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2013年9月19日

中秋の名月:2013年9月19日

中秋の名月:自宅ベランダ

自宅ベランダにて 2013年9月19日18:38
スコープ Nikon ED82 カメラ・アタッチメント FSA-L1 デジカメ Nikon D70
35mm換算1500mm 1/500s F13.0 ISO1600


2009年12月 9日

隠居のデジスコ:伊丹市昆陽池

昆陽池野鳥観察橋:クリックすると大きな写真になります 12月8日、朝から冬日和の快晴である。前から友と一度行ってみようかと言っていた伊丹の自衛隊駐屯地近くにある昆陽池公園に行ってみることを思い立った。友に電話すると空いているという。
 イチデジのNikonD70をデジスコにした場合、視野の狭さが問題であったので、照準器をつけたコンデジのSonyDSC-W300で撮ってきた。それでも、イチデジでのデジスコ写真も捨てがたい。イチデジの欠点であった視野の狭さを助けるストロボシューに装着する KYOEI マルチドット高輝度照準器を手に入れたので、試してみたかったこともある。

 野鳥観察橋がある給餌池近辺には、飼育しているらしいコハクチョウとカモ類に混じってドバトが沢山いる。動物園みたいだ。これでは、デジスコでなくても、イチデジの望遠で十分撮れる距離である。
 それでも敢えて、NikonD70によるデジスコで撮ってみた。操作になれていないこともあって、家に帰ってパソコンで見てみるとあまり良い写真はない。ただ、何枚かの写真はイチデジらしい画像であった。
ゆりかもめ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますゆりかもめ:昆陽池:クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますアオサギ:昆陽池;クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
ISO800 F13.0 1/1600 1000mm
(35mm版換算1500mm)
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F5.6 1/200 15mm
(35mm版換算2625mm)
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
ISO800 F13.0 1/1000 1000mm
(35mm版換算1500mm)
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F5.6 1/400 7.6mm
(35mm版換算1330mm)

 デジスコではなく、普通のレンズ(Nikkor28-200mm)をつけたくて、デジスコはSonyDSC-W300につけかえた。この方が、被写体が近い場合は圧倒的に機動的である。
 野鳥観察橋を離れて駐車場に戻りかけると池畔で超望遠レンズをつけたカメラを一脚の上で固定してさかんにシャッターを切っている女性がいる。何を撮っているのかと聞いてみると100mほど先の池面にミコアイサが泳いでいるという。初めて聞く名前である。早速、三脚を開いて観ると目のあたりが黒いカモ(雄)を中心に4匹ぐらいで泳いでいる。シャッターを数多く押したが、帰ってパソコンで確認するとピントが甘い。当たり前であるが、距離が遠いほど動いている被写体に焦点あわせることは難しい。
ゆりかもめ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますヒドリガモ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ:昆陽池;クリックすると大きな写真になりますミコアイサ:昆陽池;クリックすると大きな写真になります
デジカメ Nikon D70
レンズ Nikkor28-200mm
ISO800 F10.0 1/1250 120mm
(35mm版換算180mm)
トリミング
デジカメ Nikon D70
レンズ Nikkor28-200mm
ISO800 F9.0 1/320 75mm
(35mm版換算112mm)
トリミング
デジカメ Nikon D70
レンズ Nikkor28-200mm
ISO800 F8.0 1/1000 170mm
(35mm版換算225mm)
トリミング
スコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
ISO80 F4.5 1/320 17.2mm
(35mm版換算3010mm)
トリミング レタッチ

 それでも、今日も今まで写真に収めることがなかったユリカモメミコアイサを野鳥の写真集に加えることができたので満足している。

2009年9月22日

隠居のデジスコ:動物園で使ってみる

 敬老の日、連休で退屈にしている孫を連れて天王寺動物園に行ってみた。デジスコの練習にも面白いと思ったこともある。
 天気が良いので、みんなどこかに出かけるのか阪神高速松原線は渋滞である。それでも天王寺公園地下駐車場へは、10時半頃に待つこともなしにすべり込んだ。
 ゲートまで行ってみると入園券を求める家族連れで長蛇の列である。よく見ると、駐車場に車を駐めた人たち向けの割引入園券専用の窓口があり、そこではすぐに求めることができた。駐車場を利用すると4人まで3割引の350円となる。小学生以下は無料である。

「鳥の楽園」:クリックすると大きな写真になります 孫たちと別れて、南園の奥にある「鳥の楽園」という大きなケージの中に入った。多くのサギ類やカモが真ん中の池を中心に動き回っていたり、木にとまっていりする。ちょうど、三脚を据えられるようなテラスがあり、そこでデジスコセットを設定した。今回は、Nikon D70 をつけたセットを試してみた。大きなケージといってもやはり限られた場所である。距離 15m くらいのテラスと反対の木にとまっているコウノトリに焦点を合わせるとコウノトリの全体がファインダーに収まらない。イチデジのセットでは 1500mm(35mm判換算)一本でズームがきかないから、鳥の一部を撮るしかない。まあ、コンデジのセットでも、 1330mm(35mm判換算)が最短合成焦点距離だから同様かもしれないが。それとケージの背景には、通天閣が見えるがこれを入れての写真は撮れない。焦点深度は極端に狭いようだ。
 その後も入園者はどんどん増えて、園内は動物をゆっくり見るどころの状況ではなくなった。もちろん、三脚を広げて置ける状況でもなくなった。猿島に行って、猿の顔をUPして撮りたかったが、諦めて早々に退散した。
 空いているときならともかく、動物園には Tamron の望遠 300mm(35mm版換算 450mm) でもつけていけば十分ではないかと思われた。一度、入園者が少ないときに行ってみるのも面白いかもしれない。少なくとも、被写体は沢山ある。
シュバシコウ(ヨーロッパ・コウノトリ):クリックすると大きな写真になりますコサギ:クリックすると大きな写真になります餌のドジョウ:クリックすると大きな写真になりますシマウマ:クリックすると大きな写真になります
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/800
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/2000
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
 トリミング
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/1600
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
 トリミング
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
 ISO500 F13.0 1/200
 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先

2009年9月14日

隠居のデジスコ:イチデジとコンデジを比較する

 デジスコを始めようと思ったときに、最初に揃えたのは Nikon のフィールドスコープED82 である。Nikon のデジスコーピングの案内をみると、私の場合イチデジの D70 を持っているので、アタッチメントの FSA-L1 を求めるだけでデジスコセットができると分かった。それで恥ずかしい話であるが、よく調査もせずに ED82 と Nikon D70 を連結するために Nikon FSA-L1 を購入した。

 求めてからよくよく調べてみると、このセットではF値は 13 に固定され、合成焦点距離も 35mm 換算値で 1500mm に固定されていることが分かった。また、デジカメの AF 機能は働かず、フィールドスコープで正確に焦点を合わせなければならない。期待している 3000mm 超の撮影は無理だし、初心者には取り扱いが難しそうだ。ということで、折角やるのだからと今のデジスコセットを泣く泣く揃えた。

 それでも一度試したくて、先日ちょうどよい機会だったので、あまり動かないコサギを被写体にして撮ってみた。被写体までの距離( 12?3m )・晴天など撮影の条件はほぼ同等である。コンデジ・セットとイチデジ・セットとを使ってみて気が着いた点を思いつくまま挙げてみると次の表のようになる。まだ、どちらも使いこなしているとは言えないのだが、イチデジによるデジスコも使いようによっては、いい画像が得られるのではないかという印象である。

デジスコ:コンデジとイチデジの比較
Written on Sep. 14th, 2009
画像Sony DSC-W300:クリックすると大きな写真になりますNikon D70:クリックすると大きな写真になります
デジスコ・セットスコープ Nikon ED82
接眼レンズ 30XWFA
デジカメ Sony DSC-W300
スコープ Nikon ED82
カメラ・アタッチメント FSA-L1
デジカメ Nikon D70
理論上の性能絞り:F2.8 - 8.0
合成焦点距離:1330mm - 3990mm
 (35mm版換算)
ISO:80 - 400(連写モード)
絞り:F13
合成焦点距離:1500mm
(35mm版換算)
ISO:200 - 1600
撮影データ ISO80 F5.6 1/500 7 .6mm
 (35mm版換算1330mm)
 露出補正 なし
 ISO640 F13.0 1/640 1000mm
 (35mm版換算1500mm)
 露出絞り優先
デジカメ設定液晶画面を見ながら設定するので、同じ姿勢でできる。
液晶フードを使っているので、容易に設定を確認できる。
一般的にはカメラの上部にある表示パネルで行うので、ファイダーを覗く姿勢ではできない。カメラ位置を変える必要がある。
液晶画面でも設定できるが、日の光の中では見がたいし、手間がかかる。
被写体の導入照準器の Red Point を被写体に合わせ、液晶画面で確認する。事前に、 Red Point を合わせておく必要があるが、照準器の視野は広いので、被写体を導入しやすい。ファインダーで行う。フィールドスコープをつけるとファインダーの視野は狭くなるので、被写体導入はかなり難しい。
雲台の動きバランスはフィールドスコープ部分の方が少し重い。ロングプレートで簡単に調節できる。バランスはカメラ部分が重くなる。ロングプレートで簡単に調節でき、動きに問題はない。
シャッター操作専用のカメラブラケットにケーブル・レリーズをつける。
ケーブル・レリーズをつけたまま収納しにくいので、その都度装着する必要がある。
リモコンで行う。
リモコン・モードは 15分間ロックできるが、その都度設定する必要がある。
連写は効かない。
使い分け機動性に優れている。場所を変えたり、異なる被写体を導入しやすい。
超望遠 3000mm ぐらいまでは良い画像が得られそうだ。
設定に手間取るので、置きピンをして狙いを定めておく場合は、画像は良さそうだ。暗い場合は、ISO を大きい値にしても画像はそれほど荒れないようだ。