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2021年5月 7日

ミヤマカラスアゲハとシャクヤクの花 大雄山最乗寺 4月22日

午前中、地蔵堂から夕陽の滝をうろうろ歩いたが、ほとんど収穫がなく、大雄山最乗寺へ移動した。
花の季節は難しい。いつもの年に比べて シャクナゲ が早く咲いていたようだ。すでに終わりに近づいている。一方、藤棚のフジはほとんど花がついていない。「お守り札お受け所」にいらした女性に「フジはもう終わってしまったのですか」と尋ねたところ、これからだという。駐車場へ上がってくる道にはツツジが見事に咲いていたのに、いつも、カラスアゲハや、オナガアゲハが吸蜜に来る境内のツツジは花がない。これから咲くのだろうか。
 ここも、どうやら訪れる時期を間違えたと思い、シャクナゲの花でも撮って帰ろうとうろうろしていたら、沢の近くに咲く赤いシャクナゲの花に黒いアゲハ絡んでいた。なかなか落ち着いて吸蜜はしてくれず、また、少々距離が離れていたが、なんとかシャッターを切った。ミヤマカラスアゲハだった。良い写真は撮れなかったが、これで来た甲斐があった。

1.新緑のカエデと瑠璃門
午後1時、最乗寺の駐車場に入る。駐車場へ上ってくる道にはツツジが植えられ、見事に咲いていた。瑠璃門の下にくる。例年と同じように石段の上に張り出したカエデの新緑が輝く。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 70mm ISO1000 ) 露出補正 なし
001_210422067 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
2.シャクナゲ (石楠花、石南花) -1
そこにもシャクヤクが咲いていた。花は開き切っていて、適期を過ぎているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
002_210422068 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
3. シャクナゲ  -2
瑠璃門から境内に入らずに、衆寮の下手から御供堂へと歩く。この辺りのツツジに黒いアゲハが来ていることがあるのだが、ツツジは咲いておらず、黒いアゲハの姿も見えなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 9mm ISO125 ) 露出補正 なし
003_210422075 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
4.セッコク(石斛) -1
境内に入って見たが、例年本堂の前に咲くツツジの花が今年は咲いていない。蕗棚のフジもほとんど花がない。「お守り札お受け所」の女性の方にフジはもう終わってしまったのか聞いてみたところ、これからだという。ツツジもこれからですかと尋ねたところ、今年は花が少ないですねという返事だった。その女性の方と少し話をしたが、セッコクを教えてくださった。本堂に上がる階段の左手に大きな石灯籠があった。その灯篭の傘のところにセッコクが寄生していた。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 14mm ISO320 ) 露出補正 なし
004_210422096 X800 セッコク 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
5.セッコク -2
近づいてみる。セッコクはラン科の植物で岩の上や大木に着生する着生植物である。ネットで検索すると、茎の節ごとに花径2~3cmの花をつけ、花の色は白ないし淡い紅紫色である。 萼片3枚と側花弁2枚はほぼ同じ長さであり、唇弁はやや短く、先が尖るという。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし  
005_210422091 X800 セッコク 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
6.セッコク -3
「お守り札お受け所」の女性の方はわざわざもう一か所、セッコクが寄生するカエデの木のところに案内してくれた。白雲閣から下の駐車場へ抜ける出口の傍にあるカエデだが、そこにはさらに大きなセッコクが寄生していた。花は5月、これから咲くが、とてもきれいな花だから、また見に来てくださいと言われた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 43mm ISO320 ) 露出補正 なし
006_210422097 X800 セッコク 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
7.駐車場のツツジ
その足で、上がってくるときに見た、駐車場沿いのツツジの花が咲くところへ行って見た。広い範囲で咲いていたが、黒いアゲハたちの姿は見えない。やはり時期尚早なのだろうか。  

  SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 50mm ISO200 ) 露出補正 なし
007_210422105 X800 駐車場への道 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
8.シャクナゲに来たミヤマカラスアゲハ -1
再び、衆寮の下手のシャクナゲが咲くところに戻った。距離は離れているが、黒いアゲハが絡んでいるのが見える。シャクナゲの花で吸蜜を始めた。夢中でシャッターを切る。ミヤマカラスアゲハのようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO160 ) 露出補正 なし
008_210422113t X800 ◎大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
9.シャクナゲに来たミヤマカラスアゲハ -2
翅を開いて飛び上がったところが撮れた。最乗寺でミヤマカラスアゲハを見るのは初めてである。トリミングしている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 102mm ISO125 ) 露出補正 なし
009_210422115tt X800 ◎大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
10.シャクナゲに来たミヤマカラスアゲハ -3
慌ててファインダーを覗いていたので、102mmで撮っていた。望遠側にズームして撮り続ける。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO250 ) 露出補正 なし
010_210422120 X800 〇大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
11.シャクナゲを離れるミヤマカラスアゲハ
撮影チャンスは30秒ほどだった。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 208mm ISO200 ) 露出補正 なし
011_210422122 X800 △大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
12.ジャコウアゲハ♂ -1
ジャコウアゲハも飛来して、シャクナゲの周りを旋回するが花には止まってくれない。しばらくして近くの木の葉に止まった。新鮮な♂で首から腹にかけての赤があざやかだ。  

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 172mm ISO250 ) 露出補正 なし
012_210422125 X800 ◎大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
13.白いシャクナゲ -1
wikipediaによるとシャクナゲにもいろいろな品種があるようだが、いずれも派手で大きな花に特徴がある。花の色は白あるいは赤系統が多い。最乗寺のシャクナゲは真っ赤なシャクナゲが多いが、御供堂の前庭にはこんな白い花も咲いていた。品種名は分からない。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 106mm ISO400 ) 露出補正 なし
013_210422130 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
14.白いシャクナゲ -2
シャクナゲはツツジ科ツツジ属である。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 34mm ISO640 ) 露出補正 なし
014_210422134 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
15.ジャコウアゲハ -2 もう一度、さっきミヤマカラスアゲハとジャコウアゲハがいたシャクナゲのところに行って見た。ジャコウアゲハの♂が同じように花の周りを旋回していたが、やがて近くの葉に静止した。今回はカラスアゲハ、オナガアゲハを見ることはなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO320 ) 露出補正 なし
015_210422143 X800 大雄山最乗寺 RX10M4.jpg
16.シャクナゲの花ビラ
シャクナゲの花を近くに寄って撮った。シャクナゲの花言葉は「警戒」、「危険」、「威厳」だそうだ。「警戒」「危険」は、シャクナゲの花が高山植物で、採りに行くことがとても危ないことから由来しているという。また、シャクナゲの葉には毒性があることから、このような花言葉がつけられたともいわれている。「威厳」という花言葉は、シャクナゲは、元々は高山植物だったそうで、花が高山の奥地に咲いている様子に由来しているそうだ。品種改良が進み現在では身近な存在になっている。

Nikon D5300 TAMRON AF90mm f/2.8 Di macro
絞り優先オートで撮影 ( f4.5 1/800秒 90mm ISO200 ) 露出補正 なし
016_210422163 X800 大雄山最乗寺D5300 TAMRON 90.jpg


2018年6月 6日

南足柄 最乗寺から夕日の滝へ 5月1日

7~8年前から、南足柄へは毎年5月10日前後に出かけている。ところが今年はチョウの発生時期と花の開花時がちぐはぐである。今回は桜から始まった花の開花時期が早いので、少し早めに行ってみることにした。花はフジ、シャクナゲが適期を迎えているが、ツツジの開花は遅いようだった。一方、チョウはウスバシロチョウは例年より少ない。黒いアゲハは、新鮮なオナガアゲハが多かったが、ジャコウアゲハ、クロアゲハ、カラスアゲハは少なかった。
 例年は先に夕日の滝へ行き、ウスバシロチョウや運が良ければ、ツツジの花で吸蜜するミヤマカラスアゲハなどを撮ってから、大雄山最乗寺へ行くが、今回は先に最乗寺へ行った。今年は5月の1日、2日を休めば9連休になる。この日も駐車場は空いているかと心配して行ったが、最乗寺も夕日の滝もそれほどではなかった。
 収穫は、シャクナゲに来たオナガアゲハの♂くらいであった。

;クリックすると大きな写真になります。 1.モミジの実 最乗寺
最乗寺 瑠璃門の石段。新緑のモミジの枝の先に赤い竹トンボの羽のような、果皮の一部が平らな翼状に発達した果実が付いている。花が先に咲くのだが、地味で目立たない。そのあとに出てくる翼果が赤くてまるで花のようだ。翼の生えたような形状は、風によって親木から離れたところへ運ばれるためである。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
絞り優先オートで撮影 ( f11 1/500秒 51mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 2.オナガアゲハ -1 最乗寺
境内の白いツツジの花にオナガアゲハが来た。新鮮な個体である。蜘蛛の糸に掛からないか心配になった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 110mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 3.松平大和守直基の墓 最乗寺
チョウもなかなか現れないので、境内の建物や史跡などを見学した。 多宝塔の下に松平大和守直基の墓があった。 松平大和守直基は徳川家康の次男である結城秀康の五男に当たる。つまり、家康の孫だ。直基の墓が最乗寺に建立されたのは、徳川将軍家と最乗寺の関係の深さもさることながら、直基自身が大雄山最乗寺に信仰が深かったことに由来すると考えらえているそうだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/500秒 10mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 4. オナガアゲハ -2 最乗寺
まだ、あまり咲いていないツツジだったがオナガアゲハが吸蜜に来た。きれいな個体だ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 5. オナガアゲハ -3 最乗寺
シャクナゲの花は適期だった。そのシャクナゲにオナガアゲハが寄ってくる。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 6. オナガアゲハ -4 最乗寺
前の写真と同じ個体。裏面の赤い斑紋が美しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 7. オナガアゲハ -5 最乗寺
良いタイミングでシャッターが切れた。オスに見られる後翅前縁の白紋が鮮やかだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/1000秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 8.オナガアゲハ -6  最乗寺
しばらく撮らせてくれたオナガアゲハは別のシャクナゲの花に移った。時間は9時40分ごろだったが、この後、オナガアゲハは飛んではいるが、ほとんど花に来なくなった。 ♀のオナガアゲハの後翅翅表外縁に連なる赤い紋は大きく、とてもきれいで魅力的なのだが、この日、♀は見ることができなかった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/640秒 210mm ISO100 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 9.シャクナゲの花  石楠花、石南花  最乗寺
シャクナゲとはツツジ科ツツジ属 (Rhododendron) 無鱗片シャクナゲ亜属、無鱗片シャクナゲ節の総称である。変種、品種が多く、多種類の花がある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 210mm ISO1600 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 10.鐘楼 最乗寺
鐘楼もゆっくり見たことはなかったが、よく見るとその柱には龍の彫刻が施されている。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 10mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 11.真っ赤なシャクナゲ  最乗寺
いま、シャクナゲは適期だ。真っ赤なシャクナゲがひときわ鮮やかだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO200 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 12.フジ  最乗寺
本堂に上がる左側にフジ棚がある。このフジの花にジャコウアゲハが来るのではないかとしばらく待ったが、駄目だった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 28mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 13.ケーブルカー  最乗寺
最乗寺にケーブルカーがあったとは知らなかった。どうやら本堂の裏手あたりから、御真殿へ上がっていく。このケーブルカーは参拝客用ではなく、どうやら寺の業務用に使われているようだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 78mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 14.奥の院への階段  最乗寺
結界門から三面大黒殿の脇を上がっていくと、さらにその先に、この奥の院への階段がある。 ホームページには、鬱蒼とした老杉に囲れた350段余りの階段を登ると、御本地十一面観世音菩薩(当山守護道了大薩の御本地)が奉安されている奥の院につくとある。大雄山のもっとも高い所に位置する奥の院へは、沢山の参詣者がこの階段を登られてお参りに来るとあったが、今回は、上がるのはご辞退申し上げた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/500秒 13mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 15.御真殿(妙覚宝殿)  最乗寺
奥の院への階段を左手に見て、前に進むと御真殿(妙覚宝殿)につく。 結界門をくぐったところからは、すぐ右手の77段の石段を登ったところだ。 当山守護妙覚道了大薩をご本尊に大天狗・小天狗が両脇侍として祀られている。朝晩の祈祷から日中の特別祈祷が修行される道場とある。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO640 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 16.御真殿(妙覚宝殿)の石段  最乗寺
これは結界門から御真殿へ上がる77段の石段だ。この石段を下りてきた。威徳神通道了大薩捶と書かれた旗が立ち並んでいた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 20mm ISO1000 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 17.オナガアゲハ -7  最乗寺
鐘楼の近くまで下りてくると、白いツツジの花にオナガアゲハが来ていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 136mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 18.碧落門とシャクナゲ 最乗寺
例年は境内からこの碧落門を出たところに咲くツツジの花に、黒いアゲハが来ているのだが、今年はツツジの花が咲いていなかった。シャクナゲの花が瑞々しい。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.4 1/500秒 9mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 19.ウスバシロチョウ -1 夕日の滝
大雄山最乗寺を切り上げて、夕日の滝へ移動した。地蔵堂のところにある大きな駐車場に車を止めたが、さすがにゴールデン・ウィークで、いつもより駐車している車が多かった。ここから15分ほど歩くと夕日の滝のキャンプ場に着く。そのキャンプ場の駐車場は、止まっている車が少なかった。途中、ハルジオンが咲く原っぱにウスバシロチョウが舞っていたが、撮れなかった。やっと撮れたのは、夕日の滝の入り口で、葉上に静止したこの1頭だけだった。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 220mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 20. ウスバシロチョウ -2 夕日の滝
前の写真と同じ個体。寄って撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 21.夕日の滝 -1
昨日の雨のためか水量が多かったように思う。シャッタースピードを遅くして撮った。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f3.2 1/50秒 9mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 22.夕日の滝 -2
滝壺は大きくないが、水はきれいだ。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
シャッタースピード優先オート( f3.5 1/30秒 13mm ISO100 )露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 23.夕陽の滝 -3
自転車で来ていた3人の若い人たちが、滝の前で冷気を浴びていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 187mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 24.ジャコウアゲハ 夕陽の滝
駐車場の脇に咲くツツジの花にジャコウアゲハが来ていた。気持ちが悪いという人もいるが、胴の赤が良く目立つ。後翅の一か所にだけ日光が当たっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影( f4 1/500秒 187mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。 25.「万葉うどん」 夕陽の滝
地蔵堂の先に「万葉うどん」という店がある。今日はここで昼食にした。ハイキングのお客さんでにぎわっていた。

SONY Cyber-shot RX10 Ⅳ f2.4-4 8.8-220mm 20.1 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/500秒 18mm ISO500 ) 露出補正 -0.3段


2017年6月 1日

今春も南足柄へ 5月11日

ウスバシロチョウの写真を撮ろうと、今春も南足柄へ行ってきた。できればミヤマカラスアゲハも見たい。かみさんが大雄山最乗寺のフジを観たいと同行する。
 7時40分ごろ自宅を出発し、国道16号線を東名高速の横浜町田インターへ向かう。ところが16号線から東名横浜町田インターへの分岐を過ぎたあたりで、大渋滞にはまってしまった。やっと料金所を通過し、本線に入る。本線も動いてはとまり、ノロノロとしか進まない。そのうち、一番右側車線の車がウインカーを出して左車線に入りだした。これは右側車線で事故があったのだろうと判断し、一番左の車線を走ると、やがて動きが良くなった。原因は右側の中央分離帯に激突して、全面を大破している4トン積みくらいのトラックだった。後で調べてみると、単独事故らしい。
 あとは順調に流れ出したが、膀胱は満タンになり、海老名SAに入る。さぞ、混んでいるだろうと思ったが、案に反して空いていた。いつもは1時間15分くらいで夕日の滝に到着するが、この日は3時間近くかかってしまい、到着は10時半ごろになってしまった。
 南足柄の夕日の滝あたりではジャコウアゲハの♂が多かったが、ウスバシロチョウや、他の黒いアゲハは少ない。
 ツツジは最盛期は終わってしまっていたが、夕日の滝では赤いツツジが、最乗寺では白いツツジが咲き残っていた。最乗寺のフジは見ごろだったが、シャクナゲは大部分が終わってしまっていた。

1.新緑
夕日の滝の駐車場に車を停め、私はウスバシロチョウを求めて、周囲を歩いた。かみさんは新しい道ができた夕日の滝まで行き、車に戻り、数独(ナンプレ)を楽しんでいたらしい。南足柄の里山は新緑がきれいだった。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​​​​​​ 1/​640​秒 52mm ISO250​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
2.黄色いツツジ
民家の庭に黄色い花が咲いていた。花を見るとツツジのようだが、黄色いツツジというのは初めて見る。陽の光に黄金色に輝いていた。調べてみるとキレンゲツツジだそうだ。黄色とオレンジとがあるようだるようだが、少し高い涼しい地方に自生しているとのこと。ミツバツツジと同じ落葉種で葉も花も普通のツツジより大きい。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6​​​​​​​​ 1/​3200​秒 120mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.サナエトンボ 早苗蜻蜒
小型のヤンマのようなトンボがいた。調べたところ種名までは同定できなかったが、サナエトンボの一種のようだ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6.3 1/​1250​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
クリックすると大きくなります。
4.セイヨウオダマキ 西洋苧環​​
咲いているのは初めて見た。これは淡黄色の花を咲かせるオダマキの一種で、北ヨーロッパからシベリアに広く分布してしているそうだ。5月から6月ごろ、花茎を伸ばして、長い距のある紫色の花を咲かせる。古くから栽培されているため、交配改良された園芸品種も数多くあるとのこと。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​6 1/​1000​秒 130mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
170531_004.jpg
5.新緑のイロハモミジ​​​​
毎年、最乗寺へ来ると、この瑠璃門から境内に入るが、瑠璃門へ上がる階段から見上げるイロハモミジの新緑が鮮やかだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels​​​​
プログラムオートで撮影(​ ​f4.2 1/250秒 11mm ISO100​ ) 露出補正 -0.3段
クリックすると大きくなります。
6.多宝塔
文久3年(1863年)建立。多宝如来を奉安、方形層上円形木造二重の塔。南足柄市の重要文化財に指定されている。なかなか渋い趣の塔と思う。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.3 1/125秒 4mm ISO320​ )露出補正 -0.3段
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7.結界門
結界門より道了大薩の浄域とされ、これより先に不浄のものは入るを許さずとある。この手前に御供橋・圓通橋があり、中央に御供橋、両脇に圓通橋が並行している。御供橋は白装束を身にまとった修行僧が道了様へのお供えをする時に使用する為の橋で、普段は通行する事ができないようになっている。この橋は、「かながわ橋 100選」の一つに数えられているそうだ。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f4 1/125秒 8mm ISO250​ ) 露出補正 -0.3段
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8.イロハモミジの落葉
モミジの葉は紅葉して落葉するものと思っていたが、まだ、緑、瑞々しい葉が落ちていた。風か雨かで落ちたのだろうか。

Nikon COOLPIX P610 f3.3-6.5 4.3mm-258mm 16.05 Mega Pixels
プログラムオートで撮影(​ ​f3.6 1/125秒 6mm ISO220​ )露出補正 -0.3段
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9.深紅のシャクナゲ
シャクナゲはほとんどの花が落ち、朽ちていたが、深紅のシャクナゲが頑張って咲いていてくれていた。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影(​ ​f​6.3 1/​400​秒 300mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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10.藤棚
後になってしまったが、ここ最乗寺は福井県の永平寺、鶴見の総持寺に次ぐ格式のある曹洞宗の寺である。創建に貢献した道了という僧が、寺の完成と同時に天狗になり身を山中に隠したと伝えられることから、道了尊とも呼ばれているのだ。その境内の僧堂と鐘鼓楼の前にこの藤棚がある。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​400​秒 44mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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11.フジ -1
マメ科フジ属、つる性の落葉する樹である。強い日当たりを好むため、公園や庭園などの日光を遮るもののない場所に木や竹、鉄棒などで藤棚と呼ばれるつる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚を設置し、木陰を作る場合が多い。ここの藤棚は決して大きくはないが、見事である。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​400​秒 66mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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12.フジ -2
フジは紫色の花が、幹の方から先端に向かって咲き進む。まだ先が伸びそうだ。後ろに見えるのは、聖僧文殊菩薩が祀られ、修行僧が日夜、坐禅弁道に励む根本道場である僧堂の窓だ。

Nikon D5300 S​​​​​IGMA​ 18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO​​
プログラムオートで撮影 (​ ​f​5.6 1/​250​秒 86mm ISO200​​​​ ​)露出補正​ ​なし
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