:梅は咲いた(2)

荒山公園の梅林に行った翌日(火曜日)、和泉市のリサイクル公園に行った。前日に行くつもりをしたが、昨秋から月曜日は休園になっている。
 ここも、ほぼ同じ時期に梅が咲く、ただ、しだれ梅が多いので、開花はいまいちだった。この公園の梅には、名札はない。梅林の下には、スイセンが植えられており、こちらは満開である。
 日本庭園と称して廃棄されそうになったであろう植木を集めた場所に行ってみると、ここにも梅が咲いていた。

200204_003.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)ヒバリ
この公園には、雲雀が住み着いている。草花の肥料が目当てなのだろうか?植えられたパンジーの苗のそばで、土をほじくっていた。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
140mm(35mm換算210㎜:crop) 1/500 F6.3 ISO:125

200204_004.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)しだれ梅(紅梅)
この梅林に植わっている梅は、ほとんどがしだれ梅である。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
90mm(35mm換算135㎜) 1/320 F8.0 ISO:100

200204_005.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)スイセン
梅林の下草は、スイセンである。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
80mm(35mm換算120㎜) 1/200 F7.1 ISO:100

200204_008.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)メジロ
荒山公園(2月3日)にも、現れたが逃げられた。今回は、割合長い間、梅の花の吸蜜に夢中になっていた。垣根内に入れないので、近寄るのが難しい。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
150mm(35mm換算225㎜:crop) 1/500 F6.3 ISO:200

200204_009.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)ミモザ
別名:フサアカシア。管理棟近くに毎年花をつける。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55mm(35mm換算82㎜) 1/200 F7.1 ISO:100

200204_010.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)黄梅
これも管理棟近くに毎年花をつける。【中国が原産です。冬の終わりごろから花を咲かせるので、中国では「迎春花(Ying Chua Hua)」と呼ばれています。】とBotanic Gardenにはある。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
26mm(35mm換算39㎜) 1/200 8.0 ISO:100

200204_011.jpg 2020/2/4 和泉リサイクル環境公園(和泉市)モチノキ
樹皮から鳥もちが得られることによるらしい。実はピラカンサほどたわわにならない。

SONY α7Ⅱ+ Sigma 18-300mm
55mm(35mm換算82㎜) 1/160 6.3 ISO:100

2019年2月26日

隠居の散策:泉北ニュータウン近辺の梅見(3)和泉リサイクル環境公園

このところ毎年梅見には【和泉リサイクル環境公園】に訪れている。梅の種類は少ないが、根本にはスイセンがびっしりと植えられている。昨年は、2月3日に来ているが、それこそ一輪ぐらいしか咲いていなかった。
 風が冷たく吹いていたが、連休の中日とあって家族づれも混じって老人ペアが結構多く観梅に来ていた。彩りを添えるためにだろう植栽されている菜の花畑ではヒバリが啼いていた。ここにはいつもヒバリがいるが、この日は姿を見つけられなかった。

【和泉リサイクル環境公園】
 上の地図は、Google mapでの検索結果を貼り付けている。方法については、別途記載したい。

190210_003.jpg 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
しだれ梅とスイセン
公園の一角にしだれ梅の林があり、根元にはスイセンが植栽されている。このように整備されたのは最近のことである。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
28.0mm 1/250 f/5.6 ISO100 EV -0.5
190210_006.jpg 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
紅いしだれ梅
全体には、まだ2分咲きといったところだった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
50.0mm 1/250 f/8.0 ISO100 EV -0.5
190210_007.jpg 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
白梅
白と紅の比率は半々ぐらいだった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm 1/350 f/6.7 ISO100 EV -0.5
190210_005.jpg 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
スイセン
梅の木の根元には、スイセンが植えてある。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
135.0mm 1/350 f/8.0 ISO100 EV -0.5
190210_012.JPG 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
休憩所
梅林の中には、腰を下ろせるところも設置してある。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
45.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV -0.5
190210_009.JPG 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
菜の花畑
雲雀が鳴いていたが、姿は見えない。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
60.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0
190210_010.jpg 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
ミモザアカシア
ネムノキ科アカシア属の木である。オーストラリアの国花のようだ。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
230.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0
190210_011.jpg 2019/2/10 和泉リサイクル環境公園(和泉市)
黄梅
漢名(中国語名)は「迎春花」、英名は「ウィンター・ジャスミン」といい、そのどちらもが、オウバイがほかの花に先駆けて咲き、そのあり様が、たとえて言えばあたかも春を迎えているかのごとく思わせることに基づいていると Wikipedia にはある。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
30.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0

2018年11月26日

隠居の散策:晩秋の日(1)

11月の下旬になって、ちょこちょこと歩いては、ちょこちょこと写真をとったりした。ブログのトラブルに気をとられている間に、毎年のスピードとは少し異なるようだが季節は確実に深まっているようだ。
 彼岸花のときには、歩くことのなかった野々井地区をぶらついてみた。

181118001.jpg 2018/11/18 野々井(堺)
巨大なカボチャ
ハロウィンの何かのイベントに使うつもりだったのだろうか。2つ畑に転がっていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
135.0mm 1/90 f/6.7 ISO100 EV 0

181118002.jpg 2018/11/18 和田川(堺)
コガモ♂
エクリプスから頭部が栗色で、眼の周りから後頸にかけてが緑色がはっきりしてきた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
200.0mm 1/350 f/6.7 ISO500 EV 0

181118003.jpg 2018/11/18 和田川(堺)
雀の群れ
川床に茂る葦に群がっていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
180.0mm 1/350 f/6.7 ISO200 EV 0

181118004.jpg 2018/11/18 野々井(堺)
台風21号の爪痕
農作業小屋の上部が田んぼの真ん中まで飛ばされていた。台風は9月4日に上陸しているから、2か月もご無沙汰していたことになる。和田川の堤に植わっていた大きなハゼの木も倒れて始末されたのか姿が見えなかった。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
40.0mm 1/250 f/8.0 ISO100 EV 0

181118005.jpg 2018/11/18 野々井(堺)
ホトケノザ
開花期は春から夏になっているのだが、田んぼの畔でまだ花を咲かせていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
140.0mm 1/250 f/6.7 ISO200 EV 0

181118006.jpg 2018/11/18 野々井(堺)
イヌホウズキ
別名:バカナス ホオズキやナスに似ているが役にたたないことから。花期は8-10月になっている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0

181118007.jpg 2018/11/18 野々井(堺)
モンシロチョウ
チョウはほとんど飛んでいないが、好天に誘われてモンシロチョウがひらひらしていた。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0

181118008.jpg 2018/11/18 野々井(堺)
ツバメシジミ? ウラナミシジミ
翅はぼろぼろになっている。草の葉には、昨晩降った雨の名残が、光っている。

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
120.0mm 1/250 f/6.7 ISO100 EV 0

181118009.jpg 2018/11/18 荒池(堺)
カルガモ
茂った睡蓮をかき分けながら泳ぐカルガモ。番だろうか?

SONY α7Ⅱ+Sigma 18-300mm
250.0mm 1/350 f/6.7 ISO200 EV 0

 

2018年4月14日

隠居の散策:桜咲く頃の野の花(1)3月25日 泉北ニュータウン栂地区

桜が賑やかに咲いた時期はあっという間に終わった。が、野の花に目を移すともう少し長いスパンで、一斉に咲きだしている。
 暖かくなるにつれて、モンシロチョウを先頭に飛び出した。ご近所を散策するのも楽しい季節になってきた。
 だが、冬鳥はすっかり姿を消したが、カルガモやムクドリが元気である。姿はなかなかとらえられないが、ウグイスや雲雀のさえずりが耳に心地よい季節になった。

;クリックすると大きな写真になります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
ヨモギ
ヨモギを摘んで、よもぎ餅を作るような人はいないだろうが。この緑の濃さは春の訪れを感じる。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0
;クリックすると大きな写真になります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
カラスノエンドウ
この花も早くから、紫色の可愛い花を咲かせる。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 
;クリックすると大きな写真になります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
ホトケノザ
ヒメオドリコソウと花は似ているが、こちらのほうが早く咲きだす。春の七草のひとつ「ほとけのざ」は、キク科の「こおにたびらこ(子鬼田平子)」のことだと ボタニックガーデンにはある。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/125 f/5.6 ISO100 EV 0 
;クリックすると大きな写真になります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
ナズナ
ぺんぺん草と呼んだりする。三味線のばちに見えるのは、果実だそうだ。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/125 f/6.7 ISO100 EV 0 
クリックすると大きくなります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
セイヨウカラシナ
似た花にセイヨウアブラナがある。セイヨウアブラナは葉の基部が茎を抱く。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/500 f/4.0 ISO100 EV 0 
;クリックすると大きな写真になります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
セイヨウタンポポ
セイヨウタンポポと日本タンポポとの区分は、花の萼が開いているかどうかである。一本ちぎってひっくり返してみると、萼が反り返っていた。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/500 f/4.0 ISO100 EV 0 
クリックすると大きくなります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
ノゲシ
ノゲシの名前は、葉が「けし(芥子)」に似ていることから。「はるののげし(春 の野芥子)」という別名もありますとボタニックガーデンにはある。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/200 f/6.7 ISO100 EV 0 
クリックすると大きくなります。 2018/3/25 檜尾(堺市)
オオイヌノフグリ
春になって一番先に咲くのは、この小さな青い花だ。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/200 f/6.7 ISO100 EV 0 
クリックすると大きくなります。 2018/3/25 桃山台(堺市)
ヒイラギナンテン
この時期、ヒイラギナンテンには黄色い小さな花が咲く。
SONY α7Ⅱ+FE50mm F2.8 Macro
50.0mm 1/60 f/4.0 ISO100 EV 0 


2013年8月21日

二十四節気・七十二候:2014年度日付



平凡社のスマホ向け暦 七十二候
平凡社のスマホ向け暦(二四節気七十二候)は、該当する候(例えば、立秋 末候 蒙霧升降[ふかききりまとう])の五日間(8月19日から24日)のみ表示される。表示されている候以外の71候は、本でも買わないと内容はわからない。
 それで、コピー作成したものを自分の記録のために、サーバー上に残していくことにした。このこよみは、自然と生活との関わりを理解する上で、極めて有用である。
 ただし、著作権の問題があるので、公開はできない。

 まだ完全に揃っていないが、下の表の下線のある七十二候の一つをクリックすると、コピー保存したスマホの暦(こよみ)が開く。ただし、IDとパスワードが必要である。                       

二十四節気七十二候日付
立春 初候(1)東風解凍 はるかぜこおりをとく 2月4日~2月8日
次候(2)黄鴬見睨うぐいすなく 2月9日~2月13日
末候(3)魚上氷うおこおりをのぼる 2月14日~2月18日
雨水 初候(4)土脉潤起 つちのしょううるおいおこる 2月19日~2月23日
次候(5)霞始靆 かすみはじめてたなびく 2月24日~2月28日
末候(6)草木萌動そうもくめばえいずる 3月1日~3月5日
啓蟄初候(7)蟄虫啓戸すごもりむしとをひらく 3月6日~ 3月10日
次候(8)桃始笑ももはじめてさく 3月11日~ 3月15日
末候(9)菜虫化蝶なむしちょうとなる 3月16日~3月20日
春分 初候(10)雀始巣 すずめはじめてすくう 3月21日~ 3月25日
次候(11)櫻始開 さくらはじめてひらく 3月26日~ 3月30日
末候(12)雷乃発声 かみなりすなわちこえをはっす 3月31日~4月4日
清明 初候(13)玄鳥至 つばめきたる 4月5日~ 4月9日
次候(14)鴻雁北 こうがんかえる4月10日~ 4月14日
末候(15)虹始見 にじはじめてあらわる4月15日~4月19日
穀雨 初候(16)葭始生 あしはじめてしょうず4月20日~ 4月24日
次候(17)霜止出苗 しもやみてなえいづる4月25日~ 4月29日
末候(18)牡丹華 ぼたんはなさく4月30日~5月4日
立夏 初候(19)蛙始鳴 かわずはじめてなく5月5日~5月10日
次候(20)蚯蚓出 みみずいずる5月11日~ 5月15日
末候(21)竹笋生 たけのこしょうず5月16日~5月20日
小満 初候(22)蚕起食桑 かいこおきてくわをはむ5月21日~5月25日
次候(23)紅花栄 べにばなさかう5月26日~ 5月30日
末候(24)麦秋至 むぎのときいかる5月31日~6月5日
芒種 初候(25)蟷螂生 かまきりしょうず6月6日~6月10日
次候(26)腐草為螢 くされたるくさほたるとなる6月11日~ 6月15日
末候(27)梅子黄 うめのみきばむ6月16日~6月20日
夏至 初候(28)乃東枯 なつかれくさかるる6月21日~ 6月26日
次候(29)菖蒲華 あやめはなさく6月27日~ 7月1日
末候(30)半夏生 はんげしょうず7月2日~7月6日
小暑 初候(31)温風至 あつかぜいたる7月7日~ 7月11日
次候(32)蓮始開 はすはじめてひらく7月12日~ 7月17日
末候(33)鷹乃学習 たかすなわちわざをならう7月18日~7月22日
大暑 初候(34)桐始結花 きりはじめてはなをむすぶ7月23日~ 7月27日
次候(35)土潤溽暑 つちうるおうてむしあつし7月28日~ 8月1日
末候(36)大雨時行 たいうときどきおこなう8月2日~8月6日
立秋 初候(37)涼風至 すずかぜいたる8月7日~ 8月11日
次候(38)寒蝉鳴 ひぐらしなく8月12日~ 8月17日
末候(39)蒙霧升降 ふかききりまとう8月18日~8月22日
処暑 初候(40)綿柎開 わたのはなしべひらく8月23日~ 8月27日
次候(41)天地始粛 てんちはじめてさむし8月28日~ 9月1日
末候(42)禾乃登 こくものすなわちみのる9月2日~9月7日
白露 初候(43)草露白 くさのつゆしろし9月8日~9月12日
次候(44)鶺鴒鳴 せきれいなく9月13日~9月17日
末候(45)玄鳥去 つばめさる9月18日~9月22日
秋分 初候(46)雷乃収声 かみなりすなわちこえをおさむ9月23日~9月27日
次候(47)蟄虫坏戸 むしかくれてとをふさぐ9月28日~10月2日
末候(48)水始涸 みずはじめてかるる10月3日~10月7日
寒露 初候(49)鴻雁来 こうがんきたる10月8日~10月12日
次候(50)菊花開 きくのはなひらく10月13日~10月17日
末候(51)蟋蟀在戸 きりぎりすとにあり10月18日~10月22日
霜降 初候(52)霜始降 しもはじめてふる10月23日~10月27日
次候(53)霎時施 こさめときどきふる10月28日~11月1日
末候(54)楓蔦黄 もみじつたきばむ11月2日~11月6日
立冬 初候(55)山茶始開 つばきはじめてひらく11月7日~11月11日
次候(56)地始凍 ちはじめてこおる11月12日~11月16日
末候(57)金盞香 きんせんかさく11月17日~11月21日
小雪 初候(58)虹蔵不見 にじかくれてみえず11月22日~11月26日
次候(59)朔風払葉 きたかぜこのはをはらう11月27日~12月1日
末候(60)橘始黄 たちばなはじめてきばむ12月2日~12月6日
大雪 初候(61)閉塞成冬 そらさむくふゆとなる12月7日~12月11日
次候(62)熊蟄穴 くまあなにこもる12月12日~12月16日
末候(63)鮭魚群 さけのうおむらがる12月17日~12月21日
冬至 初候(64)乃東生 なつかれくさしょうず12月22日~12月26日
次候(65)麋角解 きわしかのつのおつ12月27日~12月31日
末候(66)雪下出麦 ゆきわたりてむぎのびる1月1日~1月5日
小寒 初候(67)芹乃栄 せりすなわちさかう1月6日~1月9日
次候(68)水泉動 しみずあたたかをふくむ1月10日~1月14日
末候(69)雉始鳴 きじはじめてなく1月15日~1月19日
大寒 初候(70)欸冬華 ふきのはなさく1月20日~1月24日
次候(71)水沢腹堅 きわみずこおりつめる1月25日~1月29日
末候(72)鶏始乳 にわとりはじめてとやにつく1月30日~2月3日

2011年8月11日

隠居のスマートフォン備忘録:(3)Xperia acro で音楽(mp3)を楽しむ


 今まで、自分が収集した音楽ファイル(mp3 ファイル) を戸外や車の中で楽しむには、初期の iPod shuffle や iriver portable mp3 player を長年使ってきた。

 スマートフォン Xperia acro は小さなノートパソコンみたいなものであるから、もちろん音楽ファイル(mp3 ファイルなど) を保存し、再生することができる。Xperia acro SC-02C の内蔵メモリー(RAM)は 512MB であるが、初期にインストールされているソフトなどで、空き容量は 255MB くらい(ホーム画面のメニューボタン⇒ストレージで確認できる)だそうだ。ただ、外部メモリーとして、microSDHC で最大 32GB をもつことができる。しかも、microSDHC 32GB が同梱されている。iPod や iriver では、1GB のものを使っていたから、それに比べれば、保存容量を気にしなくてすむ。ただ、microSDHC には、写真や動画も保存することになるのでむやみに大量に保存できるわけではない。

 私は音楽ファイルの処理は、パソコンで行っている。音源は様々である。古い LP レコードから mp3 ファイルを作ったりeMusic(現在、日本からはダウンロードできない)や Amazon から Net 購入した曲や CD をデジタル化した曲である。クラシック、カントリー、Jazz、Pops などの曲が、Windows Media Player のライブラリーにデータベース化されている。アーカイブの数は数えたことはないが、30GB程度になった。
 iPod やiriver portable mp3 player (車で mp3 ファイルを聞くときに使っている)は、パソコン本体とUSB 接続でファイルを入れ替えるが、iPod では iTunes というApple のソフトを、iriver では iriver Music Manager というソフトを使わなくてはならない。その点、Xperia acro では、USB メモリーと接続するのと同じように、パソコン本体でひとつのドライブとして(SC-02C というドライブ名で)に認識されるので、その下にある music というフォルダーに本体のフォルダーまたはファイルをコピペすればよい。極めて簡単である。
 コピペした mp3 ファイルは、music フォルダー の下に、たとえホルダーを作ってコピペしても、すべて一緒にアーカイブとして保存されるようだ。Xperia acro での「ミュージック」アプリでは、これらのアーカイブを「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」、「プレイリスト」と分類してくれる。「トラック」で表示される曲は、music フォルダー にアーカイブされているすべての曲である。「アーティスト」では、mp3 ファイルの ID3 タグに持っている情報の artists 別に、「アルバム」では ID3 タグに持っている情報の album 別に表示される。また、「トラック」を表示しているときに、例えば jazz で検索してみるとID3 タグのジャンルに持っている情報がjazz の曲もヒットするようである。これらをうまく使えば、自分で作成することになっている(Xperia acro の中で)「プレイリスト」にjazz というようなジャンルで曲を集めることができる。
 「プレイリスト」は、「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」のどの画面でも、トラックあるいは曲を選択(タッチ:長押し)すると出てくるポップアップ画面で表示される「プレイリストに追加」をタップすると出てくる「プレイリスト」の画面で、「新規プレイリストの作成」をタップして、新しい名前を入力する。すでにあるプレイリストに追加する場合は、プレイリストをタップすればよい。 
アーティスト画面;クリックすると大きな写真になりますアルバム表示画面;クリックすると大きな写真になりますトラック表示画面;クリックすると大きな写真になりますプレイリスト表示画面;クリックすると大きな写真になります
アーティスト表示画面
アルファベット順に表示される
ID3 タグにアーティスト名がないファイルは、不明なアーティストとして表示される
アルバム表示画面
アルファベット順に表示される
アルバムジャケットの情報が得られる場合は表示される
トラック表示画面
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もちろん日本語にも対応している


車載用のフォルダー;クリックすると大きな写真になります 私の乗っている古い車では、mp3 ファイルを再生するようなオーディオはついていない。従って、車で mp3 ファイルの音楽を聴くには、少々の工夫が必要である。下記のエントリー【車でMP3を聴く】で書いたように、カセットデッキ式のトランスミッター(私の古い車には、カセットデッキがついている)を iriver portable mp3 player につないで聴いていた。このデバイスを置くための適当なフォルダーがなかったので手作りのものを作っていた。今回、スマートフォンからも、同じようにカセットデッキ式のトランスミッターにつないで、聴いている。幸い、Xperia acro には、車載用のフォルダーが市販されている。
 なお、スマートフォンでの電話・メールの着信音に、ミュージックのトラックから選択できる。ケイタイでは、下のエントリー【隠居のケイタイ:録音した野鳥のさえずりを着信音にする】で書いたように、かなり難しい操作が必要である。Xperia acro では、例えば 小鳥のさえずりを mp3 化して、ミュージック・トラックに取り込めば簡単にできる。

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2011年5月18日

隠居の探鳥ウォーク:芋苗を 植える空に 揚雲雀


 連休が終わって、5月13・14日は快晴となった。日の出もずいぶん早くなってきたので、7時には、眩しいくらい明るくなっている。それにつれて、朝の活動も少しずつ早くなってきた。
 13日は、南部コースを歩いた。鳥たちは、川よりも田植えの準備が始まっている畑地の方に多いようである。ケリの数が増えて賑やかに飛び回っている。ICR-recorder のウィンドスクリーンが手に入ったので、写真ばかりでなく音録りも頑張ってみた。
 美木多上のいつもの木(メギの木と思う)に、ウグイスが歌いに来た。今回は、順光を求めて畑の畦を伝って回りこんでみた。相変わらず近づけないが、ファインダーからはよく見える。
 ヒヨドリ・ムクドリが元気である。あちらこちらに姿を見せる。桃山台公園の草原では、カワラヒワが花の終わったハルジオンをついばんでいた。
探鳥日誌:2011年5月13日参照
ケリ:檜尾;クリックすると大きな写真になりますウグイス:美木多上;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ:美木多上;クリックすると大きな写真になりますカワラヒワ;クリックすると大きな写真になります
ケリ:檜尾(堺)
2011/5/13
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO400 1/1000s F5.6
トリミング
ウグイス:美木多上(堺)
2011/5/13
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2500 1/1000s F5.6
トリミング
ヒヨドリ:美木多上(堺)
2011/5/13
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO500 1/1000s F5.6
トリミング
カワラヒワ:桃山台公園(堺)
2011/5/13
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2500 1/1000s F5.6
トリミング


 翌14日土曜日、久しぶりに鉢ケ峯寺に車を走らせた。キジ期待である。だが、キジの鳴き声は聞こえず、カエルの鳴き声に混じってケリ・ヒバリ・ウグイスの音景色であった。この日は、風が強く、ウィンドスクリーンをつけてもマイクは風の音をひらっている。畑で黒マルチに穴を開けてさつまいもの苗を植えている横で、ヒバリが舞い上がり求愛をしているようです。
 ホオジロもあちらこちらで姿を見せた。今年、初めてベニシジミを観察した。
探鳥日誌:2011年5月14日参照
 
ヒバリ:鉢ケ峯寺;クリックすると大きな写真になりますウグイス;クリックすると大きな写真になります虫をくわえるホオジロ;クリックすると大きな写真になりますベニシジミ;クリックすると大きな写真になります
ヒバリ:鉢ケ峯寺(堺)
2011/5/14
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO640 1/1750s F5.6
トリミング
ウグイス:鉢ケ峯寺(堺)
2011/5/14
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1750s F6.7
トリミング
虫をくわえるホオジロ:鉢ケ峯寺(堺)
2011/5/14
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1750s F5.6
トリミング
ベニシジミ:鉢ケ峯寺(堺)
2011/5/14
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO400 1/1750s F5.6
トリミング


2011年2月22日

隠居の探鳥ウォーク:初雲雀 田起こし畑に 目を凝らす 


  2月21日、雨水が過ぎた野々井地区の畑地を歩いてみた。雨水の日には、今シーズン初めてのウグイスのさえずりを聞いたが、この日は、ヒバリのさえずりがケリの鳴き声に混ざって聞こえた。
 さえずりの方向に眼を凝らしてみると、田起こしが終わった田んぼに 2羽のスズメ大の鳥がチョコチョコと動いている。田んぼの泥と稲株の色が保護色のようになって、カメラのAF(Auto Focus)が働きにくい。草が緑になってきた畦道を伝ってそろそろと近づいていくと、求餌に夢中になっているのか飛び立っていかない。
 昨年、鉢ヶ峯で撮ったヒバリの写真は、デジスコでないと無理だった。その時の記録は、距離 30m とある。今回は、5mほどまで近づいてもOK だった。
 今回も一句作ってみた。鳥の名を入れると季重なりと難しい。まあ、気分はでてるだろう。

ツガイのヒバリ;クリックすると大きな写真になりますミミズを咥えるヒバリ;クリックすると大きな写真になります田起こしの田んぼに融け込むヒバリ;クリックすると大きな写真になります冠羽を立てたヒバリ;クリックすると大きな写真になります
ツガイのヒバリ:野々井(堺)
2/21/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO360 1/800s F5.6
トリミング
ミミズを咥えるヒバリ:野々井(堺)
2/21/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO220 1/800s F5.6
トリミング
田起こしの田んぼに融け込むヒバリ:野々井(堺)
2/21/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO320 1/800s F5.6
トリミング
冠羽を立てたヒバリ:野々井(堺)
2/21/2011
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO450 1/800s F5.6
トリミング


2010年6月 6日

隠居、平城京跡を訪ねる

 平城遷都1300年祭ということで、平城京跡がTV にいろいろと取り上げられている。古い歴史について素養がないので、TV で騒ぐほどもう一ついく気にはならなかったが、天気もいいし特別なフェアもなさそうでそんなに混まないと思い、話のタネに行ってみることにした。

 ネットでの案内で、5月10日~8月19日、8月28日~10月8日の期間は、平城宮跡会場駐車場は一般の方も利用できるとあるので、カーナビに朱雀門近くの駐車場をセットした。第二阪奈道路(トンネル)を通れば、45分ほどで着くと表示される。ところが早めに曲がってしまったらしく、駐車場にたどりつけない。地図を見るとイトーヨーカ堂が近くにある。ここに、駐車することにした。平城遷都1300年祭用の駐車場案内より、イトーヨーカ堂への駐車案内の方がわかりやすい。だが、実際に駐めてみると大極殿は、はるか向こうに見える。

東院庭園;クリックすると大きな写真になります東院;クリックすると大きな写真になります とおりすがりの老人に、大極殿への行き方を尋ねると、親切に教えてくれた。田んぼの中のあぜ道を辿れば東院庭園にでるので、そこから少し距離はあるが歩けばよいという。それを見ていた他の老人が、その道ではややこしいから、国道から行けという。みなさん、親切である。田の中のあぜ道も面白いので、そちらから行くことにした。
 田植えの真最中の田んぼでは、ケリがけたたましく鳴いている。この東院は 1967年に発掘され、その後に再建されたらしい。TV で見る限りの平城京跡は緑の少ないだだっ広い場所との印象であったが、この東院庭園は緑と池があり心安らいだ。だが、最近に人工的に造られたとの感はぬぐえない。

ハートフルカート;クリックすると大きな写真になります 休憩所で、高速道路に乗る前に求めてきたサンドイッチを頬張った。よくみるとこの休憩所は、ハートフルカートの乗り場になっている。ボランティアらしき係員に尋ねてみると大極殿に行くカートがまもなく到着し、空きもあるという。歩くより遅いハートフルカートに大極殿の前庭まで乗せてもらった。途中、葦の生えている湿地を過ごしていくが、あの特徴のあるオオヨシキリのさえずりが聞こえてくる。かなり生息しているようだ。ヒバリもあちらこちらに姿がみえる。毎日の野鳥撮影が、こんな場所にきても影響しているようだ。

大極殿;クリックすると大きな写真になります大極殿の十二支犬;クリックすると大きな写真になります 大極殿前の広場は、わずかに芝生があるものの喉がカラカラになるような白っぽい平地が広がっている。確かに大きい。奈良の新しい名所になるかもしれないが、やっぱり緑に囲まれた東大寺あたりの方が奈良らしく思う。
 大極殿の高い天井近くに十二支の動物が描かれている。写真は犬だろうか。

 帰りは朱雀門から大宮通り⇒国道24号をたどってイトーヨーカ堂に帰ってきた。夕食の材料を少し買い駐車料をただにした。1000円以上買うと4時間無料で駐車できることがわかった。大宮通から入れた平城宮跡の駐車場は、1000円である。