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2017年8月24日

嬬恋鹿沢 2泊3日のドライブ旅行(7/19-21) (5・終)小諸 7月21日

湯の丸高原(地蔵峠)の駐車場まで戻ってきて、女性組2人が休んでいた食堂に行く。2人は男性組はまだ戻ってこないだろうと、のんびりくつろいでいた。われわれも喉が渇いたので、冷たい飲み物を飲んで一息入れた。
  高原に別れを告げ、チェリー・パークラインを長野県側に下りて、国道20号線を小諸に向かう。昼食は楽しみにしていた信州そばだ。3軒ほど老舗を調べておいたが、その中のひとつ「丁子庵」に入った。ここは、小諸城の大手門に近いので、食後、駐車場に車を置かせておいてもらったまま、大手門を見てこようという算段だ。昨年の4月にバスツアーで懐古園に来たがその時は、JR線路の反対側にある大手門は見ていなかった。
 小諸は暑かった。今まで過ごした高原の涼しさとは違う。その暑い中、大手門の見学は10分くらいで終え、最後の目的地である布引観音釈尊寺へ行く。
 布引観音釈尊寺は、崖の上にある。その崖の上まで、"よいしょ"と声を出さないと上がれない、歩きにくい急な石段を、つづら折りに登るのに20分くらいかかった。汗びっしょりで、丁子庵で飲んだビールも効いて息が上がる。4?5歳の男の子が、おばあちゃんと一緒に元気に上ってきていた。
 帰路は、上信越道の小諸ICから入り、関越→圏央道で海老名で東名に入り、横浜町田ICからR16を自宅まで送っていただいた。3日間の走行距離は600kmだった。

82.丁子庵 -1

出掛ける前から小諸で信州そばを食べるのを楽しみにしていた。ネットで調べたいくつかの老舗の中から、道もわかりやすそうなのでこの丁子庵にしようと思っていた。高峰高原・車坂峠からチェリー・パーク ラインを小諸に下りてきて20号線を左折し西原の交差点の三叉路を右にR141を行くと本町の信号のところが丁子庵だ。左に入っていくと駐車場がある。暑い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?640?秒 18mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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83.丁子庵 -2??
跳ね上げられたのれんをくぐり店内に入る。冷房なんぞはないが涼しげだ。丁子庵のHPによると、「加賀の殿様が通られた'歴史の道'北国街道沿い、小諸本町入口にある」と説明されている。そして、創業は1808年(文化5年)、今からおよそ209年前で、店舗となる建物は1885年(明治18年)に建てられた132年もの歴史を持つ総欅造りの黒い漆喰で仕上げられた土蔵だそうだ。店内に一歩足を踏み入れると、その歴史の重みをずっしりと感じることができるとあった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
?? 絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?320?秒 18mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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84.蔵造りの酒屋??
丁子庵では、私はとろろそばを食べた。運転も「ここまででいいよ」と言っていただき、美味しくビールを飲んだ。通はせいろで日本酒なのだろうが。丁子庵のおかみさん?に、10分ほど大手門を見てきたいのだが、その間駐車場に車を置かしておいてくれとお願いしてみたところ、快く「どうぞ、どうぞ」と言っていただいた。丁子庵を出て、大手門のほうへ歩く。本町の交差点のところにこんな蔵造りの酒屋があった。真澄、千曲錦は長野の銘酒だ。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?1000?秒 44mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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85.小諸城 大手門????
小諸市観光協会などの説明では、この大手門は実戦的な城門で、華美な装飾をはぶいた質実剛健な建築は、東日本を代表する大手門建築の一つと言われ、重要文化財となっている。大手門は、小諸城の城郭配置からすれば、小諸城の表玄関(正門〉にあたる。慶長17年(1612年)、藩主仙石越前守秀久が小諸城を築いた時代の建築で、大工は江戸から招いたと言われ、当時としては瓦葺の門は珍しかったので瓦門と呼ばれたと伝えられている。平成の大修理を終え、仙石秀久創建当時の姿に甦った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?1000?秒 18mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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86.小諸城 大手門 内側
昨年の4月にバスツアーで懐古園に来たがその時は、JR線路の反対側にある大手門は、ガイドさんも案内してくれず、見ていなかった。大手門をくぐって、内側から眺める。二階は居室風になっていて、畳敷で長押をうち、猿頬天井であること、桁を左右の石垣の上に乗せずに、その間に独立して建設していることなど、日本の城門発展の過程を知る重要な建物だそうだ。明治維新後は民有となり、小諸義塾の教室として明治29年(1896年)4月、西洋造りの塾舎ができるまで仮塾舎となったという。現在2階は資料室になっているとのこと。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?400?秒 24mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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87.小諸城 大手門の石垣
前の写真の方が判りやすいが、石垣と門が続いているが、桁を左右の石垣の上に乗せずに、その間に独立して門を建設していることなど、日本の城門発展の過程を知る重要な建物であると言われる。石垣がいつ復元されたかなどは判らなかった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?640秒 26mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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88.布引観音登り口??
小諸城大手門の見学は10分ほどで済ませ、今回の最後の目的地である布引観音釈尊寺へ行く。丁子庵の駐車場に戻り、10分ほど走って、布引観音駐車場に着いた。前は山だ。その山に向かって参道?入口の石段が始まる。「牛に引かれて善光寺参り」の伝説で知られる布引山釈尊寺は、神亀元年(724年)の創建と伝えられている。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?250?秒 38mm ISO?2800???? ?) 露出補正? ?なし
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89.登山の安全を見守るお地蔵さん
ここから観音堂まで、急な石段を登り、観音堂まで約20分余りかかった。登り始めの道沿いの岩のくぼみに登山の安全を見守るお地蔵さんが祀られていた。道は光が届かず暗い。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影  (? ?f?5.6??? 1/?50?秒 44mm ISO?3200???? ?) 露出補正? ?なし
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90.布引二段滝
ここ布引渓谷は、信濃の耶馬渓と言われていて、渓谷美は四季を通して人々の目を楽しませてくれるそうだ。この滝もその一つで、春から夏にかけては緑に、秋は紅葉一色につつまれるという。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?80?秒 18mm ISO?3200???? ?)露出補正? ?なし
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91.牛岩
登り口を1番にして山の上の観音堂が15番という、名所番号が付けられている。ここはその4番目、牛岩という札があった。案内板には、「牛に引かれて善光寺参り」の伝説発祥の地にふさわしく、岩に牛の姿が現れておりこの布引渓谷のなかでも迫力ある奇岩である」と説明されていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?100?秒 46mm ISO?3200???? ?)露出補正? ?なし
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92.仁王門??
岩上に不動尊が安置されている不動滝のあたりを過ぎると、仁王門があった。暑い上に、丁子庵で飲んだビールが効いていて、汗びっしょりになり、ここまで15分近くかかってしまった。ここから観音堂を眺めることが出来「あそこまで頑張ろう」という思いになる。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?400?秒 18mm ISO?3200???? ?) 露出補正? ?なし
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93.仁王門から眺める観音堂
仁王門の軒先から観音堂を眺める。不動滝の説明板には「ここから眺める観音堂もまた趣きがあり、京都の清水寺を思い出させる」と記されていた。カメラを構える私の脇を空に向かってオオムラサキがゆうゆうと飛んで行った。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?250?秒 46mm ISO?400???? ?) 露出補正? ?なし
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94.釈尊寺の伽藍、本堂の前から??
仁王門からさらに登って、釈尊寺の伽藍、本堂の前に出た。その伽藍・本堂を背に、観音堂と小諸、そしてその向こうの、ついさっきまでいた山々を眺める。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?640?秒 28mm ISO?200???? ?) 露出補正? ?なし
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95.崖の縁の参道????
この洞を抜けると観音堂がある。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?250?秒 44mm ISO?2500???? ?) 露出補正? ?なし
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96.六地蔵??????
洞を抜けると左側に、閻魔大王と奪衣婆、そして六地蔵がおられた。六地蔵は「六道地蔵と言い、衆生がそれぞれの行いによって生まれかわっていく六種の迷いの世界を地蔵尊に表している。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上を六道という」と説明されていた。(衆生とは迷いの状態にある生き物をさす。特に人間をさしていう場合が多い=ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?250?秒 18mm ISO?3200???? ?) 露出補正? ?なし
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97.布引山釈尊寺 観音堂と宮殿
やっとゴールである15番の観音堂に着いた。重要文化財の宮殿はこの岩屋内に安置されており、正嘉2年(1258年)に建立された。和風建築のひな型ともいうべきもので、鎌倉時代の様式をよく表した重要な建築物である。昭和11年9月国宝に指定、現在は重要文化財となっていると記されている。しかし、宮殿は事前学習の不足、かつ、その場所は照明もなく、所在がよく分からなかった。後で観音堂の奥の格子で囲われた向こうだと分かった。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?250?秒 18mm ISO?1000???? ?) 露出補正? ?なし
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98.観音堂から釈尊寺伽藍・本堂を望む??
釈尊寺はwikipedia等によれば、天文17年(1548年)武田信玄が楽厳寺入道、布下仁兵衛を攻めたときに兵火にかかって消失したのを、弘治2年(1556年)望月城主であった滋野左衛門佐が再建した。その後も亨保8年(1723年)に再び野火のために炎上する。現在ある伽藍の多くは、小諸城主、牧野周防守康明によって再建されたものだそうだ。余談になるが、先に観音堂に到着されておられた女性と挨拶をし、話をしたところ、その方はここから見える本堂・伽藍の向こう側から車で上がってきたとのこと。そんな道があったのか・・・。足の悪い年配のお母さんをお参りに連れてくるため、お寺のかたに教えてもらったとのことだった。歩いて登ってこそありがたみがあるのだと自分に言い聞かせた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?250?秒 32mm ISO?500???? ?) 露出補正? ?なし
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99.観音堂の天井
観音堂の天井は奉納された絵がはめ込まれていた。見ると武澤新聞販売店とか、大和屋醤油店といったスポンサー?の名が書かれていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影 (? ?f?5.6??? 1/?60?秒 26mm ISO?3200???? ?) 露出補正? ?なし
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100.愛染明王
観音堂から釈尊寺の伽藍・本堂へと戻る途中に愛染明王堂があった。その戸の格子からを愛染明王撮らせていただいた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?6?秒 22mm ISO?3200???? ?) 露出補正? ?なし
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101.観音堂??
振り返って崖っぷちに建つ観音堂を眺める。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO????
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?250?秒 60mm ISO?220???? ?) 露出補正? ?なし
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102.岩山に張り付く観音堂
下山する前に今一度観音堂を振り返る。ここまで登ってきた甲斐があったと思わせてくれた。そして、登ってきた道を駐車場まで戻ったのだが、のぼりより下りの方がきつい。古傷の左膝が痛くなる。駐車場に着くころには再び汗びっしょりだ。幸い駐車場には手洗いがあり、タオルで汗を拭いて、シャツを着替えた。帰路に着く・

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?250?秒 56mm ISO?360???? ?) 露出補正? ?なし
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103.牛に引かれて善光寺参り
ことわざ辞典を引くと「牛に引かれて善光寺参りとは、思いがけず他人に連れられて、ある場所へ出掛けること。また、他人の誘いや思いがけない偶然で、よい方面に導かれることのたとえ」とあった。他にもネットで検索したが、なかなかここ布引観音がその逸話のルーツであることを説明したものはなかった。駐車場の傍に建つ案内板には、その昔話が記されていた。

Nikon D5300 S?????IGMA? 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO??
絞り優先??オートで撮影(? ?f?5.6??? 1/?125?秒 18mm ISO?3200???? ?) 露出補正? ?なし
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2014年6月18日

高野山と京都 5/21~24 3泊4日 (4)平等院 5月23日


 伏見稲荷を参拝した後、私たち夫婦は娘たち夫婦と別れ、JR奈良線の稲荷駅から、10:42発の電車で宇治へ向かった。25分ほどの乗車で宇治に到着した。駅前の道をまっすぐ進むと、商店街に突き当たった。右へ行くのか、左へ行くのか?通りかかった地元のご婦人に、平等へ行くには?と尋ねてみたところ商店街を左に進んで、宇治川に出たら右へ行くのが良いと教えてくださった。
 宇治川にかかる宇治橋から、平等院正門への道を歩きはじめと、左側に宇治川に面した、中村藤吉という老舗のお茶屋さんがやっている和風カフェがあった。茶そばもある。小腹が空いてきた。少し早いけれど食べたくなった。
 平等院は修復中であるが、正面3棟の修復は終了し、その色は鮮やかによみがえっていた。平等院鳳凰堂の中は4月1日より拝観が再開されているが、入り口で聞くと、入るのに1時間待ちとのこと。残念だったが、割愛してしまった。
 平等院に関する記述は、インターネットの世界遺産 平等院 と、Wikipediaの説明から引用させていただいた。 平等院鳳凰堂を囲む阿字池のほとりを歩きながら、鳳凰堂を眺め、鐘楼、鳳翔館という博物館を見て、JR宇治駅に戻り、再びJR奈良線で東福寺へ向かった。

52.JR奈良線の各駅停車車両 稲荷駅で
このモハ102-590という車両は、1974年(昭和49年)川崎重工製だそうだ。40年が経つ。塗り替えはされているのだろうが、昔、山手線を走っていた色だ。ところどころ塗装がつぎはぎになっている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/200秒 10.7mm ISO200 ) 露出補正 なし
JR奈良線の各駅停車車両 稲荷駅で;クリックすると大きな写真になります。
53.JR宇治駅
JR宇治駅に着いたのは11時6分、稲荷からの所要時間は約25分だった。この宇治駅からまっすぐに伸びる道を歩いて宇治橋通りに出て、商店街を左へ進む。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 13.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
JR宇治駅;クリックすると大きな写真になります。
54.中村藤吉平等院店
宇治駅を背にまっすぐ行って宇治橋通りに突き当たったところに、中村藤吉という宇治茶の老舗があった。その宇治橋通りを左に曲がって、宇治橋へ出て、右に平等院への道に入った。そこに宇治川に沿って中村藤吉平等院店という店があった。案内板を見てみると、いわば和風Cafeで宇治茶を味会うことができるし、また、茶そばも食べられる。小腹も空いたので、まだ、平等院も観ていないが入ることにした。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/900秒 5.0mm ISO400 ) 露出補正 なし
中村藤吉平等院店;クリックすると大きな写真になります。
55.宇治川のほとり
前庭を進むと、右側に入り口があり、左手に宇治川が流れる。明治天皇の行幸の際、御座所として使用された建物を当時の雰囲気を残しつつ改装したのだといいう。宇治川の流れを眺めながら、お茶の香りがする茶そばを食べた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/170秒 11.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
宇治川のほとり;クリックすると大きな写真になります。
56.宇治川の対岸
宇治川の上流を眺めると中州があって、その中州から宇治神社がある対岸に架かる朱色に塗られた朝霧橋が見える。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/220秒 39.3mm ISO100 ) 露出補正 なし
宇治川の対岸;クリックすると大きな写真になります。
57.宇治橋
前を流れる宇治川の少し下流に宇治橋が架かる。宇治川は琵琶湖から流れ出る唯一の河川。瀬田川、宇治川、淀川と名前を変えて大阪湾に流れ込む。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/900秒 43.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
宇治橋;クリックすると大きな写真になります。
58.平等院正門
中村藤吉平等院店で宇治川の流れを眺めながら、茶そばを食べて、外に出る。宇治茶の老舗が並ぶ平等院表参道を200?300m行くと、平等院正門があった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/600秒 5.0mm ISO200 ) 露出補正 なし
平等院正門;クリックすると大きな写真になります。
59.平等院鳳凰堂
600円の拝観料を支払い、平等院の中に入る。左手に観音堂、藤棚があったが、ここは後にしてまず阿字池の周りを左回りに歩き、鳳凰堂の外観を眺める。この3月末に鳳凰堂の3棟の修理が完了している。鳳凰堂の中に入る人たちが見えるが、受付で聞くと鳳凰堂内部の拝観は1時間待ちとのことだったので、割愛した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/900秒 5.2mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
平等院鳳凰堂;クリックすると大きな写真になります。
60.阿弥陀堂中堂の大棟
鳳凰堂の中央部分。鳳凰堂の呼称は後世のもので、平安時代後期、天喜元年(1053年)に、時の関白藤原頼通によって平等院に建立された阿弥陀堂である。華やかな藤原摂関時代をしのぶことのできるほとんど唯一の遺構として、このうえなく貴重な建築と言われる。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/800秒 11.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
阿弥陀堂中堂の大棟;クリックすると大きな写真になります。
61.中堂と両翼廊
写真右側後ろにある尾廊(まだ改修中)とともに、世界遺産になっている。中堂大棟南北両端部に左右一対の金銅製の鳳凰像鳳凰像がある。北方像・南方像の一対で、北方像は総高235.0センチメートル、像高98.8センチメートル、総幅34.5センチメートル、南方像は総高228.8センチメートル、像高95.0センチメートル、総幅44.5センチメートルだそうだ。。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/850秒 4.4mm ISO200 ) 露出補正 +0.7段
中堂と両翼廊;クリックすると大きな写真になります。
62.鳳凰像 南方像
東向きに建てられている鳳凰堂の向かって右側に据えられた像を北方像、同じく左側の像を南方像と称する。オリジナルの製作は阿弥陀堂の創建と同時期であると考えられているが、両像ともいまは大気汚染による錆害などの保存上の見地から取り外されて鳳翔館(宝物館)に保管され、新たに制作された複製像が大棟に載せられている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/900秒 88.7mm ISO100 ) 露出補正 なし
鳳凰像 南方像;クリックすると大きな写真になります。
63.鳳凰堂と阿字池 -1
阿字池には蓮の花が咲いていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/850秒 11.1mm ISO100 ) 露出補正 なし
鳳凰堂と阿字池 -1;クリックすると大きな写真になります。
64.鳳凰堂と阿字池 -2
池にさざ波がなければ・・・。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/900秒 8.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
鳳凰堂と阿字池 -2;クリックすると大きな写真になります。
65.浄土院 羅漢堂
宝物館である鳳凰館で運中供養菩薩像26体をはじめとした平等院に伝わる様々な宝物を見学したあと、鳳凰堂の裏手に建てられている浄土院を見る。浄土院は平等院の塔頭で、浄土宗の栄久(えいく)上人が、明応年間(15世紀後半)に平等院修復のために開創した寺と伝えられている。 茶師星野道斎とその息子たちにより寛永17年(1640年)に建立され、 主要部材が建立当時そのままに保存され、鏡天井に描かれた龍は彩色良く保存されているという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/400秒 10.7mm ISO200 ) 露出補正 +0.3段
浄土院 羅漢堂;クリックすると大きな写真になります。
66.最勝院
浄土院からさらに進むと、最勝院があった。浄土院とともに、平等院塔頭2ヶ寺の1つで天台宗寺門派聖護院末だそうだ。その歴史は比較的新しく、承応3年(1654年)京都東洞院六角勝仙院(住心院)の僧が平等院に移り、その住庵を最勝院と呼んだことに始まるという。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F6.4 1/800秒 4.6mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
最勝院;クリックすると大きな写真になります。
67.観音堂
正門から入ってきたときに左手に見えた観音堂である。鎌倉時代前期に創建当時の本堂跡に再建された建造物とされており、法橋徳応のニ天像、不動明王像が祀られている。 重要文化財。どっしりとした大きな建物だ。このカメラ、HS50は、空に向けて少し仰角に撮るとフレアが出る。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/750秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
観音堂;クリックすると大きな写真になります。
68.樹齢280年と言われるフジ
平等院にはフジの名木があると聞いていた。フジの古木が毎年4月末から5月上旬にかけて香り豊かに花開き、その花房が約1mにもなるノダフジが見事というので、楽しみにしていたが、鳳凰堂修理に伴い、昨年、花付きを改善するために大規模な剪定を行ったため、フジの花は咲いていなかった。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/120秒 11.1mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
140617_068.jpg
69.つばめの巣作り
平等院の拝観を切り上げて、平等院表参道、宇治橋通りと同じ道をJR宇治駅へ戻った。途中、商店の軒下で巣作りをしているつばめがいた。巣作りはまだ、緒に就いたばかりのようだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/120秒 90mm ISO400 ) 露出補正 なし
つばめの巣作り;クリックすると大きな写真になります。
70.郵便ポスト
JR宇治駅まで戻ってきた。駅前に茶壺の形をした郵便ポストがあった。さすが、お茶の名産地である。再び、JR奈良線で、今度は上り電車に乗り、東福寺へ向かう。東福寺は「みやこ路快速」が止まるので、15分で到着した。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/240秒 12.4mm ISO100 ) 露出補正 なし
郵便ポスト;クリックすると大きな写真になります。