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2017年8月16日

嬬恋鹿沢 2泊3日のドライブ旅行(7/19-21) (3)池の平湿原

2日目、午前9時に宿を出発し、県道94号線を地蔵峠へ向けて登っていく。地蔵峠で群馬県嬬恋村から、長野県東御市へ入る。地蔵峠には湯の丸スキー場の広い駐車場があり、その先を左に入ると高峰高原(車坂峠)に通じる湯の丸高峰林道だ。ゆっくりと車を進める。昨年夏に来た時にベニヒカゲなどを撮影したスキーゲレンデは柵が施されていて入れなかった。
 9時半には池の平駐車場に着いた。まだ、駐車できるか心配していたが、十分空いていた。
 ここで一行4人は、女性2人と男性2人に分かれて散策することになる。私と友人のご主人とは見晴らしの良い湿原の外側の道を行く。雷の丘 2.108m から雲の上の広場 2,110m へ登る。さらに進むと、眼下に佐久平、小諸方面が眺められる。湿原に沿うように北西へ進み、コマクサの群生を見て、忠治の隠岩広場へ下りた。
  一方ご婦人たちは、湿原の中央を通る池の平三方歩道(木道)を歩き、忠治の隠岩広場へ出て、放開口からコケモモラインを歩いて、出発点へ戻った。雲の上の広場から、湿原越しに忠治の隠岩広場から放開口へと歩くご婦人たちの姿が確認できた。
  私は途中でチョウの写真を撮りながら、合流点へ戻るまで2時間少々かかってしまい、だいぶ待たせてしまった。
 池の平駐車場へ戻り、湯の丸高峰林道を高峰高原へ向け進む。久しぶりにこの林道を通る。舗装されているかと思っていたが、未舗装のがたがた道のままだ。ただ、要所要所で道幅が広げられていたように思う。
  高峰温泉を通り、車坂峠の高峰高原ホテルの駐車場に車を入れた。このホテルのレストランで昼食だ。

クリックすると大きくなります。 38.アヤメに止まるコチャバネセセリ
舞岡公園にもいるコチャバネセセリがアヤメ(菖蒲)の花びらに止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?640秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 39.幹が倒れて・・・??
見晴歩道を雷の丘へと登っていく途中に、倒れた幹が根を張って頑張り、その倒れた幹から、数本の枝が幹に育っていた。子供の幹はまっすぐ上へと伸びている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 40.ウスユキソウ 薄雪草
ウスユキソウが咲いていた。ウスユキソウの高山型であるミネウスユキソウかもしれない。ヨーロッパアルプスに咲くエーデルワイスは、和名をセイヨウウスユキソウといい日本には自生していない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 41.ヒメキマダラヒカゲ
生まれたばかりのきれいな個体だった。発生初期のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?250秒 300mm ISO??450???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 42.池の平湿原俯瞰??
雲の上の広場から池の平湿原を見下ろす。雲の上広場は標高2110mある。鏡池、忠治の隠岩が見える。このあと見えている道へと降りていく。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.5 1/320秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
;
43.湯の丸山と烏帽子岳??
一昨年7月にミヤマシロチョウとミヤマモンキチョウを撮りに登った烏帽子岳と湯の丸山を望む。手前が湯の丸山(2101m)、奥の尖った山頂が烏帽子岳(2066m)だ。今いる雲の上広場の方が高い。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f4.5 1/1000秒 14mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 44.グンナイフウロ 郡内風露??
和名の「郡内」とは山梨県の郡内地方の三ッ峠で発見されたため。「風露」は茎にある羽毛のような刺に付いた露が風に揺らぐ様を表したという、風流な意味があるそうだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?1000秒 56mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 45.ギンボシヒョウモン
まさに高原のチョウである。よく似ているウラギンヒョウモンは低い標高のところに多いが、このギンボシヒョウモンは標高1000m以上の山地に生息する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 46.コヒョウモン??
嬬恋鹿沢休暇村で見てきたのはヒョウモンチョウだったが、これはコヒョウモンだ。翅表の前翅内縁に並ぶ黒い斑紋にその特徴がみられる。真ん中の黒斑は中央に寄り、外側の2っの黒斑はつながっている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 47.ノアザミで吸蜜するギンボシヒョウモン -1
高原らしい背景で撮りたかった。チョウに陽が当たっていればよかったのだが。フラッシュを使っても良かったが、後の祭り。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1600秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 48.ノアザミで吸蜜するギンボシヒョウモン -2
こんなきれいなギンボシヒョウモンを見るのは久しぶりだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 49.コマクサ 駒草??
見晴歩道は左、三方ヶ峰、右、地蔵峠への三方見晴歩道へ出る。三方ヶ峯の裾を降りて、忠治の隠岩へと向かうが、三方見晴歩道を左へ行ったところにコマクサが咲いていた。wikipediaによると、コマクサは美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育することから「高山植物の女王」と呼ばれていて、和名はその花の形が馬(駒)の顔に似ていることに由来するとあった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/640秒 125mm ISO100? ) ? 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。 50.ミヤマモンキチョウ♂ -1??
この日の本命、ミヤマモンキチョウが飛び始めた。個体数は比較的多い。ネバリノギラン(粘芒蘭)で吸蜜する。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 51.コヒョウモン裏面
飛んできたコヒョウモンがアヤメの花に止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 52.ミヤマモンキチョウ♂ -2
?? ミヤマモンキチョウはネバリノギランの花が好きなようだ。ハクサンフウロも咲いているが、ここではネバリノギランで吸蜜することが多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 53.ミヤマモンキチョウ♂ -3
?? ♂は擦れている個体が多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影 (? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?)露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 54.ミヤマモンキチョウ♂ -4
?? 前の写真と同じ個体。ミヤマモンキチョウはモンキチョウと同じように吸蜜するときは翅を閉じる。なかなか開翅シーンは撮影できない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?1000秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 55.ミヤマモンキチョウ♀??
?? 飛び立つときにタイミングよくシャッターが切れた。♀はまだ、新鮮な個体が多いようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?640秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 56.産卵するミヤマモンキチョウ♀????
?? 食草のクロマメノキが多く生えていて、♀が産卵するシーンが観察できた。写真の左上のクロマメノキの葉の上に産み付けられた1卵が見られる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 57.ミヤマモンキチョウ
?? なんとか良い写真を撮りたいと、チャンスを待っていたが、だいぶ時間もたってしまった。そろそろ、3人の同好者と合流しなくてはならない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影(? ?f?6.3??? 1/?800秒 300mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
クリックすると大きくなります。 58.手乗りのヤマキマダラヒカゲ??
?? 汗を吸いに来るのだろうか、クロヒカゲ、ヒメキマダラヒカゲ、そしてこのヤマキマダラヒカゲがハイカーにまとわりつく。そして、止まってはストローを伸ばして汗を吸っている。吸われるとチクッと痛みを感じる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??
?? プログラムオートで撮影(? ?f3.3 1/1250秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 なし

??
??

2016年8月 7日

湯の丸高原 地蔵峠から池の平湿原へ(2) 7月24日

さらに湯の丸高峰林道を小一時間ほど進むと、池の平の駐車場に着いた。高峰側の車坂峠からと、湯の丸側の地蔵峠からそれぞれ夏期の土、日にはシャトルバスが運行されていたが、池の平の駐車場がマイカーを制限せずに受け入れ可能になったとのことで、4年ほど前に廃止になったとのこと。その駐車場はこの日はほぼ満車だったが。
  池の平湿原は、時々青空が広がり、日が差してくるが、しばらくすると霧が立ち込めてくることもあった。明るくなるとコヒョウモンが飛び始める。飛んでいる黄色い蝶はモンキチョウだけかと思っていたら、ミヤマモンキチョウも観察できたのが収穫だった。しかし、天候のためか蝶は極めて少なく、花の写真を撮りながら歩いていた。

31.ハナニガナ 花苦菜
道は緩やかなカーブが続いていて、時折、ご夫婦が乗ったマイカー、子供たちを乗せたミニバンが登っていく。大きな花に目がいき勝ちだが道端に咲く小さな花もきれいだ。ハナニガナはニガナより花びらの数が多い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?500?秒 116mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
32.コオニユリ 鬼百合
?? これから咲く蕾をいっぱい付けている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?320?秒 102mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
33.グンナイフウロ 郡内風露
ハクサンフウロとの違いは、雄蕊がとがって長く伸びているところ。

  Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?320?秒 86mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
34.再びヤマオダマキ 山苧環
??  花は下に向いて咲いている。ローアングルで撮った。

  Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?1000?秒 52mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
35.マルバダケブキで吸蜜するコチャバネセセリ
?? 花はみずみずしいのにコチャバネセセリはだいぶ擦れている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?800?秒 300mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
36.ハクサンフウロの群落
ハクサンフウロはたくさん咲いていた。ここでは群落となって咲いている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250?秒 18mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
37.クロヒカゲ
?? 相変わらずクロヒカゲが飛び出す。これは♀のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250?秒 210mm ISO220? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
38.ウツボグサ 靫草??
高原ではよく見る花だが、なぜウツボグサというのだろうか。調べてみると、花穂の形が「うつぼ」という矢を入れ、腰につけて持ち歩く筒形の容器に似ていることから付けられた名とあった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.0 1/?250?秒 195mm ISO300? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
39.ヤブラン 藪蘭
薄暗いところに咲いていた目立たない花だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250?秒 120mm ISO900? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
40.シャジクソウ 車軸草??
この花は7月19日に箱根湿生花園へ行ったときに見ていたので、シャジクソウとすぐわかった。クローバーの仲間とは思えない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250?秒 120mm ISO640? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
41.シロニガナ 白苦菜
直径1.5cmくらいの可憐な花だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250?秒 300mm ISO360? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
42.ヤマハハコ 山母子
これから花が開くのだろう。白い花弁のように見えているのは総包片と呼ばれ、葉が変化したもので、それが開くと中央の花の部分は黄色だそうだ。 

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250?秒 300mm ISO320? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
43.ナデシコ  撫子
ようやく、池の平の駐車場に着いた。午前11時、駐車場はほぼ満車だが、まだ少し余裕がある。湿原へ向け歩き始める。ナデシコが咲いていた。Wikipediaによれば、「撫でし子」と語意が通じることから、しばしば子どもや女性にたとえられ、和歌などに多く参照される。古くは『万葉集』から詠まれている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250?秒 240mm ISO280? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
44.池の平湿原??
湿原を一周するコースを歩こうか、それとも湿原の真ん中を横切る道を歩くか考えたが、ガスも出てきて、天候も心配なので、後者にした。このレンズは広角側で撮るとやや周辺光量不足になるようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?500?秒 18mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
45.ノハナショウブ -1  野花菖蒲
湿原ではノハナショウブが咲いていた。赤紫色の花びらの基部に黄色のすじが入るのが特徴。アヤメには網目模様が入る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250?秒 300mm ISO220? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
46.ニッコウキスゲ  日光黄萓??
ニッコウキスゲはしばしば大群落となって咲いているが、ここはまとまって咲いているところが少ない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400?秒 300mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
47.アヤメ  綾目????
アヤメは菖蒲と書く場合もある。「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句がある。どれも素晴らしく優劣は付け難いという意味であろうが、見分けがつきにくいという意味にも用いられるている。アヤメ、ショウブ、カキツバタはよく似ているが、アヤメの花には網目模様がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?250?秒 120mm ISO320? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
48.ヤナギラン
はじめ、ヤナギランとはわからなかった。これから花が咲くのだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?320?秒 82mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
49.忠治の隠れ岩
正面が三方ヶ峰(2,040m)でその登り口に大きな岩があった。江戸時代の侠客、国定忠治が上州赤城から逃げてきて隠れたという伝説の岩と説明されている。天保13年、縄張りが西上州だったから、不都合があるたびに自分の縄張りを通って長野側にしばしば逃れていたが、ついに「国定忠治が、三室の勘助親子を殺害し、信越方面に行くから取締り、逮捕せよ」と言う内容の命令書が関東取締役という役人から、廻状形式の命令書で各集落長宛に発せられたという。その命令書に書き添えられていた一文に、「その一味の者と思われる4人を、浅間越えして小諸に出る車坂で取り押さえた」と記されているのだ。それは、忠治の子分と思われる4人が捕まった場所が「忠治の隠れ岩」とほぼ符合する。その後、忠治は国定村の隣村で捕まえられ、処刑されたのは、明治維新になる26年前のことだったそうだ。参照:「嬬恋村の自然と風土みてある記

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?320?秒 50mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
50.雷の丘
池の平湿原の標高は2,000mもある。鏡池の向こうに見える雷の丘は2,108m。ときどき雲が去って晴れ間が見える時がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?1000秒 44mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
51.ノハナショウブ -2
?? この辺りはノハナショウブもアヤメも咲いている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?400秒 20mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
52.鏡池
?? 鏡池に雷の丘の緑が写る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?640秒 60mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
53.カラマツソウ 唐松草
?? 花の中心部が少し紫色だったので、わかりにくかったが、葉の形状を見るとカラマツソウのようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
54.咲きはじめのマツムシソウ 松虫草
?? 8月の半ばを過ぎるとこの松虫草にもベニヒカゲが吸蜜に来る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
55.ミドリヒョウモン
?? 10mくらい先に咲いているマルバダケブキの花に大型のヒョウモンチョウがいた。目が悪いのでファインダーでは種が判別できない。撮ったファイルをモニターで拡大してみてミドリシジミと分かった。蝶はほとんど飛んでいない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO320? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
56.霧
?? 湿原を霧が渡っていく。時折日が差すのだが・・・

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
???? プログラムオートで撮影  (? ?f5.6 1/?1000秒 24mm ISO320? ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
57.コヒョウモン
???? 地蔵峠から上がってくる途中で見たヒョウモンチョウに比べ、前翅外縁の弧がより丸みを帯び、前翅内縁のすぐ上の黒斑の特徴から、コヒョウモンと同定した。日が差して明るくなると蝶が飛び出す。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO400 ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
58.ウスユキソウ -1 薄雪草
???? エーデルワイズの仲間であるウスユキソウが群落になって咲いていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?250秒 300mm ISO200 ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
59.ウスユキソウ -2
???? 花は小さな花が集まった頭花で、茎の先端につき、その下に苞葉広がる。頭花は周囲が雌花で、中央に両性花があり、雌花が結実するという。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6 1/?500秒 175mm ISO200 ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
60.ハクサンフウロに来たコヒョウモン
???? きれいな個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
???? プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?320秒 300mm ISO200 ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
61.2頭のコヒョウモン??
左のピントを合わせたコヒョウモンはハクサンフウロで吸蜜しているが、右上のボケた方はウスユキソウで吸蜜しているのだろプか?ウスユキソウで吸蜜する蝶は見たことがない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
プログラムオートで撮影  (? ?f6.3 1/?400秒 300mm ISO200 ?) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
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2015年7月28日

烏帽子岳登山 7月21日 (2)

さらにその稜線沿いの尾根道を烏帽子岳に進む。烏帽子岳が標高2,065m、その少し手前にある小烏帽子(2,045m)に着いたのは、12時近くになっていた。総勢80名の小学生の一団が、若い先生らに引率されて元気に登ってきた。ここで、この林間学校の生徒たちをやり過ごすと、向こうに見える烏帽子岳の山頂付近は、その子らに占領されてしまった。記念写真を撮って、お弁当を食べるのだろう。私は、それを言い訳にして烏帽子岳山頂踏破を断念した。ここらあたりで1時間ほど蝶と遊ぶ。

1時半に下山をはじめ、蝶を撮りながら、地蔵峠の駐車場に戻ったのは、午後3時を過ぎていた。コヒョウモンモドキとフタスジチョウに会えたのに、シャッターチャンスを逃したのは悔やまれたものの、今日はまずまずの成果だった。

地蔵峠から烏帽子岳への登山は、距離こそさほどないものの、その登山道が岩がごつごつと露出し、足を踏み下ろすところを気を付けないと捻挫しそうになる。遠近両用メガネを掛ける私にはとても歩きにくかった。また、頂上付近はガレ場の急な登りになる。私にとっては少々きつい登山だった。「余裕があったら池の平へ廻ろう」などという考えは愚かだった。また出直すことにしよう。

3時半に湯の丸の地蔵峠を出発、途中、上里で小休止した。渋滞もあって、自宅に着いたのは8時だった。少々疲れた。もう若くはないのだ。でも、風呂上りに飲んだビールは最高に旨かった。

;クリックすると大きな写真になります。 21.浅間山遠望
ここのところ噴火をして、6月30日に噴火警戒レベルが2に引き上げられ、火口から2km以内の立ち入り禁止となった浅間山だが、今日の山頂付近はとても平穏に見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/640秒 39mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ヒメシジミ♂ -2
地面に止まっていて写真は撮りにくいが、半分翅を開いてくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒメシジミ♂ -3
ウスユキソウの花にヒメシジミが止まってくれた。もう少し低い位置から撮りたいのだが、足場も悪く体を動かすことができない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.ヒメシジミ♂ -4
そのヒメシジミが飛び立った。表面の黒い縁取りを見ると、今まで見たヒメシジミより、幅が狭く、ひょっとしてミヤマシジミかなと疑うが、前の写真で裏面の斑紋を見るとやはりヒメシジミのようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.キアゲハ♂
尾根道を堂々と飛び交うキアゲハ。とても見栄えがする。ノアザミの花で吸蜜する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ツマグロヒョウモン♂ -1
ひときわ大きく鮮やかなヒョウモンが尾根道に君臨する。ツマグロヒョウモンは南から北上してきた蝶だが、この標高2,000m近いところに住み着いている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/500秒 236mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.ツマグロヒョウモン♂ -2
今年は横浜市の舞岡公園などでは、あまりツマグロヒョウモンを見ていない。場違いな蝶だがついつい熱心に撮ってしまった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.ツマグロヒョウモン♂ -3
縄張りを監視するように睨みをきかす。他のツマグロヒョウモンが飛んでくるとスクランブル発進していた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 29.ツマグロヒョウモン♂ -4
ウラギンヒョウモンや、ギンボシヒョウモンが飛んでいない。ここでのオレンジ色はツマグロヒョウモンだけだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 30.ヒオドシチョウ -1
もう1種、尾根道の岩の上で縄張りを見張る大型のタテハチョウがいた。エルタテハかなと思ったが、ヒオドシチョウだった。飛び立ったところを見ると、表の緋色は鮮やかである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 116mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ヒオドシチョウ -2
前の写真と同じ個体。近づくとパッと飛び立ち、旋回して同じようなところに止まる。翅は開いてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ヒオドシチョウ -3
こういうところに止まって縄張り監視をしている。飛ばれないようにそっと近づく。向こうは美ヶ原に続く山々だろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/500秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 33.ミヤマモンキチョウ♀ -1
ようやく、今日のもう一つの本命であるミヤマモンキチョウが多く飛ぶようになった。ハクサンフウロの花に止まる。♂も飛んでいるがなかなかシャッター・チャンスがない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 81mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 34.ミヤマモンキチョウの♀とモンキチョウの♂
ハクサンフウロで吸蜜しているミヤマモンキチョウの♀にモンキチョウの♂がアプローチしている。私としてはミヤマモンキチョウの♂であって欲しかったのだが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 161mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 35.ミヤマモンキチョウ♀ -2
これも前の写真と同じ取り合わせだ。ミヤマモンキチョウの♀にフォーカスした。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 161mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 36.ミヤマモンキチョウ♀ -3
今度は近くによって撮ることができた。なかなか翅を開いてくれない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.ミヤマモンキチョウ♀ -4
♂の写真、また翅を開いたところの写真は撮ることができなかったが、ミヤマモンキチョウを撮ろうという目的は達することができた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.小諸方面の眺め
稜線付近で小一時間ほど、ミヤマモンキチョウなどを撮影した。午後1時になったので、そろそろ下山することにする。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/1250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 39.ミヤマシロチョウ♀ -1
ミヤマシロチョウは何頭か飛んでいる姿を目撃したものの、撮影できたのは往路、マルバダケブキで吸蜜していた1頭のみだった。下山の途中、コオニユリの花にぶら下がるようにして吸蜜していたミヤマシロチョウが不意に目の前に現れた。撮ろうとしたら飛び立ったが、すぐに、まだ蕾のクガイソウ?に止まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマシロチョウ -2
まだ、蜜が出ていなかたのかすぐに飛び立ってしまった。少し擦れている個体だが、前翅の基半部が半透明の♀の特徴が認められる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 100mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 41.ミヤマシロチョウ -3
飛び立ったミヤマシロチョウは、はじめに止まっていたコオニユリの花に戻った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 100mm ISO450 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 42.ミヤマシロチョウ -4
白とオレンジ色と緑の鮮やかな彩りの写真になった。残念ながら少々暗かった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 100mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 43.ミヤマシロチョウ -5
再び飛び立ったミヤマシロチョウは、今度はササの葉に止まった。この個体はいろんなシーンのモデルになってくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 44.ヒメキマダラヒカゲ -6
ヒメキマダラヒカゲの多かったところまで下りてきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/125秒 64mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 45.ゴイシシジミ -1
2012年9月3日に池の平湿原に来て、その帰りに寄った地蔵峠でゴイシシジミを見ている。キャンプ場を通り過ぎて登山道の入り口近くへ来ると、数頭の小さな蝶が飛んでいた。多分ゴイシシジミだろうと思い、近寄ってみるとビンゴ!だった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 46.ゴイシシジミ -2
私がゴイシシジミの写真を撮っていると、私よりもご年配と思われるご夫婦が傍に来られた。見るとお二人ともカメラ(P610と同じタイプ)を持たれている。「ゴイシシジミはいますか?」と聞かれたので、「そこに止まっていますよ」と教えて差し上げた。以前に山で見たゴイシシジミが忘れらず、ゴイシシジミに会いたいと思っていたそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 47.ゴイシシジミ -3
幼虫は純肉食性で、ササ類に付くアブラムシを食べるそうだ。母蝶はアブラムシの群れの中に産卵する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし


2013年8月18日

信州蝶撮りの旅 7月25日?27日 -6 花々


 私は、花については無知である。写真の撮り方も不勉強である。蝶は花に止まる場面が多く、蝶の写真を撮っていると、花も撮ることになる。写真の説明をするときも、何という花にとまっているのか示せるほうが良い。花の種類は、蝶の種類とは比較にならないほど多く。似たような花も多い。そこで、山の花のハンドブックや、インターネットで検索するのだが、写真ではわかりにくいところもあり、苦戦している。
  今回の信州の山歩きでは、花の写真を少し撮ってみた。必ずしも高山植物だけではない。前述のとおり、名前は間違っているかもしれないが、お許しいただきたいと思う。

1.タカネナデシコ?
ナデシコ属ナデシコ科には、北半球の温帯域を中心に約300種が分布するという。花の基部(苞)の形はタカネナデシコのようだ。標高1,600mあたりで撮影した。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
タカネナデシコ?;クリックすると大きな写真になります。
2.ナデシコ(カワラナデシコ)?
「国営あずみのアルプス公園」に植えられていた。秋の七草のひとつ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/2500秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 なし
ナデシコ(カワラナデシコ)?;クリックすると大きな写真になります。
3.コウリンカ -1
地味な花だった。ギンボシヒョウモンが吸蜜していたのを見たが、あまり蝶が好む花ではなさそうだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
コウリンカ -1;クリックすると大きな写真になります。
4.コウリンカ -2
花びらの形が少し違うように見えたが、これもコウリンカだと思う。紅輪花と書く。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F8 1/250秒 6.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
コウリンカ -2;クリックすると大きな写真になります。
5.マルバダケブキ
大きな葉である。オオバダケブキという呼び方もあるのだろうか。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F6.3 1/250秒 4.6mm ISO64 ) 露出補正 -0.3段
マルバダケブキ;クリックすると大きな写真になります。
6.ニッコウキスゲ
群落となって咲いているところをよく見るが、これはぽつんと一輪が咲いていた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 (F5.6 1/250秒 110.4mm ISO64) 露出補正 -0.3段
ニッコウキスゲ;クリックすると大きな写真になります。
7.ウスユキソウ -1
言うまでもなく、エーデルワイズの仲間だ。ミネウスユキソウ、ヒメウスユキソウなどがあるよだが、私には同定できない。薄雪草と書く。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウスユキソウ -1;クリックすると大きな写真になります。
8.ウスユキソウ -2
こんなにまとまって咲いているウスユキソウは初めて見た。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オートで撮影 ( F4 1/250秒 13.4mm ISO84 ) 露出補正 なし
ウスユキソウ -2;クリックすると大きな写真になります。
9.ハクサンフウロ -1
小さな五弁の花が愛らしい。ヒメシジミが吸蜜に来ているところを撮ることができた。フウロとは、風と露のことだそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.7段
ハクサンフウロ -1;クリックすると大きな写真になります。
10.ハクサンフウロ -2
ハクサンフウロは、日本の民間薬の代表格であるゲンノショウコの仲間だそうだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1250秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハクサンフウロ -2;クリックすると大きな写真になります。
11.ヒメシャジン
はじめて見たが、可愛い花だ。亜高山から高山の岩場に生え、中部地方以北の本州に分布する。キキョウ科ツリガネニンジン属だそうだ。漢字で姫沙参と書くが、小型のツリガネニンジンという意味だそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/1250秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
ヒメシャジン;クリックすると大きな写真になります。
12.イワキンバイ
フィールドガイドで調べると、同じような花がたくさんある。葉の形を確認できたので、イワキンバイだと思う。岩にへばりつくように生えているところは、いかにも高山植物という風情だ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
イワキンバイ;クリックすると大きな写真になります。
13.キバナノヤマオダマキ
あまり多くは咲いていなかった。下を向いて花が咲いている。オダマキという名は、中心を空洞にして巻いた麻の糸玉「苧環(おだまき)」に花の形が似ているところから付けられたそうだ。糸繰草(いとくりそう)と呼ばれることもある。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キバナノヤマオダマキ;クリックすると大きな写真になります。
14.ウツボグサ
シソ科の植物だそうだ。マクロで撮ると、どこにピントを合わせたらよいのか迷う。ウツボグサという名は、弓矢の矢を収める「靫(うつぼ)あるいは空穂(うつぼ)」に形が似ている事に由来するとのこと。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウツボグサ;クリックすると大きな写真になります。
15.ヤマホタルブクロ
萼片の間が盛り上がっているので、ホタルブクロと区別できた。ホタルブクロという和名は、子供がその袋のような花に、ホタルを入れて遊んだことに由来するという。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヤマホタルブクロ;クリックすると大きな写真になります。
16.オミナエシ
これは、国立安曇野アルプス公園で撮った。漢字で女郎花と書く。その由来は、オミナエシの「オミナ」は「若い女性、女性、美人」のことだそうで、「エシ」は飯(メシ)のことで、黄色い花を粟(アワ)に例えた、という説や、エシ=減し、つまり「ヘシ」と読み、花が美しいので、女性の美しさを減す。美女より美しさに勝る。・・・といった説があるようだが、良くわからないそうだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1600秒 6.1mm ISO800 ) 露出補正 ー0.7段
オミナエシ;クリックすると大きな写真になります。
17.ハンゲショウ
これも国立安曇野アルプス公園で撮った。名前の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日。グレゴリオ暦で毎年7月2日頃)の頃に花を咲かせることに由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説があるそうだ。「半化粧」説の方が親しみやすい。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/4000秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハンゲショウ;クリックすると大きな写真になります。
18.ガクアジサイ -1
蕎麦処「あさかわ」の庭に咲いていた。葉からしてガクアジサイの飾り花だと思う。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO250 ) 露出補正 なし
ガクアジサイ -1;クリックすると大きな写真になります。
19.ガクアジサイ -2
18.と隣り合わせに咲いていた。何とも渋い色だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/100秒 6.1mm ISO250 ) 露出補正 なし
ガクアジサイ -2;クリックすると大きな写真になります。


2012年9月11日

日帰りで信州の高原へ 9月3日 1/3

 
 今年は海外旅行こそまだチャンスはないが、東海、奥大井、河口湖、福岡、安曇野など国内の旅行をしている。ご厚意でStudio YAMAKOの開発・運営をしていただいている n-shuhei さんに、私が海外旅行、国内旅行で訪れた先の地図を閲覧できるようにしていただいている。
 Studio YAMAKOの画面を下の方へスクロールして行くと、右側に示されるカレンダー、Categoly、月別アーカイブ、海外旅行地図のつぎに国内旅行地図というのがご覧いただけると思う。最近、その国内旅行地図の機能を バージョンアップ していただいた。
  国内旅行:2012を左クリックしていただくと、2012年に私が旅行した先にピンが立った日本地図が開く。そのピンをクリックすると、そこを訪れた時のブログのタイトルの吹き出しが出る。その吹き出しを左クリックするとそのコンテンツが開くのだが、開く前にその吹き出しにあるZoom [+] [-] をクリックして見ていただきたい。その地点が地図の中心となり、 [+]をどんどん押すとズームアップされていく。素晴らしい機能を付加していただいた。n-shuhei さんは私と同い年でいらっしゃるが、その向学心、探究心には脱帽である。

  さて、8月はいろいろなことがあって、なかなか蝶の写真をとることが出来ないでいた。そこで、突然だったが、9月3日、天気もよさそうなので、信州は小諸の先の湯の丸高原へ日帰りで出かけた。朝6時に家を出発して、途中、上信越自動車道の横川SAで朝食にし、10時少し前に池の平駐車場に着いた。高峰温泉から先の湯の丸高峰林道は7,8月の土、日、祭日はマイカー規制があり、シャトルバスが運行されるが、この日は通行できた。天候は天気予報で伝えられたほど良くはなかったが、晴れたり曇ったりで、蝶も飛んでくれた。池の平をひと回りし、湯の丸の地蔵峠へ移動、少しの時間滞在してごご2時半には帰路についた。

マツムシソウにオオチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 1.マツムシソウにオオチャバネセセリ
駐車場から、右回りに池の平を一周するコースを歩き始める。すでに標高は海抜2,000mを超えている。林間の道には最盛期のマツムシソウが咲いていて、オオチャバネセセリが吸蜜している。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ハクサンフウロ;クリックすると大きな写真になります 2.ハクサンフウロ
まだハクサンフウロが咲いていた。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/250秒 100mm ISO900 ) 露出補正 -0.3段
下界;クリックすると大きな写真になります 3.下界
やがて開けたところに出る。村界の丘と呼ばれているところだ。これは上田方面だろうか? 定かではない。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
キアゲハがテリトリーを張る;クリックすると大きな写真になります 4.キアゲハがテリトリーを張る
雷の丘というところ。占有行動をとるキアゲハが岩に止まって周囲を監視しているように見える。この日は迂闊にもG12を家に置き忘れてきてしまった。このシーンはG12でもっと被写体に近づいて、背景を入れられたら良い写真になったと思う。しかし、残念ながら左の尾状突起が欠けている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
池の平湿原;クリックすると大きな写真になります 5.池の平湿原
今度は左側に池の平湿原が見渡せるところに出た。マツムシソウやヤナギランの群生地だ。鏡池という池が見える。池の平湿原は標高2,000mで数万年前の三方ヶ峰火山の火口原に広がる高層湿原である。高山植物の宝庫だ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
最盛期のマツムシソウ;クリックすると大きな写真になります 6.最盛期のマツムシソウ
8月中旬から9月にかけて咲く特徴のある花だ。ここでは群生するマツムシソウを見ることができる。この花にいろいろな昆虫が吸蜜に来る。蝶もベニヒカゲ、クジャクチョウやヒョウモン達が訪れる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニヒカゲとマツムシソウ;クリックすると大きな写真になります 7.ベニヒカゲとマツムシソウ
池の平湿原には高山蝶のベニヒカゲが多産する。道を歩いていると踏みつけてしまいそうになることがあるほどだが、もちろん採集(捕獲)禁止だ。時期的には少し遅いようで擦れた個体が多い。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
エゾリンドウ?;クリックすると大きな写真になります 8.エゾリンドウ?
まだこれから花を開くエゾリンドウも多く見ることができた。池の平湿原では、良く似たオオヤマリンドウも咲くというが、 オオヤマリンドウとエゾリンドウの同定 は、エゾリンドウは茎の途中からも花を付けるという違いか。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro 絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/800秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウとマツムシソウの群生;クリックすると大きな写真になります 9.クジャクチョウとマツムシソウの群生
8月の後半から9月にかけてクジャクチョウが多くみられるようになる。と言ってもクジャクチョウは本州では山地性の蝶で、舞岡公園などでは見られない。これは多分、第2化の成虫で、きれいな個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/640秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
岩に止まるクジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります 10.岩に止まるクジャクチョウ
陽が陰っている時間が少し長くなると、吸蜜を辞めて路上や岩に止まることが多いようだった。飛んでいる時はほとんど黒く見えるが、このように開翅をすると鮮やかな色と眼状紋が良く目立つ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ピンクのイタドリ;クリックすると大きな写真になります 11.ピンクのイタドリ
ピンクのイタドリの花が咲いていた。高山植物ではないがきれいだ。 イタドリ は大きくなる多年生草本で、高さ2m近くにもなる。茎は太く、中空で春に出始めた茎を折り取り、生食したり、漬け物にしたりする。中空の茎を折り取る際に、ポコンと音がし、食べると酸っぱいので「すかんぽ」とか「かっぽん」などと呼ばれたりもするようだ。イタドリは白い花を付けるものが多いが、花の色が紅色を帯びるものをベニイタドリと呼ぶとのこと。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ウスユキソウ;クリックすると大きな写真になります 12.ウスユキソウ
セイヨウウスユキソウはエーデルワイズと呼ばれる。このウスユキソウは、エーデルワイズとは同じ属であるが、違う種である。比較的高地に分布し、高山植物とされることが多いようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
雲上の丘;クリックすると大きな写真になります 13.雲上の丘
雲上の丘というところへ来た。これは小諸の方角だろうか? 素晴らしい見晴らしである。同行したかみさんは、この見晴らしと高山植物の花に魅せられて「ここならまた来ても良い」とのご意見。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/500秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
池の平湿原;クリックすると大きな写真になります 14.池の平湿原
G12を忘れてきてしまい、100mmのレンズしかないので、一周歩くと約2時間の池の平湿原全体の写真が撮れない。先ほど見てきた鏡池はこの左側になる。木道が整備されていて、湿原が守られている。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F8 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
新鮮なオオチャバネセセリ;クリックすると大きな写真になります 15.新鮮なオオチャバネセセリ
尾根道を歩いてきたが、ここから湿原の方へ下りる。ノアザミにオオチャバネセセリが止まっていた。新鮮な個体だった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F8 1/320秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ベニヒカゲ;クリックすると大きな写真になります 16.ベニヒカゲ
ベニヒカゲは破損はしていないが擦れて鱗粉が薄くなった個体が多い。個体数は多いので、比較的きれいな個体を選んで撮ることになる。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8D macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1000秒 100mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段