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2010年12月23日

トルコ旅行 その15(最終章) グランドバザール そして帰国の途


 昼食後、もっともイスタンブールらしいグランドバザールを見物すれば、今回のツアーも帰るのみとなる。イスタンブールはもっとゆっくり歩きたかった。地下宮殿も見たかったし、夜の街も歩いてみたかった。
 また、今回新市街へは行かなかったが、ガラタ橋やガラタ塔、そしてタクシム広場にも行ってみたかった。クラッシックなトラムにも乗ってみたかった。
 とは言うものの、今回のツアーも十分楽しむことができた。添乗さんは入社2年目の溌剌としたお嬢さんだったし、最初から最後まで同行してくれた現地ガイドのおばさまも良かった。バスそしてドライバーも文句の付けようがなかった。同行したツアーのみなさまも良い方ばかりだった。
 持ち歩いたカメラは、昨年の海外旅行はD300だったが今回はD5000、軽くて扱いが楽だった。
今回のトルコ旅行の記述にあたっては、Wikipedia等のほか、
  JTBパブリッシング発行 ワールドガイド イスタンブール・トルコ
  日経BP企画発行 旅名人ブックス55 イスタンブール・西北トルコ
  を参考にさせていただいた。

146.ヴァレンス水道橋
金角湾沿いの船着き場から、バスに乗って、ケネディー通りにあるレストランに向かう途中、水道橋を通るという。この水道橋と直角に交わる、片側三車線の大きな通り(アタチュルク通り)を車がひっきりなしに通る。我々のバスもこの道を通る。あっという間に通り過ぎてしまうのでバスの中から撮るのは難しい。前から撮ったショットは失敗だったが、やっとくぐり抜けた後に振り返って撮ったのがこの写真。ローマ時代の水道橋で378年のヴァレンス皇帝の時代に完成したいう。車窓から。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
ヴァレンス水道橋;クリックすると大きな写真になります
147.トラムの乗客
バスは時折、トラムと並行して走る。失礼してバスの中から1枚、乗客を撮らせていただいた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
トラムの乗客;クリックすると大きな写真になります
148.グランドバザール ヌルオスマニエ門
昼食後は、再びバスに乗り、グランドバザールのヌルオスマニエ門にほど近いところで降りた。私たちには1時間の自由時間が与えられた。しかし、迷子になるといけないので、このヌルオスマニエ門からまっすぐの道を、突き当たりの門まで行って、戻ってきてくださいと指示された。グランドバザールは巨大な屋根のある市場で、迷路のように入り組む市場には5000もの店がひしめくといい、商品がうずたかく天井近くまで積まれている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
グランドバザール ヌルオスマニエ門;クリックすると大きな写真になります
149.グランドバザール カルバクチュラル通り
グランドバザールのもっとも南側に位置するこの通りは、メインストリートなのだろう、宝石店など立派な構えの店が連なる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/50秒 17.1mm ISOオート )
グランドバザール カルバクチュラル通り;クリックすると大きな写真になります
150.グランドバザール クユムジュラル通り
メインストリートの右側(北側)には、何本もの路地があり、入って来いと誘惑する。禁を破りちょっとだけ横丁に入ってみた。雑貨を売る店が多いが、専門性もあるようだ。100mも進んで、また、元のメインストリートに戻る。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
グランドバザール クユムジュラル通り;クリックすると大きな写真になります
151.グランドバザール ラクダの骨の細工
私にとって、あまり興味のあるものはなかったが、メインストリートに写真のような店を見つけた。店のおじさんは商売気が無いようで居眠りをしていた。売っている小箱やペーパーナイフがなんでできているのか興味が湧いた。帰りに、このおじさんが起きていたので、「何か」と聞いたらラクダの骨だそうだ。「高いのか」かと聞いたら「高い」と答える。小さな箱がひとつ4,000円だという。買うのはやめた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/125秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
グランドバザール ラクダの骨の細工;クリックすると大きな写真になります
152.オールドバザール
この通りの突き当たりの門までは20分ほどで歩いてしまった。戻ることにする。かみさんは横道にそれて、トルコ風の陶器を買った。言い値は1個1000円という陶器を、会話を楽しみながら値切りにかかる。店のトルコ人はみんな日本語を巧みに操る。結局、2個1000円でお買い上げ。また、元のメインストリートに戻り、ヌルオスマニエ門に向けて歩いて行くと、左手にオールドバザールと書かれた路地があった。この奥にグランドバザール内で最も古くからある所があるそうで、行ってみたかったが、時間がないのと、迷子になってはいけないとの呪縛に従わざるを得なかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1600 ) 露出補正 なし
オールドバザール;クリックすると大きな写真になります
153.サンダル・ベデステニ
さらにヌルオスマニエ門寄りに、左に入る小さな路地があり、のぞくと「サンダル・ベデステニ」と書かれた表示があった。店のお兄さんが「入って来いと」と手を挙げている。オールドバザールは「イチ・ベデステン」と言われるが、その「イチ・ベデステン」は最初に出来た市場で、その「イチ・ベデステン」が手狭になってメフメット2世が最初に増築したのが、「サンダルベデステニ」という。 グランドバザールは「イチ・ベデステン」と「サンダル・ベデステニ」という2つの小さなバザールが中心になって発展していったとされる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO500 ) 露出補正 なし
サンダル・ベデステニ;クリックすると大きな写真になります
154.公衆有料トイレ
最後に見ていただく写真が公衆有料トイレになってしまった。グランドバザールの自由時間も終り、これからアタチュルク空港にバスで向かう。その前にトイレに行っておけということで、ヌルオスマニエ門の反対側の古いモスクの前にトイレがあると案内された。料金は1トルコリラ(約60円)だった。中はなかなか清潔だった。そして、すべてのトルコ観光を終えた。我々が搭乗した成田直行便のトルコ航空 TK0050 は予定通り17:50にアタチュルク国際空港を出発し、帰国の途に着いた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
公衆有料トイレ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月21日

トルコ旅行 その14 ボスフォラス海峡クルーズ


 リュステムパシャモスクの見学を終え、賑やかな町を歩いて金角湾に面したところにある船着き場へ行き、楽しみにしていたボスフォラス海峡のクルーズ船に乗る。
 快晴である。逆光になるアジアサイドは見難かったが、ヨーロッパサイドの新市街の眺めは素晴らしかった。
 船は200人~300人は乗れそうな大きさだったが、私たちツアーの貸し切りとなった。今日は自由行動でイスタンブールの街を歩くという人もいたので、さらに少ない人数だった。約1時間半ほどのクルージングを楽しんだ。

134.交通渋滞
金角湾の船着き場までは広い道路を歩いたが、車が多いのには驚く。200mmで撮ると圧縮されてより密に見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
交通渋滞;クリックすると大きな写真になります
135.ガラタ塔
最初の塔が建ったのは5~6世紀と言われるが、現在の塔はこの地を支配していたジェノバ人移民により城塞の見張り塔として1338年に再建された。今は金角湾の向こう側、新市街のシンボルとして親しまれ、高さ53mの展望台からは360度の景色が楽しめるという。残念ながら今回のツアーでは新市街には行けなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 82mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガラタ塔;クリックすると大きな写真になります
136.ガラタ橋
クルーズ船は出航した。まず金角湾を右へ進み、ボスフォラス海峡の入口へ出る。旧市街と新市街の間に架かるガラタ端をくぐる。橋の長さは400m。上は車と人が行きかい、トラムも走る。ただし、現在の橋は1992年に旧橋の横に架けられた新しい橋である。最初に架けられたのは1845年とのこと。その後3回、架けかえられた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
ガラタ橋;クリックすると大きな写真になります
137.スレイマニエ ジャミイ
オスマン帝国の絶頂期にあって、その国土を最大に拡げ、遠征に明け暮れていたスレイマン1世が、ハンガリーで勝利を納めて帰国した1550年に、偉大な建築家スイナンに建造を命じ、1557年に完成したスルタンのモスクである。イスタンブール旧市街の一番高い丘に建ち、金角湾周辺のいたるところから目にすることができるイスタンブールで一番大きなモスクと言われる。トラムが走るガラタ橋越えにその雄姿が見られた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
スレイマニエ ジャミイ;クリックすると大きな写真になります
138.ドルマバフチェ宮殿
クルーズ船はボスフォラス海峡を進む。進行方向に向かって左側のヨーロッパサイドは午前の陽が当たり、映える。征服者メフメット2世は、ビサンチン時代には小さな港だったこの地を埋め立てて王立庭園を造った。1839年にスルタンに即位したアブドゥル・メジト1世は、トプカプ宮殿が時代遅れになったと、ここに新宮殿を建てることを決めたという。1843年から16年の歳月をかけて、1859年にトルコ・ルネッサンス様式の巨大な宮殿が誕生した。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
ドルマバフチェ宮殿;クリックすると大きな写真になります
139.オルタキョイ ジャミイ
船はヨーロッパサイドとアジアサイドに架かる第一ボスフォラス大橋に差しかかる。その橋のたもとにオルタキョイ ジャミイが見えた。アブドゥル・メジト I 世( 在位1839~1861)がドルマバフチェ宮殿を設計したニコゴス・バリアンに命じて1854年に建設させた。ここオルタキョイ 地区は海峡沿いに住むリッチな若者が集まるスポットだそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 なし
ルメリ・ヒサール;クリックすると大きな写真になります
140.釣り船
この辺りは、海峡が狭くなってくるところらしいが、行きかう船の作る波に揺られながら、小舟で釣りをしている人たちがいる。趣味なのだろうか、それとも生活の糧にしているのだろうか。どうやら漁師さんらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
第二ボスフォラス橋;クリックすると大きな写真になります
141.ルメリ・ヒサール
船は第二ボスフォラス橋に近づいた。オスマン帝国の要塞ルメリ・ヒサールは、第二ボスポラス橋手前のヨーロッパサイドにある。コンスタンチノープルの攻撃に備え、黒海から南下してくる応援部隊を阻止するため、メフメット 2 世の命により、1452年に1万人の労働者を動員し、幅700m弱のボスフォラス海峡の最狭部に僅か4ヵ月で完成したという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
Uターン;クリックすると大きな写真になります
142.第二ボスフォラス橋
第二ボスフォラス橋はその橋長:1,510m(中央支間長:1,090m)で、施工はIHI、三菱重工、日本鋼管が請負い、1986年から88年にかけて建造されたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
アジアサイド;クリックすると大きな写真になります
143.Uターン
我々の乗るクルーズ船は第二ボスフォラス橋の手前でUターンした。ここまではヨーロッパサイドの沿岸を航行したが、今度はアジアサイドに寄って進む。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
第一ボスフォラス橋;クリックすると大きな写真になります
144.アジアサイド
アジアサイドは逆光で日影になっていて、見難かった。第二ボスフォラス大橋のアジア側のたもとには、アナドル・ヒサールという1391年にオスマン・トルコによって初めて建造された要塞があった。モスクも多く見られたがなんというモスクか解らなかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
アジアサイド;クリックすると大きな写真になります
145.第一ボスフォラス橋
海峡クルーズは終りに近づいてきた。振り返ると第一ボスフォラス橋が見える。名残惜しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
第一ボスフォラス橋;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月18日

トルコ旅行 その13 リュステムパシャモスク


 前日の夜は、ベリーダンスのディナーショウを楽しんだ。そして、明けて11月5日(金)、ツアー最後の日となった。しかし、帰国の飛行機の出発時間は17:50なので、この日もイスタンブールの観光ができる。
 ホテルから旧市街へ向かう道路の朝の渋滞は凄いらしい。その時間を避けて少し遅めにホテルを出る。まずはリュステムパシャ モスクを見学した。バスを降りたところは商店が立ち並ぶ賑やかなところだった。
 ここは、グランドバザールの北側で、エジプシャンバザールに近いところだという。リュステムパシャモスクは小さいけれどイズニック・タイルの美しいモスクだった。

125.ガル・ミュージック・ホール
前日の夜、ベリーダンス・ディナーショウがあったのは、1400人を収容できるという大きなミュージック ホールだ。舞台を囲むテーブルにはツアー団体母国の国旗が置かれている。中国、ロシア、韓国、アメリカなどの国旗もおかれているが、やはり日の丸が多い。ベリーダンスの前にアナトリア地方の民俗舞踊なども見せてくれた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/100秒 13.3mm ISO1600 )
ガル・ミュージック・ホール;クリックすると大きな写真になります
126.ベリーダンス
ベリーダンスはベトウィン族などの砂漠の踊りであったというが、現在ではトルコの夜を彩る代表的なエンターテイメントであるようだ。踊子たちは美人である。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/60秒 18.6mm ISO1600 )
ベリーダンス;クリックすると大きな写真になります
127.城壁の跡
さて、いよいよツアー最終日、朝9時にホテルを出発し、リュステムパシャ モスクへ向かう。昨日から良く通るこの幹線道路はケネディー通りという。そしてこの城壁はテオドシウス城壁の一部と思われる。車窓から。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
城壁の跡;クリックすると大きな写真になります
128.リュステムパシャ モスク
リュステムパシャ モスクの外観は決して立派ではなく、ゴチャゴチャしたところにあった。しかし、ここはイズニック・タイルが美しいという。イスタンブール郊外の東に位置するイズニックはビサンチン時代の市壁が残る古い町であると同時に、タイルの町として栄え、オスマン帝国の最盛期に頂点に達した。しかし、イズニックでは、オスマン帝国の衰退期と時を同じくして陶土が枯渇したという。現在、トルコのタイル生産の拠点は、キュタフヤだそうだけれど、1993年イズニック財団が設立され、イズニック・タイルの再生が図られているそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 26mm ISO450 ) 露出補正 なし
リュステムパシャ モスク;クリックすると大きな写真になります
129.リュステムパシャ モスク 内部 -1
内壁はすべてタイルだ。1561年に建てられたというから、江戸時代に建てられたモスクである。 ターコイズブルーのタイルが美しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1100 ) 露出補正 なし
リュステムパシャ モスク 内部;クリックすると大きな写真になります
130.リュステムパシャ モスク 内部 -2
天井のドームはそれほど大きくはない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.8 1/125秒 24mm ISO2500 ) 露出補正 なし
リュステムパシャ モスク 内部;クリックすると大きな写真になります
131.鮮烈な赤
ブルーのタイルも美しいが、とくに、このモスクのタイルの赤は、1500年代の手法によるもので、現代のテクノロジーをもってしても、再現できない色であるそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO1000 ) 露出補正 なし
鮮烈な赤;クリックすると大きな写真になります
132.荒物屋さん
リュステムパシャ モスクの入口近くに荒物屋が集まる商店の並びがあった。これから寒くなるので売り物のストーブらしきものが店の前に並べられている。この2人のおじさんは何をしてるのだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 55mm ISO1000 ) 露出補正 なし
荒物屋さん;クリックすると大きな写真になります
133.おもちゃ屋
ボスフォラス海峡クルーズ船の乗り場へ向かう通りがかりに、こんなおもちゃ屋があった。日本でもこの店のように、店いっぱいに、ごちゃごちゃと商品を置いたおもちゃ屋があった。子供にとってはこういうところが楽しい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 18mm ISO1000 ) 露出補正 なし
おもちゃ屋;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月14日

トルコ旅行 その12 アヤソフィアとブルーモスク


 ユネスコ世界遺産に登録されたイスタンブールの歴史地区の見どころは旧市街のスルタンアフメット地区に集中している。トプカプ宮殿の見学を終え、次にアヤソフィアに向かった。徒歩移動である。さらにスルタンアフメット公園を挟んでアヤソフィアの向かい側にはブルーモスクがある。地下宮殿もすぐ近くにあるが、今回のツアーでは残念ながら見学コースに含まれていない。

111.アヤソフィア
アヤソフィアはビサンチン時代の360年に、コンスタンチヌス2世により、コンスタンチノーブル総主教会として建てられた。404年に焼失、415年に再建されているが、523年にふたたび崩落している。537年に新聖堂は完成する。その後、地震で大ドームが崩れるなど変遷を繰り返す。そして、1453年にコンスタンチノーブルを征服したオスマン帝国のメフメット2世はここでイスラムの金曜礼拝を行った。アヤソフィアはモスクに改められ、偶像崇拝を禁じたイスラムの教えに従って、モザイクは漆喰で塗り込め、代わりにイスラム装飾が施された。トルコ共和国となった1934年、アヤソフィアは博物館として開放され、漆喰が取り除かれモザイクが蘇った。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
アヤソフィア;クリックすると大きな写真になります
112.モザイク 「祝福を与えるイエス」
このモザイクはアヤソフィアのドームへの入口である皇帝の門の上にある。右手の書物には「汝に平和を、我は世界のひかりなり」と書かれているという。ISO3200が威力を発揮する。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/100秒 35mm ISO3200 ) 露出補正 なし
モザイク 「祝福を与えるイエス」;クリックすると大きな写真になります
113.大ドーム 内陣
教会の中心部の広大な空間は、大ドームによってつくり出されている。直径約31m、高さ約56mで世界最大級だそうだ。幾何学模様で飾られたリブはモスクになった後の装飾とのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2000 ) 露出補正 なし
大ドーム 内陣;クリックすると大きな写真になります
114.大ドームの天井
大ドームはロードス島の軽石で造られたという。モスクに改修される前はキリストを中心に弟子や祖先たちが描かれたモザイクがあったと言われている。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
大ドームの天井;クリックすると大きな写真になります
115.鏡に映るモザイク
見学を終え、外へ出る通路へ来ると、ガイドさんが前方上を見よという。門の上に大きな鏡があり、そこに聖母子のモザイクが映っていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
鏡に映るモザイク;クリックすると大きな写真になります
116.ユスティニアヌス1世が聖母子にアヤソフィアを献上するモザイク
振り返るとそのモザイクがくぐり抜けてきた通路の上にあった。前の鏡がないと気がつかないで外に出てしまう。なるほどと感心。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2200 ) 露出補正 なし
ユスティニアヌス1世が聖母子にアヤソフィアを献上するモザイク;クリックすると大きな写真になります
117.似顔絵描き
アヤソフィアを出てブルーモスクへ徒歩移動する。途中で似顔絵描きに書いてもらっている女性がいた。時間は午後4時を過ぎた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 44mm ISO400 ) 露出補正 なし
似顔絵描き;クリックすると大きな写真になります
118.夕陽を浴びるアヤソフィア
ここはアヤソフィアとブルーモスクの間にあるスルタンアフメット公園である。観光客で溢れている。振り返るとアヤソフィアが夕陽を浴びて美しかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
夕陽を浴びるアヤソフィア;クリックすると大きな写真になります
119.ブルーモスク
ブルーモスクは逆光だ。イスタンブールを代表する巨大モスクであるブルーモスクの正式名称はスルタンアフメット・ジャミイという。モスクの内部を彩る青いイズニック・タイルの美しさで知られ、ブルーモスクの愛称で呼ばれているそうだ。アフメット1世が1609年に建造を命じ、7年の歳月を経て完成した。モスクを建造するスルタンにとってミナレットの本数や高さは権力の象徴である。ミナレットの本数は最大級のモスクでも4基であるという。6基あるのは例外的で他にはメッカの総モスクしかなかった。しかし、メッカと張り合うようなことは避けたいと思ったのか、アフメット1世はメッカの総モスクにミナレットを1基献上した。そのため、メッカの総モスクは現在、ミナレットは7基あるそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
ブルーモスク;クリックすると大きな写真になります
120.ブルーの大ドーム
中央にある大ドームの高さは43mでその直径は24mとのこと。そしてこの大ドームは4つの半円ドームで囲まれ、美しく調和している。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/60秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
ブルーの大ドーム;クリックすると大きな写真になります
121.礼拝堂
礼拝堂内部の広さは53mX51m。大きい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1400 ) 露出補正 なし
礼拝堂;クリックすると大きな写真になります
122.メッカに向かい礼拝
礼拝はメッカの方向に向かって行われる。女性はこのフロアで礼拝することは出来ないという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/60秒 60mm ISO3200 ) 露出補正 なし
メッカに向かい礼;クリックすると大きな写真になります
123.スルタンアフメット公園
ブルーモスクの見学を終え、外に出た。スルタンアフメット公園にはまだ人が多い。パン売り、焼き栗売り、焼きトウモロコシ売りに人が集まる。4時45分、小腹が減る時間なのか。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 29mm ISO2200 ) 露出補正 なし
スルタンアフメット公園;クリックすると大きな写真になります
124.ホテルへ
今日の観光は終了した。バスはホテルへ向かう。我々の泊まるホテルは、空港の方に戻ったアタキョイというところにある。今夜の夕食は、ベリーダンスのディナーショウということで、8時にホテルロビーに集合して、そのレストランへバスで行くという。それまで時間があるので、ホテルの傍にあるショッピングセンターとスーパーマーケットへ行ってみることにした。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 200mm ISO2800 ) 露出補正 なし
ホテルへ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月11日

トルコ旅行 その11 いよいよイスタンブール 最初にトプカプ宮殿


 我々の乗ったトルコ航空国内線は11時にイスタンブール空港にスムースに着陸した。今日の午後はトプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクの見学をする。
 バスは空港からマルマラ海沿いに走る。魚市場を過ぎてしばらく行ったところに昼食をするレストランがあった。
 昼食後はトプカプ宮殿、アヤソフィア、ブルーモスクがあるスルタンアフメット地区へ。いよいよ楽しみにしていたイスタンブール観光が始まる。

98.イスタンブール空港
空港は混雑している。他のツアーの人たちも同じ便で到着し、迎えのバスに荷物を積み込んでいるが、我々を迎えにきたバスはなかなか来ない。聞くところによると少し早く来てしまい、停めるところがなくてぐるっと回ってくるとのこと。しかし、その道中も混んでいたようで到着が遅れたようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/320秒 4.9mm ISOオート:125 )
イスタンブール空港;クリックすると大きな写真になります
99.マルマラ海沿いのケネディ通り
バスはマルマラ海沿いのケネディ通りを走る。海沿いの遊歩道があるようで、ジョギングをする人、釣りを楽しむ人が車窓を流れる。向こう側はいわゆるアジアサイドである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
マルマラ海沿いのケネディ通り;クリックすると大きな写真になります
100.海沿いのレストラン
バスは海沿いの「SUR」というシーフードレストランに着いた。写真の右側は大きなガラス窓になっていてその先がテラス、そして道路があり、海になっている。明るい日差しが降り注ぐ。左側の壁は城壁をそのままにしているそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
海沿いのレストラン;クリックすると大きな写真になります
101.トプカプ宮殿 皇帝の門
トプカプ宮殿に着いた。1453年にコンスタンチノーブルを征服したオスマン帝国のメフメット2世は、当初、いまイスタンブール大学があるベヤズット地区に宮殿を建設した。しかし、1462年、岬の先に新しい宮殿の建設を命じ、1467年にトプカプ宮殿は完成したそうだ。これは1478年に建てられたかっての宮殿の正門である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F16 1/1000秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿 皇帝の門;クリックすると大きな写真になります
102.トプカプ宮殿側からアヤソフィアを望む
振り返るとアヤソフィアが見える。トプカプ宮殿見学の後、アヤソフィアを見学するが楽しみである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿側からアヤソフィアを望む;クリックすると大きな写真になります
103.トプカプ宮殿 表敬の門
皇帝の門から進むと右手にチケット売り場があり、その先にこの表敬の門があった。トプカプ宮殿の中央門で、左右の尖がり屋根の塔が印象的である。この塔はスレイマン大帝が16世紀に増築したものだそうだ。この門を馬に乗ったまま通れたのはスルタン(イスラム世界における国王、皇帝)だけだったそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿 表敬の門;クリックすると大きな写真になります
104.第二庭園
第一庭園は表敬の門の手前左側にあった。表敬の門を通って右側にあるのが第二庭園で、その向こうにヨーロッパ陶器と銀器の展示室がある。さらにその奥に宝物館があり、歴代スルタンにより集められた世界有数のコレクションを見ることができた。世界最大級の3個のエメラルドで飾られたトプカプの短刀は見事だった。残念ながら館内は撮影禁止。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
第二庭園;クリックすると大きな写真になります
105.テラスからの眺め
宮殿の北の端は見晴らしの良い大理石のテラスになっていた。左側に見える海のさきはボスフォラス海峡で、かすかに第一ボスフォラス大橋が見えた。橋の左側はヨーロッパサイドの新市街で、右側がアジアサイドだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 28mm ISO400 ) 露出補正 なし
テラスからの眺め;クリックすると大きな写真になります
106.トルコの小学生
トルコの小学生が見学に来ていた。引率の先生はちょっと恐そうだったが、子供たちはみんなとても可愛い。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO560 ) 露出補正 なし
トルコの小学生;クリックすると大きな写真になります
107.ムルト3世のサロン 廊下
ここのタイルは見事だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
ムルト3世のサロン 廊下;クリックすると大きな写真になります
108.ムルト3世のサロン 室内
それほど大きな部屋ではなかったがその美しさには息をのんだ。トプカプ宮殿で最も感動した建物だった。建築家スイナンによるドームのある部屋で、イズニック・タイルの装飾が素晴らしかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2800 ) 露出補正 なし
ムルト3世のサロン 室内;クリックすると大きな写真になります
109.トプカプ宮殿 ハレム
時間がなかったのだろうかハレムの中は見学できなかった。ハレムは宮廷の女性たちの居住区であった。男性はスルタンと皇子、黒人宦官以外足を踏み入れることさえ禁じられたという。一夫多妻制だったオスマン帝国では、スルタンも4人の正妻をめとり、女官や、女奴隷など身の回りの世話をする女性たちもハレムに住まわせたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿 ハレム;クリックすると大きな写真になります
110.トプカプ宮殿の猫
見学を終え、表敬の門を出ると左側にミュージアム・ショップがあった。観光客が座っているベンチの後ろに猫がいた。さすが宮殿にいる野良猫で品が良く、器量もいい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/125秒 31mm ISO400 ) 露出補正 なし
トプカプ宮殿の猫;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月 9日

トルコ旅行 その10 空路イスタンブールへ


 11月4日 ツアー6日目、この日も朝から快晴であった。プールがあるテラスに出てみたら、ウチヒサールの空に沢山の気球が上がっていた。ちょうど朝食の時間であったが、ひとしきりこの光景を楽しんだ。
 この日はカイセリという空港から飛行機に乗りイスタンブールへ移動する。7時15分にホテルを出発した。およそ1時間半のフライトでイスタンブールには11時に着いた。いよいよ楽しみにしていたイスタンブールの観光が始まる。

89.朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球 -1
6時25分頃、朝食が6時半からだったので、そろそろ食堂へ行くと、朝陽に映えるウチヒサールの要塞があった。食堂の奥からテラスに出られるが、そのテラスに出てみるとその空に気球が上がっていた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球
90.朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球 -2
上の写真から15分経過した。ウチヒサールはカッパドキア地方でも最も高いところに位置する村である。村の中央にそびえる大きな岩の要塞がシンボルである。今日は天気が良いので気球に乗った人は良い眺めを楽しめたことと思う。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球;クリックすると大きな写真になります
91.朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球 -3
気球は随分高いところに上がっている。風向きによってはこのホテルの近くまで飛んでくるという。気球の会社は10社以上あり、料金は1時間で1人150~200ユーロとのこと。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
朝陽を浴びてウチヒサールに上がる気球;クリックすると大きな写真になります
92.カヤホテル
私たちが宿泊したカヤホテルのこじんまりとした玄関。向こう側の明るく見えるところは谷になっている。この玄関は3階にあり、私たちの部屋はいわば洞窟である1階だった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
カヤホテル;クリックすると大きな写真になります
93.カヤホテルフロント
玄関を入って左側にフロントがある。フロントの時計は7時7~8分を指している。我々をカイセリ空港まで送ってくれるバスはもう玄関前で待っていた。6日前の夜に到着したイスタンブール空港から今日まで世話になったバスとドライバーとは、これから行くカイセリ空港でお別れである。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
カヤホテルフロント;クリックすると大きな写真になります
94.アルジェス山
バスはカヤホテルを出発し、カイセリ空港へ向かう。カイセリの町に近づくにつれアルジェス山が近くなる。空港は海抜1400mの高地にある。車窓から。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
アルジェス山;クリックすると大きな写真になります
95.カイセリ空港
約1時間でカイセリ空港に着いた。イスタンブールへ飛ぶ便数は多いようだ。私たちは9:25発のトルコ航空国内便に乗る。機材は新しく快適であった。この空港は軍と共用で、多くの軍用機が駐機していた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/800秒 4.9mm ISOオート:125 )
カイセリ空港;クリックすると大きな写真になります
96.アルジェス山
すかっりお馴染になったアルジェス山が搭乗機の窓から眺められた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1600秒 18.5mm ISOオート:125 )
アルジェス山;クリックすると大きな写真になります
97.ハサン山
しばらくすると今度はハサン山が遠くに見えてきた。搭乗機はおよそ1時間半のフライトでイスタンブール空港にスムースにランディングした。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/1250秒 18.5mm ISOオート:125 )
ハサン山;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月 2日

トルコ旅行 その8 トルコ絨毯


 11月3日、午前10時45分、バスはギョレメの谷を見下ろす展望台に着いた。その向こうにアルジェス山(3916m)が望める。ここで、みなさんしばし写真を撮ったりしていた。
 次に20分ほどバスに乗って、トルコ絨毯の店に案内された。何人かの人が購入された。しかし、はじめから買う気のない者にとっては、滞在時間1時間半は長過ぎた。
 私たち夫婦の前に座ったベテランらしいトルコ人の店員さんに、我々が横浜から来たというと「横浜大好きです」と巧みな日本語で売り込みが始まった。気の毒だが我々には今回は買う気がない。ひとしきり会話を楽しんだ。

72.アルジェス山
展望台からは眼下に奇岩の連なりを見ることができた。そして、遠くに富士山より少し高いアルジェス山(3916m)が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
アルジェス山;クリックすると大きな写真になります
73.展望台の売店
ドンドルマと呼ばれるアイスクリームを実演即売していた。ドンドルマとはトルコ語で「凍らせたもの」の意味で、トルコでは各種アイスクリーム、氷菓全般を指すらしい。一般的なアイスクリームに似ているが、粘りがあることが特徴で、粘りを出すためにサーレップというトルコ山岳部に自生するラン科ハクサンチドリ属の植物などの塊根を乾燥して粉砕した粉を湯に溶かし、成分を抽出した液を加えているという。ご遠慮申し上げた。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
展望台の売店;クリックすると大きな写真になります
74.トルコ絨毯店
バスに乗ってトルコ絨毯の店に着いた。中に入るとトルコ石の店や、皮製品の店と同じように、ここでもジョークを交えて日本語を操る男性が説明をしてくれた。まずは織り手の娘さん達が仕事をしている部屋に案内された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO2800 ) 露出補正 なし
トルコ絨毯店;クリックすると大きな写真になります
75.繭から絹糸を
次に、ベテラン(らしい?)が最高級絨毯の原料となる絹糸を紡ぐ部屋に案内された。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO640 ) 露出補正 なし
繭から絹糸を;クリックすると大きな写真になります
76.展示販売
いよいよ展示販売の大広間に。靴を脱いで絨毯を踏んでみろという。次から次と大きなサイズの絨毯が床に拡げられた。絨緞の素材は、人口繊維から始まって、羊毛、絹とある。羊毛にもいろいろな種類があるが、さらに、断然、素材として優れているのが絹だという。もちろん値段も高価である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO1240 ) 露出補正 なし
展示販売;クリックすると大きな写真になります
77.ヘレケ
ヘレケ絨毯は世界で最も高品質で芸術性の高いものだと言われている。シルクのヘレケ絨毯の場合、1平方センチメートルの中に100~120もの結び目があり、強度や品質の良さだけでなく絵画のように繊細な模様が芸術作品として評価されているという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.2 1/125秒 32mm ISO800 ) 露出補正 なし
ヘレケ;クリックすると大きな写真になります
78.オレンジ色のモンキチョウ
トルコ絨毯店の1時間半を終え、外に出る。塀沿いに花が咲いていたので何かいないかと見に行った。すると、オレンジ色の蝶が花に止まった。翅を閉じて止まるモンキチョウの仲間だった。一瞬翅を開いたところをシャッターを切るが、残念ながらピントは外れてしまった。日本で見るモンキチョウに比べ濃いオレンジ色で、2007年にオーストリアを旅行したときにアルプバッハで見たモンキチョウに似ていた。

上:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 2000mm ISO800 ) 露出補正 なし
下:Nikon D5000 NIKKOR VR 18-55mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/4000秒 200mm ISO800 ) 露出補正 なし
オレンジ色のモンキチョウ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年12月 1日

トルコ旅行 その7 中央アナトリア地方 コンヤからカッパドキアへ


 コンヤ郊外のリクソスホテルで11月3日、ツアー5日目の朝を迎えた。旅の後半が始まる。この日も快晴だった。
 今日の行程は、中央アナトリア地方をカッパドキアへ向かう。中央アナトリア地方はおおよそトルコの21%に当たる。北は黒海地方、東は東アナトリア地方、南は地中海地方、西はエーゲ海地方、北西はマルマラ地方に接している。
 アンカラ、コンヤ、カッパドキア、カイセリなどの街がある。標高1,000m前後のアナトリア高原の一部にあたる。車窓からは多分小麦畑なのだろうか、広大な平原が広がり、その向こうに山が見える。
 途中、キャラバンサライを見学して、カッパドキア地方に入った。

61.コンヤのホテルから
コンヤのリクソスホテルは高層の立派なホテルだったが、周囲はご覧のような風景であった。モスクの手前を大学に行く電車が走る。朝7時、ホテルの部屋から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤのホテルから;クリックすると大きな写真になります
62.ホテルのドアー
リクソスホテルのドアーにメブラーナ旋舞が描かれていた。朝陽を浴びて印象に残った。メブラーナ教は神秘主義的イスラム教団で、くるくる旋回しながら踊ることによって神と一体になれるという教えを持つという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート:125 )
ホテルのドアー;クリックすると大きな写真になります
63.通勤トラム
7時30分にバスはホテルを出発した。しばらくコンヤの市街の方向に走る。町へ向かう人たちを乗せたトラムと並走する。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
通勤トラム;クリックすると大きな写真になります
64.キャラバンサライ
およそ1時間半ほど走って、スルタンハンという街にあるシルクロードの時代のキャラバンサライ=隊商宿に着いた。補修を施して観光客を迎えているようだ。10世紀頃からアナトリア(小アジア)地方に多く建てられ、ホテルやインとして の役割を果たす旅人達の宿のことをキャラバンサライという。キャラバンサライは一般的には中庭がある2階建ての建築物で、1階は取引所、倉庫、厩、管理人や使用人の住居にあてられ、2階は客人である隊商の商人たちの宿泊施設となっていたという。むかし、1970年代だったろうか、六本木に「キャラバンサライ」という超高級レストランがあったのを思い出した。いま、その姿はない。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
キャラバンサライ;クリックすると大きな写真になります
65.入場料3トルコリラ(200円弱)
キャラバンサライの入口に男の子が二人立っていて入場料3トルコリラ/1人を受け取っていた。ツアー客の一人が「写真撮っていいか」とカメラを向けると、ちょっと照れながら頷いた。私も便乗。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/200秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
キャラバンサライ入口の男の子;クリックすると大きな写真になります
66.隊商宿の内部
門をくぐってキャラバンサライの中に入ると中庭があり、その両側にこういう部屋がいくつもあった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 18mm ISO800 ) 露出補正 なし
隊商宿の内部;クリックすると大きな写真になります
67.子猫
トルコへ来て、飼い主がいるのかいないのか分らない犬や猫が多いなと思った。このキャラバンサライにも数匹の猫がいて、とても愛くるしいルックスだった。ペットの写真はあまり撮ったことがないが、ついカメラを向けてしまう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
子猫;クリックすると大きな写真になります
68.砂糖工場
車窓から大きな砂糖工場が見えた。原料となる砂糖大根を積んだトラックが荷捌きされるのを待っている。この辺一帯は砂糖大根の産地らしく収穫された砂糖大根を積んで走っている農家のトラックも多く走っている。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 42mm ISO400 ) 露出補正 なし
砂糖工場;クリックすると大きな写真になります
69.ハサン山
アクサライという街に近くなったころ、右手車窓に美しい山が見えてきた。海抜3268mの古い火山だそうだ。富士山によく似た山なので「トルコの富士山」と呼ばれることもあるのだとか。数億年前にこの山が噴火し、火山灰、溶岩が堆積、長い間を経て、カッパドキアの奇岩を作り上げたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/1600秒 120mm ISO400 ) 露出補正 なし
ハサン山;クリックすると大きな写真になります
70.沿道のキャラバンサライ
さらにカッパドキアに向かって走る途中、また、違うキャラバンサライが見えてきた。ここにも観光バスが止まっている。しかし、我々の現地ガイドさんは「ここは保存が良くなく、補修が多くて良くない」という。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 36mm ISO400 ) 露出補正 なし
沿道のキャラバンサライ;クリックすると大きな写真になります
71.カッパドキア
  いよいよカッパドキアの地域に入ってきた。バスの車窓からそれらしき景観が眺められる。ここはウチヒサールのあたりだろうか。バスはまず、ギョレメの谷を見渡せる展望台に向かう。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
カッパドキア;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月29日

トルコ旅行 その6 パムッカレからコンヤへ メブラーナ博物館


 パムッカレで石灰棚とヒエラポリス遺跡の見学を終え、コンヤへ向け長い移動が始まった。
 この日はバスの最前列に陣取った。移り変わる車窓の景色は見ていて飽きない。午前中、ディナールというところのサービスエリアで休憩をした。ここは蜂蜜ヨーグルトが旨いという添乗さんの話に乗り、食べてみたが私にはピンとこない。
 再び走って昼食を摂り、また走ってコンヤの町に着いたのは午後4時近かった。今夜はコンヤのやや郊外にあるリクソスという高層ホテルに泊まる。ここはもとはヒルトンホテルだったという。

50.パレッカムからディナールS.A.へ
午前10時。フロントガラス越しに見る景色はどんどん変わる。ヨーロッパの道を走ると小さな集落にも必ず教会の塔が見え、ランドマークとなっているが、ここトルコではモスクとそのミナレットが必ずある。このモスクもそんなひとつである。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
モスクとそのミナレット;クリックすると大きな写真になります
51.古い車
田舎を走っているのは古い車が多い。途中で寄ったディナールS.A.に停まっていた車は見たことがない「TOFAS」というエンブレムが付いていた。この車はトルコ製で1968年設立のフィアットとの合弁会社で製造されたらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
古い車;クリックすると大きな写真になります
52.幹線道路
ここはまぎれもない幹線道路である。舗装の状態も良く、バスの揺れは少ない。しかし、こういった農作物を積んだフロントグラスもない車も走っている。朝がたには、農作業に行く人たちを乗せたトラクターも走っていた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
幹線道路;クリックすると大きな写真になります
53.車窓の風景
バスは高原を走り、少しづつ標高が高くなっていく。荒涼とした丘陵地帯に時折集落が現れる。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 105mm ISO400 ) 露出補正 なし
車窓の風景;クリックすると大きな写真になります
54.コンヤのトラム
標高1,200mのコンヤの町に近くなった。大学があり、この日泊まるリクソスというホテルがあるところを通り過ぎた。右側にトラムが走る。コンヤにトラムがあるとはちょっと意外だった。この電車の行先表示は「UNIVERSITE」となっていた。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/800秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤのトラム;クリックすると大きな写真になります
55.カラタイ神学校
バスは市街地に入り、カラタイ神学校の前を通った。この建物は1251年にイスラム教の神学校として建てられ、現在は花鳥が描かれたタイルなど、美しいモザイクタイルを展示する博物館となっているそうだ。門の浮彫装飾が美しいといわれる。中には入らなかった。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/160秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
カラタイ神学校;クリックすると大きな写真になります
56.コンヤの市街
コンヤは11~13世紀セルジューク・トルコの首都がおかれていた町で、全盛期には政治、文化、芸術の中心として栄えたという。美しいイスラム文化が残る。町は賑やかだった。車窓から

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/320秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
コンヤの市街;クリックすると大きな写真になります
57.メブラーナ博物館
旋舞教団として有名なメブラーナ教の始祖メブラーナが祀られ、今は博物館として一般公開されている。青緑のタイルで飾られた霊廟の塔が目を引く。入口はこの建物の右側。メブラーナをはじめとした聖者たちの棺などが展示されている。扉や館内の装飾も美しかった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/320秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
メブラーナ博物館;クリックすると大きな写真になります
58.足洗い場?
ふっと脇を見たらこんな部屋があった。なんだか分からないが多分礼拝の前に足を清めるところなのだろうか。古いものではなさそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/125秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
足洗い場?;クリックすると大きな写真になります
59.メブラーナ博物館の入口
建物の中の装飾は華麗であったが、残念ながら撮影禁止であった。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4 1/125秒 31mm ISO720 ) 露出補正 なし
メブラーナ博物館の入口;クリックすると大きな写真になります
60.セリミエ・ジャミイ
メブラーナ博物館の見学を終え、外に出たらもう夕暮れが迫っていた。モスクのことをジャミイという。これはメブラーナ博物館の隣にあるセリミエ・ジャミイ。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
セリミエ・ジャミイ;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月22日

トルコ旅行 その4 エフェス遺跡


 皮製品の店を出て、午後1時少し前にエフェス遺跡に着いた。現在エフェスという町があるわけではなく、観光拠点はセルチュク(Selçuk)という町になる。
 エフェスは紀元前10世紀頃から建設が始まった古代都市でヘレニズム、コリント、イオニア各様式のレリーフなどが見られる。ギリシャ文字の移りかわりなどもみられ長い間発展したことが伺える。ただ現在残っている建築物の多くはローマ時代に作られたものが多いという。
 地中海文明のなかで最も重要な遺跡といわれている。

30.エフェス遺跡 アゴラ
我々一行は南側入り口から入る。午後も快晴、日差しが眩しい。それほど観光客は多くなくゆっくりと見学できそうだ。紀元前1世紀後半に造られたという国家管理下の集会場が広がる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 20mm ISO400 ) 露出補正 なし
エフェス遺跡 アゴラ;クリックすると大きな写真になります
31.ヴァリウスの浴場
まず2世紀に造られたという豪華なローマ浴場跡が目に入ってくる。貧富の差を問わず利用でき、市民の社交の場だったという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 44mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヴァリウスの浴場;クリックすると大きな写真になります
32.オデオン
2世紀中ごろに建てられたという小音楽堂。収容人員は1,400人。コンサートだけではなく、会議にも使われたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
オデオン;クリックすると大きな写真になります
33.メミウスの碑
クレティア通りを北西の方向に進む。その入口にメミウスに碑というのがあった。ポントスの乱からエフェスを平定した、ローマの独裁官スラと息子ガイウス、孫のメミウスという三代にわたるエフェスの支配者を祭った碑で紀元前1世紀に建てられたという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
メミウスの碑;クリックすると大きな写真になります
34.クレティア通り
当時の目抜き通りなのだろうか、正面にセルスス図書館を見て、緩やかな下り坂である。右側にトラヤヌスの泉やパトリアヌス神殿がある。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 95mm ISO400 ) 露出補正 なし
クレティア通り;クリックすると大きな写真になります
35.公衆トイレ
クレティア通りをさらに進むと公衆トイレがあった。1世紀に造られたという水洗式トイレ。便器前の溝にも手洗い用の水が流れていた。横の仕切りはなかったようで話しながら用を足したらしい。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
公衆トイレ;クリックすると大きな写真になります
36.セルスス図書館
エフェスで一番美しい建築物といわれる。この地の当事者であったセルススを偲び、その息子ティベリウスが117年に建てたという。1万冊を越える蔵書があったと伝えられる。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
セルスス図書館;クリックすると大きな写真になります
37.港通り
セルルス図書館を右に出ると商業アゴラとう広場があって、大理石通りが大劇場へ通じている。その大劇場から左、つまり西に向かってこの港通りがある。幅11m、長さ500mのプロムナードで紀元前1世紀に造られた。両側にはアーケード付きの商店が立ち並んだという。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9 1/1250秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
港通り;クリックすると大きな写真になります
38.大劇場
収容人員は25,000人を誇ったという。ヘレニズム~ローマ期でも最大級の古代劇場で紀元前3世紀に完成。観客席の高さは38m、広さは直径158mの半月形である。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
大劇場;クリックすると大きな写真になります
39.アルテミス神殿跡
アルテミスはギリシアの女神である。その神殿は、紀元前550年頃に、クレタの建築家ケルシプロンと彼の息子メタゲネスによって設計され建築された。エフェスのアルテミス神殿は、紀元前356年7月21日に、ヘロストラトスによる放火で破壊された。まさにこの事件と同じ夜、アルゲアデス朝のマケドニア王、コリント同盟の盟主、エジプトのファラオを兼ねた人物であるアレキサンダー大王が生まれたという。アレキサンダーの死後の紀元前323年に神殿は再建されたとのこと。現在残っているのは柱1本+αである。背景には聖ヨハネ教会とアヤスルク城砦が見える。

Nikon D5000 NIKKOR VR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 35mm ISO400 ) 露出補正 なし
アルテミス神殿跡;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR VR 18-55mmとあったのは、NIKKOR VR 18-200mmが正しいので訂正しました。

2010年11月15日

トルコ旅行 その2 トロイ遺跡


 ダーダネルズ海峡を対岸のラプセキ港に渡って、アジアサイドの道を約1時間バスに揺られ、この日の観光目的であるトロイ遺跡に着いた。午後2時半であるが、陽はだいぶ傾いている。
 トロイ遺跡は、古代ギリシャの二大叙事詩「イリアス」「オデュッセイア」の作者といわれるホメロスが、紀元前800年頃に書いた、その英雄抒情詩である「イリアス」のトロイ戦争のくだりにある神話、伝説を信じたドイツ人シュリーマン(1882-1890)が私財を投じて発掘したという。
 トロイは第Ⅰ市紀元前3000年から第Ⅸ市紀元前350年~紀元400年までの間、繁栄と衰退を繰り返してきた。ただ発掘したシュリーマンは考古学者ではなかったため、遺跡を破壊をしながらの発掘であったそうだ。
 トロイの遺跡には見栄えのする建造物は見当たらなかった。見学者にとっては、瓦礫の山に過ぎず、正直なところ、何がなんだか良く分からなかった。

13.トロイの木馬
世界遺産トロイ遺跡のゲートを入るとまず大きな「木馬」が目に着く。これはもちろん遺跡でも何でもなく1975年に造られたもので、私の目には遊園地にいるように映った。
トロイの木馬は、ギリシア神話に登場する仕掛けである。ギリシア神話上のギリシャ軍とトロイ軍が戦ったトロイ戦争において、イリアス(トロイ)を陥落させる決め手となった。ギリシャ軍は最後の手段として、中に人が隠れることができる巨大な木馬を作り、その中に沢山の兵士を隠れさせた。負けたふりをして、この木馬を巧みにトロイ場内に引き入れさせ、ギリシャ軍は夜寝静まったころに一気に攻め入り落城させたという。現代は、コンピュータウイルス「トロイの木馬」のほうが気になる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
アクティブD-ライティング
トロイの木馬;クリックすると大きな写真になります
14.ヨーロッパアカタテハ
この日は暖かかった。足元でちらっと動くものがあったので、目を凝らすとヨーロッパアカタテハだった。以前フランスで見たのと同じである。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/2000秒 4.9mm ISOオート:125 )
ヨーロッパアカタテハ;クリックすると大きな写真になります
15.9層の遺跡
公開されている遺跡は、紀元前3000年ころから紀元前350年ころまでの古代遺跡で、幾重にも積み重なった礎石や石壁などが無秩序に広がっている。トロイ遺跡はその時代によって第1市から第9市に分けられている。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
9層の遺跡;クリックすると大きな写真になります
16.2つの城壁に挟まれた狭い通路
干ぼし煉瓦で築かれた東壁の狭い通路を進んだ。ここは第Ⅵ市(紀元前1900年~1300年)

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
2つの城壁に挟まれた狭い通路;クリックすると大きな写真になります
17.音楽堂
アテナ神殿に向かうと音楽堂があった。ローマ支配時代の小劇場で、これでも保存状態が良いほうであるとのこと。ここは第Ⅸ市(紀元前350年~紀元400年)

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
音楽堂;クリックすると大きな写真になります
18.町の防衛線に当たる強固な城
遺跡を囲む壁は第Ⅵ市の城壁で、その中に様々な時代の城門や通路、部屋や井戸などの痕跡が横たわっている。時間は午後3時20分、影が長くなった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/500秒 21mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
町の防衛線に当たる強固な城;クリックすると大きな写真になります
19.ヒメアカタテハ
また、秋の日差しのなかを蝶が飛んでいた。この蝶は世界中で一番広く分布する蝶といわれている。日本にいるヒメアカタテハと変わりはない。遺跡を背景にして撮ってみたかったが、以外に素早く、じっとしていてくれなかった。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F8 1/1000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヒメアカタテハ;クリックすると大きな写真になります
20.見慣れぬ蝶
石壁に日本で見たことのない蝶が止まった。タテハチョウ科の蝶か、あるいはジャノメチョウ科だろうと思ったが名前は解らない。帰国して調べてみたところ、Lasiommata megera というジャノメチョウ科の蝶のようである。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F11 1/2000秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
見慣れぬ蝶;クリックすると大きな写真になります
21.エーゲ海の夕映え
トロイ遺跡の見学を終え、今夜の宿泊地であるアイワルクへ向かう。アイワルクは夏に賑わうリゾート地で、右側にエーゲ海が広がる。時刻は17時過ぎ。バスの車窓から

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/160秒 17.1mm ISOオート:250 )
エーゲ海の夕映え;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データで、NIKKOR Σ17-70mmとあったのは、Σ17-70mmが正しいので訂正しました。



2010年11月13日

トルコ旅行 その1 イスタンブールからトロイへ


 10月30日から11月6日まで、阪急交通社が主催する「洞窟ホテルに泊まる!トルコハイライト周遊8日間」の旅に参加した。この秋は北イタリアか南イタリアへ行こうと考えていたが日程が合わず、第二次選択のトルコとなった。それはそれでイスタンブール、パレッカム、カッパドキアなど見どころもあり、楽しみにしていた。
  出発の朝、関東には台風が接近していた。雨は降っていたが、風はそれほどでもない。マイカーで成田へ向かった。

1.台風14号
台風14号が関東に接近していた。成田空港第一ターミナルの集合時間は午前11時35分。朝8時半に自宅を出発し10時半に空港に到着し、車を預けた。集合場所へ行くとすでに旅行社の係の方が来ていたので予定通り催行されるようである。ただし、イスタンブールから成田へ飛んでくる便が遅れており、その機材を利用するため、出航時間が約1時間半遅れるとのこと。午後1時半、その遅れていた我々を乗せるトルコ航空機が着いた。雨が激しく降っている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.5mm ISOオート:500 ) 
台風14号;クリックすると大きな写真になります
2.搭乗口
午後1時50分、クルーも乗り込んでいったので2時半ごろには機内に入れると思う。予定では15時出発となっている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート: 500 ) 
搭乗口;クリックすると大きな写真になります
3.イスタンブール着
さらに離陸には時間を要したものの、現地時間で10月30日午後8時頃、イスタンブール空港に着陸した。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.5 1/30秒 4.9mm ISOオート:125 ) 
イスタンブール着;クリックすると大きな写真になります
4.イスタンブール新市街のホテル
今夜は泊まるだけであるが、空港から小一時間で新市街のホテル スルメリに着いた。途中新市街の賑やかなところを通る。日本時間では午前5時ごろなので眠い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/30秒 4.9mm ISOオート:800 )
イスタンブール新市街のホテル;クリックすると大きな写真になります
5.トルコでの初めての朝
どうしても早く目が覚めてしまう。トルコは昨日まではサマータイムであったが、今日10月31日からは冬時間になった。従って日本との時差は7時間である。この写真は現地時間で朝7時に撮っている。従って日本では午後2時といことか。ホテルの近くを散歩してみた。新聞スタンドも店を開いた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/80秒 14.2mm ISOオート:640 )
トルコでの初めての朝;クリックすると大きな写真になります
6.見慣れぬ車
見慣れぬマークを付けたTAXIが停まっていた。顔はホンダ車に似ているが、マークはDACIAとなっている。帰国して調べてみると、ダチア (DACIA) はルノーグループのルーマニアの自動車メーカーが生産してことが解った。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.0mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/60秒 4.9mm ISOオート:125 ) 
見慣れぬ車;クリックすると大きな写真になります
7.トロイへ向かって出発
朝7時30分、これから6日目のカイセリ空港まで利用する横3列でシートピッチも余裕があるバスで、トロイへ向けホテルを出発した。今日は、1923年にトルコ共和国となった記念日とのこと(トルコ共和国成立は1923年10月29日)。沿道のビルには大きなトルコ国旗が掲げられていた。車窓より

Nikon D5000 NIKKOR Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/400秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
トロイへ向かって出発;クリックすると大きな写真になります
8.イスタンブール郊外
出発からいわゆるヨーロッパ側を約1時間走った。郊外に出るとこのように広大な大地が拡がる。車窓から

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
イスタンブール郊外;クリックすると大きな写真になります
9.ヨーロッパからアジアへ
バスはヨーロッパ側をイスタンブールからマルマラ海の北を西へ走り、テキルダーSAで休憩した後、まっすぐ進めばギリシャというところを左に曲がってゲソボルという港に着いた。ここからフェリーに乗ってダーダネルズ海峡をアジアサイドに渡る。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F14 1/800秒 32mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ヨーロッパからアジアへ;クリックすると大きな写真になります
10.フェリー
このフェリーは地元の人たちも日常利用しているとのこと。バス、トラック、マイカーがどんどん乗り込んでくる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
フェリー;クリックすると大きな写真になります
11.かもめ
船が出向するとしばらくかもめがついてくる。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F10 1/1600秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
かもめ;クリックすると大きな写真になります
12.ダーダネルズ海峡
ゲソボル港から35分で対岸のアジアサイドであるラプセキ港に着いた。着岸前にバスに乗り込み、再びトロイへ向けバスの旅が始まる。イスタンブールからトロイまでの距離は345km。

Nikon D5000 Σ17-70mm F2.8-4.5G
プログラムオートで撮影 ( F13 1/640秒 26mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
ダーダネルズ海峡;クリックすると大きな写真になります
(追記:2011/1/14)撮影データのNIKKOR Σ17-70mmとあったのは、Σ17-70mmが正しいので訂正しました。