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2014年3月26日

箱根日帰り温泉 3月12日


  娘夫婦に誘われて箱根の温泉に行くことになった。娘の主人が新しく買ったミニ・クーパーに乗せてもらう。東名、小田原厚木を走るが、しっかりしたサスペンションが心地よい。安定感もある。
  出発が遅かったので、まずは昼食と、小田原の少し先にある早川漁港に寄った。娘が探してくれた「小田原早川漁村」というところで、漁師の浜焼「あぶりや」、海鮮丼屋「海舟」、しらす専門店「漁港のしらす市場」という4軒の食べ物屋が入り、焼いたカキや、ハマグリ、ツブガイの串焼きを売っている屋台もあった。私たちは海鮮丼屋「海舟」に入り、地魚の海鮮丼を食べ、屋台から、焼きガキやツブガイの串焼きを買ってきて食べた。
  食後、箱根湯本の少し先を右手に上がって、「箱根湯寮」という日帰り温泉に行った。平日だったが、駐車場はほぼ満車、お客さんは、春休みの学生さんなのだろうか、若い人が多かった。のんびり1時間ほど入浴した。
 「箱根湯寮」の近くに弥八恵比寿大黒天があった。
 帰路、鈴廣本店によって、かみさんと娘は蒲鉾を買ったりしていたが、その間、私は、通りの向こう側に咲いていたカンザクラを撮っていた。

1.早川漁港
JRの早川駅から徒歩5分くらいのところの海に早川漁港はあり、近くに小田原魚市場があった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/640秒 18.6mm ISO125 ) 露出補正 なし
早川漁港;クリックすると大きな写真になります。
2.「小田原早川漁村」の建物
鉄骨造りの建物を改装したという。古材のような外装が印象的だ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/160秒 17.5mm ISO125 ) 露出補正 なし
「小田原早川漁村」の建物;クリックすると大きな写真になります。
3.「小田原早川漁村」の正面
この中に地元産の魚介類を扱う4つの飲食店が入っている。ちょっと台湾の九份を思わせる佇まいである。昼飯の時間だったためか、とても混んでいた。海の傍に大きな駐車場があったが、ほとんど満車、しかし、ラッキーにも待たずに空きを見つけ、停めることが出来た。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/500秒 9.7mm ISO125 ) 露出補正 なし
「小田原早川漁村」の正面;クリックすると大きな写真になります。
4.「箱根湯寮」入口
小田急リゾートが経営する日帰り温泉施設だ。古民家風の里山をイメージしているという。大浴場、露天風呂、壺風呂、貸切個室露天風呂やサウナがある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.6mm ISO125 ) 露出補正 なし
「箱根湯寮」入口;クリックすると大きな写真になります。
5.「箱根湯寮」玄関
入浴料は大人1人 1,300円。右手の扉を開けると受付がある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/200秒 7.6mm ISO125 ) 露出補正 なし
「箱根湯寮」玄関;クリックすると大きな写真になります。
6.「箱根湯寮」中庭の枝垂れ梅
枝垂れ梅は紅い花が多いように思ったが、この枝垂れ梅は白で、しかも八重だ。調べてみると、定かではないが、白滝枝垂という品種のように見える。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/400秒 18.6mm ISO125 ) 露出補正 -0.7段
「箱根湯寮」中庭の枝垂れ梅;クリックすると大きな写真になります。
7.「弥八恵比寿大黒天」
1時間ほど入浴して、そとの空気に触れたくなり、みんなより一足先に表に出た。駐車場の上に、ここの第二源泉があり、その向こうを塔ノ沢の方へ下りる道がある。「弥八恵比寿大黒天」という案内板があったので急な階段だったが、降りてみた。行っては見なかったが、さらに左側へ坂を下りると国道1号線の塔ノ沢温泉に出そうだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/160秒 6.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
「弥八恵比寿大黒天」;クリックすると大きな写真になります。
8.「弥八恵比寿大黒天」の境内
「弥八恵比寿大黒天」の境内に花見茶屋があった。しかし、人の気配がない。営業されていないようだ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/200秒 6.8mm ISO125 ) 露出補正 なし
「弥八恵比寿大黒天」の境内;クリックすると大きな写真になります。
9.「弥八恵比寿大黒天」
振り返ると、小さなな庵があった。表側に回って撮った。箱根湯本から塔ノ沢の方へ歩いてくると、弥八恵比寿大黒天境内入口がある。そこから急な坂を上がってくるとここに出る。弥八というのは、長い間箱根の地で、順風満帆の商いを続けてきた商人で、見守り続けてくれた恵比寿と大黒天のご利益に感謝して祀ったお社が「弥八恵比寿大黒天」だそうだ。恵比須は商売の神様、大黒は豊作を司る神様といわれる。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/125秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
「弥八恵比寿大黒天」;クリックすると大きな写真になります。
10.鈴廣本店
小田原蒲鉾といえば、鈴廣と籠清の名が通っている。国道1号線を湯本から走ってきて、箱根登山鉄道の風祭駅近くに鈴廣の本店がある。ここには、一昨年の1月12日にも来ている。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/320秒 9.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
鈴廣本店;クリックすると大きな写真になります。
11.彼岸桜 -1
鈴廣を背にして国道1号線の反対側を見ると、桜の花が咲いている。河津桜かと思ったが、河津桜はもう少し紅色と思う。確かではないが、カンザクラだろう。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/400秒 8.6mm ISO125 ) 露出補正 なし
彼岸桜 -1;クリックすると大きな写真になります。
12.彼岸桜 -2
七分咲きというところだろうか、きれいな蕾もたくさん付けていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/640秒 4.9mm ISO125 ) 露出補正 なし
彼岸桜 -2;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月29日

秋の箱根 -2 箱根美術館 11月19日


 成川美術館のある元箱根から、戻るような道どりになったが、強羅へ向かう。箱根美術館の広大な駐車場に着いたのは12時少し前だった。ここ箱根美術館は、世界救世教の岡田茂吉により設立された。この広い駐車場の敷地も世界救世教の土地だそうだ。
  入口は入場券を求める人たちで列ができていた。シニア@700円で入場する。
 箱根神仙郷にある箱根美術館の庭園で約1時間、紅葉の撮影を楽しんだ後、立ち寄り湯によって一風呂浴び、国道一号の箱根路を小田原へ出て、小田原厚木道路、東名で横浜に戻った。強羅からはやはりこのルートの方が近いようだ。
  富士山も見えたし、紅葉も最盛期だったし、立ち寄り湯も良かった。満足した一日だった。

17.箱根美術館駐車場から入口へ
駐車場は十分なスペースがあった。100台以上収容できるであろう。駐車場の入り口の前には世界救世教の光明殿があり、その前にあるモミジも深紅に染まっていた。箱根ケーブルカーの公園上駅の下を通って、箱根美術館の入り口に出る。入場券売り場には列ができていた。通りから見上げると、色づいたモミジの葉が陽の光に透けて美しい。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11.0 1/500秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根美術館駐車場から入口へ;クリックすると大きな写真になります。
18.神仙郷
神仙郷というのは、世界救世教の創始者である岡田茂吉が箱根強羅地区の自然環境の特質を巧みに生かしつつ理想郷として作庭した約1万2000㎡庭園で,昭和28年に完成したとある。その中に箱根美術館をはじめ、数寄屋造りの茶室などを擁する。この8月1日付けで国の登録記念物(名勝地)に登録されたとのこと。ここは、入口を入ってすぐのところで苔庭という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
神仙郷;クリックすると大きな写真になります。
19.苔庭の紅葉
順路に従って歩く。苔の緑と鮮やかな紅葉のコントラストはきれいだ。約130種の苔と200本のモミジが植えられているという。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 65mm ISO400 ) 露出補正 なし
苔庭の紅葉;クリックすると大きな写真になります。
20.真和亭
真和亭という茶室に出た。この茶室から苔庭の紅葉を眺めると美しいと評判で、小田急ロマンスカーのポスターにもなっている。紅葉を楽しみながら抹茶が飲めるというので賑わっている。ポスターの写真と同じようにこの茶室から庭の紅葉を見たいと思っていたが、あまりにも混んでいそうだったので、断念して中には入らなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/320秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
真和亭;クリックすると大きな写真になります。
21.真和亭とモミジ -1
真和亭を背景に陽の光を受けたモミジが輝く。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/250秒 50mm ISO400 ) 露出補正 なし
真和亭とモミジ -1;クリックすると大きな写真になります。
22.真和亭とモミジ -2
紅葉にもいろいろな色がある。モミジの種類も違うのだろうか。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 75mm ISO450 ) 露出補正 なし
真和亭とモミジ -2;クリックすると大きな写真になります。
23.真和亭とモミジ -3
箱根の山を背景にオレンジ色に輝く。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1000秒 112mm ISO400 ) 露出補正 なし
日光殿;クリックすると大きな写真になります。
24.日光殿
真和亭を左に回り込むと、日光殿という大きな建物が見えた。その屋根をバックに深紅のモミジが映える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F8.0 1/1000秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
日光殿;クリックすると大きな写真になります。
25.富士見亭
真和亭の左隣にある富士見亭でもモミジの彩が見事だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
富士見亭;クリックすると大きな写真になります。
26.深紅のモミジ
茶室の脇から眺めた深紅のモミジも印象に残った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/640秒 56mm ISO400 ) 露出補正 なし
.深紅のモミジ;クリックすると大きな写真になります。
27.大涌谷を望む
紅葉の向こうに大涌谷の噴煙が見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/640秒 150mm ISO400 ) 露出補正 なし
大涌谷を望む;クリックすると大きな写真になります。
28.龍頭の瀧
日光殿の前庭は、通常非公開であるが、11月3日~12月1日の間、特別公開されている。70トン以上あるという石を配置した池があり、そこに龍頭の瀧という小さな滝があった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.8 1/250秒 52mm ISO1250 ) 露出補正 なし
龍頭の瀧;クリックすると大きな写真になります。
29.真っ赤なモミジ -1
陽の光を透過する赤いモミジにしばし見とれてしまう。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11.0 1/500秒 22mm ISO400 ) 露出補正 なし
真っ赤なモミジ -1;クリックすると大きな写真になります。
30.真っ赤なモミジ -2
何という建物か、後で思い起こしてみるが定かでない。多分、真和亭の裏側に回ってきたのだろうと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
真っ赤なモミジ -2;クリックすると大きな写真になります。
31.箱根美術館本館
龍頭の瀧があった石楽園の脇を通って、箱根美術館の本館出た。岡田茂吉の設計に基づいて建設された、中国風の青瓦を用いた建物。主に縄文時代から」江戸時代にかけての陶磁器が展示されている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 32mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根美術館本館;クリックすると大きな写真になります。
32.相模湾を望む
箱根美術館本館の手前から、モミジと箱根の山々を展望するということから名づけられた観山亭という数寄屋建築の屋根越しに、相模湾が眺められた。南東の方向を見ていることになる。強羅駅の標高は553m、早雲山駅の標高は767mなので、ここはおそらく海抜600m位と思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 131mm ISO400 ) 露出補正 なし
131129_032.jpg
33.小田急ロマンスカーのポスター
箱根美術館の館内に入る。2階に上がる階段の途中に、真和亭(茶室)の中から苔庭の紅葉を撮った写真の小田急ロマンスカーのポスターが貼ってあった。今日も茶室に入ると多分このような写真が撮れたのかなと思う。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/250秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
小田急ロマンスカーのポスター;クリックすると大きな写真になります。
34.箱根美術館本館2階ロビーから
2階ロビーからは、32の写真より、左位置からになるが、相模湾が眺められた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根美術館本館2階ロビーから;クリックすると大きな写真になります。
35.再び苔庭へ
再び苔庭に戻ってきた。約40分間の散策だった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/500秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
再び苔庭へ;クリックすると大きな写真になります。
36.ミュージアム・ショップ
出入り口の右側に光琳堂というミュージアム・ショップがあった。そこから苔庭とその手前にかかる太鼓橋が絵のように見えた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/250秒 29mm ISO400 ) 露出補正 なし
ミュージアム・ショップ;クリックすると大きな写真になります。
37.箱根大文字
外に出て、北東の方向を眺めると、山肌に「大」の字が見えた。毎年8月16日に行われる箱根三大祭りの一つ箱根大文字焼きは、標高924メートルの明星ヶ岳の山頂付近に赤々と浮かび上がる。大文字焼きは1921(大正10)年から続く伝統行事で、その「大」の字をバックに、スターマインを中心とした打ち上げ花火とナイアガラなどの仕掛け花火も登場するそうだ。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1600秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
箱根大文字;クリックすると大きな写真になります。
38.立ち寄り湯
せっかく箱根に来たのだから立ち寄り湯をしようと、強羅の近くで、前もって調べておいたところへ行ったところ、定休日だった。候補はもう一軒あったが、そこも火曜日は定休日だった。あきらめて帰路に着くと、強羅駅の手前に強羅館という旅館の「日帰り温泉歓迎」という看板が目に付いた。ここは定休日ではなかった。風呂には窓がなく、景色を見ながらの入浴は叶わなかったが、源泉かけ流しで、40度に調整された湯はとても心地よかった。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
上:プログラムオートで撮影 ( F4.0 1/1250秒 6.1mm ISO400 ) 露出補正 なし
下:プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/125秒 13.8mm ISO400 ) 露出補正 なし
立ち寄り湯;クリックすると大きな写真になります。


2013年11月25日

秋の箱根 -1 成川美術館 11月19日


  久しぶりに秋の箱根をドライブしてきた。
  この日の目的は二つ。成川美術館箱根美術館である。成川美術館ではその展望室から見える芦ノ湖と富士山、箱根美術館は小田急ロマンスカーのポスターで見た、その茶室から見る紅葉の庭である。
  朝7時半に自宅を出発した。天気は良かったが、東名高速から見える富士山には雲が張り付いている。カーナビは小田原厚木道路を行けというが、御殿場から乙女峠越えで仙石に行くコースにした。しかし、箱根湿性花園へ行くときはこのコースが近かったが、最初の目的地である成川美術館は元箱根の近くにあり、御殿場から仙石原を通って行くには1時間を要した。
 成川美術館に到着したのは、9時半を少し回ったころだった。
入場料はインターネットで1人200円の割引券を印刷して持参し、1,000円だった。さっそく、芦ノ湖に面した展望室に向かう。観光バスで来た人もいて、すでに20人~30人の人が、富士山に向け、カメラを構えていた。

1.成川美術館入口
幸い駐車場には、まだ停めるスペースがあった。入口に向かう。この門を入ると受付がある。伊藤芳雄作の「散歩」という彫刻が出迎えてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/250秒 26mm ISO400 ) 露出補正 なし
成川美術館入口;クリックすると大きな写真になります。
2.さっそく展望室へ
時刻は9時40分、さっそく入口を入ってその奥にある展望室に向かった。展望室にはソファが置かれていて50人くらいは座れるのだろうか。芦ノ湖の向こうに雲に囲まれた富士山が見えた。右手湖畔には箱根神社の赤い「平和の鳥居」がアクセントになっている。雲は右奥(北西)から左手前(南東)に流れている。雲がとれるのを期待して、ソファに座って待つことにする。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
さっそく展望室へ;クリックすると大きな写真になります。
3.駒ヶ岳と箱根神社「一の大鳥居」
展望室から右手を見ると、箱根神社の「一の大鳥居」がまじかに見え、その向こうに駒ヶ岳が見える。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F9.0 1/320秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
駒ヶ岳と箱根神社「一の大鳥居」;クリックすると大きな写真になります。
4.芦ノ湖遊覧船「ロワイヤルⅡ」号
雲の動きに目を凝らしていると、芦ノ湖遊覧船(箱根海賊船)が桟橋に入ってきた。ここは元箱根港という。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/640秒 60mm ISO400 ) 露出補正 なし
芦ノ湖遊覧船「ロワイヤルⅡ」号;クリックすると大きな写真になります。
5.雲がとれない富士山
空は明るくなり、青空の範囲が広がってきているが、富士山山頂は、なかなか雲がとれない。雲が切れるかなと思うと、また、湧いてくる。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/2500秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
雲がとれない富士山;クリックすると大きな写真になります。
6.箱根海賊船 ビクトリー号
10時15分、次の海賊船が入ってきた。観光客が乗船する。風は比較的強く、湖面に小さな白波が立っている。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 130mm ISO400 ) 露出補正 なし
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7.展示室からの眺め
なかなか富士山の雲がとれないので、成川美術館の展示室を見る。堀文子さんの「蝶の叢」という絵が印象に残った。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F11.0 1/500秒 38mm ISO400 ) 露出補正 なし
展示室からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
8.展望室からの眺め
再び、展望室に戻る。展望室の窓はとても大きく、きれいに磨かれている。いよいよ青空が広がり、雲があるのは富士山の山頂付近のみとなった。期待が持てる。湖面にも日が当たり始めた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 24mm ISO400 ) 露出補正 なし
展望室からの眺め;クリックすると大きな写真になります。
9.しつこい雲
展示室と展望室を往ったり来たりして、10時40分になった。山頂付近の雲はまだとれない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13.0 1/640秒 48mm ISO400 ) 露出補正 なし
しつこい雲;クリックすると大きな写真になります。
10.駒ヶ岳
展望室から眺める駒ヶ岳(1357m)は、青空のもと、その独特な姿を見せてくれる。山頂のすぐ下から箱根園へ下る駒ヶ岳ロープウェイは、風が強いため運休しているのか姿が見えない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F10.0 1/400秒 18mm ISO400 ) 露出補正 なし
駒ヶ岳;クリックすると大きな写真になります。
11.再び「ロワイヤルⅡ」号
再び箱根海賊船「ロワイヤルⅡ」が元箱根港に着いた。先ほど見た時から約1時間たっている。乗船する観光客も多い。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/2000秒 170mm ISO400 ) 露出補正 なし
再び「ロワイヤルⅡ」号;クリックすると大きな写真になります。
12.あと少し
10時55分、富士山山頂を囲んでいた雲はほとんどなくなった。これでも十分だけど、あと少しで全貌が眺められるかも。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 135mm ISO400 ) 露出補正 なし
あと少し;クリックすると大きな写真になります。
13.待った甲斐があった
11時5分、待つこと1時間半、富士山はそのほぼ全貌を見せてくれた。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/800秒 62mm ISO400 ) 露出補正 なし
待った甲斐があった;クリックすると大きな写真になります。
14.富士山全貌
とうとう雲が一つもなくなった。待った甲斐があった。観光バスで来られていた人たちは、「みんなで(集合時間に)遅れれば怖くない」と言って、粘っておられたが、バス出発の時間が過ぎて、すでに展望室にはいない。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F7.1 1/3200秒 200mm ISO400 ) 露出補正 なし
富士山全貌;クリックすると大きな写真になります。
15.成川美術館前庭の彫刻
成川美術館の前庭に出てみた。丁度展望室の下になる。3点ほどの彫刻の作品があった。これは、少年と仔馬の像のようだが、作者と作品名をメモし忘れてしまった。後でインターネットで調べてみたが分からなかった。

Nikon D5000 NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G
プログラムオートで撮影 ( F13.0 1/640秒 52mm ISO400 ) 露出補正 なし
成川美術館前庭の彫刻;クリックすると大きな写真になります。
16.G12で1枚
最後にPowerShot G12で1枚撮った。くっきりカラー(ビビッド)に設定してあったので、コントラストの強い画になった。これで成川美術館を退出し、次に強羅の箱根美術館へと移動した。

Canon PowerShot G12 F.2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1250秒 30.5mm ISO200 ) 露出補正 なし
G12で1枚;クリックすると大きな写真になります。


2012年1月18日

箱根日帰り温泉と七里ガ浜 1月12日


 前の晩、突然娘たち夫婦から電話があり、明日、箱根の日帰り温泉に行かないかと誘いがあった。我々にとくに予定はなく二つ返事で「行こう」となった。雪が降るのではないかと心配したが、まずまずの天気である。我が家まで車で迎えに来てくれたが、往きは東名-小田原厚木で行くことにする。
 小田原でかまぼこを買いたいと言い出し、「鈴廣かまぼこの里」に寄った。昼飯前に箱根湯本の「天山湯治郷」という日帰り温泉に到着、1時間少々、のんびりと湯につかる。この日は平日なので、比較的すいていて、ゆっくりできた。ふたたび、「鈴廣かまぼこの里」へ戻り、鈴廣が経営する蕎麦やで昼飯にする。帰路は、西湘バイパスを走り、七里ガ浜によってカフェに入り、夕陽の江の島を眺め、カレーを食べた。今日は運転をしなくてよいのワインも飲めた。

1.風祭駅
箱根登山鉄道の小田原と箱根湯本の中間に風祭駅がある。箱根湯本に向かって左側の改札口を出ると、「鈴廣かまぼこの里」につながっている。我々は車で地下駐車場に入り、、「鈴廣かまぼこの里」の鈴なり市場に上がった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
風祭駅;クリックすると大きな写真になります
2.「鈴廣かまぼこの里」 鈴なり市場
鈴なり市場、つまりはショッピングセンターだが、ここでは作りたてのかまぼこ各種が試食できる楽しみがある。かまぼこの原料である魚肉には脳の活動を活発にし、視力の向上を助けるDHAが含まれるとして、受験生の夜食などに良いと、こんなコーナーがあった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2 1/400秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
鈴なり市場;クリックすると大きな写真になります
3.鈴廣本店
鈴なり市場の隣に鈴廣本店があった。鈴廣の創業は、慶応元年(1865年)。村田屋の屋号で魚商を営んでいた四代当主である村田屋権右衛門は、小田原の魚河岸に近い代官町(現在の本町)にてかまぼこ製造を始めたという。小田原はかまぼこで有名である。我々が普段、目にすることが多い、ここ鈴廣と籠清がとくに有名だが、他にも老舗はあり、小田原蒲鉾組合に加盟している企業は13社に及ぶ。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 10.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
鈴廣本店;クリックすると大きな写真になります
4.日帰り温泉「天山湯治郷」
一旦、かまぼこの里を離れ、国道1号線を箱根方面に進む。箱根湯本駅の手前を左に入って、旧道(732号線)を行く。曲がりくねった細い道を進むと奥湯本というバス停のあたりが「天山湯治郷」の入口だった。駐車場に車を停めて玄関に向かう。娘夫婦は何回か来たことがあるらしく、今日はすいているという。土日は駐車場も一杯で入れないそうだ。男湯は4湯、女湯は5湯あり、露天風呂である。入湯料はひとり1200円だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/50秒 6.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
「天山湯治郷」;クリックすると大きな写真になります
5.白いサギ
湯から上がって、屋根を見ると白いサギが5cmほどの小魚をくちばしにくわえて、屋根に止まった。サギは小魚をすぐに飲み込んでしまったが、しばらく屋根に止まっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/125秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
白いサギ;クリックすると大きな写真になります
6.「鈴廣かまぼこの里」 千世倭樓
「天山湯治郷」の蕎麦が旨いというが、あいにくこの日は休みだった。そこで再び風祭に戻り、さっき来たかまぼこの里の食事処である千世倭樓(ちょうわろう)というところに入った。ここは国道1号線を挟んで鈴廣本店の反対側にある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
千世倭樓;クリックすると大きな写真になります
7.千世倭樓 「美蔵」
千世倭樓の中は、会席、割烹、茶房と蕎麦があったが、やはり蕎麦「美蔵」にすることにした。この蔵みたいな建物が蕎麦処だった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/500秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
千世倭樓 「美蔵」;クリックすると大きな写真になります
8.夏みかん
少々酸っぱいが食べられるとのこと。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/60秒 12.5mm ISOオート ) 露出補正 なし
夏みかん;クリックすると大きな写真になります
9.七里ガ浜
七里ガ浜に美味しいカレーを食べさせる洒落た店があるというので、西湘バイパスを江の島方面に向かう。右手の海に茅ヶ崎の烏帽子岩を見ながら、江の島を通り過ぎ七里ガ浜に着いたのは、3時50分だった。その「珊瑚礁」というカレー屋さんは、5時オープン。1時間あるので近くのカフェに入った。そうこうするうちに、陽が落ちてきた。カフェを出て、道路を渡って浜に出る。4時28分。夕陽は江の島の左(南)に落ちていく。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5 1/1250秒 13.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
七里ガ浜;クリックすると大きな写真になります
10.関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい
関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい の案内板がある駐車場へ上がってきた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/1250秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
関東ふれあいの道 稲村ケ崎・磯づたい;クリックすると大きな写真になります
11.サーファー
寒そうな海だが、まだサーファーが数人海に入っていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/100秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
サーファー;クリックすると大きな写真になります
12.富士山
江の島のあたりにかかっている雲で、今日は富士山は見えないのかと思っていたら、思ったより右側(北)に見えた。1年で1月が一番富士山を見られる日が多いという。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/500秒 7.8mm ISOオート ) 露出補正 なし
富士山;クリックすると大きな写真になります
13.落陽
4時40分過ぎ、太陽は相模湾の雲の中に落ちて行った。このあと、「珊瑚礁 モアナマカイ」へ。ちょうど5時、オープンと同時に入った。薦められた地魚メバルの蒸し煮が旨かった。シーフードカレーもいい味だ。ハウスワインもまずまずで、グラス2杯で良い気分になった。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/500秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
落陽;クリックすると大きな写真になります

2009年10月19日

伊豆・箱根 2泊3日

 10月13日~15日 2泊3日のドライブに出かけた。年に1~2度出かける伊豆方面だが、今回は、紅葉シーズン前で、しかも3連休の後なので比較的すいていたようだ。ただ、東名高速が集中工事とやらで、東京-沼津間の半分以上のところで1車線減線されていて、50km制限の表示が出ていた。その代り、沼津インターから伊豆へ向かう道(伊豆縦貫道)が部分開通していて、沼津市内を通らずに伊豆中央道に出られたので、時間を稼げた。修善寺から戸田へぬけ、戸田港にある、いつも立ち寄る「丸吉食堂」に12時半に着いた。1泊目は下田の手前の蓮台寺温泉、2泊目は箱根の強羅に宿をとった。
1.達磨山から
修善寺の先から右へ、西伊豆スカイラインに入ると達磨山の展望台に出る。ここからは駿河湾越えの富士山を眺めることができる。優しい山容だが、雄大だ。まだ冠雪はない。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/320秒 28.8mm ISOオート )
達磨山から:クリックすると大きな写真になります
2.戸田峠
さらに進むと戸田峠に出る。ここから戸田港へ下る。ごぜ地蔵の肩越しに戸田港を撮った。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5 1/205秒 20.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
戸田峠:クリックすると大きな写真になります
3.深海魚
深海魚がブームだそうで、築地市場で高値で取引されるという。戸田の前に広がる駿河湾は水深が2,500mにもなるところがあり、深海魚が水揚げされる。「丸吉食堂」にはこの日も雑誌社の記者が取材に来ていた。戸田はタカアシガニとともに、深海魚で有名になりつつある。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/53秒 7.3mm ISOオート ) シンクロ 露出補正 -0.3
深海魚:クリックすると大きな写真になります
4.戸田港
「丸吉食堂」を出て、少し土肥方面へ行ったところに富士山のビュー・ポイントがある。左に見える御浜岬にある諸口神社の赤い鳥居がアクセントになる。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/260秒 15.1mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
戸田港:クリックすると大きな写真になります
5.中伊豆ワイナリー
13日、蓮台寺温泉は2年前に改装された「花月亭」に泊まった。案内された2階の部屋からは庭の眺めが良く、池には夫婦のカモがいた。夕食はアワビ、サザエ、海老など食べきれないほどの海の幸が出され、量だけでなく、味も良かった。次の日は、宿を出て下田の町で干物などをお土産に買い込んだ後、河津から天城峠越えをした。修善寺温泉から少し上ったところに「中伊豆ワイナリー」というところがあり、ワイン用の葡萄を栽培し、ワインを造っている。そこで昼食となった。葡萄の収穫はほとんど終わっていた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/270秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
中伊豆ワイナリー:クリックすると大きな写真になります
6.メルロー種
ボルドーワインの品種として有名なメルローが栽培されていた。しかし、これくらいの量では多くのワインは造れないだろうなと、人ごとながら心配になった。ここで造られている国産ワインコンクールで金賞や銀賞を獲っている「志田」ブランドのワインは、都会で見かけたことがない。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/234秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
メルロー種:クリックすると大きな写真になります
7.山茶花の花とアカタテハ
「中伊豆ワイナリー」の駐車場の脇に山茶花の木が植えられているが、その花にアカタテハが来ていた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 110.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
山茶花の花とアカタテハ:クリックすると大きな写真になります
8.アカタテハの飛翔
広角撮りをしようと山茶花の花で吸蜜中のアカタテハに近づいたが、蝶が陰になってしまう。内臓フラッシュをはね上げてシャッターを押したとたんに飛び上ったらしい。偶然のショットである。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.5 1/1200秒 4.6mm ISOオート ) シンクロ 露出補正 -0.3
アカタテハの飛翔:クリックすると大きな写真になります
9.仙石原のすすき
14日の夜はラフォーレ強羅に泊まった。夕食はフレンチである。美味しかった。次の日は、まず仙石原のすすきを見に行った。昨夜は雷雨だったので、大丈夫かと心配したが、すすきはきれいだった。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/346秒 11.8mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
仙石原のすすき:クリックすると大きな写真になります
10.すすきの群れ
ここ仙石原はススキが一面に広がっている。しかし、遠くから撮るとゴミのようになってしまう。多くの観光客が訪れていた。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/466秒 13.4mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
すすきの群れ:クリックすると大きな写真になります
11.箱根神社
いつもそばを通り、赤い鳥居を眺めているがお参りしたことのない箱根神社を参拝した。社は階段を上がったところにあるが、上に上がっても芦ノ湖は眺められない。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F3.2 1/70秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
箱根神社:クリックすると大きな写真になります
12.箱根峠
箱根峠の道の駅に寄り、芦ノ湖を眺めた。左側にロープウェイがかかる駒ケ岳、その下に箱根園ゴルフ場が広がる。右側の山は屏風山。このあと芦ノ湖スカイラインを通り、御殿場に出たが、あいにくその途中にある三国峠からの富士山は雲に隠れ、見ることができなかった。御殿場でプレミアム・アウトレットに寄って、その中にある「沼津・魚がし」で回転ずしを食べたが、これがうまかった。

Nikon COOLPIX P90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/232秒 7.3mm ISOオート ) 露出補正 -0.3
箱根峠:クリックすると大きな写真になります

2009年4月15日

箱根・伊豆 桜めぐり(2)

 3日目も好天に恵まれた。西伊豆松崎の桜が見ごろというので、戸田から松崎へ下る。松崎の桜を堪能した後、再び戸田へ戻り、戸田に来るといつも寄る「丸吉食堂」で駿河湾で取れた新鮮な魚貝を賞味した。ドライバーは一杯飲めないのが残念。カサゴのお造りと、アイナメの煮つけが旨かった。腹ごしらえも出来、富士山が見える海岸沿いを大瀬岬から沼津へ出て、東名高速を順調に走り帰ってきた。
1.戸田 宝泉寺のしだれ桜
昨夜のナイトツアーで、ここ宝泉寺のしだれ桜のライトアップを見た。なかなか立派な桜なので、昼間に見てみたようということになり、立ち寄った。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/290秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
戸田 宝泉寺のしだれ桜:クリックすると大きな写真になります
2.戸田港から見る富士山
今朝はこの3日間の中で、一番富士山がきれいに見えた。松崎へ向かう前に戸田港から見える富士山を撮った。今回は桜の旅なので桜も入れて。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F8 1/330秒 ASA64 ) 露出補正 -1.0段
Capture NX で部分的にコントラストと彩度を補正
戸田港から見る富士山:クリックすると大きな写真になります
3.松崎の桜(1)
確かに松崎の桜は見事だった。堂ヶ島の方から国道136号線を松崎の町に入ってくると、なまこ壁を模した宮の前橋がある。そこを左に曲がると下田への近道である松崎街道で道路に沿って那賀川の桜並木がある。桜並木は那賀川の両側に延々と続く。菜の花もきれいだ。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/280秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
松崎の桜(1):クリックすると大きな写真になります
4.松崎の桜(2)
まだまだ若い木も多いが、立派な枝振りの桜もある。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/340秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
松崎の桜(2):クリックすると大きな写真になります
5.花畑
松崎街道を下田に向かって左側、松崎町那賀地区中耕地、要するに広い田んぼに6種類のワイルドフラワーの種が蒔かれていて、この時期いっせいに開花する。6種類の花というのは・アフリカキンセンカ・るりからくさ(ネモフィラメンジェンシー) ・姫金魚草 ・つましろひなぎく(ツマシロヒナギク) ・矢車草 ・ひなげし(ポピー)。その広大さに驚いた。ゴールデン・ウィークに花摘みがされ、再び田んぼに戻り、耕作される。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/1,000秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
花畑:クリックすると大きな写真になります
6.煌きの丘からの富士山
戸田から大瀬岬へ向かう途中、昨夜のナイトツアーで夜景を見に来た「出逢い岬」という展望台がある。そこからも富士山がきれいだった。さらに大瀬崎の方へ進んだ「煌きの丘」という展望台から眺めた富士がこの写真である。時間は午後3時半。駿河湾に浮かぶように見える富士山は美しかった。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/350秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
Capture NX で部分的にコントラストと彩度を強調
煌きの丘からの富士山:クリックすると大きな写真になります


2009年4月14日

箱根・伊豆 桜めぐり(1)

 4月6日~8日、高齢者4人で桜と富士山を愛でるのを目的に、箱根・伊豆へドライブに出かけた。
コースは、第1日が東名高速→小田原厚木道路→箱根湯元→箱根恩賜公園→伊豆スカイライン→伊東(泊)、
第2日が→城ヶ崎→大室山→一碧湖→修善寺→西伊豆スカイライン→土肥→戸田(泊)、
そして3日目は→松崎→戸田→沼津→東名高速とたどったが、3日間とも好天に恵まれ、暖かく、春を満喫できた。

1.箱根湯本 湯本橋
10時に同行者を田町でピックアップして、首都高速から東名へ。途中、海老名サービスエリアで休憩して、厚木から小田原、箱根湯本に向かった。湯本に着いたのは12時前、箱根湯本の駅から国道1号を箱根方面へ少し行って、左に曲がり温泉場の入り口である湯本橋を渡る。橋を渡った左側の「はつ花」という蕎麦屋で昼にした。「はつ花」の窓から眺める桜も満開だった。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F4 1/160秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
箱根湯本 湯本橋:クリックすると大きな写真になります
2.箱根湯本の桜
箱根湯本の桜は満開だった。桜もいろいろと種類があるようだが、良くわからない。陽光を浴びて輝く花びらが美しい。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/340秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
箱根湯本の桜:クリックすると大きな写真になります
3.伊豆高原桜並木
箱根湯本のあと、箱根恩賜公園へ行った。芦ノ湖と富士山が一望できるロケーションだが、残念ながら春霞のためか、富士山がはっきり見えなかった。桜の木は少ないが、馬酔木(アセビ)が多く、可憐な花をつけていた。第1日目は、行く道々桜を見ながらドライブをし、伊東に泊まった。この写真は2日目に行った伊豆高原の桜並木。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/220秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
伊豆高原桜並木:クリックすると大きな写真になります
4.大室山
伊豆高原に大室山と言うお椀を伏せたような、海抜580mのなだらかな山があり、リフトで頂上まで登れる。その西側の麓に「桜の里」という各種の桜が植えられた公園がある。この写真の背景が大室山。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/320秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
大室山:クリックすると大きな写真になります
5.大室山の子供たち
中近東のご家族が来ていて、「桜の里」で子供たちの写真を撮っていた。とても可愛らしく、実はもう一人末っ子に女の子がいて、6人兄弟がとても幸せそうで、観光客が微笑みながら見守っていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/230秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
大室山の子供たち:クリックすると大きな写真になります
6.一碧湖
伊豆の瞳といわれる周囲4km、火口湖の一碧湖はとても静かだった。中学生だったか、もう高校生になっていたか忘れてしまったが、小学校のクラス会でここを訪れ、ボートを漕いだことを思い出す。当時はもっとにぎやかだったように思う。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F6.3 1/340秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
一碧湖:クリックすると大きな写真になります
7.一碧湖の台湾リス
リスが桜の木にいた。リスは珍しいと思ったが、これは台湾リスだそうで、一休みした店の奥さんは、増えすぎて困っていると言う。桜の花を食べている。P90の最望遠側(35mm版換算 620mm)で撮った。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F5.6 1/180秒 ASA64 ) 露出補正 -0.3段
一碧湖の台湾リス:クリックすると大きな写真になります
8.戸田 大川端の夜桜
2日目の夜は西伊豆の戸田に泊まった。観光協会のサービスで各旅館からマイクロバスが出て、夜桜見物や海岸で海ほたるの見物をさせてくれる。ここは戸田港へ流れる大川端の桜をライトアップして、"名所"に仕立ててある。ちょっと寂しい夜桜だった。月がきれいだった。ASAはオートで480になっていた。

COOLPIX 90
プログラムオートで撮影 ( F2.8 1/30秒 ASA480 ) 内蔵フラッシュ使用
露出補正 -0.3段
戸田 大川端の夜桜:クリックすると大きな写真になります