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2023年7月 4日

帆船日本丸 船内見学 2023年6月23日 横浜みなとみらい

梅雨で家にいることが多いので、少し退屈していた。娘から帆船日本丸と横浜みなと博物館の招待券が回ってきた。横浜みなと博物館へは、今年の2月にも行っているが、帆船日本丸の船内には上がっていない。それと、横浜みなと博物館の柳原良平ミュージアムで開催されているオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」が見たかった。
 帆船日本丸は、時々映画を見に来ているコレットマーレに来るたびに眺めている。しかし、船内に上がったことはなかった。COVIT-19が蔓延する前の2016年4月29日に、全部で29枚ある日本丸の帆(セイル)が貼られる総帆展帆(そうはんてんぱん)と満船飾というイベントの時に来ているがこの時も外観を眺めるにとどまった。総帆展帆は、中止になったこともあるようだが、コロナ禍でも実施されていたようだ、今後は月に1〜2回行われる。

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帆船日本丸甲板から見上げる横浜ランドマークタワー 2023年6月23日 横浜みなとみらい

001_230623001 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 1.乗船口
切符売り場で招待券を提示し、乗船ブリッジより日本丸の船内に入る。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 20mm ISO200 ) 露出補正 なし
002_230623003 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 2.上甲板へ
乗船して順路に従い甲板へ上がる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1000秒 20mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_230623005 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 3.第一教室
入口があったので覗いてみるとここは教室のようだ。案外広い。黒板と教壇があり、その前には「帆船日本丸の歴史」というパネルが見えた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
004_230623009 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 4.錨
フォアマストのわきに写真の錨が置かれていた。船内でこの錨は日本丸で使われていないと案内アナウンスされていたように思うが、定かでない。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 11mm ISO250 ) 露出補正 なし
005_230623019 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 5.前方操舵室
操舵輪の他にコンパスなどがある。この操舵室は船の前方にあるが、エンジンで進むときにこの操舵室が使われる。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
006_230623027 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 6.船尾側を見る
第二甲板に上がって船尾の方を眺める。メインマストとミズンマスト(最後尾、あるいはメインマストの後に位置する)の間に煙突が見える。後ろに見えるビルはクイーンズタワーで、その右側にはパシフィコ横浜がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
007_230623029 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 7.船首楼甲板を上から眺める
第二甲板から、その下の凹甲板(Well Deck)より一段高くなった船首楼甲板の下に揚錨機がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
008_230623034 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 8.船首楼甲板
揚錨機室への入り口の左側から船首楼甲板へ上がる階段が見えたので、いったんWell Deckへ下りて、船首楼甲板へ上がってみた。船首はコレットマーレや桜木町駅の方に向いている。一角獣のツノのようにバウスプリットが伸びている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
009_230623036 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 9.「チョウ」バタフライ・ナット
「チョウ」という小さな案内板があった。興味津々、何だろうかと読んでみた。「いかりは落ちないように金具で止められています。金具を回してしめる部分をナットといいます。ナットの先の左右に開いた形がチョウ(英語でバタフライといいます)に似ているのでバタフライ・ナットと呼ばれています。」と書かれていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
010_230623047 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 10.国指定重要文化財帆船日本丸
帆船日本丸は1930年(昭和5年)に建造された。1954年(昭和60年)4月からここ旧横浜船渠第1号ドックで現役当時のまま保存されている。旧横浜船渠第1号ドックも国指定重要文化財であるが帆船日本丸は2017年(平成29年)に国の重要文化財に指定された。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
011_230623052 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 11.「蛇」スネイク・ダウン
ロープを下ろして甲板に並べるときに、蛇のようにくねくねと並べることをスネイク・ダウンというと説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 17mm ISO160 ) 露出補正 なし
012_230623056 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 12.第二甲板右舷
凹甲板右舷を順路に従って船尾へ進む。キャプスタン(帆を取り付けるときなどに使う巻き上げ機)やキセル型通風機(船内の換気のための空気の取り口)がある。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
013_230623061 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 13.煙突
機関室の上にある煙突がある。日本丸のエンジンは54年間で、のべ7万時間という長時間動き続け、世界一の稼働時間のエンジンとしてギネスブックにも掲載されたという。wikipediaによれば、池貝鉄工 6SD40型ディーゼル/2基が搭載され、出力は441 kW (600 PS)だそうだ。その傍にウェアリングの説明版があった。ウェアリング(下手回し)は船首を風下に回し、風を受ける舷(船の側面)を反対側に換える方法の一つ。これに対し、タッキングは帆船にて船首を風上に向けて旋回させ、風が吹いてくる(帆で受ける)方向をこれまでとは逆側の舷に変えるセーリング操縦のこと。日本語では(上手回し)とも呼ばれている。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
014_230623062 X900 連結 帆船日本丸 G7X.jpg 14.造船と改修工事のプレート
1930年(昭和5年)神戸川崎造船所製造のプレート(左)と、1985年(昭和60年)三菱重工業横浜製作所および石川島播磨重工業横浜修理船工場の保存改修工事のプレート。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1250秒 19mm ISO125 ) 露出補正 なし
Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
015_230623066 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 15.士官居住区出入口
長船尾楼甲板(Long Poop Deck)に士官居住区出入口があった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
016_230623065 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 16.士官居住区
士官居住区出入口はロープが掛けられていて入ることはできなかったが、覗いてみると階下に降りる階段があり、造りは立派だった。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1250秒 9mm ISO1250 ) 露出補正 なし
017_230623069 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 17.手動舵輪
船尾側に手動舵輪があった。その場にあった説明書きには、「帆走中はこの舵輪で舵をとります。普通は2名で行いますが、海が荒れてくると舵が重たくなるため、後ろの舵輪も使用し、4名で行います。舵は左右35度ずつ動きますがこの舵輪1回転で舵は1度だけしか動きません。舵輪の柄の先についている真鍮が回すときの目印になります。風上側の操舵当番が帆に対する風の入り具合やジガーマスト(最後尾のマスト)の上にある風見などを見て、風向きを知り、同時に前にあるコンパスで船の進路を見ながらどれだけ舵を回すか判断し、風下側の操舵当番に号令をかけながら回します。フードの中に舵輪があるので海が荒れているときに、後ろからの追い波で人が流されないようになっています。」と説明されていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.0 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
018_230623079 X900 帆船日本丸 G7X.jpg 18.「ネズミ」ラット・ライン
マストを上るための縄梯子の横のロープをラット・ラインという。黒いロープが張られているのが見える。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/1250秒 9mm ISO250 ) 露出補正 なし
019_230623099 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 19.下船
乗船した時と反対側の横浜みなと博物館側に下りた。みんな同じ作業服のような白い服を着て、黄色い帽子を被った小学生たち?が、25名ほど集まっていた。何が始まるのだろうか?

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
020_230623101 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 20.横浜みなと博物館外観
これから横浜みなと博物館を見学する。ここは館内のパネルや模型の撮影が禁止されている。外観からは想像できないが、昨年リニューアルされ、展示されているパネルや模型、映像装置(VRシアター)は素晴らしい。また、館内にアンクルトリスの広告デザインや、船の絵で知られる柳原良平さんの常設展示室として、2018年3月に「柳原良平アートミュージアム」が開設された。今回はオープン5周年記念の特別展示「花と木と船と」を見に来た。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f6.3 1/1250秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
021_230623103 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 21.横浜ランドマークタワーと帆船日本丸
横浜ランドマークタワーは、地上70階建て、高さは296.33m、みなとみらい地区のランドマーク、シンボルとして、1990年3月20日に着工し、1993年7月16日に開業した。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.1 1/1250秒 9mm ISO200 ) 露出補正 なし
022_230623108 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 22.花と日本丸
横浜みなと博物館から出てくると、青空が広がっていた。植えられたマリーゴールドが咲いていた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1250秒 17mm ISO125 ) 露出補正 なし
023_230623118 X900 横浜みなと博物館 G7X.jpg 23.コレット・マーレ 6階からの眺め
午後1時、時々映画を見に来るコレットマーレの6階で食事をした。食事のあと、窓越しに汽車道に沿うように、JR桜木町駅前と新港地区の運河パークとを結ぶ YOKOHAMA AIR CABIN が数珠繋ぎに動いているのが眺められた。

Canon PowerShot G7X 8.8-36.8mm f/1.8-2.8 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.0 1/1250秒 37mm ISO125 ) 露出補正 なし

2016年5月19日

ゴールデン・ウィークの横浜(1) 日本丸の総帆展帆 4月29日

桜木町で日本丸の姿を見るたびに一度帆を張った姿を見てみたいと思っていた。インターネットで調べてみると、4月の29日に総帆展帆が行われることを知った。幸い天候もまあまあなので出かけることにする。総帆展帆(そうはんてんぱん)は午前10時半から帆を張る作業が開始され、11時30分にすべての帆が掲げられる予定。そのあと、満船飾(まんせんしょく)といって国際信号旗を船首から各マストの頂を通して、船尾までつづるように飾る。
 10時20分ごろ日本丸が係留されている 横浜船渠第一号船渠に着いた。
 日本丸の帆は全部で29枚あるそうだ。自動で帆をひろげたり、たたんだりするのではなく、すべて手作業でひろげられる。この作業は訓練を終えて登録されているボランティアの人たちによって行われる。ボランティアは20歳以上40歳未満の健康な方で、全ての訓練に参加可能な方とされていて、男女は問われていない。約2,000人あまりの人が登録されているが、総帆を展帆するためにその中から毎回100人ほどのボランティアの人たちがに参加するそうだ。
 日本丸がすべての帆をひろげる総帆展帆は、その美しい姿から「太平洋の白鳥」と呼ばれ、4月~11月の間に約12回程度実施されている。
 やがて甲板から号令をかける声が聞こえ、準備体操が始まった。この日は少し強い風が吹いていたが、10時半ちょうどに、3本のマストに白い作業衣を来た人たちが登って行く。一番高いマストは海面から46mあるという。そして、ちょうど1時間で、29枚すべての帆がはためいた。
  横浜みなと博物館・日本丸メモリアルパークのホームページ「帆船日本丸」を参照させていただき、自分で撮った写真を見ながら記述した。

1.第一号ドッグの日本丸
10時20分ごろ日本丸が留められている、ランドマーク・タワーの下にある第一号ドッグについた。まだ、帆は束ねられたままだ。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10.1 1/250秒 9mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.準備体操
甲板から号令が聞こえてきた。これから作業をする人たちが準備体操を始めたのだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f6.3 1/640秒 80mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.みなとみらい大観覧車
みなとみらいの大観覧車の時計は10:28 になった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.総帆展帆作業開始
10時半になった。最初の人がマストに登って行く。日本丸は4本マストのバークという船種だそうだ。船首側からフォア、メイン、ミズンと横帆が張られる3本のマストがあり、最後尾のマストはジガーマストという。写真のマストは4本あるマストの船首側から一番前のマストでフォアマストいう。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/2000秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.次々にマストに登る
そのあとに続いて、多くの作業員の人たちがマストに上がって行く。女性もいるようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1250秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.ゲルンボード
マストの中央に円盤のようなところが見えるが、これをゲルンボードという。海面から29mあるそうだ。この上に3枚の横帆がある。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400秒 48mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.フォアロイヤルスル
いちばん髙いところをロイヤルバックステイといい、そこに張られる帆をロイヤルスルという。一番前のマストのロイヤルスル、即ちフォアロイヤルスルに2人の作業員が取り掛かった。スルとはセイルのことでそれが訛ってスルと呼ばれるそうだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1600秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.フォアアッパーゲルンスル
フォアマストの上から2番目の帆はフォアアッパーゲルンスルと呼ばれる。ロイヤルスルより大きな帆で、6人の人が取り掛かっている。ここで行われている作業は、帆桁に渡り、帆を縛ってあったロープを解く。上から2番目のアッパーゲルンスルと3番目のロワーゲルンスルの縛りの両方を解いていくようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/1000秒 100mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.帆を縛ってあったロープを解く
最後尾のジガーマストを除く3本のマストにはそれぞれ、上からロイヤルスル、アッパーゲルンスル、ロワーゲルンスル、アッパートップスル、ロワートップスル、フォースルの6枚の横帆がある。アッパーゲルンスルとロワーゲルンスル、および、アッパートップスルとロワートップスルは同時に作業が行われている。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 34mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.帆を縛ってあったロープを解く作業はそろそろ完了
10時40分過ぎ、そろそろ各帆のロープを解く作業が終わる。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f10.5 1/250秒 10mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.作業員がマストから降りた
マストの上で作業をしていたボランティア作業員の皆さんが甲板に下り、マストに人がいなくなった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 32mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.縦帆が張られる
一番前に3枚ある三角の縦帆(ステイスル)の最初の1枚が開かれた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f10 1/400秒 52mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.最初に開いた横帆はロワートップスル
まず、下から2枚目の大きな横帆が開いた。これは甲板上でロープを引いて開いていくようだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 32mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.ロワートップスルから順次上の帆が開いていく
各マストの下から2番目の横帆が開くと、次にその上のアッパートップスルが開かれていく。甲板からは綱引きのようにロープを引く掛け声が聞こえてくる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.アッパートップスル開く
フォアマスト、メインマスト、ミズンマストそれぞれのマストのロワートップスルとアッパートップスルが開いた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/640秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.ゲルンスルが開く
次はゲルンスルだ。まず、ロワーゲルンスルが開かれ、次にアッパーゲルンスルが開かれていく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 24mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.帆を開くのはロープを引いて
甲板では号令をかけながらロープを引いいく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f5.6 1/1000秒 140mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.残るは一番下のフォースル
さわやかな初夏の空に日本丸の白い帆がはためく。一番上のロイヤルスルも張られた。「まさしく太平洋の白鳥」だ。これから最後に一番下のフォースルを張る。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.8 1/400秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.ランドマーク・タワー
ドックの傍に寄って、下からランドマーク・タワーとの2ショットを試みた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.フォースル
最後に残ったフォアマストのフォースルの右側が何かに引っ掛かってしまったらしく、うまく開かない。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 30mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.舳
舳のフライングジブ、アウタージブ、インナージブという3枚の縦帆(ジブ)それぞれに1人ずつ、3人の人が上がった。女性もいる。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 66mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.総帆展帆完了
引っ掛かっていたフォアマストのフォースルをその先に鉤の付いた棒で解き、ようやく開いた。これで総帆展帆完了である。11時20分を少し過ぎたところで予定通りだ。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 56mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.満船飾
国際信号旗を船首から各マストの頂を通して、船尾までつづるように飾る満船飾(まんせんしょく)の作業が始まった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f8 1/1000秒 62mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.国際信号旗はマストへ
国際信号旗は舳からフォアマストのてっぺんに架けられた。マストの一番高いところは海面から46mある。そこに日の丸が上がった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f13 1/640秒 30mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.ランドマーク・タワーと日本丸
ランドマーク・タワー背景に満船飾が施された日本丸はきれいだった。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.船尾
最後に船尾側に回ってみた。張られた帆を裏から見る。一番船尾側のマストはジガーマストで縦帆が張られている。国際信号旗は船尾まで飾られた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 18mm ISO200 ) 露出補正なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.展帆ボランティアの皆さん
作業を終えた展帆ボランティアの皆さんが日本丸から下船してくる。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5.6 1/800秒 34mm ISO100 ) 露出補正 なし
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28.日本丸の日の丸
青空のもと、ロイヤルスルの上に日の丸がはためく。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f9 1/1250秒 116mm ISO200 ) 露出補正なし
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29.総帆展帆、満船飾の日本丸全景
少し高いところに上がって総帆展帆、満船飾の日本丸をカメラに収めた。

Nikon D5300 AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR
プログラムオートで撮影  ( f11 1/500秒 27mm ISO200 ) 露出補正なし
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30.満足!
11時50分、一号ドックを後にした。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f8.4 1/400秒 5mm ISO100 ) 露出補正 なし
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31.汽車道から
このあと、公開されている神奈川県庁を見学しようと赤レンガ倉庫の方に歩いて行った。途中汽車道からもう一度、総帆展帆、満船飾の日本丸を見ることが出来た。

Panasonic DMCーSZ-10 f3.1-6.3 4.3mm-51.6mm 16.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f7.8 1/320秒 4mm ISO100 ) 露出補正 なし
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