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2017年11月18日

秋深まる舞岡公園 11月3日

しばらく舞岡公園にも行っていなかった。舞岡公園へは休日にはほとんど行ったことがない。この日は祝日で天気も良く、子供連れの家族など、たくさんの来園者があるのではないかと思った。ところが行ってみると、駐車場もそれほど混んでなくて、子供連れというよりも、いつものように熟年のご夫婦やグループの方々が多かった。
  ウラギンシジやミムラサキツバメでも飛んでいればよいかなと思って行ってみたのだが、思わぬ収穫もあった。それは、今まで舞岡公園ではあったことがなかったオオチャバネセセリがいたことと、あまり良い写真にはならなかったが、久しぶりにクロコノマチョウが撮れたことだった。
 古民家がある小谷戸の里では、野鳥愛好家の写真や、カービングの作品が展示されていた。素晴らしい写真がたくさんある。カービングも見事だった。これから春が来るまでの間は、暖かい日にこそ越冬しているウラギンシジミなどが飛び出すくらいで、チョウは見られなくなり、舞岡公園は野鳥を撮るカメラマンが多くなる。

1.舞岡公園の駐車場
時間は11時20分、もちろん平日よりは車が多いが、思ったほどでもなく、苦労なく駐車できた。紅葉が始まっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
クリックすると大きくなります。
2.黄葉
これはウツギのような葉だが、何という木か定かではない。葉がきれいに橙色になっていた。10月は平年より気温の低い日が続いたので、葉の色づき具合が進んだようだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.キタテハ秋型 -1
舞岡公園のこの時期は野草の花が少ない。小谷戸の畦道に咲いていたカントウヨメナと思われる花にキタテハがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/500秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.キタテハ秋型 -2
カントウヨメナの花には複数のキタテハが吸蜜に来ていた。キタテハの秋型は赤褐色になり、引き締まった容姿だ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.野鳥写真展
小谷戸の里の古民家前の広場では、「舞岡公園 里山オールドボーイズ」という野鳥愛好グループによる写真展が行われていた。どの写真も力作である。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO1600 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ミゾゴイ
高瀬健二さんという方の作品で、この秋、初めて舞岡公園へ飛来したというミゾゴイ(溝五位)の写真があった。ミゾゴイは夏、日本で繁殖し、東南アジアで越冬するという。絶滅危惧種で生息数は世界で1000羽程度と推測されている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/250秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.カービング
「舞岡バード愛好会」というグループはカービングの作品を展示していた。バードカービングとは、「水鳥猟のおとりとして作られていた木彫(デコイ)をスタートに欧米、特に米国で発展進化して木工芸文化の領域になりました。現在では、日本でも全国的にコンテストやイベントが各地で行われるようになり発展している状況です。バードカービングは南洋材のチュピロ、ジェルトン等を素材にして彫刻刀や電動グラインダー等の工具を使い野鳥等を造形し、彩色する木工芸です。作品を造り進むにつれ、新しい発見があり、野鳥との距離が短くなり、自然の大切さも実感しています。」と説明されていた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.ビンズイとオナガのカービング
10数点のバードカービングの作品が展示されていた。写真をとって良いですかとお断りして、撮影したこの作品は手前が3羽のビンズイで、その向こうが、ピントは外れているがオナガである。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.古民家の縁側
小谷戸の里にある古民家の裏庭で、縁側に腰を掛け秋の暖かい陽を浴びて、のんびりと談笑している年配のかたがたがいた。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/250秒 90mm ISO800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.ウラギンシジミ♀ -1
古民家の前庭に植えられている木の枝にウラギンシジミが飛んできて止まった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.ウラギンシジミ♀ -2
前の写真と同じ個体。位置を変えて撮った。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.リンドウ(竜胆)
目立たないところに咲いていた。舞岡公園でリンドウを見るのは初めてではないかと思う。花期は秋。花は晴天の時だけ開き、釣り鐘型のきれいな青紫色で、茎の先に上向きにいくつも咲かせるという。まさにその通りだ。どこにピントを合わせてよいのか難しかった。結果、ソフトなイメージになっている。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.キタキチョウ
キタキチョウは寒い季節になってもいつまでも元気に飛んでいるチョウだ。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/1600秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ベニシジミ
ベニシジミは成虫で越冬するチョウではないが、まだ元気に飛んでいた。来年の春には世代を変えて、オレンジ色の美しい個体が生まれる。??

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/640秒 90mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.マユミ((檀、真弓、檀弓)の実 光があたって輝くマユミの実が生き生きとしていた。マユミは中国と日本の林に自生し、秋にその実と紅葉を楽しむ庭木として親しまれているという。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO1250 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.オオチャバネセセリ
イチモンジセセリと思って撮ったが、あとでその写真を開いて見ると、前翅の前縁内側の白斑がイチモンジセセリに比べ、大きくて明瞭であること、また、後翅の白斑の列が、ジグザグに見えることから、オオチャバネセセリと同定した。私は舞岡公園では初めて見た。今までも見たことがあるのかもしれない。しかし、イチモンジセセリと思い込み、見過ごしていたのかもしれない。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影( f5.6 1/800秒 90mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.クロコノマチョウ
クロコノマチョウには、先日、大磯の城山公園へ行ったときに遭遇したが、舞岡公園で会うのは久しぶりである。舞岡公園の中では広範囲に生息しているようだ。コントラストが強いところに止まって、良い写真が撮れなかった。真横から撮ろうと思って右に移動したら逃げられてしまった。

Nikon D5000 TAMRON 90mm f2.8 macro
絞り優先オートで撮影 ( f5.6 1/800秒 90mm ISO1800 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年9月 7日

蝶 自選年間ベスト10 (7) 2009年

ここのところなかなかお日様が顔を見せてくれず、涼しいのはありがたいが、写真を撮りに散策することがままならない。高尾山へでも行ってみようと思っているのだが・・・

さて、2009年?のことにさかのぼるが、2月に上海に行った。暖かいところだが、如何せん2月では寒い。越冬したキタテハだけだったが、蘇州の拙政園でコンデジで撮った1枚がある。古い名勝地らしい背景を、もっとうまくが取り入れられればなお良かったのだが。

ブログのオーナーであるn-shuheiさんのロッジが、ウスイロヒョウモンモドキの生息地の近くにある。発生時期を狙って、n-shuheiさんのロッジに泊めていただき、1日ウスイロヒョウモンモドキを探した。何とかのウスイロヒョウモンモドキを撮影できたが、最初に撮った個体をファインダーで見たとき、何か違和感があった。斑紋異常だった。ちょっとピントがずれているのが惜しい。 最近そこでのウスイロヒョウモンモドキが激減し、絶滅の危機にあることを知った。
そのほか、いつものフィールドである舞岡公園でも、アサギマダラ、オオミドリシジミ、クロコノマチョウなどそこでは初めての蝶を撮影できた。

;クリックすると大きな写真になります。 1.キタテハ 2009年2月10日 中国 蘇州拙政園
2009年2月8日から3泊4日で中国は上海を訪れた。3日目には蘇州へ行ったが、天気の良い日で、名勝拙政園ではキタテハが飛んでいた。この旅行で蝶を撮ることは想定外だった。持っていたコンデジでローアングルで狙ったが・・・。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f?2.8? 1/?50?0秒 ?5?mm ISOオート ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 ?2.コツバメ 2009年5月15日 栃木県那須高原
コツバメは4月の蝶だ。那須とはいえ、ゴールデン・ウィークを過ぎた頃は、大分擦れてしまっている。?泊まったペンションの敷地内に咲いていたミヤコワスレに来ていた。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 7mm ISOオート )
;クリックすると大きな写真になります。 ?3.アカシジミ 2009年5月19日 横浜市舞岡公園?
横浜市の舞岡公園には6種の平地産ゼフィルスを産するが、アカシジミの発生が一番早い。しかし、このアカシジミを見たときは随分早いなと思ったものだった。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro 
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4.アサギマダラ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園でアサギマダラを見ることはそれほど多くはないが、この日は運が良かった。ミドリシジミを探していたら、ファーと大きな影が横切った。てっきりアカボシゴマダラと思い身構えたが、なんとアサギマダラだった。ウツギの花に止まり吸蜜をはじめた。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/?62?秒 ?5mm ?ISO?135? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?5.オオミドリシジミ 2009年5月26日 横浜市舞岡公園
舞岡公園で撮ったオオミドリシジミの貴重な写真。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/400秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?6.ウスイロヒョウモンモドキ 2009年7月4日 兵庫県養父市
保全活動が行われている絶滅危惧1類のウスイロヒョウモンモドキの写真を撮る機会があった。当日、10頭ほどウスイロヒョウモンモドキの写真を撮ることができたか、その中の1頭がこの写真である。ファインダーを覗いている時から何か違和感があった。斑紋異常型だった。ちょっとあとピンになってしまったのが残念。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?16?00秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 ?7.オオミドリシジミ 2009年7月4日 兵庫県養父市
ウスイロヒョウモンモドキの写真を撮りに行った時に撮った。オオミドリシジミらしい緑色の翅を開いて見せてくれた。角度は良いのだが少し離れていたのでCOOLPIX P90で撮った。もう少し近くにいてくれれば、背景に山の連なりを映しこむことができたのだが。

Nikon COOLPIX P90 F2.8-5.0 4.6mm-110.4mm 12.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/?234秒 ?44mm ?ISO?64? ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.ミヤマシロチョウ ?2009年7月22日 八ヶ岳山麓
ある観察会に参加した。二度と行けないようなところにミヤマシロチョウが飛ぶそれほど広くない開けたところがあった。食草のヒロハノヘビノボラズも多く観察することができた。この個体は翅が薄いヒスイ色で、♀のようだ。

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?250?秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_009.jpg ?9.クロコノマチョウ 2009年8月14日 横浜市舞岡公園
  夏型の♀と思う。この蝶も分布を北に広げている。私が昆虫少年だったころは、関東近縁では見られなかった。もちろん、舞岡公園ではめったに見ることができないが、確実に生息している。今年(2015年6月)も見かけた。

Nikon D300 ?SIGMA 70-300?mm F?4-5.6? macro
   絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?250?秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
150904_010.jpg ?10.高原の蝶 ミドリヒョウモン 2009年?8月25日 八島が原湿原
信州は霧ヶ峰と美ヶ原の間にある八島ヶ原湿原は、朝早く出発すれば日帰りも可能である。湿原の周囲はトレッキング・コースになっていて、高原の蝶が飛び、アザミなどの花に集まる。コンデジでマクロで撮ると高原らしい背景を入れることができる。

Canon PowerShot A640 f2.8-4.1 7.3-29.2mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1?25?0秒 ?7?mm ISOオート )? 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 補1.イチモンジセセリ 2009年9月9日 横浜市舞岡公園
イチモンジセセリは秋になると個体数が多くなる。普段は見向きもしないのだが、撮りたい蝶が見つからないときにはモデルをお願いすることになる。?

Nikon D300 Tokina 100mm F2.8 macro
  絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/?12000秒 ?100mm ?ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
?補2.スジグロシロチョウ 2009年?9月24日 昭和記念公園
秋、シオンの花に止まろうとしているスジグロシロチョウ。この日はCanonのIXYしか持っていなかった。

Canon IXY900IS f2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/320秒 5mm ISOオート ) 露出補正 なし


2011年6月15日

新緑の高尾 5月19日


 先日、小学校時代のクラスメートと「古希の会」をしたが、そのクラスメートのなかに奥多摩、とくに高尾山周辺のボランティア・ガイドをしている女性がいた。その時、彼女と蝶の撮影の話などを交わしたが、かって、石砂山のギフチョウのことを教えてくれたのも彼女だった。
  「古希の会」の写真を送ったところ、その返信に高尾山へ行ったが、ウツギの花にアオバセセリが来ていたと記されていた。アオバセセリは撮ったことが無いので、案内を頼んだところ、快く引き受けてくれて、5月19日に同行していただいた。

JR高尾山駅北口;クリックすると大きな写真になります 1.JR高尾山駅北口
子供のころ、補虫網と三角ケースを携えて、何回も降りた駅である。関東の駅百選に選定されている社寺風デザインの北口駅舎は、大社線大社駅を設計した曽田甚蔵が設計、1927年(昭和2年)に竣工した2代目であるとのこと。これは、元々大正天皇の大喪列車の始発駅として新宿御苑に設置された仮設駅舎(995m?)を移築したもので、初代駅舎の木造平屋建て90m?から木造平屋建て298m?と大規模になったという。この駅舎は2010年春に改修され、飲食店や雑貨販売店ができた。高尾山はミシュラン3つ星に選ばれて以来、訪れる人が多いらしいが、この日も多くのハイキング客が待ち合わせをしていた。私もその一人に加わった。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート) 露出補正 なし
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 2.アオバセセリ -1
高尾駅前からバスに乗りJR中央本線沿いの道を行く。バスは満員だった。終点前のキャンプ場の入口で下車して、沢沿いの林道を歩く。その沢にウツギの白い花が咲いていた。黒いアゲハ達が舞っている。そこでよく見ると少し大きめなセセリチョウが飛んでいるのが見えた。花から花へ飛びまわる。アオバセセリである。しかし、蝶まで少々距離がある。付けていた60mmマクロから18-200mmに付け替えて撮った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO450 ) 露出補正 なし
  内蔵フラッシュ使用 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 3.アオバセセリ -2 飛翔
偶然にこんな写真が撮れた。被写体ブレしているがなんとか眼が確認できる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO280 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 4.アオバセセリ -3
アオバセセリは2頭いた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/125秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
アオバセセリ;クリックすると大きな写真になります 5.アオバセセリ -4
アオバセセリはこの日の本命だったので、何とか良い写真を撮りたいとこのウツギの花の周りを右往左往してチャンスを待ったが、なかなか近くへ来てくれない。しかも暗い。フラッシュを使うと眼が光ってしまうので、フラッシュなしで撮った。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/320秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
林道のサカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります 6.林道のサカハチチョウ
林道を進むとサカハチチョウが吸水していた。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
サカハチチョウ;クリックすると大きな写真になります 7.サカハチチョウ
吸水していたサカハチチョウを飛び立たせると葉上に止まった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1250秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
コミスジ;クリックすると大きな写真になります 8.コミスジ
コミスジが多く発生していた。翅を開いたのと、閉じたのをセットで撮影。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ツマキチョウ♀;クリックすると大きな写真になります 9.ツマキチョウ♀
舞岡公園で撮れなかったツマキチョウの♀に出会った。ムラサキケマンで吸蜜していた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 10.カラスアゲハ♀
ちょっと葉の影になってしまったがきれいな♀だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/200秒 200mm ISO200 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
ミヤマカラスアゲハ♀;クリックすると大きな写真になります 11.ミヤマカラスアゲハ♀
目の前の花に来たのは何とミヤマカラスアゲハだった。しかも♀だ。後翅の白い帯が鮮やかである。残念ながら表側を撮ることができなかった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
オナガアゲハ;クリックすると大きな写真になります 12.オナガアゲハ
ウツギの花に来ていた黒いアゲハはオナガアゲハが多かった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F6.3 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
トリミング
ジャコウアゲハ;クリックすると大きな写真になります 13.ジャコウアゲハ
これもオナガアゲハかと思ったらジャコウアゲハの雄だった。腹の赤いので区別できる。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/200秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
内蔵フラッシュ使用 トリミング
ミヤマセセリ;クリックすると大きな写真になります 14.ミヤマセセリ
再びスタート地点に戻ってきた。だいぶ擦れてはいたがミヤマセセリがまだ元気にハルジオンで吸蜜していた。夢中で吸蜜していたので60mmでここまで近付いて撮れた。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/3200秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
圏央道の工事;クリックすると大きな写真になります 15.圏央道の工事
帰路はバスに乗らずに高尾の駅まで戻ろうと、バス道を裏高尾のほうへ歩いた。住民の反対運動が続いているようだが圏央道の工事が進められている。東名海老名と中央道の八王子を結ぶところだ。これができると横浜から、中央道や、関越に出るのに選択肢が増える。完成までまだ時間がかかりそうだ。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/1600秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
ダイミョウセセリ;クリックすると大きな写真になります 16.ダイミョウセセリ
圏央道の工事をしているところでバス道を離れ、右に入って高尾梅郷への小路を進んだ。ガイドさんの案内がないとこんな道は通れない。川が流れていて気持ちの良い道だった。そこへダイミョウセセリが来て、葉上に止まった。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/2000秒 60mm ISO400) 露出補正 なし
クロコノマチョウ;クリックすると大きな写真になります 17.クロコノマチョウ
木が茂っているところで、ヒカゲチョウの大きいのが飛びだした。追ってみるとクロコノマチョウだった。高尾にもいるのだと改めて驚く。小学生のころ、網をもって高尾山周辺に来ていた頃には考えられなかった。この個体は越冬した秋型のようである。

Nikon D5000 TAMRON 60mm F2.0G Macro
絞り優先オートで撮影  ( F5.6 1/125秒 60mm ISO1400 ) 露出補正 なし
トリミング
高尾梅郷;クリックすると大きな写真になります 18.高尾梅郷
やがて高尾梅郷の石碑のあるところに着いた。この梅郷は2月中旬から3月中旬にかけ、関所梅林、天神梅林、湯ノ花梅林、遊歩道梅林を中心に約10,000本の梅が開花するという。ここからは、すぐ甲州街道にでられる。この日は、本命のアオバセセリ、それにミヤマカラスアゲハの♀、そして最後にクロコノマチョウのおまけがついて、大満足の一日だった。小学校のクラスメートの案内に感謝。

Canon IXY900IS F2.8-5.8 4.6mm-17.3mm 7.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 10.8mm ISOオート) 露出補正 なし


2009年8月24日

真夏の舞岡公園

 やっと真夏を実感する日が数日続いた8月14日、舞岡公園へ行ってみようと思いたった。夏休みで、お盆休みというのに、暑さのためか人は少ない。しかし、カメラを持った中高年は相変わらず多い。
 今日は、黒いアゲハ達が狙いで、特にナガサキアゲハが撮りたかったが、適わなかった。クサギの花に吸蜜に来る黒いアゲハを撮るには、どうしても離れて狙うことが多くなる。そこで、ここ何年も使っていなかったΣ70mm-300mmをD300に付けて出かけた。
アオスジアゲハ:クリックすると大きな写真になります 1.アオスジアゲハ
試しにアオスジアゲハを撮ってみた。被写体までの距離は5m位とれるので狙うのは楽だ。しかし、暗い。レンズも望遠端の300mm(35mm版450mm相当)はF5.6である。一般に手ブレの限界は焦点距離分の1、つまりこの場合、1/300秒と言われる。設定した1/125秒ではやはりぶれる。しかしそれよりシャッタースピードを早くしたくとも、暗くてどうにもならない。ISOをはじめから1600くらいにする手はあるのだが、1/125秒で何とか収めようと試みた。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO900 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
サトキマダラヒカゲ:クリックすると大きな写真になります 2.サトキマダラヒカゲ
この日はこの蝶が多かった。暗いところにしか止まらない。手ぶれしている。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO800 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
クロアゲハ♂:クリックすると大きな写真になります 3.クロアゲハ♂
舞岡公園にクサギの花の咲くところは何箇所かあるが、そのひとつへ行くと、待つことしばし、クロアゲハの新鮮な♂がやってきた。300mmあると蝶と少々離れていてもこの程度に撮れる。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/125秒 ISO800 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
モンキアゲハの雌雄:クリックすると大きな写真になります 4.モンキアゲハの雌雄
クロアゲハがいた所と違うクサギの花に、モンキアゲハの♀が吸蜜に来て、それを♂が追ってきた。ここは幾分明るいが、それでも1/160秒。手ぶれ、被写体ぶれ、ご容赦いただきたい。シャッタースピードの下限を1/125秒にして、ISO400からISO1600までオートで感度が上がるように設定しているが、撮れ具合を見ると、次回は思い切って、初めからISO1600に設定してみよう。

Nikon D300 Σ70mm-300mm macro
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/160秒 ISO400 ) 300mm 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング標準
ウラギンシジミ:クリックすると大きな写真になります 5.ウラギンシジミ
ウラギンシジミの夏型もそろそろ姿を消す。だいぶ擦れた個体が地面にいた。地面に止まっている蝶を撮るのは難しい。背景を入れようとすると一眼レフではファインダーを覗けない。バリアングルモニターの出番になる。これは Canon PowerShot で撮ったが、バリアアングルモニターつきの、Nikonのデジイチ D5000 の評判が良いので欲しくなった。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 ISO80 ) 7.3mm
クロコノマチョウ夏型:クリックすると大きな写真になります 6.クロコノマチョウ夏型
そろそろ帰ろうと駐車場への道を歩いていると、サトキマダラヒカゲが4?5頭飛び出した。その中に1頭だけ形が大きいのがいて、そばの葉上に止まった。もしやと思って近づいてみるとやはりクロコノマチョウだった。今年の春、舞岡公園で初めて撮ったクロコノマチョウは、秋型の越冬個体だったが、これは夏型である。裏の眼状紋がくっきり出ている。

Canon PowerShot A640
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 ISO80 ) 7.3mm

2009年4月24日

舞岡公園

 2009年4月16日 新規購入した Nikon P90 だけをぶら下げて舞岡公園へ行ってみた。良い天気で、気温も上がり、蝶の数も増えている。この日は舞岡公園の今まで歩いていた範囲を少し広げて、市営地下鉄の舞岡駅方面につながる「舞岡ふるさとの道」を歩いてみたら、思わぬ収穫があった。
古民家の鯉のぼり:クリックすると大きな写真になります 1.古民家の鯉のぼり
舞岡公園の中ほどに谷戸が広がり、田んぼがあって、これからしばらくすると田植え教室が始まり、泥まみれになった子供たちと母親が元気にはしゃぐ姿を見るようになる。谷戸の脇には古民家があって、ここでは、シルバー世代がスケッチを楽しんでいる。古民家の庭には鯉のぼりが立てられていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/310秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ツマキチョウ♂:クリックすると大きな写真になります 2.ツマキチョウ♂
先日、都立小山田緑地へ行ったときに撮れなかったツマキチョウを撮るのが、この日の目的だった。モンシロチョウに混じって飛んでいるが、チラチラした飛び方なので区別できる。しかしなかなか止まってくれない。やっと1枚撮れたのがこの写真

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/100秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
ベニシジミ:クリックすると大きな写真になります 3.ベニシジミ
春の蝶の定番であるが、夏のベニシジミに比べオレンジ色の部分が広く鮮やかで美しい。P90の広角側4.6mmのマクロで撮ったが、草原の広がりが表現できた。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F5.6 1/180秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
クロコノマチョウ:クリックすると大きな写真になります 4.クロコノマチョウ
これが本日の思わぬ収穫。舞岡公園にいるとは聞いていたが、見るのも撮るのもはじめてであった。今まで舞岡公園に来ても歩いていなかった「舞岡ふるさとのみち」を歩いていたら、バサッという音がして、黒いものが飛び、近くの葉上に止まった。クロコノマチョウ秋型の越冬蝶である。蝶までの距離は2mほどある。P90の望遠側を活用した。ただ、ちょっと暗いので、ピントが合いにくく苦労した。少し手ぶれしている。ASAは自動的にASA400に上がっていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/70秒 ASA400 ) 露出補正 -0.3段
トラフシジミ春型:クリックすると大きな写真になります 5.トラフシジミ春型
羽化したばかりの美しいトラフシジミがラッキーにも目の前に止まってくれた。この蝶も個体数が少なくめったに会えない。止まってもすぐ活発に飛び立ってしまい、じっくりとることは出来なかった。夏型に比べ、トラフ=虎斑の由縁である白い帯が鮮やかである。このときばかりはマクロレンズをつけたD300を持ってきていれば良かったと思った。

COOLPIX 90
絞り優先オートで撮影 ( F8 1/110秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段