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2017年9月 8日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (4)バルセロナ 後半 8月1日

さて、バルセロナはサグラダ・ファミリアのことが多くなり、前半と後半に分けて記述することになってしまった。
 スペイン・カタルーニャ出身の建築家アントニ・ガウディが手掛けた未完成の巨大教会サグラダ・ファミリア(聖家族教会)は、以前、完成までに300年くらいはかかると言われていた。ところが、現在では2026年の完成が見込まれており、1882年の着工から150年弱で完成することになる。この「工期半減」の裏には、3DプリンターやCNC(コンピューター数値制御)の石材加工機といった先端IT情報技術の活用があると言われる。
 wikipediaによれば、生前のガウディが実現できたのは地下聖堂と生誕のファサードなどであるが、これらは2005年にユネスコの世界遺産に登録された。 贖罪教会なので、作業の財政は喜捨に頼っている。そのために、別々の箇所を同時に建設することはできなかったのだが、1990年代以降は訪問者の流れと作品の世評の高まりが財政状況を好転させたそうだ。
  後半は塔から下りてきたところから始める。あらためて、オーディオ・ガイドを着用する。

  サグラダ・ファミリアについてはネット上に多くの資料やブログ、そして You Tube の映像があり、参照させていただいたが、中でも 4travel.jpの「mantsaintmichelさん旅行記」の「ときめきのスペイン周遊②バルセロナ サグラダ・ファミリア(前編)」および後編の内容記述が実に詳しくて充実していた。 また、サグラダ・ファミリアはガウディ生誕100年の年である2026年までに完成させると言われているが、完成予想ムービーは凄い。

 午後1時半ごろサグラダ・ファミリアの見学を終え、聖堂、そして資料展示の部屋から外の出た。暑い、そして小腹も空いた。近くの、その名も「Gaudi」というレストランに入り、昼食にした。

 ここから再び地下鉄に乗って、こんどはパセシ・ダ・グラシアという駅で降りた。ここからグラシア通りを北へ歩きながら街を見て歩こうというリーダーの計らいだ。ここを南に行くと8月17日16時50分ごろ、恐ろしいテロ事件があったランブラス通である。
 グラシア通りを歩き、途中カサ・ミラの2階にあるカフェで冷たい飲み物を飲んで、一旦、ホテルに戻った。シャワーを浴びて2時間ほど仮眠をとる。

 夜7時、4人は再びグラシア通りを歩く。1996年にバルセロナに来た時に入ったBARがとても美味しくて、楽しくて、印象に残っている。しかし、それがどこだったか忘れてしまった。人気の「TXAPELA」というBARへ行こうとしたが混んでいて入ることが出来なかった。

92.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾り -3
搭に登って下りてきた。聖堂を改めて見学する。主祭壇の天蓋飾りは前回にも写真を載せたが、さらに近づいて、仰ぎ見るように天蓋飾りを撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/320秒 35mm ISO3200 )露出補正 なし
170907_092.jpg
93.「受難のファザード」側の石柱
イアー・フォンで聞いているオーディオ・ガイドに従って、「受難ファザード」側へ行き、柱の石材の説明を聞く、ここで見ると柱の石材の色の違いがよりよく分かる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/320秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
94.聖堂の天井
栄光のファザード側を背にして、身廊、そしてその先にある主祭壇を見た光景だ。中央身廊に後陣を含めると全長95m、身廊の幅は15mあり、その左右にある側廊幅は7.5mある。高さ45mのカテナリー曲線 を持つドームとなっており、ドームは四福音書家に捧げられた4本の柱が主に支えている。その柱に光る4つのオレンジ、イエロー、グリーン、ブルーの装飾にはそれぞれ4福音書家の図象が刻まれている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/500秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
95.「受難のファザード」ステンドグラス
「生誕のファサード」側に取り付けられた東側のステンドグラスは、陽光を受けて色鮮やかに光輝いている。一方、反対側の「受難のファサード側」は、夕日をイメージさせるステンドグラスだ。ガウディの光の殿堂構想は神の家の内部を神聖かつやわらかい光の海で満たそうとしたものなのだという。グラデーション豊かなステンドグラスもその役割を担っている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/30秒 21mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
96.美しい光
天上の最も高いところにこの美しい光がある。ガウディが目指した「総合芸術論」のひとつの要素である「光の殿堂」「音楽の殿堂」といったコンセプトが遺憾なく発揮されているという。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/40秒 62mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
97.「生誕のファザード」側 「ヨゼフ像」
「受難のファザード側」から「生誕のファザード」側を見る。副音の4本の柱には強度の高い赤い斑岩を採用し、それから外に向けて暗灰色の玄武岩、青灰色の花崗岩、明灰色のモンジュイック岩と材質の特性を見抜いて使い分け、まさしく石柱の森を構成している。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/50秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
98.「鞭打ちの刑に処されるイエス」
オーディオ・ガイダンスに従って「受難のファザード」を出る。その受難のファザードの彫刻「鞭打ちの刑に処されるイエス」だ。聖堂内部への出入口の福音の扉の前、「ペテロの否定」と「ユダの裏切り」の間に置かれた彫像には、柱に半分隠れるように荒縄で縛られたイエスが立ち、鞭打ちの刑を表現している。カタルーニャの彫刻家ジョセップ・マリア・スビラックスが制作したという西側の「受難のファザード」側は、ガウディが制作した東側の「生誕のファサード」とは全く趣向を異にし、近代アート的感覚のデザインだ。彫刻は削っただけの石の肌がみせる冷たさと、角張った人物像の表情から、悲しみと苦しみが強く伝わる。「栄光のハザード」の彫刻と、「受難のファザード」の彫刻は全く趣きが異なる。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 17mm ISO1100 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
99.「ペテロの否定」
イエスの予言通り、雄鶏が新たな一日の始まりを告げるまでの間に、ペテロはイエスを知っている事を3回否定する。ここに立つ3人の女性がその3回の否定を表し、ペテロを蔑んだ眼差しで見つめている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 26mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
100.「ユダの接吻」
ユダは、奴隷一人分の値段である銀貨30枚と引き換えにイエスを裏切った。ユダがイエスに接吻する事で誰が師であるかをローマ兵に伝えている。ユダの足元には悪魔のシンボルである蛇の姿がある。ここでは弟子のユダに師イエスを引き渡すようにそそのかす悪魔の象徴として描かれているのだそうだ。 その背後に何の脈絡も無く描かれた数字の升目は、クリプトグラム(暗号)だ。16マスの数字を縦に足しても横に足しても斜めに足しても、310通りの合計が全て同じになる。魔方陣は縦・横4マスなので、通常は1から16までの数字が使われるはずだが、良く観ると10と14が2度使われ、その代わりに12と16がない。また一般的には16マスの魔方陣は和が34になるのだが、この魔方陣は33である。これは、イエスが処刑された年齢を表しているからだそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 70mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
101.塔の頂点に供えられたフルーツ
色とりどりのフルーツの彫刻が見られる。屋根の上に載せられた果実は、豊穣と知恵のシンボルであることから、ここでは果実は聖霊の12の果実を暗示するため、愛、喜び、平和、忍耐、寛容、親切、誠実、善意、柔和、信仰、節制、純潔のシンボルになっているようだとのこと。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 70mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
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102.「生誕のファザード」と「栄光のファザード」
右側に私達が聖堂に入場した「生誕のファザード」が見える。その左側に連なるのが現在建築中のサグラダ・ファミリアの主正面である「栄光のファザード」だ。これで今回のサグラダ・ファミリアは見納めである。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/1000秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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103.「Gaudi」で昼食
この日は暑い日だった。聖堂の外へ出て歩き出すと汗が噴き出す。時刻は午後1時を少し回っている。冷たいビールが飲みたいし、小腹も空いてきた。サグラダ・ファミリアのすぐそばにあったこのレストランに入る。生ハムやイカのフリッターを注文する。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 17mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
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104.「Gaudi」の室内
壁にはバルセロナで走っていた路面電車の写真があった。かつてはバルセロナも路面電車が市中を走り回る都市だったが、地下鉄網の拡充等により1970年代までに全路線が廃止となったそうだ。しかし、2004年に路面電車が復活した。最近ヨーロッパで流行の「LRT」(Light Rail Transit)と呼ばれる、床の低い最新鋭の車両で運行されている。活発に路線を拡張しており、2014年に6路線が存在し、現在も拡張中という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/250秒 14mm ISO3200 )露出補正 なし
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105.バロセロナ地下鉄改札口
再びサグラダ・ファミリア駅から地下鉄に乗車する。清潔な感じがする構内だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/80秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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106.地下鉄
帰国後、テロ事件があったランブラス通の近くの「パセシ・ダ・グラシア」まで、朝乗ってきたのと違う路線に乗る。運転手は女性だった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/50秒 45mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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107.地下鉄車内
失礼して撮らせていただいた。車内は明るい。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/60秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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108.パセシ・ダ・グラシア駅界隈
グラシア通りの交差点。この写真の左手前がランブラス通りだ。ランブラス通りは1996年にバルセロナを訪れた時に歩いた記憶がある。今回は、この写真の右の方へグラシア通りをホテルまで歩くことにする。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/640秒 32mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
109.グラシア通り
19世紀末にバルセロナに併合されるまで、この周辺は「グラシア」という独立した自治体だったそうだ。当時はまだ、この道路は「イエスの道」と呼ばれる小さな農道だったという。しかし19世紀になってバルセロナに併合された後、都市計画によって馬車が通れるように道幅を広げる工事が進められた。やがて1906年には、建築家のペラ・ファルケスによって沿道のベンチや街頭などが整備され、バルセロナを代表する華やかなストリートに変貌したという。通りには「カサ・ミラ」や「カサ・バトリョ」といった代表的なガウディ建築がある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 32mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
110.「カサ・バトリョ」
wikipediaによれば、「カサ・バトリョ」は、1877年に建設された建物である。大繊維業者ジュゼップ・バッリョ・イ・カザノバスの依頼を受け、1904年から1906年にかけて、ガウディはこの邸宅の改築を行った。この改築でガウディは、建物に5階と地下室を加え、玄関広間を広げ、階段や内壁を作り直し、各部屋に曲線的なデザインを持ち込んで、タイルやステンドグラスの装飾を施したそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/320秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
111.プラタナスの街路
日差しが強い暑い日だったが、プラタナスが植えられたグラシア通りを歩く人たちは涼しげに見えた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
112.「ROLEX」のショー・ウインドウ
グラシア通りにはブランド・ショップも多い。「ROLEX」のショー・ウインドウ」も涼しげだった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 17mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
113.「カサ・ミラ」のカフェで
FC BAROSELONA のオフィシャル・ショップもあった。「カサ・ミラ」の2階にあるカフェで冷たい飲み物を飲んだ。1996年に来たときは「カサ・ミラ」は自由に入れるように公開されていたが、今はオーディオ・ガイド込みで22ユーロを支払わないと見学できない。見られるところが増えているとは思うが、ちょっと高いのではないか。3時半に外に出て、一旦ホテルに戻った。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 55mm ISO280 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
114.夜9時のグラシア通り
一旦ホテルに戻り、暑かったのと、サグラダ・ファミリアの塔の階段がこたえてしまい、シャワーを浴びて2時間ほど仮眠をとった。7時半にホテルのロビーで娘たち夫婦と待ち合わせ、夕食に出かける。やはり、BAR(バル)に行きたい。「TXAPERA」というBARが人気とのことなので、まず、そこへ行ってみた。しかし、混んでいて入れない。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
115.「TORRES」
次に娘が案内してくれたのは、フランスとの国境に近いバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上の歴史を持つ名門中の名門である「TORRES」が2008年にここにオープンしたワイン・バーだった。とても品の良い店だったが、ワインの値段はとてもリーズナブルで、生ハムのコロッケがとても旨かった。この写真は夜遅くなって、再びこの店の前を通った時に撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/250秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
116.「カサ・バトリョ」 ライトアップ
昼間見た「カサ・バトリョ」がライトアップされていた。まだ空は薄明るい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/640秒 21mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
117.レストラン「LA RITA」
「TORRES」をでて、もう一度BAR「TXAPERA」へ行ってみた。さっきよりもっと混んでいて、入ることが出来ない。なにか食べたいなと思いながら、歩く。「LA RITA」というレストランを覗いてみた。外に張られているメニューを確認。入ることにする。パエリア、ビフ・シチューなどを注文した。後で知ったのだが、ガイドブック「地球の歩き方」にも載っている行列の出来る人気のレストランなのだそうだが、味はいまいちだった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/200秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
118.「カサ・バトリョ」 ライトアップ 夜10時半
「LA RITA」を出ると、夜はすっかる更けていた。「カサ・バトリョ」のライトアップも趣が異なる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/250秒 33mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
119.ご主人様の御伴 2匹の犬
BARの椅子に座るご主人の足元で横になる黒と白の2匹のワンちゃん。夜も更けて何を考えているのだろうか。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 26mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
120.「TXAPERA」
また、「TXAPERA」の前を通る。まだ、賑わっている。夜も遅いし、お腹もいっぱいになっている。残念だが、明日に備えホテルに戻ることにする。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/160秒 23mm ISO3200 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2017年9月 5日

久しぶりのヨーロッパ旅行 (3)バルセロナ 前半 8月1日

7月31日の午後4時ごろ、ブルージュ観光からブリュッセルのホテルに戻り、預けてあった荷物を受け取ってタクシーでブリュッセル空港へ向かった。ブリュッセル発18時40分のSN3705便(ブリュッセル航空)は、出発が遅れた。空港内をうろうろしながら時間をつぶす。ようやく搭乗し、飛行時間約2時間、午後9時を過ぎてバルセロナ空港に到着する。少々疲れた。そこからタクシーでこれから2泊する「カサ・フステル」へ行く。ホテルに着いたのは夜の10時過ぎで、これから食事をしに外へ出る元気はない。美味しくはなかったが機内で配られたサンドウィッチを食べていたので、それほど空腹を感じてない。ホテルの屋上がBarになっている。そこでポテトとチーズで一杯飲んで、就寝した。

翌8月1日、少し遅い朝食にした。朝食はもちろんブュフェ形式だが、好物の生ハムも種類が多く旨い。しかし、何故か野菜が少ない。9時半に、グラシア通りの北端にあるホテルを出発する。朝のグラシア通りは清々しい。歩いて地下鉄のディアゴナル駅へ行く前にカサ・ミラを見ておく。
 リーダーが地下鉄の切符を買ってくれた。地下鉄でサグラダ・ファミリア駅まで行き、表に出た。サグラダ・ファミリアを見上げる。リーダーは11時に入場予約を取っていてくれた。予約がないと入場できないとのと。サグラダ・ファミリアを約3時間見学した。

  この日はとても暑い日だった。10日間の旅行で最も暑かったと思う。外へ出る。午後2時になったので食事をしたい。あてもなく近くの、その名も「Gaudi」というレストランに入った。ビールがのどに浸みる。

64.王宮
ブリュッセルに着いたとき、タクシーは連邦議会議事堂の前を通って町の中心部へ入った。空港へ向かうタクシーは王宮の前を通る。王宮は連邦議会議事堂とよく似た建築様式だった。現在の建物はルイ16世様式で、レオポルド2世が1904年に改造させたものという。ベルサイユ宮殿に心酔していた王様らしく内部はきらびやかなシャンデリアが圧巻という。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 10mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
65.ブリュッセル空港
とてもきれいな空港だった。私達はブリュッセル発18時40分のSN3705便(ブリュッセル航空)でバルセロナへ飛ぶ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4.5 1/1250秒 37mm ISO125 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
66.空港のアトラクション
搭乗が少々遅れそうなので、空港内をうろうろする。ディスク・ジョッキーが何かやっていたが、言葉はさっぱりわからない。なんだか蝶々が飛んでいたので撮った

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.8 1/1000秒 35mm ISO1250 )露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
67.ホテルの屋上から
バルセロナで2晩泊まる「カサ・フステル」に着いたのは夜10時を過ぎていた。ホテルの屋上にあるカフェで、ポテトとチーズで一杯。下を見るとグラシア通りが見える。ここはサグラダ・ファミリアからも近いようだ

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/40秒 18mm ISO3200 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
68.朝のグラシア通り
翌8月1日、少し遅めの朝食の後、リーダーが11時に入場を予約してくれているサグラダ・ファミリアへ出かける。地下鉄で行けるようだ。朝のグラシア通りは清々しい。

Nikon D5300 S​IGMA​ 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先​​オートで撮影 ( f6.3 1/<​250​秒 70mm ISO​280) 露出補正 ​-0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
69.ホテル「カサ・フスタル」
振り返ってホテルの全容を撮る。屋上が昨夜一杯やったカフェだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 21mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
70.「カサ・ミラ」
地下鉄の駅に潜る前に交差点を渡って「カサ・ミラ」を見る。1996年に来た時よりきれいになっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/320秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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71.地下鉄ディアゴナル駅入り口
グラシア通りから地下鉄の入り口を下りる。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 34mm ISO360 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
72.地下鉄自動券売機
自動券売機もあったが、切符売り場で切符を買う。1回乗車券は2.15ユーロ。 

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/25秒 26mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
73.バルセロナの地下鉄
電車がプラット・ホームに入ってきて、乗客が乗り降りする。東京の地下鉄に比べると乗客はみなカジュアルな服装だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/30秒 34mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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74.サグラダ・ファミリアに到着
地下鉄はサグラダ・ファミリア駅に到着した。地上に上がると目の前にサグラダ・ファミリアがあった。右側が南西側の「受難のファザード」だ。サグラダ・ファミリアにはこの「受難のファザード」と、「生誕のファザード」と、未完成の「栄光のファザード」という3っのファザード(建物の正面)がある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。

 ここでサグラダ・ファミリアの平面図を入れておく。山口正道さんという方のブログ「スペイン アンダルシア紀行(最終回) 第4回 バルセロナ」から引用させていただいた。

170904_map01.jpg

75.「受難のファザード」
1954年に着工された南西側の「受難のファザード」は十字架に架けられたイエス・キリストの苦難を表現している。「受難のファサード」の彫刻は、左下の「聖なる晩餐」から「イエスの埋葬」まで、イエスがたどったゴリゴダの丘までの道を表すS字形に配置されている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/250秒 38mm ISO220 ) 露出補正 -0.3段
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76.「受難のファザード」から「生誕のファザード」へ
サグラダ・ファミリアの建物(聖堂)に沿って左に廻って、北東側の「生誕のファザード」の方へ移動する。まだまだ工事中だ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 38mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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77.まだまだ工事中
未完成の「栄光のファサード」に4本の鐘塔、マタイ・ルカ・マルコ・ヨハネの福音史家の塔4本、聖母マリアに捧げる塔、最も高い170mのキリストに捧げる塔などすべてが完成すると、サグラダ・ファミリアには全部で18本の塔が建てられる予定だそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/400秒 55mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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78.「生誕のファザード」
「生誕のファザード」は日の出の方向にある。「生誕のファサード」は聖堂の中でも最も初期のもので、1894年に着工し約30年かけて造られたとされている。3つの玄関と4本の鐘塔からなり、イエス・キリストの誕生から最初の説教を行うまでが彫刻で表されている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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79.公園の池の端から
「生誕のファザード」と道路を隔てたところの小さな公園「ガウディ広場」に池がある。リーダーが取ってくれた聖堂入場の予約時間は11時だ。まだ30分ほど時間がある。道路を渡って池の向こう側へ行ってみる。皆さんここから写真を撮っているのだ。池に聖堂が映る。多分どこかのツアー・アテンダントの女性と思うが私達4人の写真を撮ってくださった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/400秒 19mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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80.聖母マリアの戴冠
「生誕のファザード」正面にある「聖母マリアの戴冠」の彫刻。キリストが聖母マリアに冠を授ける様子、左下の人物は聖ヨセフだそうだ。「生誕のファザード」の3っの門(玄関)はそれぞれ、聖家族のメンバーであるイエスと聖母マリアとマリアの夫の聖ヨセフに捧げられている。中央はイエスに捧げられた愛徳の門、向かって右側はマリアに捧げられた信仰の門、左側はヨセフに捧げられた希望の門で、それぞれの門には様々な彫刻がほどこされ、全体が一体になってハーモニーを奏でるようにできている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/640秒 17mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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81.聖堂へ入場
聖堂へは「生誕のファザード」中央の「愛徳の門」の右側から入る。簡単な持ち物検査を受け、聖堂内へ入場した。左側に入り口の扉「慈愛の門の扉」が見えるが、これはサグラダ・ファミリア主任彫刻家を務める外尾悦郎氏が出がけたものだそうだ。扉はブロンズ製で緑色の蔦の葉がモチーフになっている。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影  ( f6.3 1/800秒 34mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
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82.聖堂の内装
1996年に訪れた時は、聖堂の中はまだ工事中で、工事現場を見ただけだったが、今回、内装はすでに完成していた。柱から、壁、天井に至るまですべて白で統一されている。何本もの柱が枝分かれをしていて、巨大な樹木を表している。聖堂内は思いのほか明るい。2010年11月7日にサグラダ・ファミリア教会はローマ法王ベネディクト16世によって行われたミサによって、正式に教会と認められたとのこと。着工から128年目にして、ローマ法王庁が認定する上位教会のバシリカとなった。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/100秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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83.ステンドグラス
ステンドグラスは「生誕のファサード」側と、「受難のファサード」側で色合いが異なっている。生誕のファサード」側は寒色系ステンドグラスだ。太陽の光だけで美しく輝いている。今日は晴れているが曇りの日はどのようになるのだろうか。西日が差しこむ時間帯が最も美しいと言われるが。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/250秒 17mm ISO2800 ) 露出補正 -0.3段
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84.地下礼拝堂
聖堂の主祭壇の地下に礼拝堂があった。その地下の礼拝堂の様子を聖堂から覗き見ることが出来る。ガウディが最初に手掛け、最も早く建設された小さな地下礼拝堂で、地域の人たちが日々の祈りをささげているという。ガウディの墓もそこにある。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影( f6.3 1/13秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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85.「受難のファサード」ステンドグラス
「受難のファサード」側のステンドグラスは暖色系の構成になっていた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/125秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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86.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾り -1
聖堂の中心には天井から吊るされた、イエス・キリストとその十字架がある。主祭壇の天蓋飾りだ。これはガウディの作品ではないが、麦とブドウで飾られた天蓋は、生前のガウディ作品の一つであるマヨルカ島のパルマ・デ・マヨルカにあるカテドラルの天蓋飾りを元に、彼の死後に作られたそうだ。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/40秒 17mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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87.サグラダ・ファミリア教会の主祭壇の天蓋飾 -2
このキリスト像は館内のどこからでもその姿を確認できる。だが、ちょっとこの聖堂との違和感を感じた。

Nikon D5300 SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
絞り優先オートで撮影 ( f6.3 1/50秒 70mm ISO3200 ) 露出補正 -0.3段
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88.石柱
良く見ると聖堂の柱の石材の色が少しづつ異なるように見える。4本の塔を支える柱には強度の高い赤い斑岩を採用し、それから外に向けて暗灰色の玄武岩、青灰色の花崗岩、明灰色のモンジュイック岩と材質の特性を見抜いて使い分け、まさしく石柱の森を構成しているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/400秒 9mm ISO3200 ) 露出補正 なし
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89.塔に上る
搭にはエレベータで登ることが出来るが、これもリーダーが予約をしておいてくれた。「生誕のファザード」側と「受難のファザード」側にエレベータがあるが、私達は「生誕のファザード」側のエレベータに乗った。降りるときはエレベータはなく、歩いて降りてこなくてはいけないので、リュックなど大きな荷物は預けなければならない。エレベータは小さく、2巡ほど待った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.5 1/1250秒 14mm ISO125 ) 露出補正 なし
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90.塔の開口部
搭の開口部から下を眺める。黒と黄色に統一された車はタクシーだ。マリナ通りとマリョルカ通りの交差点辺りを見下ろしているのだろうと思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 ) 露出補正 なし
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91.建築中の「栄光のファザード」
下りてくる途中、右手には建築中の「栄光のファザード」への部分が見えた。下りは大変だった。急で、しかも幅が狭く下り難い。古傷の左ひざに体重がかかり、辛かった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f2.2 1/1000秒 13mm ISO125 ) 露出補正 なし
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