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2016年9月27日

八千穂高原、松原湖、観音平 蝶は少なかった 9月10日

八千穂高原、松原湖、そして観音平と八ヶ岳の東側を周ったが、蝶の数は極めて少なかった。八千穂高原自然園で会った地元の同好の方も今年は蝶が少ないと嘆いておられた。クジャクチョウすら見ていないという。
 八千穂高原では、遠くに止まったアサギマダラとボロボロのミドリヒョウモン♀数頭見ただけで、あとはイチモンジセセリくらいしかいない。松原湖では二度ほどムモンアカシジミが飛ぶのを見たが、撮影することはできなかった。手ぶらでは帰りたくないので、観音平へ寄ってみた。ここでも蝶の数は少なく、アサギマダラとスジボソヤマキチョウ以外、成果はなかった。
 今シーズン最後と思って出かけた信州は、惨敗に終わったが、それでも何とか晴れ間を見ながら、のんびりとドライブを楽しむことができた。特に今までも一二度寄ったことはあるが湖畔をゆっくり歩くことはなかった松原湖では、のんびりと歩き、よい時間を過ごすことができた。
 予想通り、帰路の中央高速は相模湖手前で渋滞となってしまった。上野原で中央高速を降り、相模原から国道16号線を抜けた。しかし、国道16号線に出るまでの道は片側一車線で信号も多く、時間がかかった。途中のファミレスで夕食にし、自宅に着いたのは夜9時少し前だった。

;クリックすると大きな写真になります。 28.アサギマダラ
八千穂高原自然園の散策路を歩いていると、アサギマダラがフアフアと飛んできた。止まってくれないかと行く手を見守っていると、少々離れたところの梢に静止した。しかし遠い。35mm版1440mm相当のP610の望遠端で撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.5 1/125秒 258mm ISO280? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 29.ミドリヒョウモン♀
ミドリヒョウモンは何頭か見たが、すべて♀ばかりで、破損が激しい。これは比較的破損が少ない方だった。ゴマナの花で吸蜜する。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.5 1/1000秒 5mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 30.ミドリヒョウモン♀ 裏面
表はオオウラギンスジヒョウモンとよく似ているが、裏面を見せてくれるとミドリヒョウモンと判る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/200秒 143mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 31.ミドリヒョウモン♀ 開翅
ここにいたミドリヒョウモンの♀はすべて黒化型だった。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 32.ツバメシジミ♀
あらためてツバメシジミの分布が広いことを思う。松原湖畔で撮った。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 33.アサギマダラ -1
八千穂高原、松原湖で全く収穫のないまま、清里から八ヶ岳高原ラインに入り、観音平へ寄ってみる。この日は土曜日で観音平の駐車場からは車が溢れ、路上駐車の列が続く。しかし、到着したときは時間も遅く、駐車場まで登っていくと十分スペースが空いていた。そんな駐車場の脇に咲くノハラアザミにアサギマダラがいた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/200秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 34.アサギマダラ -2
アサギマダラは2頭いた。いずれもきれいな個体で、♀だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f3.3 1/400秒 4mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 35.アサギマダラ -3
90mmマクロで撮る。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/250秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 36.アサギマダラ -4
ノハラアザミの花から花へと移っていく。正面から撮れた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/400秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 37.ミドリヒョウモン♂
ボロボロのミドリヒョウモンの♂が元気に吸蜜している。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/640秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 38.スジボソヤマキチョウ♂ -1
これより先に、駐車場の少し先にある南アルプスの展望台付近でこの蝶を目撃したが、撮ることができなかった。今度は慎重に、まず遠くから撮る。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f5.6 1/800秒 64mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.7段
;クリックすると大きな写真になります。 39.スジボソヤマキチョウ♂ -2
やっと信州の高原らしい蝶に会うことができた。ノハラアザミの花に止まっていたが、飛び立とうとしている。この蝶も止まるときは翅を閉じる。翅の表が見られるのはこんな時しかない。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。 40.スジボソヤマキチョウ -3
落ち着いてノハラアザミで吸蜜している。蝶も花も新鮮だ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし


2016年8月21日

蝶が少なかった八島が原湿原(1) 8月4日

先月(7月25日)、湯の丸高原へ行ってきたが、天候もいまいちで、蝶も少なく消化不良だった。もう一度どこかへ行きたいと思っていたが、なかなか天候が定まらない。
 8月4日、この日は不安定ながら晴れそうだ。いつも行くところだが、八島が原湿原へ高原の蝶を撮りに行こうと決めた。早朝、自宅を出発し、圏央道、中央高速経由で八島が原湿原の駐車場に着いたのは9時だった。駐車場はすでに混んできている。夏は9時前に来ないと満車になることがあるという。
 カメラはこの日も SIGMA 18-300 を付けたD5300を首からかけ、右手にP610をハンド・ストラップで持つ。駐車場からいま登ってきたビーナスラインを小さなトンネルでくぐって、湿原に入った。短パン、スニカー姿で歩いている家族連れが多い。
 しかし、いつもの年と違い、ここでも蝶の数が少ない。ノアザミ、ノハラアザミは咲いているが、そこに集まるギンボシヒョウモン、ウラギンヒョウモンがなかなか見られない。ヒョウモンチョウだけが元気に飛んでいた。クジャクチョウも撮りたかったが姿を現さなかった。途中で出会った湿原の管理者の方の話でも今年は蝶が少ないという。
昨年7月27日に来たときは、湿原を一周したが、今回は鬼ヶ泉水、鎌ヶ池方面へ歩き途中で引き返した。

;クリックすると大きな写真になります。 1.エルタテハ -1
湿原の入り口近くで、いきなりエルタテハが飛んできて岩の上に止まった。ゆっくり近づいて撮るがさらに近づこうとしたところで逃げられてしまった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/?800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 2.ヒョウモンチョウ -1
昨年もそうだったが、ここ八島が原湿原にいるのはコヒョウモンではなくヒョウモンチョウだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 135mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 3.ヒョウモンチョウ -2
ヒョウモンチョウはヒヨドリバナの花によく集まる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 135mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 4.コオニユリに止まろうとするキアゲハ??
ちょっと離れたところだったのでこれが精いっぱいだった。300mm開放でも何とか解像してくれる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 5.湿原のヒョウモンチョウ
背景を写し込んだ写真が撮りたかった。もう少し蝶が近くにいてくれないと広がりが出ない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.5 1/640秒 14mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -1
ジャノメチョウ自体は普通種だが、マツムシソウとの取り合わせで値打ちが上がる。木道以外歩けないのであまり近くに寄ることができない。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f4.2 1/800秒 11mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7.マツムシソウで吸蜜するジャノメチョウ -2
前の写真と同じ個体。カメラを換えて撮る。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 230mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 .マルバダケブキにウラギンヒョウモン
木道から離れたところで咲くマルバダケブキにウラギンヒョウモンが来た。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 9.ヒメシジミ♂
ヒメシジミが数頭飛んでいるところがあった。動き回っていてなかなか落ち着いてくれない。だいぶ擦れている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 10.ヒメシジミ♂ 開翅
前の写真と同じ個体。開翅して見せてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1250秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 11.新鮮なヒメシジミ♂??
ちょっと離れたところだったけれど、きれいなヒメシジミが止まって翅を開いてくれた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1000秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 12.木道に止まったコキマダラセセリ????
眼にも止まらぬ速さで飛んできたセセリが木道の目の前に止まった。コキマダラセセリ♀のようだ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/1600秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 13.ウラギンヒョウモン
やっとノアザミにウラギンヒョウモンが止まった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/640秒 260mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 14.ヒヨドリバナとヒョウモンチョウ
ヒョウモンチョウは元気だ。飛び回ってはヒヨドリバナに止まってストローを伸ばす。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (? ?f6.3 1/320秒 236mm ISO100? ) ? 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.八島が原湿原
鎌ヶ池の近くまで来た。蝶々深山、車山方面を望む。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 32mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 16.ノハラアザミにウラギンヒョウモン
ノハラアザミは秋の花といわれるが、もう咲き始めている。ノアザミに比べて棘が多い。破損のないウラギンヒョウモンがそのノハラアザミに飛来して吸蜜を始めた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? 絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/800秒 250mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし
;クリックすると大きな写真になります。 17.ハバヤマボクチ 葉場山火口
?? これは見たことがない。ハバヤマボクチという。花が咲くのは秋というから、これは蕾なのだろう。ネットで調べてみると花は紫色でちょっとアザミの花に似ている。花の大きさはアザミより少し大きいようだった。調べてみると、葉場山というのは草刈り場の山あるいは丘を意味している。ボクチはホクチの訛りであり、ホクチは漢字で火口と書く。火は火打ち石などで発火した火を受けて種火をつくることに由来し、口は種火そのもの。つまり、ハバヤマボクチとは草刈り場のようなところに生え、葉の裏に白い綿毛が密生していてこの綿毛に火打ち石などで火を飛ばして種火にすることに由来するらしい。

  Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO
?? ??絞り優先??オートで撮影  (? ?f6?.3??? 1/400秒 300mm ISO2?00???? ?) 露出補正? ?なし

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2014年8月 8日

初めての赤城山 7月24日


 前々から一度行ってみたいと思っていた赤城山だったが、なぜかその機会がなかった。圏央道も開通し、海老名から関越道の鶴ヶ島まで行けるようになったので、チャレンジを試みる。先日、山梨へ行ったときは、海老名から八王子JCTまで、30分ほどで抜けられ「これは速い」と実感した。しかし、八王子JCTから鶴ヶ島JCTまでは、それより少し時間がかかった。練馬?鶴ヶ島よりやや距離がある感じだ。自宅から横浜新道、環八で関越道の練馬インターから入るのと、この日のように東名、圏央道を走って、鶴ヶ島へ抜けるとのどちらが早いか?距離的には横浜新道、環八周りのほうが短いように感じる。環八を抜けるのにかかる時間次第のようだ。
(参考:圏央道 海老名?鶴ヶ島 距離 69km、 所要時間 1時間20分 / 関越道 練馬?鶴ヶ島 30km、所要時間 40分)

 朝6時半に自宅を出発、途中、上里SAで朝食にし、前橋ICで関越を降り、しばらく市内を走って、県道4号線をまっすぐ登って、赤城山ビジターセンターがある、覚満淵の駐車場に車を止めたのは、ちょうど10時だった。3時間半を要した。

  覚満淵は規模はあまり大きくはないが、きれいなところだった。人は少ない。蝶は多くはなかったが、木道の傍に咲くノハラアザミにウラギンヒョウモンやセセリチョウが来ていた。
 小一時間、覚満淵を一周したあと、大沼湖畔にある赤城神社へ移動した。観光シーズンに入っているのにここも人が少ない。 赤城神社でお参りをし、再び、車で大沼を一周した。赤城はゼフィルスが有名だが、ポイントが分からない。
  覚満淵へ上ってくる途中に、ここは蝶がいそうだなというところがあった。赤城山総合観光案内所がある新坂平というところだ。ここの大きな駐車場にポツンと車を停めて、そのあたりで写真を撮ったが、ヒョウモンチョウがいたくらいで収穫はなかった
  天気予報が当たり、雲が広がってきた。車の中で、持参したおにぎりを食べて、帰路に着いたのはごご1時半、途中、富士見温泉で立ち寄り湯にも入り、前橋IC?関越に乗り圏央道を走って、往きと同じ道をたどった。圏央道に新しくできた厚木PAで一休みしたが、相模川を眺めながら食べた「さがみ食堂」というところの「なんつッ亭濃厚とんこつラーメン(780円(税込)」がとても美味しかった。濃厚とんこつラーメンというが、味はしつこくなく上品だった。

1.覚満淵
赤城ビジターセンターの駐車場に車を停め、覚満淵の入り口への散策路に入る。標高1,360m、周囲500mの沼のまわりは湿地帯となっていて、沼と湿地帯とを覚満淵と呼ばれている。比叡山の高僧である覚満法師がここで七日七夜にわたり大法会を行ったことから覚満淵と呼ばれるようになったとのこと。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.4 1/850秒 12.9mm ISO200 ) 露出補正 なし
覚満淵;クリックすると大きな写真になります。
2.カルガモ
覚満淵に今は水鳥が少ないが、カルガモがグループになって浮かんでいた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/280秒 14.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
3.ウラギンヒョウモン -1
覚満淵の周囲に設けられた木道を歩いていると、ノハラアザミが咲いていて、オレンジが複数、吸蜜に来ていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -1;クリックすると大きな写真になります。
4.ウラギンヒョウモン -2
ノハラアザミはこんな感じのところに咲いていた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 32mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -2;クリックすると大きな写真になります。
5.覚満淵とウラギンヒョウモン
背景に沼と湿原が拡がる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 38mm ISO200 ) 露出補正 なし
140808_005.jpg
6.ウラギンヒョウモン -3
背景は駒ヶ岳だと思う。赤城山という山はなく、中央のカルデラの周囲を、円頂を持つ1,200mから1,800mの峰々が取り囲む山々の総称である。主峰は大沼の北東にある黒檜山(1,828m)。この駒ヶ岳は1,685mだ。覚満淵が1,360mだから、高い山とは感じない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -3;クリックすると大きな写真になります。
7.ヒメキマダラセセリ -1
ノハラアザミはまだ咲き始めたばかりのようだ。セセリチョウもやってくる。ストローを持ち上げてまっすぐ花に差し入れている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -1;クリックすると大きな写真になります。
8.コキマダラセセリ
ヒメキマダラセセリと少し感じが違うのがいた。オレンジ色がより鮮やかで、前翅の前縁が翅頂に向けてそり上がっている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
コキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
9.ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ
ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリが、ひとつの花に集まってくる。この花からは美味しい蜜が出ているのだろう。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/170秒 148.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモンとコキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
10.ノハナショウブとコキマダラセセリ
覚満淵に咲くノハナショウブにコキマダラセセリが訪れた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 166.6mm ISO100 ) 露出補正 なし
ノハナショウブとコキマダラセセリ;クリックすると大きな写真になります。
11.女性ハイカー
写真を撮っていたら、若い3人のお嬢さんが追いついてきた。ウラギンヒョウモンとノハラアザミの背景にさせていただく。「どちらからですか?」と尋ねたら「前橋からです」との返事。覚満淵には良く来ているらしい。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 なし
女性ハイカー;クリックすると大きな写真になります。
12.地蔵岳
覚満淵入り口から歩き始めて約30分、湿原の反対側あたりに来た。地蔵岳(1,674 m) の 山頂には各電波通信の赤城中継局が置かれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/900秒 10.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
地蔵岳;クリックすると大きな写真になります。
13.湿原に咲くノハナショウブ
あざかな紫の花だった。今が盛りのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 7.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
湿原に咲くノハナショウブ;クリックすると大きな写真になります。
14.外国人女性ハイカー
どこから来られたのだろうか? さっそうと歩いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/320秒 59.0mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
外国人女性ハイカー;クリックすると大きな写真になります。
15.ヒメキマダラセセリ -2
覚満淵一周路の3分の2くらいまで来た。このあたりはちょっと沼から離れたところを歩く。ヒメキマダラセセリが飛ぶ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 140mm ISO200 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -2;クリックすると大きな写真になります。
16.ヒメキマダラセセリ -3
ヒメキマダラセセリの裏面は、個体によって微妙な差がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO720 ) 露出補正 なし
ヒメキマダラセセリ -3;クリックすると大きな写真になります。
17.スジグロシロチョウ
日陰になるところをゆっくりと飛び、花を訪れる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 140mm ISO360 ) 露出補正 なし
スジグロシロチョウ;クリックすると大きな写真になります。
18.クロヒカゲ
ヒカゲチョウかと思ったが、クロヒカゲの♀のようだ。樹液を吸いに来ている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 92.0mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クロヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。
19.サトキマダラヒカゲ
樹液の匂いがするのだろうか、17.のクロヒカゲがいたところの周りを飛び回り、止まる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 185.0mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
サトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります。
20.ウラギンヒョウモン -4
ビジターセンターの駐車場まで戻ってきた。その傍に小さな赤い花が咲いていて、ここにもウラギンヒョウモンがいた。エルタテハも見かけたが、よい写真は撮れなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/250秒 138.4mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ウラギンヒョウモン -4;クリックすると大きな写真になります。
21.ヒメウラナミジャノメ
20.と同じところで撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/180秒 92.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
ヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になります。
22.赤城神社
車で5分ほど走ると大沼湖畔に出る。大洞というあたりが旅館や飲食店のあるにぎやかなところで、さらに進むと赤城神社の入り口がある。 赤城神社は大沼の小鳥ケ島という小さな半島にある。駐車場の車を置いて、その半島のい先端にかけられた赤い橋を渡る。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 60mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤城神社;クリックすると大きな写真になります。
23.赤城神社 鳥居
赤い橋を渡ると鳥居があり、鳥居をくぐって右手に行くと社殿がある。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6.8mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
赤城神社 鳥居;クリックすると大きな写真になります。
24.赤城神社 社殿
もとは大洞にあった。1601年(慶長2年)、厩橋(前橋)城主として入封した酒井重忠が鬼門に当たる大洞赤城神社を篤く信仰し、歴代藩主もこれに倣ったと伝えられる。1970年(昭和45年)、現在の小鳥ヶ島(厳島神社跡地)に大洞から遷座し、社殿が現存するものへ再建された。この際に小鳥ヶ島の環境を破壊するとして反対運動が起こっているそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正 なし
赤城神社 社殿;クリックすると大きな写真になります。
25.境内のテングチョウ
この写真の左手に手水舎がある。そこにテングチョウが吸水に来ていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/850秒 6.0mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
境内のテングチョウ;クリックすると大きな写真になります。
26.クジャクチョウ
赤城神社を離れ、朝、上ってくる途中に蝶のいそうなところがあったので、そこに寄ってみることにした。そこは赤城山総合観光案内所のあるところから、新坂平というところで、大きな駐車場もあった。しかしその広い駐車場にはほかに1台しか停められていない。駐車場に沿って歩いてみると、クジャクチョウが飛び出した。後翅を鳥についばまれている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/800秒 133.4mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クジャクチョウ;クリックすると大きな写真になります。
27.ヒカゲチョウと紛らわしいクロヒカゲ♀
これもヒカゲチョウと紛らわしいが、クロヒカゲ♀のようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/160秒 76.5mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
ヒカゲチョウと紛らわしいクロヒカゲ♀;クリックすると大きな写真になります。
28.クロヒカゲ♂
♀に比べ、♂のほうはクロヒカゲというのを明確に判断できる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 133.4mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
クロヒカゲ♂;クリックすると大きな写真になります。
29.ウラギンヒョウモン -5
日は陰ってきていたが、新坂平の駐車場の脇の草原を何頭ものオレンジが飛び回っていた。このウラギンヒョウモンは羽化したてのようでとてもきれいだった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 115.0mm ISO160 ) 露出補正 なし
ウラギンヒョウモン -5;クリックすると大きな写真になります。
30.ヒョウモンチョウ
新坂平の駐車場の草むらを飛び回るオレンジの中で、ウラギンヒョウモンとちょっと異なるのがいた。花には止まらない。裏面で確認しようと思うが、裏も見せてくれない。撮影した画像をモニターでみると、どうやらヒョウモンチョウのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/160秒 160.5mm ISO160 ) 露出補正 なし
ヒョウモンチョウ;クリックすると大きな写真になります。
31.圏央道 厚木パーキング・エリア
帰路、富士見温泉で立ち寄り湯をしたあと、前橋で関越道に上がったが、途中どこかで一休みしようと思いながら、圏央道に入ってしまった。混んでいるかもしれないが、新しくできた厚木PAに寄った。幸い、パーキングも余裕があり、フード・コートで食べた「なんつッ亭濃厚とんこつラーメン」もとても旨かった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/600秒 8.8mm ISO100 ) 露出補正 なし
.圏央道 厚木パーキング・エリア;クリックすると大きな写真になります。
32.厚木PAから眺める相模川
ラーメンをすすりながら、相模川の流れを眺めた。相模川は山中湖を水源として、相模湖、津久井湖を経由して、相模平野を形成し、平塚市・茅ヶ崎市の境付近で相模湾に注いでいる。大きな川は眺めていると気分が落ち着く。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR f2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.6 1/400秒 8.1mm ISO200 ) 露出補正 なし
厚木PAから眺める相模川;クリックすると大きな写真になります。