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2017年7月17日

舞岡公園 梅雨の晴れ間の暑い日 6月23日

しばらく鬱陶しい日が続いたが、昨日、今日と梅雨の晴れ間だそうだ。 今シーズンは平地産ゼフィルスが3種しか撮れなかったので、せめて、あとウラナミアカシジミとミズイロオナガシジミを撮りたいし、開翅したミドリシジミの♀も撮れていない。それと、そろそろリョウブの花も開き、夏型のトラフシジミが集まってきているのではなかろうかと、9時ごろ自宅を出発し舞岡公園へ出かけた。かみさんには、また舞岡へ行くのかと呆れられている。
  久しぶりに多くのチョウと会うことが出来た。クロアゲハ、ジャコウアゲハ、アゲハのきれいな♀もいた。キアゲハがキキョウに来て、目の前で吸蜜を始めた。いつもムラサキシジミがいるところでは、4日前に来たときは1頭もいなかったのに、この日は数頭見ることが出来た。
 しかし、平地産ゼフィルスは何もいなかった。一昨日の前の大雨と強風で終わってしまったのだろうか。 だが、咲き始めたリョウブの花には、期待通り、トラフシジミやキマダラセセリが集まってきていた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キマダラセセリ -1
今年初めて見るこのチョウも撮りたかった。リョウブの花は、咲き始めていて、チョウが集まってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/320秒 236mm ISO100)? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.アオスジアゲハ
アオスジアゲハもリョウブの花にやってくる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 72mm ISO220) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ベニシジミ
ベニシジミは再び新鮮な個体が多くなった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影(? ?f?6?????.3??? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.クロアゲハ♀ -1??
炭焼き小屋の傍に咲き始めたヤブガラシの花にクロアゲハが吸蜜に来た。きれいな個体だった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6?????.3??? 1/?400?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.クロアゲハ♀ -2????
横から見ていた時は判らなかったが、この位置からは♀だということが判る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先オートで撮影(? ?f?6???????? 1/?400?秒 135mm ISO?2??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.アゲハ♀ -1??????
クロアゲハが来ていたヤブガラシに、こんどはアゲハが来た。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels??????
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/200秒 179mm ISO100)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.アゲハ♀ -2
前の写真と同じ個体。ヤブガラシで吸蜜した後、近くに植えられているカラタチの新芽に産卵をしていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6 1/125秒 215mm ISO180) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.スジグロシロチョウ♂
ネジバナ(捩花)の可憐な花にスジグロシロチョウの♂が飛んできた。小さな花に口吻を入れようとしている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?800?秒 300mm ISO?2??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ジャコウアゲハ♀ -1??
きれいなジャコウアゲハの♀が、オカトラノオ(丘虎の尾)の白い花で吸蜜していた。この日は新鮮なアゲハチョウたちの♀によく会った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO?5??00???? ?)露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ジャコウアゲハ♀ -2
しばらくはオカトラノオの花から花へと飛び移っていたので、余裕をもって撮影できた。これは裏面が見えるように横位置から。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO?4??00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ジャコウアゲハ♀ -3
こんどは翅を開いたところを撮る。このモデル嬢は十分撮影を楽しませてくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f4.2 1/125秒 12mm ISO140) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.トラフシジミ -1
リョウブの木がある第2のポイントへ行く。白い花にトラフシジミがいないかと目を凝らして探し、見つけだした。きれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 13.トラフシジミ -2
これは、前の写真のとは違う個体だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO?4??50???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.トラフシジミ -3
これもまた違う個体だが、この個体は大きく破損していた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f5.6 1/125秒 90mm ISO100) ? 露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 15.キマダラセセリ -2
ここにもキマダラセセリがいた。年2回発生するが、この蝶の見られる期間は比較的短い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??220???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 16.キマダラセセリ -3??
なかなか開翅してくれない。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??200???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 17.キキョウの花に来たキアゲハ -1
リョウブの花に集まるトラフシジミやキマダラセセリを探していると、傍に咲くキキョウの花にキアゲハが飛んできた。キキョウの花に顔を突っ込んで吸蜜を始める。羽化したばかりのような見事な美しさだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??320???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 18.キキョウの花に来たキアゲハ -2
隣に咲くキキョウの花に移って吸蜜を続ける。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250?秒 300mm ISO??280???? ?)露出補正 +0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 19.トラフシジミ -4
もう一本、別のリョウブの木にもトラフシジミはいた。離れてはいるが、撮りやすいところに止まってくれた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/400秒 236mm ISO100) ? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 20.トラフシジミ -5
この日最初にキマダラセセリを撮ったリョウブが咲く第1のポイントへ戻った。トラフシジミは、2時間前には見つけられなかったが、こんどはいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(? ?f6.3 1/320秒 258mm ISO100)? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.トラフシジミ -6
ここにも、もう1頭いた。この日の様子では、トラフシジミはいつもの年より多いように思う。リョウブの花の咲く時期と、トラフシジミの発生がうまく合ったようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?800秒 300mm ISO??280???? ?)露出補正 +0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.ムラサキシジミ♀ -1??
駐車場に戻る。4日前に来たときは、飛んでいなかったムラサキシジミがいてくれた。個体数も多い。アラカシだろうか、イチイガシだろうか、この植え込みで発生しているようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?400秒 300mm ISO??200???? ?)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ムラサキシジミ♀ -2????
新芽に産卵をしようとしているのだろうか。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先オートで撮影 (? ?f?6.3???????? 1/?250秒 300mm ISO??450???? ?)露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ムラサキシジミ♀ -3
開翅して、翅表の紫色を見せてくれとチャンスを待ったが、ここまでだった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先オートで撮影(? ?f?6.3???????? 1/?250秒 300mm ISO??450???? ?) 露出補正 -0.3段


2015年7月 7日

リョウブの花に集う蝶 舞岡公園 6月22日

舞岡公園でリョウブの花が咲き始めたころだ。リョウブはトラフシジミの食草の一つであるとともに、その白い花には多くの蝶がやってくる。今日の狙いはトラフシジミとミドリシジミ♀の開翅シーンだ。生き残っているウラゴマダラシジミがいればうれしい。

9時半ごろ、公園の駐車場に着いた。駐車場の植え込みに居ついているムラサキシジミを撮り、まず、谷戸の上の方ににあるリョウブの木へ行ってみた。白い花が咲いている。しかし、蝶の姿は見えない。

あとでまた来ることにして、ミドリシジミのポイントへ進む。あんなにたくさん来られていた舞岡公園の平地産ゼフィルス・ファンも、その姿がない。 アカメガシワの花にも何かいないかと探してみた。一週間前は黄色い雄花ばかりが咲いていた花序には、紅色の雌花が混じっていた。ここにも蝶の姿はない。

そして、次の、本命であるリョウブの木のあるところに移動した。2人の先客がおられた。トラフシジミとミドリシジミが来ていると教えていただいた。はじめは高いところで花に顔を埋め、吸蜜していたが、じっと待っていると、下に咲いている花にも移動してくる。しかし、なかなか良い位置では撮らせてくれない。しばらく粘って、トラフシジミ、ミドリシジミ、そして珍客であろうオオウラギンスジヒョウモンなど、やってきた蝶たちを撮った。擦れてはいたが、ウラゴマダラシジミがいたのはうれしかった。

次はミドリシジミ♀の開翅シーンを撮りたかった。まず、遠い方のポイントへ行ったが、姿を見ることができなかった。もう一つのポイントに戻ってきたところ、先ほどの二人のかたがたが、下草にレンズを向けられていた。ミドリシジミ♀のO型だった。

もう一度リョウブの花のところに戻ったら、「ミズイロオナガがいますよ」と声を掛けられた。リョウブの花に来たのではないが、その近くに止まっていた。

そして最後に、朝に行った谷戸の上に咲くリョウブの花に立ち戻った。トラフシジミとオオウラギンスジヒョウモンに会えた。この日は、多くの蝶に会うことができた。舞岡公園の平地産ゼフィルスはそろそろ終わる。今シーズンは舞岡公園に産する平地産ゼフィルス全6種のうち、オオミドリシジミを除く5種を目撃、撮影することができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ムラサキシジミ♀
この日は9時半に舞岡公園の駐車場に到着した。いつもムラサキシジミがいるところを見ると、この日も2頭が目に付いた。翅を開いてくれたのは♀だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.リョウブの木
公園の東口に向かう道にリョウブの木がある。やっと咲いたようだ。先着のカメラマンがおられたので、「いますか」と聞いてみたが、いない様だった。まだ、少し時間的に早いのかもしれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/200秒 12mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.ネムノキの花
季節はどんどん進んでいく。舞岡公園にはネムノキが沢山あるが、どの木も花が咲き始めていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.リョウブの花で吸蜜するトラフシジミ
今日のテーマはリョウブの花だ。私が知っている2本目のリョウブの木に着いた。先着カメラマンは2名いらっしゃる。本命はトラフシジミであろう。リョウブはトラフシジミの食草でもある。さっそくトラフシジミを見つけた。撮りやすいところに下りてきてくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミも
リョウブの花ではミドリシジミもよく吸蜜している。お腹が太いので♀のように見えるが定かではない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 6.オオウラギンスジヒョウモン♂ -1
トラフシジミに夢中になっていたら、オレンジ色の蝶がやってきた。ミドリかオオウラギンスジか?飛び回っている時は同定できなかったが、リョウブの花に止まってくれて、オオウラギンスジヒョウモンと解った。昨年の秋、舞岡公園の谷戸で撮ったのは擦れた個体だったのに比べなんとも美しい。ここでこの時期に見られたのは初めてである。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 125mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.アオスジアゲハ
リョウブの花にはアオスジアゲハもやってきた。落ち着きなく touch and go を繰り返す。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/320秒 48mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.トラフシジミ♀ -1
先ほどの個体とは違う個体である。お腹が大きく♀のようだ。左の前翅、後翅のそれぞれのパンチ・アウトされたような穴が開いていて、反対側の翅表のブルーがチラリと見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 90mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.トラフシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。右側の翅には穴が空いていない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 108mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ミドリシジミ -1
複数のミドリシジミがリョウブの花に来ていた。飛んだ時に緑色に輝いたのが1頭いたが、この個体かどうかはわからない。撮りやすいところに止まってくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1000 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.ミドリシジミ -2
近い距離に止まっていたのでP610の広角端で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 4mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.大きなスジグロシロチョウ
リョウブの木の近くに咲くアザミの花で大きなスジグロシロチョウが吸蜜していた。スジグロシロチョウとヤマトスジグロシロチョウの判別は私にはできない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/125秒 19mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラゴマダラシジミ -1
白っぽい蝶が飛んできた。モンシロチョウとは飛び方が違う。ルリシジミにしては大きい。あっ、「これはウラゴマダラシジミだ!」。やっとお目にかかることができた。離れた梢の葉に止まっていて撮りにくい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ♀ O型 開翅 -1
一旦リョウブの木を離れて、ミドリシジミの♀を探した。先ほどリョウブの木のところにおられた先着カメラマン2名が、ここでも先着されていて、ミドリシジミの♀が開翅していると教えてくださった。O型のきれいな個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.ミドリシジミ♀ O型 開翅 -2
前の写真と同じ個体。回り込んでD5300+TAMRON 90mm macro で撮る。前翅の斑紋はAとOの中間くらいの感じだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ツユクサ
道端に可憐なツユクサの花が咲いていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/320秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.オカトラノオの花に来たキマダラセセリ -1
今年はまだ、あまりキマダラセセリを見ていなかったが、この日は多く見ることができた。オカトラノオが咲く季節になったが、キマダラセセリが吸蜜に来ていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 161mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.オカトラノオの花に来たキマダラセセリ -2
前の写真と同じ個体。翅を開いていて、下がった後翅の向こう側に、半分立てた前翅の裏側が見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 143mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.キンシバイ
古民家の裏庭にキンシバイが咲いている。上の写真は6月10日に来たときに撮った写真だ。良く見ると雄蕊が一か所から出ていて、何か違和感があった。二か所から出てきている花もあった。しかし、今日咲いている花は、下の写真のように、ほとんどがすべて雄蕊が生え揃っている。実はキンシバイ(金糸梅)の雄蕊は5群に分かれているとのこと。それが一つ一つ生えてくるのだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/250秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
下:プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/200秒 6mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20.ミズイロオナガシジミ -1
再びリョウブの木のそばに戻ってきた。そのすぐ近くの葉の上にミズイロオナガシジミが止まっていた。これも先にいらっしゃった愛好家のかたに「ここにミズイロオナガがいますよ」と教えていただいた。2つの眼で探すより、複数の眼のほうがはるかに効率よく探し出せ、それを共有させていただけるのはありがたい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.ミズイロオナガシジミ -2
前の写真と同じ個体である。少し近寄って撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 64mm ISO720 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.蟻に牽かれるトラフシジミの遺体
先ほどミズイロオナガの所在を教えてくださった方が、「おおっ!きれいだ」と声を上げられた。何かなと思って見に行くとトラフシジミが翅を開いている。よくみるとそのトラフシジミは死んでおり、それを蟻が牽いて行こうとしているのだ。トラフシジミの開翅シーンは、私は見たことがないがその翅表はとてもきれいなものだった。しかし、このトラフシジミはなぜ、命を落としたのだろうか?

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/125秒 39mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.ヒカゲチョウ
ヒカゲチョウもリョウブの花にやってきた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO560 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 24.トラフシジミ -3
D5300に付けた90mmマクロで撮りやすい位置にトラフシジミが止まってくれた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO320 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 25.キマダラセセリ
リョウブの花にもキマダラセセリはやってくる。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 26.ウラゴマダラシジミ -2
さっきいたウラゴマダラシジミがまだいて、移動して撮りやすいところに止まってくれている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/125秒 48mm ISO900 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 27.ウラゴマダラシジミ -3
同じ個体だが、静かに休んでいてくれたのでD5300+TAMRON 90mm macro で撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO640 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 28.アジサイ
12時半になった。今日はまずまずの成果が得られたので引き上げることにする。道端のアジサイもきれいだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.3 1/200秒 4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.トラフシジミ -4
駐車場へ行く前に、朝に寄った東門の手前のリョウブの木に戻ってみた。朝は見つからなかったけど、トラフシジミが2頭いた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.オオウラギンスジヒョウモン♂ -2
トラフシジミの写真を撮っていると、時々、オレンジ色が視野に入る。元気よく飛び回り、なかなかリョウブの花に止まってくれない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 98mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段

この日はリョウブの花に集まる蝶たちを撮った。トラフシジミ、ミドリシジミ、オオウラギンスジヒョウモン、キマダラセセリ、ヒカゲチョウ、アオスジアゲハがやってきた。このほかにリョウブの花で吸蜜こそしなかったが、その花の匂いに誘われたのか、ウラゴマダラシジミやミズイロオナガシジミもいた。カラスアゲハも見かけた。リョウブの木を中心に半径15mほどのところで、これだけの蝶たちに会うことができた。


2015年6月26日

朝の舞岡公園 6月5日、7日


翅を開いたミドリシジミの♂を撮っておきたかった。朝早く行かなければならない。

6月5日は家を7時45分に出発した。公園に着いて歩きはじめると、入口で遠くに赤いシジミチョウがひらひらと弱々しく飛んでいる。目線を切らぬようにして近づいてみると、ウラナミアカシジミだった。

少し時間をかけて撮影したあと、公園の中へと歩き出す。ひとりのかたがカメラを向けられていたので、何がいるのかなと近づいて行ったら「ミドリが開いてますよ」と教えていただいた。角度も良く、独特の金属的な光沢が鮮やかだった。残念ながら少し遠かったのでD5300のマクロレンズで撮るのは諦めて、P610で撮った。215mmで撮ったが、35mm版換算すると1200mm相当の大きさで撮れる。解像力も良いし、ボケもきれいだ。

この日は他のポイントでも2頭の♂の開翅が撮影できた。 何人かのゼフィルス愛好者がいらっしゃったが、この時期は、普段、野鳥を撮られているかたもゼフィルスを撮りに来られている。その中のおひとりの女性が、「あそこにミズイロオナガシジミが2匹いますよ」と教えてくださった。なかなか探せ出せない。ようやく居場所が分かったが、かなり遠い。10m以上先である。P610で目いっぱい伸ばして撮った。その方は「朝はもっと多かったですよ」とおっしゃるので、何時ごろですかと尋ねたところ、8時前だそうだ。

そこで、翌々日の6月7日、7時半に公園に入った。しかし、蝶はなかなか姿を見せず、8時過ぎになって少し気温が上がってきたところで、ようやく蝶が飛ぶのを見られるようになった。あまり良い位置からではなかったが、ミドリシジミの♀の開翅シーンを撮ることができた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.ウラナミアカシジミ -1
8時20分ごろ、舞岡公園に到着した。入口近くで、赤いシジミチョウがひらひら飛んでいるのが見えた。近寄って撮る。ウラナミアカシジミだった。舞岡公園ではあまり多く見ることがなかったウラナミアアカシジミがあっさりと撮れてしまった。これで今シーズン4種目の平地産ゼフィルスだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ウラナミアカシジミ -2
前の写真と同じ個体。一旦飛び立って、またすぐ止まった。良く見ると少し擦れた個体だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 116mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.翅を開いたミドリシジミ♂
ミドリシジミのポイントに向かって歩きはじめると、一人のかたが下草に向けてレンズを向けていらっしゃった。「ミドリが開いてますよ」と教えてくださった。距離は少し離れているが、こちら向きに開翅していて、角度も良く、金属光沢のある緑色の翅が輝いていた。お礼を言って、数ショット撮った。P610で35mm版換算で1250mm相当の大きさに撮れる。ここでも手振れ補正が効果的だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6 1/125秒 215mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.ミドリシジミ
30分後、移動した別のポイントでも数頭のミドリシジミがいた。カメラマンも5~6人集まってきた。翅を閉じていると♂か♀かが分かりにくい。望遠端(35mm版相当 1440mm)で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5.ミドリシジミ開翅
これは、別の個体だ。これも遠くで開翅している。蝶の前から撮ると金属光沢の輝きが冴える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.アカシジミ
カメラマンの皆さんはミドリシジミに夢中で、アカシジミには見向きもしない。少し離れたところで下草に止まったところを撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 7.翅を開いたミドリシジミ♂ 3頭目
再び元のところへ戻る。梢の間からミドリシジミが開翅しているのが見えた。葉が重なっていて狙い難いが、何とか三角形の隙間から撮る。うまくフォーカスできた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 161mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミドリヒョウモン
普段は鳥の観察をされているのだろうか、双眼鏡を首からかけたご婦人がいらっしゃたが、その方が「向こうの田んぼにギンボシヒョウモンが止まっていますよ」と言われた。周りにいた数人のゼフィルス愛好者から、驚きの声が上がった。ギンボシヒョウモンがここにいたら一大事である。みんなが驚いたので、持参されていた日本チョウ類保全協会編の「フィールドガイド 日本のチョウ」を取り出されて、再確認されているようだった。結論はミドリヒョウモンだろうということになった。まだ、「止まっていますよ」と言われているので行ってみた。確かにミドリヒョウモンだ。舞岡公園では、秋には擦れたミドリヒョウモンを見ることはあるが、この時期にこんなきれいな個体を見るのは初めてだった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO140 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.ミズイロオナガシジミ開翅
また元のところへ戻る。先のご婦人が「あそこにミズイロオナガシジミ2頭いますね」と教えてくださった。指を差されたところを必死になって見るが、止まっている位置が分からない。双眼鏡をお借りして、「ちょっと高い草の葉の右斜め下」と言われたところを探し、やっと確認することができた。今度はP610のファインダーで探すのが一苦労。その上にもう1頭いた。これが精一杯だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.ウラナミアカシジミ -3
午前10時、満足してそのポイントを離れ、最初のポイントへ戻ってみようと歩き出す。途中、ウラゴマダラシジミでもいないかなとちょっと右へ入ってみると、ウラナミアカシジミがいた。今シーズンはウラナミアカシジミに多く会えた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 258mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.ルリシジミ
アカメガシワはまだほとんど咲いていない。ルリシジミが僅かに開いている雄花に止まっていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/125秒 161mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.ミドリシジミ♀
きれいなB型の♀が開翅していた。目の前だったので、マクロで撮ろうと寄ったところ、翅を閉じてしまった。しばらく待っているがなかなか開いてくれない。そのうち、傍をジョギングする方が勢いよくと走り抜けられた。そのB型は飛び立って梢の高いところに行ってしまった。残念!

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/125秒 5mm ISO180 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ルリシジミ♂ 開翅
もう一度早く出かけた6月7日の朝8時、なかなか翅を開いて止まってくれない新鮮なルリシジミが開翅してくれた。残念ながら角度が悪く、きれいなブルーは撮れなかった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/125秒 81mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.ミドリシジミ♀ -1
折角、朝早く行ったのにこの日はなかなかミドリシジミが現れない。8時半を過ぎて、気温が上がってきたところで活動が始まった。目の位置より高い葦の葉の上に、ミドリシジミの♀が止まって翅を開いた。オレンジ色は薄いがAB型のように見える。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15..ミドリシジミ♀ -2
前の写真とは別の個体である。これも位置が悪く上手く撮れない。はっきりしないが、これもAB型のようだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/320秒 143mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.ウラギンシジミ
梢の高いところでウラギンシジミが何かにスクランブルをかけ、飛び回っては葉上に止まる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.5 1/200秒 258mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.ベニシジミとオカトラノオ -1
オカトラノオが咲き始めた。この花は蝶が好む。第2化のベニシジミがさっそく吸蜜に来ていた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 18.ベニシジミとオカトラノオ -2
同じ個体。花序全体が入るようにしてP610で撮った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/400秒 72mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段


2014年8月 4日

箱根湿生花園 梅雨空の花を訪れる蝶 7月18日


 休憩所から園内を眺めていると、傘をさしていた人たちが、すぼめて歩くようになったのが見える。10時半を少し回ったところだ。昼ごろまで、もう一回りして来ようと、立ち上がった。
  まず、ノリウツギの咲いているポイントへ直行した。同じような状況だった。ミドリシジミは吸蜜しているが、狙っている開翅はしてくれない。しばらく開翅を待って、ねばっていたがあきらめて、湿原植生復元区へ向かった。

  少し、空が明るくなって気温も上がってきたようだ。ここにはオカトラノオとカセンソウがいっぱい咲いている。オオウラギンスジヒョウモンが飛び始めた。だんだん飛んでいる数が増えてくる。オカトラノオが好きなようだ。カセンソウも訪れる。
  しばらくの間、湿生植生復元区でオオウラギンスジヒョウモンを追った。 オオウラギンスジヒョウモン以外には、ヒメキマダラセセリ、チャバネセセリ、キタキチョウくらいしかいない。

  再び、ノリウツギのポイントへ戻る。ふと見ると、ミドリシジミが開翅を始めた。何とか寄れるので、D5300+NIKKOR 18-140mmで撮る。ノリウツギの白い花に影響されるのか、露出はアンダー気味に撮れる。
 アサマイチモンジ、ミヤマカラスシジミもノリウツギの花を訪れた。
 最後にもう一度、ミドリシジミの開翅を見ることができ、12時少し過ぎに切り上げることにした。

ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 17.ミドリシジミ
雨宿りと休憩をした後、再びノリウツギのポポイントへ戻った。ノリウツギの花は、最盛期だった。日が差せば吸蜜に来るミドリシジミでいっぱいになるだろうと思う。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 123.8mm ISO160 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。 18.オオウラギンスジヒョウモン -1
ノリウツギのポイントへはまた後でもどってくることにして、湿生植生復元区へ移動した。オレンジが飛び始めている。ここにいるオレンジはオオウラギンスジヒョウモンだ。しかし、離れたところに咲くオカトラノオで吸蜜している。また、飛び道具を使わざるを得ない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 155.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。 19.オオウラギンスジヒョウモン -2
D5300で撮る。140mmで、これが目いっぱいだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO250 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。 20.オオウラギンスジヒョウモン -3
カセンソウでも吸蜜する。裏面を撮りたかった。これでオオウラギンスジヒョウモンだということがわかる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO125 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。 21.ヒメキマダラセセリ
開翅したヒメキマダラセセリの裏面をとる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 133.4mm ISO160 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。 22.オオウラギンスジヒョウモン -4
飛び道具HS50の望遠端(35mm版換算1000mm)で撮る。まあまあの描写だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/300秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
チャバネセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。 23.チャバネセセリ -1
イチモンジセセリかと思ったら、チャバネセセリだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/210秒 185.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。 24.オオウラギンスジヒョウモン -5
だんだん数が多くなってきた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/400秒 119.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 25.オオウラギンスジヒョウモン -6
同じ場面をD5300で撮った。HS50に比べると、ややアンダーな露出になる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -6;クリックすると大きな写真になります。 26.オオウラギンスジヒョウモン -6
一画面に4頭のオオウラギンスジヒョウモンが入った。不思議と集まってくる。すべて♂だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -7;クリックすると大きな写真になります。 27.オオウラギンスジヒョウモン -7
やっと近くに来てくれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -8;クリックすると大きな写真になります。 28.オオウラギンスジヒョウモン -8
湿原植生復元区のカセンソウの花園は彼らにとっては天国のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/220秒 35.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -9;クリックすると大きな写真になります。 29.オオウラギンスジヒョウモン -9
やっと気に入った写真が撮れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 71.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -10;クリックすると大きな写真になります。 30.オオウラギンスジヒョウモン -10
湿原の広さが感じ取れる。箱根湿生花園の周囲に広がる湿原は面積8haで、比較的低い山地に残る数少ない湿原として、昭和9年に、一部が国の天然記念物に指定されている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
チャバネセセリとオカトラノオ;クリックすると大きな写真になります。 31.チャバネセセリとオカトラノオ
チャバネセセリは、舞岡公園などでもいるが、見る機会が少ない。地味な蝶だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 148.0mm ISO100 ) 露出補正 なし
32.エゾミソハギ;クリックすると大きな写真になります。 32.エゾミソハギ
湿生花園には、ミソハギとエゾミソハギは生えている。自分の撮ってきた写真を見ても、色も花の形も同じようで、両者の区別がつかない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/160秒 9.2mm ISO100 ) 露出補正 なし
オオウラギンスジヒョウモン -11;クリックすると大きな写真になります。 33.オオウラギンスジヒョウモン -11
再びノリウツギのポイントに戻ってきた。少し離れたノリウツギの花にオオウラギンスジヒョウモンが来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 172.8mm ISO320 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ半開翅;クリックすると大きな写真になります。 34.ミドリシジミ半開翅
ふと近くのノリウツギの花を見ると、ミドリシジミが開翅を始めていた。もっと、完全に開いてくれるものと期待していたが、アブが邪魔をして、翅を閉じてしまった。しかし、きれいな緑の輝きを見た。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミとハナアブ;クリックすると大きな写真になります。 35.ミドリシジミとハナアブ
ノリウツギの花には、いろいろな昆虫が吸蜜に来る。ハンミョウの仲間や、ハナムグリの仲間、そしてハナアブの仲間が集まっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/600秒 32.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
アサマイチモンジ 表;クリックすると大きな写真になります。 36.アサマイチモンジ 表
アサマイチモンジも来た。少し擦れてしまっている。2頭いた。これは♀のようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
アサマイチモンジ 裏;クリックすると大きな写真になります。 37.アサマイチモンジ 裏
少し高いところに止まった。飛び道具に持ち変える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/200秒 160.5mm ISO100 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ;クリックすると大きな写真になります。 38.ミドリシジミ
ミドリシジミの数も多くなってきた。ほとんどが新鮮な個体が多い。まだ、発生初期なのかもしれない。D5300で撮っておく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ開翅;クリックすると大きな写真になります。 39.ミドリシジミ開翅
さっき半開翅を撮ったのとほとんど同じ位置に止まっていたミドリシジミが開翅してくれた。同じ個体かどうかはわからない。ただ蝶の向きが悪い。後ろからだと緑色の輝きがでない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ミヤマカラスシジミ;クリックすると大きな写真になります。 40.ミヤマカラスシジミ
ミヤマカラスシジミはいないのかと、探してみる。奥の方の花で吸蜜しているのを見つけた。少し距離があるのでHS50で狙うが、ピントが合わせにくい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 88.7mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミドリシジミ 緑色の輝き;クリックすると大きな写真になります。 41.ミドリシジミ 緑色の輝き
失敗をしてしまった。40.のミヤマカラスシジミを撮るのに、蝶が暗くなっってしまうと思い、+1.0段の露出補正をした。しかし、その途端にミヤマカラスシジミは花の影に隠れてしまって撮れなかった。その時、39.で撮ったミドリシジミが向きを変えて開翅してくれて、輝く緑色が見えた。あわてて腕を上げてカメラを構え、バリアングルモニターで撮ったが、露出補正を戻すのを忘れてしまった。ノリウツギの白が完全に飛んでしまっている。レタッチをしてみるが救うことはできない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/480秒 38.1mm ISO400 ) 露出補正 +1.0段