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2018年5月28日

栃木県をドライブ(2) 今市報徳二宮神社から雲厳寺へ 4月26日

大谷石採掘場跡を見た後、下今市へ向かったのだが、昼飯時になり、少々寄り道をしてしまった結果、下今市の報徳二宮神社に到着したのは、午後3時近くになってしまった。
?  報徳二宮神社は二宮尊徳が祀られた神社である。報徳二宮神社は、ここ栃木県日光市と、神奈川県小田原市、同じく相模原市と三か所にあるが、中でも日光市の報徳二宮神社は二宮尊徳の終焉の地であり、お墓もある。母校の卓球部の先輩に、今市ご出身の 恒 仁朗?(雅号?)?さん??という先輩がおられる。恒 仁朗??さん??には「商(あきない)」「幸商人(さいわいしょうにん)」「商人心(あきないごころ)?」?といった著書があり、国会図書館にも登録されている。経世家でもある二宮尊徳の商いの教えに共鳴され、ご自分の商いの心を述べられている。
?  恒 仁朗 先輩は、昨年、この報徳二宮神社に高さ3.5mの大きな木製尊徳像2体を奉納された。?木像はチェーンソー・アートの全国大会優勝者に協力を依頼し、制作され、お社に続く参道の、鳥居の手前両脇に据えられていた。木像の名称は「尊徳来福像」といい、デザインは 恒 仁朗さんのオリジナルで、人々の心の中に尊徳の教えがあることをイメージされているという。 実際に参拝した「尊徳来福像」は大きくて、立派だった。
 そして、今回もう一か所行きたいところがあった。それは、2013年から始まっていた40年ぶりの修復工事が昨年3月10日に完成して、一般公開されている日光の陽明門を改めて見てみたかったのだ。ただ、じっくり見るには、今回は時間的に余裕がない。そこで、友人のご主人から、いま、吉永小百合のJR東日本のコマーシャルで放映されている雲厳寺へ行ってみないかとの提案があった。日光陽明門には改めて来ることにし、雲厳寺に行くことに衆議が一致した。
 ところがその雲厳寺は意外と遠かった。今市からは東北新幹線の反対側で、那須塩原に近い。距離にして75kmくらいあった。
 臨済宗妙心寺派の名刹 雲厳寺 は八溝山地のふところ深く、清らかな渓流に沿うところにある。ほとんどその名を聞いたことはなかったが、筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、禅宗の日本四大道場と呼ばれているそうだ。山門の正面にある朱塗りの反り橋を渡って石段を登ると、正面に釈迦堂、獅子王殿が一直線に並ぶ代表的な伽藍配置となっていた。俳聖松尾芭蕉は、この地で「木啄も 庵は破らず 夏木立」の句を残してしている。時刻は5時を回っていたがまだ明るかった。観光客、参拝客は我々以外にいない。
 帰りは那須塩原インターから東北自動車道に上がった。今回のドライブの全走行距離は522kmに及んだ。

29.報徳二宮神社
報徳二宮神社 は東武鉄道の下市市駅からすぐのところにあった。境内の駐車場に車を止めさせていただいて、さっそくお参りする。参道の鳥居の手間に2体の「尊徳来福像」があった。恒 仁朗さんから教えていただいていた「尊徳来福像8の字参り」をして、向かって左側の坐像の「奉納投げ」をした。尊徳翁の頭の上にある「願い受け」にお賽銭を投げ入れるのだ。なかなか難しいが私は3投目で願いが届いた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 9mm ISO100 ) 露出補正 +0.3段
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30.二宮尊徳像
社殿の後ろに回ってみると、二宮尊徳翁の像があった。像の前には二宮尊徳翁遺訓として「人生まれて学ばざれば生まれざると同じ。学んで道を知らざれば学ばざると同じ。知って行うこと能はざれば知らざると同じ。故に人たるもの必ず学ばざるべからず。学をなすもの必ず道を知らざるべからず。道を知るもの必ず行わざるべからず」という札がたてられていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO125 ) 露出補正 +0.3段
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31.尊徳翁の墓
その奥に尊徳翁の墓があった。栃木県史跡になっている。 二宮尊徳の晩年は、天保13年(1842年)、幕府に召し抱えられ、弘化元年(1844年)には日光山領の仕法を命じられる。翌年、下野真岡の代官山内氏の属吏となって、真岡に移住。 安政2年(1855年)4月に江戸幕府の命を受けて、病弱の身を徹して、日光奉行の配下で日光御神領地内の仕法に着手し、村を廻り、農民を鼓舞してきたが、病勢は衰えず、安政3年(1856年)下野国今市村(現在の栃木県日光市)の報徳役所にて亡くなっている。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO320 ) 露出補正 +0.3段
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32.蔵
境内の脇にこんな石造りの蔵があった。桜の花びらが落ちて、絨毯になっていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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33.卓球場
世界卓球選手権で、連日、日本チームの活躍がテレビを賑わしていたが、二宮神社の境内になぜか卓球場があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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34.尊徳来福像
失礼して社殿の正面から尊徳来福像を撮らせていただいた。高さ3.5mの尊徳来福像は大きい。これから末永く参拝者を迎えていくことだろう。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 13mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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35.報徳二宮神社 一の鳥居
入るときは、境内の横から入ってしまったが、参道を下がってみると、その入り口に鳥居があった。一の鳥居と呼ばれているかどうかはわからない。「祝SL運行記念」という旗が見える。東武鉄道は2017年8月に約半世紀ぶりに、「大樹」と名付けられた観光SL列車を復活させた 。栃木県日光市の下今市駅から鬼怒川温泉駅までの12.4km区間を約35分で走る。けん引するSL機関車、C11207はわたくしが生まれた年である1941年に製造された。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 15mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
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36.雲厳寺
栃木県の大田原市黒羽にある臨済宗妙心寺派 東山雲厳寺に着いたのは夕方5時20分を過ぎていた。日が長くなったおかげでまだ明るい。入口に立つとその美しさに目を奪われた。JR東日本のコマーシャルビデオが撮影されたところだが、JRで来るには少々便利が悪い。新幹線の那須塩原駅からバス利用だが、雲厳寺まで行くバスは日に3本しかない。そのバスでおおよそ1時間かかるという。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO2000 ) 露出補正 なし
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37.武茂川
山門に上がる階段の前には武茂川が流れていた。川にかかる瓜?橋(かてつきょう)の上から眺めた武茂川は清流だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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38.鐘楼
石段を上がって境内に出る。右手に鐘楼があった。石段の前には、「階段を上がるのが無理な御方は上流に見える石橋をお渡りください ゆるやかな坂道となって居ります」という立札がたてられていた。もちろん全員、石段を上がった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO2500 ) 露出補正 なし
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39.仏殿
山門の正面には仏殿がある。禅寺らしい仏殿と感じた。 扁額は「東山」と記されている。雲巌寺開山高峰顕日(仏国国師)の師である無学祖元(1226から1286)は、北条時宗の招請に応じて来日した中国僧で、先日も訪れた北鎌倉円覚寺の住持だったそうだ。無学祖元の像としては、円覚寺開山堂の像(国指定重要文化財)が著名である。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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40.雲厳寺ご本尊
仏殿には、ご本尊の釈迦牟尼仏(銅造釈迦如来坐像)が安置されていた。暗かったがよく撮れたと思う。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/15秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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41.仏殿と勅使門
仏殿に向かって左側に、禅堂に上がる石段があり、その手前に勅使門がある。立てられていた「禅宗東山雲厳寺由緒」の説明版を、私なりに大雑把にまとめると、・・・ 雲厳寺は弘安6年(1283年)、高峰顕日(仏国国師により、改めて臨済宗寺院として建立された。天正18年(1590年)、秀吉が小田原城を攻めるにあたり、従わなかった那須家烏山城を攻めたが、その時、多くの民が逃げ込んだ雲厳寺が、要塞として侮りがたいとして、焼却してしまった。数年後、堂宇は建てられたが、昔の盛観はなかった。その後、弘化4年(1847年)再び火災を被り、その時罹災した方丈、庫裡は再建された。仏殿は幸いにも弘化4年の火災を免れたが、秀吉による天正の兵火から、300余年を経過し、腐朽の極みに達し、大正元年、改築が計画され、大正11年(1922年)に竣工した。鎌倉末期の建築様式である。・・・

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/15秒 13mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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42.松尾芭蕉句碑
松尾芭蕉が「奥の細道」で最も長く滞在したと言われるのは、ここ栃木県大田原市の黒羽だそうだ。最初に大治年間(1126?1131年)に開かれた雲巌寺は禅宗の四大道場のひとつとされており、境内入口には説明板と、その左横に松尾芭蕉が師と仰ぐ、当時の住職であった仏頂禅師の寓居跡を訪ねた折に詠んだ「木啄も庵はやぶらず夏木立」と仏頂禅師の「竪横の五尺にたらぬ草の庵むすぶもくやし雨なかりせば」の二句を刻んだ句碑があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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43.ヤマザクラと山門
桜のような白い花が咲いていた。ヤマザクラかと思うが自信はない。背景は山門。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO800 ) 露出補正 なし
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44.ツツジ
境内は、私たち以外に参拝客はおらず、夕方でもあり、静寂だった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 12mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.仏殿の屋根と山門
石段を上がって、方丈の前から仏殿と山門を眺める。シモクレンの花も咲いていた。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 13mm ISO1000 ) 露出補正 なし
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46.鐘楼と山門
方丈の横から、鐘楼とその奥の山門を眺める。時刻は5時40分になる。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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47.雲厳寺 裏門
そろそろ駐車場に戻ろうと、石段を下りないで、入ってきたときに、 瓜?橋の前に書かれていた"緩やかな坂道"を降りてきた。裏門があった。門の向こうに見えるのは熊野神社の鳥居。裏門を出ないでまっすぐ進むと三仏塔がある。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.工事中の三仏塔
裏門を出ないでまっすぐ進むと三仏塔がある。三仏塔は仏光国師、仏国国師、仏応禅師の三祖の塔所だそうだが、工事中だった。 三仏塔は 天正18年(1590年)、の兵火により全焼後、文禄年間(1592年?1595年)に再建された。大正13年(1924年)に大修理、昭和26年(1951年)に屋根の模様替えが施され、さらに昭和63年に吹き替えがなされている。今度は何の工事なのだろうか。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 19mm ISO1600 ) 露出補正 なし
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49.武茂川へ張り出した枝
裏門の前の武茂川に架けられた瑞雲橋を渡った。武茂川の左岸を駐車場に歩く途中、武茂川に長く枝を張り出した木があった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。
50. 瓜?橋
再び瓜?橋のところへ戻ってきた。やはり、ここからの眺めは最高だ。誰もいない、静かな境内を散策し、参拝出来たのが良かった。

SONY Cyber-shot RX10 ? f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.那須インターへ
駐車場に戻り、帰路に着く。カーナビは那須ICから東北道に乗れとガイドする。途中、夕日を見ることができた。那須連山を背景に、手前は灌漑用の池である。時刻は6時15分。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 24mm ISO125 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2016年4月25日

武相高校の桜 4月5日

いつも旅行や食事をご一緒する友人ご夫妻の奥様から我が家に電話をいただき、「駅前のそば屋が新装開店したので、昼に食べに来ませんか」とお誘いがあった。 友人の自宅は東横線の妙蓮寺にある。妙蓮寺駅前のリニューアルされたそば屋で食べて、近くの武相高校周辺の桜を見て歩こうということになった。

1.満開のソメイヨシノ -1
新装開店のそば屋さんで「何がおおすすめですか」と聞くと「鴨せいろ」だという。葛でとろみのあるつけ汁は、初めてだったが、なかなかおいしかった。ただ、蕎麦湯で割るとちょっと違和感がある。生ビールを一杯飲んで、花見気分になった4人は、道々、次の旅行のことなどを話しながら、武相高校へとのんびり歩いた。武相高校のソメイヨシノは満開だった。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/100秒 52mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.満開のソメイヨシノ -2
この日はあいにく曇り空だった。曇り空で桜の花の写真を撮るとゴミを撮ったようになってしまう。この木は少し散り始めていた。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/125秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.ヤマザクラ
花が少し白っぽく、緑の葉が出ている桜があった。ヤマザクラのようだ。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.ヤマザクラとソメイヨシノ
遠くで咲くのはソメイヨシノだが、比べるとヤマザクラのの花の白さが際立つ。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.1 1/200秒 45mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.武相高校
正式名称は学校法人武相学園で、中学と高校がある。創立は私が生まれた1年後1942年だ。そろそろ75周年を迎える。創立者の石野瑛先生の胸像があった。野球部の生徒たちの声が聞こえてくる。野球部は甲子園に4度出場しているそうだ。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.7 1/80秒 7mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.武相学園正門前の桜並木
学校の正門への緩やかな登り道は桜並木になっている。植えられている桜の木は古い。1958年に水道道から武相学園へと続く農道が拡張された記念として植えられたものだそうだ。ソメイヨシノの寿命は60年と言われている。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/125秒 19mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.老齢の桜
大きな桜の木を下から見上げる。青空がバックにあると良いのだが。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.窓ガラスに映る桜の花
桜並木の桜の花が、建物の窓ガラスに映りこんでいた。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/100秒 22mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.老齢の桜
幹の太い、老齢と思われる桜の木も元気に花を咲かせていた。このあと、友人のお宅にお邪魔をし、美味しいコーヒーをごちそうになった。そこからも武相高校の校庭に植えられた桜の花が眺められた。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.1 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年4月14日

ギフチョウ舞う 3月31日


 小学生のころ、近所に住むお兄さんと高尾山へギフチョウを採りに行ったのは4月の20日ごろだったと思う。その頃を思うとギフチョウの発生が早くなっているようだ。今年は一挙に気温が上がった3月26日に初めて、藤野のギフチョウの便りをネットで見た。

  3月30日も良い天気だった。いてもたってもいられず、急遽、翌31日に出掛けることにした。 いつもは、国道16号を橋本から入っていくのだが、この日は、圏央道を利用しようと思った。しかし、月末のためか、16号線の東名の入り口のだいぶ手前から大渋滞が始まっていた。東名に入る左車線の渋滞を横目に見ながら、諦めてそのまま16号線を走る。カーナビの設定をそのままにしておいたら、鵜野森というところを左に入り、北里大学病院の前を通って、圏央道の相模原・愛川インターへ案内してくれた。圏央道を八王子JCTから中央道に入り、相模湖東で降りた。
 しかし、現地到着は11時半になってしまった。この日も大勢のギフチョウ愛好家が来ておられる。D5300にTAMRONの90mmマクロを付けて行ったが、これで撮れるディスタンスまで近寄ることができなかった。

 昼過ぎになって、梅の花や、マメザクラというのだろうか咲き始めた小さな花の桜、キフジの花にギフチョウがやってくる。私を含めてカメラを持った愛好家が駆け寄るのはいつもの光景だ。
 ちょっと、タイミングがずれてしまったが、今年のギフチョウの記録を残しておきたい。チャンスがあればもう一度出かけようと思っていたが、気温が低い日が続き、たまの好天の日には用事があって、結局、チャンスを逸してしまった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.梅に来たギフチョウ -1
なかなかシャッターを切るチャンスが来ず、やっと撮ったのは正午を過ぎていた。今年はまだ梅がいっぱい花を付けていた。蝶までの距離があるので、90mmマクロでは撮れない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 124mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.ルリタテハ
登山口に流れる小川にルリタテハが吸水に来た。まるで首を突っ込んで水を飲んでいるようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/900秒 133mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.梅に来たギフチョウ -2
午後になって、飛んでくるギフチョウの数が多くなってきた。これは、前の写真とは違う個体。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.梅に来たギフチョウ -3
3.と同じ個体である。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 185mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミヤマセセリ
民家の庭に咲くムスカリの花にミヤマセセリが来た。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/340秒 79mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.マメザクラにもギフチョウが
陽が当たりだすとギフチョウも活発に花を訪れる。咲き始めたマメザクラにも飛んできた。白トビしてしまった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/340秒 155mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.カタクリの花に来たギフチョウ
民家の庭に咲いていたカタクリの花にギフチョウが来た。人垣ができる。私の位置は日陰で蝶の裏側だった。 カタクリの花とギフチョウは定番だが、どなたかが人為的にカタクリを植えられたのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 92mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.庭の花に来たギフチョウ
庭に咲いている園芸種の花にもギフチョウは訪れる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO280 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.キフジの花に来たギフチョウ -1
午後2時。そろそろ引き上げようかと思っていたところ、ちょっと離れたところに人垣ができている。近寄ってみるとキフジの花にギフチョウが飛んできていた。キフジの花の来たギフチョウを撮ったことがない。しかし、蝶に近づくことができない。ちょっと手振れしてしまったようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 160mm ISO400 ) 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 10.キフジの花に来たギフチョウ -2
このギフチョウはしばらくの間キフジの花から花へと飛び回っていた。もう少し良い写真を撮りたかったが残念。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185mm ISO200 ) 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 11.キフジに来ているギフチョウを取り囲む人
ギフチョウは千両役者。多くの人を引き付ける。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 12.ヤマザクラにもギフチョウが
駐車場へ戻る途中にヤマザクラ?が咲いているところがある。その花にもギフチョウが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/320秒 34mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 13.津久井湖城山公園の桜 -1
急ぐ旅ではないので帰りは一般道路を行くことにする。かみさんに「何か花があったら買ってきて」と言われていたのを思い出して何時もトイレ休憩する津久井湖城山公園に寄った。桜は満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/450秒 51mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 14.津久井湖城山公園の桜 -2
道路の反対側の高台に咲く桜も満開だった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/350秒 19mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 15.リモコン ヘリコプター
高さ10m?20mの空に小さなヘリコプターが舞っていた。下を見るとその持ち主がラジコンで操縦していた。いま流行っているらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/600秒 64mm ISO100 ) 露出補正 -0.3
;クリックすると大きな写真になります。 16.黄色い水仙と桜
菜の花が植えられていたところに、今年はキズイセンが植えられている。見事な花を咲かせていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/850秒 7mm ISO100 ) 露出補正 -0.3