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2017年11月22日

ジオラマを駆ける鉄道模型 11月11日

横浜ブルフ13というシネマ・コンプレックスに、朝9時開映の「ミックス」という映画を見に行った。最近人気が出てきた卓球にかかわる映画で、練習や試合の場面もあるが、それが俳優さんが演じているとは思えないほど、現実感があった。練習したのだと思う。オリンピック・メダリストの水谷準も登場する。ちょっとストーリーのテンポは遅かったが、満足した。
 昼食後、かみさんは買い物をしていくというので、私は久しぶりに原鉄道模型博物館へ行くことにした。
 原鉄道模型博物館は、2012年の7月10日に、同年2月に竣工した横浜三井ビルディングの2階にオープンした。私はその年の10月に初めて原鉄道模型博物館を見学したが、それから5回くらい訪れている。2013年4月に行われた同博物館の写真展で私の撮った写真が優秀賞のひとつに選ばれ、翌年同館のカレンダーの写真、12枚のうちの1枚に採用された。
 2年半ぶりに原鉄道模型博物館を訪れ、ジオラマを疾走する鉄道模型の撮影を楽しんだ。

1.高架線を走るDB V200
商店の屋上で洗濯物を干すフィギュアの向こうをドイツ国鉄のDB V200が姿を現した。V200ディーゼル機関車(実車)は1953年から翌年にかけて、クラウス=マッファイにて試作機が5両製造され、1956年より量産が開始され、同社にて61両が、マシーネンバオ・キール(現MaK、のちフォスロ)にて20両が製造されたという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/640秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.DB E03 002
西ドイツ国鉄では1960年代に入り、特急列車 (TEE, F-Zug) の最高速度200 km/h 運転を計画し、そのための線路の改良や新型機関車の製造などの準備?が行われ、それまでの特急旅客用電気機関車としては、最高速度160 km/h 運転に対応したE10.12型(後の112型→113型)が運用されていたが、103型が後継機として開発されることになり、1965年にまずE03型 (E03 001 - E03 004) として、試作車4両が製造された。この模型のえんじとクリーム色は通称TEEカラーと呼ばれる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.蒸気を吐く入替用蒸気機関車
奥に見える操車場では、運搬される荷物が置かれ、荷が積まれた貨車を入れ替える小さな蒸気機関車が待機している。作業をする人を表すフィギュアも良く作られている。?

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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4.列車通過
ホームのベンチに座って列車を待つ親子連れをしり目に、電気機関車が牽引するDBの列車が通り抜けていく。フィギュアをもっとシャープに写し取りたいが、列車にピントを合わせるとこうなってしまう。客車に乗客がいればよかった。列車のピントを外して、フィギュアにフォーカスしても良いかなと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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5.すれ違う列車
駅のホームに列車が入ってくる。反対側の線路を列車が通過する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.列車到着
ジオラマでは、この列車は停車しないで走り続ける。写真で停車しているように見えるので、親子連れの客は乗車するのかなと思ってしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.原鉄道模型 スイス国鉄 SBB Ae3/6? 10412
収蔵されている鉄道模型車両が1500台を超すという原鉄道模型博物館だが、その中には、「原鉄道模型」と言って2014年7月5日に亡くなられた原信太郎さんが自ら作られた模型がある。その「原鉄道模型」が1番ゲージジオラマを走るときには、その旨、案内のアナウンスがある。この車両は13時20分から10分間運転されたスイス国鉄の SBB Ae3/6? 10412 電気機関車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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8.箱根登山鉄道タイプの電車
この電車は箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだ「原鉄道模型」の創作模型である。いつもこの辺りに置かれているようだ。フィギュアも効果的だ。前の車両には乗客の姿も見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.高架駅に到着
E03 電気機関車が牽引する旅客列車が高架上に造られた駅に入ってきた。車寄せに止まっている乗用車や歩く人の姿が駅の雰囲気を備えている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/800秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.DB E103 193-9 電気機関車
先に登場した試作機のあと、量産型として、TEEやICを牽くE103型となり、名実共に西ドイツ国鉄を代表するフラッグシップ電機となった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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11.ディーゼル車両 DB SVT 04
この2両編成の車両はドイツ国鉄のディーゼルカーだ。強い日差しの海岸沿いを走行する。海岸で海水浴をする人、絵を描く人、また、名所案内の立て札もあり、リアルだ。もっとフィギュアにフォーカスして撮るべきだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.阪神電気鉄道 311形
「いちばんテツモパーク」と呼ばれる「1番ゲージジオラマ」の右手奥に、サークルになった線路があり、そこを「原鉄道模型」である阪神電気鉄道 311形が走行を始めた。実車は大正期に量産された木造車両だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.DB E44
西ドイツ国鉄の貨物用電気機関車 E44形 がホッパー貨車を牽いて、操車場で作業をするフィギュアのそばを走り抜ける。ピントが中途半端になってしまったが、これもフィギュアにフォーカスすると良かったかと思う。次回、原鉄道模型博物館を訪れた際は、フィギュア―にフォーカスした各場面を撮ってみたい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.発車待ち
情景としては発車を待つ電車のようだ。ともに「原鉄道模型」で手前は、箱根チキ2形 8、奥に停車しているのは京福電気鉄道デナ1形 3 だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.DB E103 193-9 電気機関車
大ジオラマの一番外側の周回線路を DB E103 193-9 電気機関車が引く旅客列車が行く。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.DB AG-218
高架線の下は川は流れていて、釣りを楽しむ人がいる。ジオラマの脇に張り出されている走行列車表を見ると、機関車は DB AG-218 で意味が分からないがルートヴィッヒシアター専用機となっていた。旧西ドイツ国鉄の液体式ディーゼル機関車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 25mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.DB AG-218 が牽く旅客列車と町の風景
機関車の先頭に架かれた 218 473 -7 の文字が何とか読み取れる。保線する人や、町を走る車、歩いている人、また、屋根があるプラット・ホームで列車を待つ人などが俯瞰できる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/500秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.クラシック・カー
駅前に停められているクラッシックな車が気に入った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/320秒 15mm ISO3200 )露出補正 なし
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19.高架線の下
貨物列車が通過する高架線の下は川になっていて、その川の向こうには車が見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/100秒 12mm ISO3200 )露出補正 なし
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20.レールツェペリン号
wikipediaによれば、??ドイツの飛行機技術者であるフランツ・クルッケンベルク によって1929年に設計・開発された、プロペラ推進式の鉄道車両とのこと???。???1両のみが試作されたそうだ???。ツェッペリン飛行船に外観が似ていることから、その名があるという???。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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21.大型の蒸気機関車
さっきまで操車場で休んでいた「原鉄道模型」 C&O H8 1655 というアメリカの大きな蒸気機関車が牽く貨物列車が走り始めた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/400秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.DB V200 旅客列車
この日、このV200が牽く列車は、1回1時間づつ、3回走行していた。この機関車は「原鉄道模型」ではなく、一般車両だ。照明の具合で昼なのか、夜なのか判らない情景となってしまう。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/500秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.箱根登山鉄道チキ2形 8
ガード下に川が流れる高架線沿いの道路に単線の線路があり、そこをさっきまで発車待ちをしていた「原鉄道模型」の箱根登山鉄道チキ2形が行ったり来たりする。掲示されている走行列車表によると、1日2回のみ、それぞれ1回10分間走行する。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/640秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.ガード下の情景
高架線の下の情景である。路面電車の線路と川があり、停留所らしきところにはベンチが並んでいて、猫もすわっている。フィギュアと併せてほんとによく作られたジオラマと思う。ただ、写真を撮るには光が難しい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/640秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.「横浜ジオラマ」
「いちばんテツモパーク」ジオラマを切り上げて、隣にある「横浜ジオラマ」に移動した。ここは狭いが、みなとみらいの光景を凝縮したジオラマになっている。24時間の光の演出がされれいるが、これは夕方の情景で、乗客が乗った通勤電車の車内にはに明かりが灯る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/125秒 24mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.桜木町駅前?
イメージとしては高架駅に通勤電車が停車している夜の桜木町駅だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 15mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.鉄道好きの女の子
このジオラマはHOゲージなので、線路幅は16mmだ。1番ゲージは45mmなので縮尺はその1/3くらいになる。このジオラマでは、深夜には列車は動かない。鉄道好きの女の子も列車が動き出すのを待っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.朝6時のみなとみらい
夜が明けて、観覧車の時計が 6:00 になった。ジオラマは明るくなる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.昔の停車場
桜木町は、明治5年に初めて鉄道が走ったところ。その頃の駅舎と小さな汽車の情景が造られている。朝5時、まだ汽車は動かない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/50秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
30.汽笛一声発車
その小さな汽車は明るくなった駅を出発した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 37mm ISO3200 )露出補正 なし
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2015年11月13日

久しぶりに原鉄道模型博物館へ 10月28日

午前中、野毛山動物園、野毛山公園を歩いた後、桜木町駅の方へ下ってくると、たまたまバス停で横浜駅行きのバスが来たので、閉まりかけたドアを開けてもらい乗車した。
 昼食は後回しにして、その足で久しぶりに原鉄道模型博物館へ行く。この日は「京急展」と「原信太郎フォトライブラリー?日本編?」が公開されていた。原鉄道模型博物館が平成24年7月10日にオープンして間もないころは「いちばんテツモパーク・フォトウィーク」など一部のイベント期間を除き、 館内での撮影は禁止されていたが来場者からの要望も多く、平成25年11月1日(金)より全館で撮影が解禁された。

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わたくしも?「いちばんテツモパーク・フォトウィーク」?のコンテストに応募し、2013年4月4日?26日の第3回いちばんテツモパーク・フォトウィークで優秀作品?に選ばれ、2014年の同博物館の卓上カレンダーの8月の写真に採用された
 今回はP610で写真を撮ったが、館内の照明はなかなかの難敵である。昼間の情景で明るい照明になっている時に通過する模型の列車を狙っていると、突然夜の照明に切り替わることもしばしばだった。

23.ある列車
この「或る列車」は明治39年(1906年)、当時の「九州鉄道」がアメリカのブリル社に豪華客車を発注したものの、「九州鉄道」が国有化されたため、活躍する機会のなかった「九州鉄道ブリル客車」のことで、通称「或る列車」と呼ばれる。当時の日本で最も豪華な設備を備えていた"幻"の豪華客車が今年(2015年)夏、「ななつ星 in 九州」に続く、JR九州の10番目のD&S(デザイン アンド ストーリー)列車として「或る列車」が生まれて話題となった。鉄道をこよなく愛し、世界的な鉄道模型の神様といわれた故・原信太郎氏が作成した模型を元に、水戸岡鋭治氏がデザイン・設計したそうだ。原鉄道模型博物館副館長を務める原健人氏が監修している。8月には、大分⇔日田間で運行され、11月1日からは長崎⇔佐世保間で走り出す。スィーツ付きでひとり片道20,000円から33,000円だそうだ。車両はキハ47から改造されている。その「或る列車」の模型が展示されていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/40秒 39mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
24.ポールの電車
一つ一つ個性のあるポールの単行車両が展示されている。上はボストン高架鉄道の51型、下は丸みを帯びた車体と大きな窓から「金魚鉢」の愛称を持つ1937年製造の阪神電気鉄道の71型だ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 14mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
25.スペイン マジョルカ島の木造電車
下段の車両はマジョルカ島のソイエル鉄道を今も走る現役で、島の中心都市パルマと北の町ソイエルとを結び1912年に蒸気機関車の鉄道として開通し、1929年に電化された。マジョルカ島は地中海の楽園とも呼ばれるリゾート地であり、音楽家のショパンと作家のジョルジュ サンドが一冬をともに過ごした地しても有名だそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 9mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
26.ブダペストの地下鉄
電車を使った地下鉄として世界最古のハンガリーの首都ブダペストの地下鉄一号線が開業時に導入した木造車両。トンネル径が小さく車体高が抑えてあり、車内の天井高を確保するために弓のような曲線を描く台車で荷重を支え、パンタグラフを屋根に載せる余裕もないので、架線に追従させる機構を車体側面に取り付けた独特の構造が特徴だったと解説されている。2009年に中欧旅行をした時に見てきた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 10mm ISO560 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
27.「いちばんテツモパーク」
ケースに展示されていた名車を見た後、ジオラマのある「いちばんテツモパーク」へ移動した。この日の入場者は多くはなかった。この写真、被写体ぶれが著しい。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/15秒 64mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
28.流し撮りに挑戦
右から左にカメラを動かしながら撮ってみた。列車は止まっていないが、躍動感がある。この機関車はドイツ国鉄のE03形(後の103形)である。E03形は、卵のようなスタイルをしており、TEEカラーと呼ばれるクリームと赤の塗装を身にまとっていた。また、後に登場する量産機とは違って、屋根も銀色に塗装されていた。1965年にDBの最新型の急行用電気機関車として発表された。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/15秒 36mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
29.ジオラマのメイン駅
DBの103 193-9が牽く列車が駅を通過する。これは多分メルクリンの模型と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/60秒 48mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
30.原鉄道模型の運転
やがてアナウンスがあって原鉄道模型のDB BR96 022が牽く貨物列車を走らせるという。ドイツで最大のマレー式蒸気機関車だそうだ。原信太郎著の「原信太郎 鉄道模型のすべて」によればこの黄色い蒸気機関車は1985年にBOCKHOLTというメーカーで作られた1/30のスケールの模型だそうだ。この模型は阪神大震災の際、高さ1.5mの陳列棚から転落したが、少しの歪も出なかったとのこと。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/40秒 59mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
31.DB BR96 022
DB BR96 022が牽く貨物列車が停車した。今日、原鉄道模型博物館に入った時の入場券の絵がこの黄色い機関車だった。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/40秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
32.快走するDBの103 193-9
wikipediaによれば、全盛期には西ドイツ国鉄の看板列車であった「ラインゴルト」などのTEE牽引機としても運用されたほか、1971年からは従来のF-Zugを再編した全車1等車のインターシティ (IC) が運転を開始し、その牽引にも運用されるようになる。1970年代末には特急列車 (TEE, IC) の最高速度が160 km/h から200 km/h に引き上げられ、ICの2等車連結で編成美は崩れるものの(2等車はクリーム色と藍色の塗り分けだった)、当時200 km/h 運転が可能な機関車は103型しかなく、200 km/h 運転の専用機としてその本領を発揮したそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/60秒 30mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
33.おかしな編成
PENNSYLVANIA鉄道の5475蒸気機関車が、JNRのブルートレイン客車を牽引している。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/30秒 17mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
34.高架駅を抜けてくる列車
DBののE03形が牽く列車が高架駅を通過してこちらに向かってくる。右下の小さな町並みのフィギュアが良くできている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/80秒 22mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
35.SHELLの石油運搬車を牽引する蒸気機関車
模型のナンバープレートは24 025 となっているが、機関車の形式が良くわからない。DB BR42形に似ているのだが。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/60秒 116mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
36.高架駅を通過する列車
DB E03形が牽く旅客列車が高架駅を通過する。この編成は休みなく走っていた。結果、撮る機会が多くなる。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.8 1/40秒 17mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
37.踏切
この日撮った写真の中で気に入った写真だ。手前は1978年に作られた京福電気鉄道の3号車で路面を走る。その路面から右の方につながる踏切をDBのE03形が牽く夜行列車が通過する。クラシックなトラックとフィギュアが気に入った。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.2 1/60秒 12mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
38.Ae6/8形電気機関車
この写真を撮ったあと、Ae6/8形電気機関車が牽く貨物列車を走行させるとのアナウンスがあった。ベルン-レッチュベルク-シンプロンの鉄道Ae6/8形電気機関車だそうだ。この後すぐ動き出した。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/100秒 15mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
39.流し撮り
流し撮りがうまくいった。DBのDB E03形電気機関車が止まって背景が流れている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.3 1/60秒 32mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
40.疾走するAe6/8形電気機関車
現在ではスイスの最大の私鉄であるBLS AGとなっているベルン-レッチュベルク-シンプロン鉄道やその後身であるBLSレッチュベルク鉄道で使用された電気機関車だそうだ。実機は1943年製で、この形式で最後に製造された車両のようだ。最高時速100km/hで、27パーミルの勾配では610tを75km/hで牽引可能なAe6/8形201-208号機として1990年代半ばまで使用されている。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.5 1/50秒 48mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
41.京急展
原鉄道模型博物館ではこの8月31日から11月3日まで、秋の特別催事として京急展が開催されていた。京急の車両は独特の美しさがある。創業当初の1900年製造の1号車から歴代車両の模型が並べられていた。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5? ?4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.2 1/100秒 27mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。


2014年7月28日

横浜 原鉄道模型博物館 7月11日


1週間ほど前から、強烈な台風が来るとの予報が出ていたが、その3日くらい前には、7月11日には関東地方に来ると報じられていた。その日はちょっと早い納涼会をしようと先輩のお宅にお招きを受けていた。しかし、この予報なので、先輩と相談し延期にさせていただいた。ところが当日になって、その台風はどんどん弱まって、雨も、風もおとなしくなってしまい、午前中には青空が見えるようになっていきた。延期にしてしまい、申し訳なかったような気がする。
午後になって、家でパソコンを開いて、たまたま原鉄道模型博物館のホームページを見ていたら、明日まで、原信太郎さんが撮影したフィルムによる「日本の蒸気影像公開」というイベントが行われていることを知った。納涼会が延期になって、ちょっと気が引けたが、することもないので、横浜の原鉄道模型博物館まで行ってきた。先日、京都に行った時に梅小路蒸気機関車館を見てきたので、興味が繋がっていたこともある。影像には、呉線でのC62とC59の重連や、電化前にC62牽引の旅客列車の前にEF58形が連結された習熟運転のシーンなどが残されていた。
D5300と、NIKKOR 18-140mm と TAMRON 90mm を持っていき、「いちばんテツモパーク」で走る模型を撮影してきた。館内の照明は決して明るくない。ほとんどのショットをISO6400で撮ることになる。

後日、原信太郎さんが7月5日にお亡くなりになられたことを知りました。謹んでお悔やみ申し上げます。

1.「いちばんテツモパーク」を動かしてみよう!
「日本の蒸気影像公開」を30分?40分見た後で、「いちばんテツモパーク」へ行ってみると、「いちばんテツモパーク」を動かしてみよう! という催しが行われていた。「運転実習」と銘打たれている。本物の運転台を使って、お客さんが実際に模型の列車を動かすという趣向だ。男性も女性も、大人も子供も受け付け順に運転台に座っていた。自分が動かしている模型の列車は、運転台の前におかれたモニターで見ることができる。列車の先頭にはカメラの付いた車両が付けられている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/100秒 90mm ISO6400 ) 露出補正 なし
「いちばんテツモパーク」を動かしてみよう!;クリックすると大きな写真になります。
2.運転実習で走る列車
ドイツ国鉄のE03 002 という電気機関車が引く貨物列車の前にカメラが付いた車両がついている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/250秒 90mm ISO1100 ) 露出補正 なし
運転実習で走る列車;クリックすると大きな写真になります。
3.「いちばんテツモパーク」
「いちばんテツモパーク」のレイアウトの中心を走行するドイツ国鉄 V200 018 というディーゼル機関車が牽く、石炭列車。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/160秒 85mm ISO6400 ) 露出補正 なし
「いちばんテツモパーク」;クリックすると大きな写真になります。
4.ドイツ国鉄 V200 018 ディーゼル機関車 実車のV200形ディーゼル機関車の 018 は1957年製。液体式ディーゼル機関車で、1100馬力ディーゼル機関を2基搭載した客貨両用の機関車だそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/160秒 122mm ISO6400 ) 露出補正 なし
ドイツ国鉄 V 200 018 ディーゼル機関車;クリックすると大きな写真になります。
5.ドイツ国鉄 V200 018 ディーゼル機関車 正面から
トンネルを抜けるところに照明が当たっていたので、トンネルから出てきたという情景を出せた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/50秒 85mm ISO6400 ) 露出補正 なし
ドイツ国鉄 V 200 018 ディーゼル機関車 正面から;クリックすると大きな写真になります。
6.DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -1
館内の照明は暗い。反面、光のバリエーションがある。上手く光が当たるところを通過する列車を狙えた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/100秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -1;クリックすると大きな写真になります。
7.DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -2
保守作業のフィギュアが効果的だ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.3 1/250秒 85mm ISO5600 ) 露出補正 なし
DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -2;クリックすると大きな写真になります。
8.DB(ドイツ国鉄)220 012-9 ディーゼル機関車が牽く旅客列車 -3
カヌーをこぐフィギュアが浮かぶ川の上を走るところを切り取った。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f4.5 1/125秒 42mm ISO6400 ) 露出補正 なし
140728_008.jpg
9.夜のプラットフォーム
館内の照明は時々、「夜」になる。プラットフォームの電燈が汽車を待つ人たちを ほんのりと照らす。TAMRONのf2.8 のレンズと、ISO6400 で1/40秒でシャッターが切れた。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/40秒 90mm ISO6400 ) 露出補正 なし
夜のプラットフォーム;クリックすると大きな写真になります。
10.ローカル線の汽車 DB323形入替用機関車
D5300 の2416万画素のAPCサイズ撮像素子は、なかなかシャープである。ブログでは写真を(800 X 533)にサイズダウンしているのでわからないが、元の画像(6,000 X 4,000)を拡大してみると客車のサボの文字が読める。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.0 1/250秒 75mm ISO3600 ) 露出補正 なし
ローカル線の汽車 DB323形入替用機関車;クリックすると大きな写真になります。
11.フランス国鉄の蒸気機関車
走行中の車両として SNCF 150 X 198 と掲示されていた。この時は日本のブルー・トレインの客車を牽引していた。違和感がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/125秒 140mm ISO6400 ) 露出補正 なし
140728_011.jpg
12.クロコダイル形電気機関車 スイス国鉄 SBB Ce6/8形 の引く旅客列車
クロコダイル形電気機関車の引く旅客列車が、V200形ディーゼル機関車が牽く石炭輸送列車と並走する。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/250秒 140mm ISO4500 ) 露出補正 なし
クロコダイル形電気機関車 スイス国鉄 SBB Ce6/8形 の引く旅客列車;クリックすると大きな写真になります。
13.ジオラマのレイアウトの中央を走行するスイス国鉄 Ae3/6?形電気機関車
このあたりが大きなジオラマのほぼ中央にあたる。新しいカメラとレンズで約1時間ほど撮影を楽しんだ。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
プログラムオートで撮影  ( f2.8 1/250秒 90mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ジオラマのレイアウトの中央を走行するスイス国鉄 Ae3/6?形電気機関車;クリックすると大きな写真になります。


2013年12月26日

原鉄道模型博物館 12月13日


 原鉄道模型博物館から、今年の4月4日から26日に開催された第3回 いちばんテツモパーク フォトウィーク で優秀作品に選ばれた私の写真を2014年のカレンダーに載せてくださるという嬉しい案内が届いた。
  その封書に同封されていたパンフレットに、平成24年7月10日開館当初から、いちばんテツモパーク フォトウィーク の期間を除き、館内での撮影は禁止されていたが、それを解禁するとの案内があった。
  12月12日にHS50を携えて出かけた。HS50は合焦が早いので使いやすい。流し撮りにも挑戦してみた。館内は情景を作り出すため照明は十分でない。残念ながらHS50は、こういう条件下では、デジイチより解像が劣るのは避けられない。
追伸 :カレンダーは12月16日に1部だけ送られてきた。私の写真は8月に使っていただいている。非売品だそうだ。

2014原鉄道模型博物館カレンダー
Calender-1.JPG

calender-2.JPG


1.横浜三井ビルエントランス
原鉄道模型博物館が2階にある横浜三井ビルのフロアにNゲージのレイアウトとクリスマスツリーが飾られていた。客車3両を牽くSLが走っていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 4.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
横浜三井ビルエントランス;クリックすると大きな写真になります。
2.オリエント急行
館内の写真撮影が解禁される前、フォト ウィークの間は、いちばんテツモ パークに限り撮影が許されたが、解禁後は館内の他の展示も撮影してよいのかどうかを、係員の方に尋ねた。ノー・フラッシュ、三脚不使用であればよいと言っていただいた。この模型は、19世紀から20世紀の後半にかけて、パリ⇔イスタンブールを結んだ豪華列車として当時評判を博したオリエント急行の食堂車の模型だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/110秒 9.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
オリエント急行;クリックすると大きな写真になります。
3.ゼンマイ模型
入ってすぐ左の多目的ルームでは「三線式とゼンマイ模型、大集合」というイベントが行われていた。1930年代の懐かしい鉄道玩具が展示されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/180秒 5.9mm ISO400 ) 露出補正 なし
ゼンマイ模型;クリックすると大きな写真になります。
4.鉄道玩具で遊ぶ
ゼンマイ式の鉄道玩具を入場者の手で線路にのせてリリースさせ、楽しませていた。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/53秒 8.5mm ISO400 ) 露出補正 なし
鉄道玩具で遊ぶ;クリックすると大きな写真になります。
5.東京市電
東京の下町、城東地区で活躍した東京市電。軌道は、1372mmの馬車鉄道の軌道が使用されたという。現存する都電荒川線もその軌道が踏襲されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/40秒 6.4mm ISO400 ) 露出補正 なし
東京市電;クリックすると大きな写真になります。
6.いちばんテツモ パーク
一番ゲージの軌道が走るジオラマに入る。世界最大級といわれるレイアウトでは5?6本の列車が走っていた。このクリスマスの飾りを付けた機関車は、ノイシュバンシュタイン城が描かれた塗装がされたドイツ国鉄のDB218型の電気機関車だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/64秒 37.0mm ISO2500 ) 露出補正 なし
いちばんテツモ パーク;クリックすると大きな写真になります。
7.流し撮りに挑戦
流し撮りに挑戦してみた。列車の動きに合わせてカメラを振る。なかなか難しく、歩留まりが悪い。機関車はSNCF(フランス国鉄)蒸気機関車で232U型だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/32秒 37.0mm ISO1600 ) 露出補正 なし
流し撮りに挑戦;クリックすると大きな写真になります。
8.232U型を正面から
実車の動輪の直径は2mで最高速度は140kmといわれる。模型でも30分の1秒のシャッター・スピードでは正面からでも列車は止められない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/32秒 39.3mm ISO2000 ) 露出補正 なし
232U型を正面から;クリックすると大きな写真になります。
9.フィギュア
もう一つの方法として、レイアウトのそこかしこに置かれているフィギュアに焦点を合わせ、敢えて通過する列車を撮る。当然列車はぶれるが写真としては見られるのではないか。もっとかっちりとフィギュアにピントを合わせられるはずだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/36秒 52.8mm ISO1000 ) 露出補正 なし
フィギュア;クリックすると大きな写真になります。
10.貨物列車
情景は夜である。暗い。DR E91 ?

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/10秒 95.6mm ISO3200 ) 露出補正 なし
貨物列車;クリックすると大きな写真になります。
11.箱根登山鉄道チキ2型
ジオラマの一番手前、一番下の軌道で箱根登山鉄道チキ2型を走らせるとアナウンスがあった。この軌道では往復運行される。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/64秒 15.5mm ISO2000 ) 露出補正 なし
箱根登山鉄道チキ2型;クリックすると大きな写真になります。
12.DB BR01
クリスマスの赤いリボンをつけて走る、ドイツの代表的な急行旅客牽引機といわれるDB BR01蒸気機関車。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/64秒 30.3mm ISO2500 ) 露出補正 なし
DB BR01;クリックすると大きな写真になります。
13.横浜ジオラマ
いちばんテツモパークの隣の部屋に、横浜ジオラマと題されたHOゲージのレイアウトがある。ベイ・ブリッジや、マリン・タワー、キング、クィーン、ジャックの横浜三塔など横浜の街が再現されている。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/21秒 11.9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
横浜ジオラマ;クリックすると大きな写真になります。
14.高架駅
横浜ジオラマに設けられている高架駅。これは現JR京浜東北線(根岸線)の桜木町駅だろうか。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/16秒 19.0mm ISO2500 ) 露出補正 なし
高架駅;クリックすると大きな写真になります。
15.通過する急行列車
これはオキピンで撮ったショット。DB BR01蒸気機関車が曳く急行列車がローカル駅を通過する光景。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/32秒 15.5mm ISO2500 ) 露出補正 なし
通過する急行列車;クリックすると大きな写真になります。
16.ロープウェイ
注意して見ないと見過ごしてしまうが、高いところの奥をロープウェイが往ったり来たりしている。屋根にサンタクロースが乗っているクリスマス・バージョンだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/13秒 59.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ロープウェイ;クリックすると大きな写真になります。
17.UP4000形
ビッグ・ボーイの愛称で知られるアメリカの世界最大級の蒸気機関車。スケールは1/32、ゲージは45mmだ。実車は1941年に造られているという。私の生まれた年で、戦争の始まった年だ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/24秒 25.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
UP4000形;クリックすると大きな写真になります。
18.転車台の周りの蒸気機関車群
残念ながらそれぞれの機関車の形式はわからない。もう少しディテールを撮っておくと、後で調べるヒントになるのだが、撮っているときはそこまで考えが及ばない。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/24秒 25.0mm ISO3200 ) 露出補正 なし
転車台の周りの蒸気機関車群;クリックすると大きな写真になります。
19.BLS Ae6/8 208
ベルン-レッチュベルク-シンプロンの鉄道Ae6/8形電気機関車だそうだ。牽引されている客車もクラシックだ。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/32秒 47.3mm ISO1000 ) 露出補正 なし
BLS Ae6/8 208;クリックすると大きな写真になります。
20.停車中のSNCF 2D2形電気機関車とオリエント急行
もう1時間半も撮っている。そろそろ切り上げよう。最後に、カレンダーに採用していただいた私の写真のモデルになってくれた SNCF 2D2 を撮った。

FUJIFILM FINEPIX HS50EXR F2.8-5.6 4.4mm-185mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.6 1/16秒 11.5mm ISO1250 ) 露出補正 なし
停車中のSNCF 2D2形電気機関車とオリエント急行;クリックすると大きな写真になります。


2012年10月29日

原鉄道模型博物館 10月11日 2/2


 写真を撮っているとあっという間に時間が経つ。撮り始めて1時間近くが過ぎた。 今年の3月に横浜そごうで行われた「究極の鉄道模型展」で原さんの模型を初めて見て心が動かされ、さっそくアマゾンで 「原信太郎 鉄道模型のすべて」という本を購入した。今回の記述もそれを参考にさせていただいている。
原信太郎 鉄道模型のすべて―技術の極み、躍動美
原 信太郎
誠文堂新光社
売り上げランキング: 446050

  原さんはこの本の中で、「・・・レイアウトには、鉄製のレールを敷設し、枕木はアイアンウッド、6本の犬釘でレールを止め、さらに架線も張り、ディティールにはとことんこだわりました。初めて45mmゲージを鉄のレールの上で走らせたときには、感激で胸がいっぱいになりました。とくに電源を切り、惰性走行で鉄のレール上を走らせると、カタンカタンというジョイント音が本物さながらに聞こえるのです。また、走行した部分が銀色に光る様子も本物そっくりの美しさでした。」と述べられている。通常の鉄道模型は電源を切ると急ブレーキをかけたようにその場で止まってしまう。本物のような惰力走行を実現ということは原さんのとって70年近い研究の成果だそうだ。 立ち位置を変え、撮影を楽しんだ。気が付いたら閉館間際の5時55分だった。

13.停車中のフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車
周回していたフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車の牽く列車が駅に停車した。プラットフォームに駆け上がる駅員さんの姿や機関車の向こうに見える二人連れの姿が情景を作る。右側に停車している木造の電車はなんだろう。「原信太郎 鉄道模型のすべて」をみると箱根登山鉄道タイプ(No.10)という箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだ原さんの理想郷であるシャングリ・ラ鉄道の創作模型というのに似ているが。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
停車中のフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車;クリックすると大きな写真になります
14.高架駅を出る列車
ドイツ国鉄のE10 1240 形電気機関車が牽く列車が高架駅を出る。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
高架駅を出る列車;クリックすると大きな写真になります
15.停車中のワゴン・リ客車
左側がCIWLNo.4111 EDという客車。右側も ワゴン・リ社の客車だ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/25秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
停車中のワゴン・リ客車;クリックすると大きな写真になります
16.通過中の夜行列車
ドイツ国鉄のV200形ディーゼル機関車(V200 018)が牽く夜行列車である。客車には温もりを感じる灯りが点いている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 10.8mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
通過中の夜行列車;クリックすると大きな写真になります
17.オリエント急行
ワゴン・リ社の寝台客車を連ねた列車がホームで出発を待っている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
オリエント急行?;クリックすると大きな写真になります
18.カーブを走行する列車
ドイツ国鉄のE10 1240 形電気機関車が牽く列車を立ち位置を変えて正面から撮った。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/30秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
カーブを走行する列車;クリックすると大きな写真になります
19.箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだシャングリ・ラ鉄道の創作模型
自分自身この写真を撮ったことを忘れていた。これは13.にも写っていた箱根登山鉄道タイプ(No.10)の3両編成である。「原信太郎 鉄道模型のすべて」にはこの3両編成の一番右側の車両の写真が掲載されていたので、13.の写真にあった車両は少し違うのではないかなと思っていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
箱根登山鉄道の雰囲気を取り込んだシャングリ・ラ鉄道の創作模型;クリックすると大きな写真になります
20.ローカル私鉄
手前は大阪鉄道デイ1形、奥に停車している電車はよくわからない。手前の大阪鉄道デイ1形はこの後、運行された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
ローカル私鉄;クリックすると大きな写真になります
21.動き出した大阪鉄道デイ1形
行き止まりの駅に停車してた大阪鉄道デイ1形が動き出した。反対側には「あべの-道明寺」のサボが掛かっていた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
動き出した大阪鉄道デイ1形;クリックすると大きな写真になります
22.道路とクロスして走るドイツ国鉄のDB218形電気機関車
また、立ち位置を変えて、山岳地帯を走るDB218形電気機関車が牽く列車を撮った。右側にはトンネルを抜けてきた道路を走る車が配されている。細かなところが丁寧に作られているジオラマだ。時間は5時55分になった。そろそろ閉館の時間である。名残は惜しいが退出することにした。違う日に訪れると違った列車たちがこのジオラマを駆け巡っているのだと思う。また、次のチャンスを待つことにする。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 15.7mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
道路とクロスして走るドイツ国鉄のDB218形電気機関車;クリックすると大きな写真になります
23.おまけ 入場券
スキャナーで取り込んだ入場券。それぞれに違う模型が描かれている。上2枚は自動販売機で購入、下のは午後再び来た時に窓口で購入した切符。
121029_023.jpg

2012年10月25日

原鉄道模型博物館 10月11日 1/2


 今年の3月に横浜そごうで 原信太郎さんの「究極の鉄道模型展」という催しが行われ、見に行ったわたくしはその素晴らしさに感動した。その時、2月に竣工した 横浜三井ビルディングの2階に常設の 原鉄道模型博物館ができること知った。そして、オープンしたら必ず行こうと思っていた。オープンは7月10日だったが、開館当初およびそのあとの夏休み期間は混雑するだろうと思い控えていたが、この日、友人ご夫妻にもお付き合いいただき、出かけることにした。開場は午前11時である。10分ほど開場を待つ人たちの列に並び、一人1,000円の入場料を支払ってなかへ入った。開場を待っていた人たちはほとんどが大人で、男性ばかりでなく、女性の方も多かった。

  入口で「写真を撮っていいですか」と尋ねたところ、残念ながら、館内は全面撮影禁止とのこと。ところが、10月1日?14日の間、たまたま「いちばんテツモパークフォトウィーク」が開催されており、午後4時から閉館の6時まで、一番ゲージ(軌間45mm)のジオラマおよび走行する模型を撮影OKとのこと。
  原鉄道模型博物館に午前11時に入場、一旦12時過ぎに退館し、中華街で昼食をし、元町散策した後、同行の3人と別れ、わたくしひとり、午後4時に再び原鉄道模型博物館へ戻ってきた。もちろん再入場は不可なので、改めて入場料を支払う。そこからほぼ閉館時間までジオラマの模型を撮り続けた。楽しい2時間だった。携行したカメラは PowerShot G12 でISO感度を1600に設定した。画像がやや粗れたのは止むを得ない。

1.原鉄道模型博物館 1階入口
このエスカレータをあがるとチケット売り場がある。自動販売機でチケットを買って、飛行機に搭乗する時のようにバーコードリーダに読み取らせて入場する。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/50秒 6.1mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
原鉄道模型博物館 1階入口;クリックすると大きな写真になります
2.一番ゲージ ジオラマ全景
展示室にある素晴らしい模型の数々は午前中に見たので、まっすぐに一番奥にある「いちばんテツモパーク」に進む。一番ゲージ(縮尺約1/32)の鉄道模型が実際に走行する、一般公開されている室内施設としては世界最大級のジオラマだそうだ。約310?ある。写真の右手のほうが観覧スペースになっていて、そこでジオラマとそこを走行する模型車両を撮影する。左手には、鉄道模型のジオラマを運用管理する方々が3人ほど居られて、模型列車の運行や照明切り替えを行っている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
一番ゲージ ジオラマ全景;クリックすると大きな写真になります
3.西ドイツ国鉄 V200形ディーゼル機関車が牽く急行列車
ジオラマの情景は夕方なのであろうか? 建物の窓には明かりが点り、列車の室内も明かりが点いている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/100秒 13.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
西ドイツ国鉄 V200形ディーゼル機関車が牽く急行列車;クリックすると大きな写真になります
4.ローカル線の単行電車
V200形ディーゼル機関車が牽く列車が走り抜けた高架線の手前にはローカル線の単行の電車が駅に停車している。後でこの電車たちが走り出すのだ。手前に見えるのは日本初の直流1500Vの大阪鉄道デイ1形。実物は1923年に作られ、模型は2003年に作られた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/40秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
ローカル線の単行電車;クリックすると大きな写真になります
5.夜行列車
これは明け方の情景なのだろうか。先ほどからドイツ国鉄のV200形ディーゼル機関車(V200 018)が牽く夜行列車が周回している。V200形ディーゼル機関車の0形は1956年から量産された。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/40秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
夜行列車;クリックすると大きな写真になります
6.真夜中の駅
天井の照明は暗いブルーのライトの変わり、中央の駅舎にしか明かりが点いていない。こうなると持ち合わせの機材では写真も撮りにくい。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/40秒 6.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
真夜中の駅;クリックすると大きな写真になります
7.DB(deutschebahn ドイツ国鉄) E10 1240 形電気機関車
これは昼間の情景だろう。照明も当たって撮りやすい。この時は停車中だったが、後で走行するのも見ることができた。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/160秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
DB(deutschebahn ドイツ国鉄) E10 1240 形電気機関車;クリックすると大きな写真になります
8.駅に停車した夜行列車
周回していたドイツ国鉄のV200形ディーゼル機関車(V200 018)が牽く夜行列車が駅で停車した。駅員の人形もリアルに作られている。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/80秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
駅に停車した夜行列車;クリックすると大きな写真になります
9.機関庫と転車台の前を通過する列車
機関車はドイツ国鉄のDB218形電気機関車だろうか? 赤い文字でM?rklin(メルクリン)と書かれているのが見える。 欧州鉄道模型紹介というブログのDB218形の項を参考にさせていただいたが、その中に「2001年にはミュージカルの広告塗装機として、473号機が紺色を基調にノイシュバインシュタイン城が描かれた塗装に変更された。( スポンサーはM?rklin )」という記述があった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/100秒 25mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
機関庫と転車台の前を通過する列車;クリックすると大きな写真になります
10.高架線を走るフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車
この機関車は1950年に製造された。模型は制作に2年半を要し、1984年に完成したという。パンフレットには、原さんの鉄道模型の特長のひとつとして「本物の鉄道の走りを再現していること。架線から電気をとり、鉄のレールの上を鉄の車輪で走行します。なかでも、本物と同じ惰力走行の走行音を再現した技術は、原模型ならではのものです。」と記されているがその通りだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 30.5mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
高架線を走るフランス国鉄・SFCF 2D2形電気機関車;クリックすると大きな写真になります
11.駅舎への入口
明々と灯りが輝く駅舎の入口とその内部の情景は、行き交う人々の人形とともに本物のようだ。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 18.1mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
駅舎への入口;クリックすると大きな写真になります
12.海岸沿いを走る夜行列車
DBのV200形ディーゼル機関車が牽く夜行列車は、客車にも灯りが点り、夜行列車の雰囲気を出して、海岸沿いの鉄路を走行する。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/80秒 10.8mm ISO1600 ) 露出補正 -0.7段
海岸沿いを走る夜行列車;クリックすると大きな写真になります