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2023年12月30日

神宮外苑銀杏並木ライトアップ 2023年12月1日 港区北青山

12月1日は4年ぶりに銀座で学生時代に所属していた運動部のOB会の納会があった。
 11月25日から12月3日の間、明治神宮外苑のシンボルともいえる銀杏並木のライトアップが行われていることを知った。青山通りから神宮外苑銀杏並木ライトアップに向かって4列に銀杏の木々が連なるその景観は東京を代表する風景のひとつと言われている。納会は6時半からだった。ライトアップは夕方4時半から始まるというので、少し早めに家を出て、写真を撮ることにした。
 会場に着いたのは4時50分だったが、すでに多くの人々が来られていた。秩父宮ラグビー場から先は、歩行者天国になっていて道路の中を歩いて外苑の環状道路まで進むことが出来た。
 その先で開催されていたクリスマス・マーケットも見てみようと思ったが、あまり長居はできないと、地下鉄の外苑前駅へ向かった。
今年最後のアップとなった。11月以降に撮影した写真がまだあるのだが、それは、年明けにアップしていきたいと思う。

000_231201022 X700 〇外苑 G7X.jpg
ライトアップされた明治神宮外苑銀杏並木 2023年12月1日 港区北青山

001_231201018 X900 外苑 G7X.jpg 1.銀杏並木にライトアップ
地下鉄銀座線の外苑前駅を青山通りに出て、青山1丁目に向かって歩く。伊藤忠の先、青山2丁目を左に都道414号線に入ると銀杏並木である。今いるところは、左手に秩父宮ラグビー場の入り口がある所で、ここから、都道414号線が環状道路になる交差点までが直線の歩行者天国になっている。時刻は午後4時50分。この時間が一番きれいにライトアップが撮れる。すでに大勢の人が来ている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 18mm ISO3200 )
002_231201014m X900 外苑 G7X.jpg 2.銀杏と銀杏の間から
カメラを横に振って、銀杏並木の道と直角にカメラを向けて撮った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/60秒 36mm ISO3200 )
003_231201020 X900 〇外苑 G7X.jpg 3.銀杏
銀杏並木の銀杏の木は4列に並んでいる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/160秒 18mm ISO3200 )
004_231201023 X900 外苑 G7X.jpg 4.道路中央から
道路の真ん中に出て、人混みの上から腕を伸ばして撮った。クリスマス・マーケットの会場になっている軟式野球場の向こうに見える聖徳記念絵画館もライトアップされていた。聖徳記念絵画館は、明治天皇を中心に成し遂げられた、維新の大改革の輝かしい時代の勇姿と、歴史的光景を史実に基づいた厳密な考証の上で描かれた80枚の大きな絵が展示されている。一流画家による優れた芸術作品であり、政治、文化、風俗の貴重な歴史資料でもあると紹介されている。小学生の時、見学したことを思い出した。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 37mm ISO3200 )
005_231201024 X900 〇外苑 G7X.jpg 5.道路の左側の銀杏
銀杏並木は青山通りを背にすると北北西の方向に延びている。この位置から見る陽の光をいっぱいに受けて育つ銀杏は立派に見える。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 33mm ISO3200 )
006_231201028 X900 外苑 G7X.jpg 6.天を衝く銀杏の木
銀杏の木はまっすぐ上に延びている。よく手入れされているのだと思う。この神宮外苑の銀杏並木は、進められている神宮外苑再開発で消えてしまうのではないかと取りざたされているが、どうやらそれは誤解のようだ。再開発の事業主体の明治神宮や三井不動産は、「銀杏並木は、これからも守るべき重要なもの。歴史ある景観を残す」としている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.5 1/125秒 19mm ISO3200 )
007_231201038m2 X900 〇外苑 G7X.jpg 7.見上げる銀杏
凄い人出だ。皆さん顔を上に向けて、スマホをを掲げて写真を撮っている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/100秒 28mm ISO3200 )
008_231201038m2 X1400〇外苑 G7X.jpg 8.お洒落なCAFE
秩父宮ラグビー場へ曲がる角にはシャレたカフェがあった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/80秒 23mm ISO3200 )
009_231201053m2 〇外苑 G7X.jpg 9.道も紅葉
道には銀杏の葉が沢山落ちて、敷き詰められていた。そのイチョウの葉を手に取って写真を撮っている人も多い。いま、外国人観光客に日本各地のイルミネーションが好評のようだ。渋谷のNHKホールに近い「青の洞窟」やよみうりランドの「ジェルミネーション」が人気があるらしい。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/50秒 23mm ISO3200 )
010_231201072 X900 銀座 G7X.jpg 10.銀座4丁目
そろそろ、納会の会場である銀座ライオンへ行こうと、外縁前から地下鉄に乗り、銀座へ出た。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/800秒 9mm ISO3200 )
011_231201088 X900 銀座 ディオール G7X.jpg 11.Christmas の Display
納会の会場へ向かう道みち、クリスマスの飾り付けがされた銀座を見ていった。有名なブランドショップのショウーウインドウに、大きな金色のチョウが舞っていた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f1.8 1/1000秒 9mm ISO160 )

2016年8月30日

迎賓館(赤坂離宮)参観 8月23日

いつもご一緒する友人夫妻からお誘いをいただき、某旅行社が主催する「明治記念館でのランチと迎賓館赤坂離宮本館内部と主庭見学」という日帰りツアーに参加した。
 10時30分にJR信濃町駅に集合だ。まず、神宮外苑の絵画館へ向かう。重要文化財 聖徳記念絵画館は、外観はそれこそいつも見ているが、中に入ったのは小学校のころ見学に行った以来だ。中には、当時の一流画家により明治天皇と昭憲皇太后のご事績が描かれた洋画40枚、日本が40枚の計80枚が延べ250mの壁面に展示されているのだが、ただ、今は改修中で洋画しか見ることができなかった。残念ながら内部は撮影禁止だった。
  次に外苑周回路から権田原の交差点に出て、明治記念館に入る。ここで昼食だ。昼食後明治記念館の庭や、ロビー、廊下に展示されている絵画を見て歩いた。絵画では横山大観の作品や、有名な上村松園の「序の舞」もあったが、確信は持てないものの複製画のように思う。明治14年、当時の赤坂仮御所の別殿として今の迎賓館のある場所に建てられたのが、明治記念館本館である「憲法記念館」だそうだ。明治21年、明治憲法草案審議の御前会議も開かれたという。
  明治記念館を出て、東宮御所に沿って、安鎮坂を四谷の方へ向かう。団体でゆっくり歩いて20分ほどで学習院初等科の前に出た。歩いてきた赤坂御用地に沿った都道を渡って、迎賓館の西門から入るのだが、4~5組の団体が四谷方面からもやってきていた。迎賓館への参観者の入り口が渋滞していて、3回ほど信号待ちをして横断した。西門を入ると本人確認と手荷物検査にも列ができている。まず、本館に入るが、本館内は撮影禁止だった。「カメラ、スマホは手荷物の中にしまってください」と手に持つことは許されない。ここでツアーは実質的に解散になり、自由に見学することになる。

  1. 「彩鸞(さいらん)の間」
     暖炉の両脇や大鏡の上部に飾られた「鸞(らん )」と呼ばれる鳳凰. (ほうおう)の一種である霊鳥(れいちょう)から名づけられ、条約調印、諸会議、記者会見のほか、来客の控えの間など多目的に使用される。
  2. 「花鳥の間」
     天井に描かれた36枚の油絵や、欄間に張られた錦綴織、壁面に飾られた30枚の楕円形の七宝などに花や鳥が描かれていることに由来し、周囲の腰壁は茶褐色のシオジ材で板張りしてあり、その壁の中段を飾るのが七宝である。下絵は日本画家の渡辺省亭が描き、明治期の七宝焼の天才・涛川惣助が焼いたものだそうだ。この部屋は、主に国・公賓主催の公式晩餐会が催される大食堂で、最大130名の席が設けられるとのこと。
  3. 「朝日の間」
     「朝日の間」という名は、天井に描かれた「朝日を背にして女神が香車を走らせている姿」の絵に由来する。周囲の16本の円柱はノルウェー産の大理石である。壁には、京都西陣の金華山織の美術織物が張られ、床には、紫色を基調とした47種類の糸を使い分けて桜花を織り出した緞通が敷かれている。この部屋は国・公賓用のサロンとして使われ、ここで表敬訪問や首脳会談等の行事が行われるそうだ。
  4. 「羽衣の間」
     謡曲の「羽衣」の景趣を描いた300㎡の曲面画法による大絵画が、天井に描かれていることに由来する。3基のシャンデリアは迎賓館で最も豪華なもので、およそ7,000個もの部品で組み立てられており、高さは約3m、重さは約800kgであり、壁は楽器、楽譜等をあしらった石膏の浮彫りで飾られている。また、正面の中2階はオーケストラ・ボックスとなっており、かつて、この部屋が舞踏会場として設計されたことが偲ばれる。この部屋は、雨天の際に歓迎行事を行ったり、レセプションや会議場等として使用されており、また、晩餐会の招待客に食前酒や食後酒を供するところでもあるとのこと。

と4っの部屋を見学して、いったん本館に入ったところ(西側出入り口)から出て、主庭に出た。正面に噴水がある。その噴水の向こう側に回って、振り返って迎賓館の建物全体を眺めると、オーストリアで見た宮殿のような佇まいだ。
 ふたたび西側出入口へ引き返し、前庭から、新宿通りからまっすぐ入ったところにある迎賓館の 正門の方へ向かう。そして、振り返って迎賓館 赤坂離宮の正面玄関を眺め、正門わきから退出した。
この日も天気予報では不安定な天候で、午後は雨が降るということだったが、強烈な夏の日が照り付け汗びっしょりになってしまった。横浜へ帰る途中、目黒に寄り、飲んだビールは最高にうまかった。

1.聖徳記念絵画館
私は渋谷区立の神宮前小学校を卒業した。今の表参道ヒルズの内側に、その校舎、プール、校庭がある。私が通っていたころ(昭和23年~29年)は、1学年3組あり、はじめのころは校舎が足りず、二部授業も行われていた。その後、原宿、表参道は多くの人が集まる賑やかな街へと発展した反面、子供たちの数は減り、全校生徒数は100人を下廻った時もあったのではないかと思う。今は再び生徒数は増加し、全校で約250人ほどになっているようだ。その小学生時代、先生に引率されてれて表参道から徒歩で聖徳記念絵画館を参観したのを覚えている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/800秒 24mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.絵画館前から外苑銀杏並木を見る
12月初めのころ、黄色く色づいた銀杏並木は良く眺めることがあるが、この場所から見たことはなかった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1000秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.絵画館の玄関天井
絵画館の重厚な扉の前で、その天井を見上げた。1926年(大正15年)に竣工している。設計者は明治神宮造営局となっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/100秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.憲法記念館
権田原の交差点に出て、外苑東通りを向こう側にわたると、安鎮坂の左側が明治記念館で、その入り口に「憲法記念館」という門があった。wikipediaによると、明治記念館のルーツは赤坂仮御所の別殿で、ここで大日本帝国憲法・皇室典範の草案審議が行われている。その後この建物は憲法制定の功績で明治天皇から伊藤博文に下賜されることになり、大井の伊藤邸内に移築される。彼の死後、1918年(大正7年)に明治神宮外苑に再移築され、この時に「憲法記念館」となったそうだ。そして、1947年(昭和22年)11月1日に、リコーの市村清の主導で、憲法記念館は「明治記念館」として開館されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/320秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.明治記念館本館
憲法記念館だった明治記念館本館は壁一面には金鶏が舞い、部屋の真中には堂々とした黒漆塗り大鏡付のマントルピースがあり、、本館玄関車寄せは京都御所や大宮御所風の宮殿造りで、荘厳な姿が今に残るという。現在、明治記念館は結婚式場であり、その本館として宴会場やラウンジとして利用されている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/100秒 13mm ISO125) 露出補正 なし
160830_005.jpg
6.「序の舞」
明治記念館の廊下やロビーにはたくさんの絵が掲げられている。有名な横山大観や上村松園の「序の舞」もあった。ただし、確信は持てなかったが複製画と思う。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.2 1/400秒 13mm ISO500) 露出補正 なし
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7.本館の鬼瓦
本館は明治14年に建築された和洋折衷の明治宮殿様式を備えた建物だが、その鬼瓦が広大な庭の奥に据えられていた。立てられていた説明板によると、この本館の鬼瓦は御所の重要な建物に使われる「御所型」で上部の菊花紋を配した3個の筒状の部分は経の巻といい、五角形の箱型中央の菊花紋状の2本の山型線模様は綾筋というそうだ。1996年に屋根瓦の葺き替えを行った際に創建当時の菊花紋入り鬼瓦の一部を記念に残したとある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/400秒 13mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.さざれ石
鬼瓦のとなりに天然記念物さざれ石というのが置かれていた。石灰石が長い年月の間に雨水に溶解されてその時に生じた粘着力の強い乳状液が次第に大小の石を凝結して巨岩となり、河川の浸食作用等により地表に露出したものだそうだ。国歌「君が代」に歌われるように縁起の良い貴重な石であるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/200秒 14mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
9.安鎮坂
明治記念館で昼食になった後、いよいよ迎賓館(赤坂離宮)へ向かう。明治記念館を出て、左に曲がり、赤坂御用地に沿って安鎮坂(都道)を行く。徒歩20分ほどだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/200秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
10.赤坂御用地の門
  この門は鮫が橋門という。赤坂御用地には東宮御所、秋篠宮邸、三笠宮邸、高円宮邸などがある。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/200秒 32mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
11.学習院初等科
学習院初等科のホームページにあるその沿革には弘化4年(1847年)京都に公家の子弟のための学校として、学習院ができたのが始まりで、明治10年(1877年)の10月17日には、神田錦町に華族のための学校として、学習院ができたそうだ。明治32年(1899年)に学習院初等学科の校舎が四谷の現在地に新しくつくられ、大正8年(1819年) 学習院初等学科を初等科と改めている。門の向こうに見える本館校舎は昭和15年(1940年)に竣工し、戦火を潜り抜けてきた歴史ある建物だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f2.8 1/1000秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
12.迎賓館入場
学習院初等科の前の横断歩道を渡り、迎賓館の西側の塀に沿って右へ曲がり西門から入る。前の日が天候が悪く、見学を今日に延期したツアー団体もあるようで、入るのにしばらく待たねばならなかった。本館に入る前に手荷物検査を受けなくてはならない。本館内は撮影禁止でカメラも手荷物の中に入れた。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4.5 1/1250秒 20mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
13.タギョウショウ( 多行松)
本館の「彩鸞(さいらん)の間」「花鳥の間」「朝日の間」「羽衣の間」の順に見学し、外に出る。そこから、四谷側の正門から見ると本館の向こう側に広がる主庭に進む。途中、ちょっと変わった松の木があった。タギョウショウという札があり、アカマツの園芸品種だそうだ。幹が根本近くで多数に分かれ傘を開いたような樹形になっている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/100秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
14.本館南側
主庭に入り、本館の南側を見る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5 1/1250秒 10mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
15.本館南側正面
まるでオーストリアで見た宮殿のような佇まいをしている。wikipediaによると、現在の迎賓館のルーツは、東宮御所として1909年(明治42年)に建設された。鹿鳴館などを設計したお雇い外国人建築家ジョサイア・コンドルの弟子にあたる宮廷建築家片山東熊の設計による。しかしそのネオ・バロック様式の外観があまりにも華美に過ぎたことや、住居としての使い勝手が必ずしも良くなかったことから、皇太子嘉仁親王(後の大正天皇)がこの御所を使用することはほとんどなかった。嘉仁親王が天皇に即位した後は離宮として扱われることとなり、その名称も赤坂離宮と改められた。そして、1974年(昭和49年)3月に改修が行われ、現在の迎賓館が完成した。新装なった迎賓館に迎えた最初の国賓は、1974年11月に現職のアメリカ合衆国大統領として初来日したジェラルド・フォードだったそうだ。さらに2006年(平成18年)から2008年(平成20年)にかけて、大規模な改修工事が行われている。2009年(平成21年)12月8日、旧東宮御所(迎賓館赤坂離宮)として国宝に指定され、明治以降の文化財としては初の国宝となった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/1250秒 11mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
16.大噴水
主庭の奥に大きな噴水がある。ゲストが本館の南側から眺めると真正面のところにある。この噴水も2009年に国宝に指定されましたとのこと。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/1250秒 11mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
17.グリフォン
「公園噴水図鑑」というサイトを探し当てて参照させていただいた。それによると、花びらのような形状をした噴水池の中に、皿を伴った、西洋庭園風の噴水が2段重ね(下に4基、上に1基)で中央に置かれていると解説されている。この中央の噴水を囲んで、伝説の生物であるグリフォンの像が4体置かれ、口から水を噴出している。さらに、「よく見ると、このグリフォンが乗っている台座の側面には、口から水を流すライオンの顔が取り付けられています(ひとつの台座に2つずつで計8体)。また、グリフォンに挟まれるように亀の像も計8体置かれていますが、これは水は噴出していないようです。生き物の像はこれに留まらず、4基の噴水の皿にはシャチの像が置かれており、まるで水の中で飛び跳ねているようです。このように、細かな装飾が随所に施された意匠となっていて、それだけで見応えのある噴水だといえます。」と述べられている。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1250秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
18.噴水と本館南側
噴水の東側に廻った。噴水と本館とを入れて撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f5.6 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
19.本館東側
これは本館の東側になる。ここを通り抜けることはできなかった。したがって、また西側に戻って本館の反対側、前庭の方へ向かうことになる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1250秒 15mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
20.モッコク (木斛)
海岸の近くに生えるというツバキ科のモッコクという樹が植えられていた。かわいい実がなっている。1cmあまりの大きさの卵状球形の果実は、秋になると熟してぶ厚い果皮が裂け、赤い種子を露出する。また、この種子は樹上で赤く目立つため、アカミノキの別名があるという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/100秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
21.本館北側
本館に入った西側を通って、石畳の広場がある本館北側に出た。こちらが正面になるのだと思う。両翼が広がり、大きさを感じる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
22.本館正面
正面玄関の両側の屋根飾りには鎧武者の姿がある。中央破風には菊の御紋がある。建物全体に西洋の宮殿建築に日本風の意匠が混じった装飾になっているといわれる。。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1000秒 18mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
23.アプローチからみた両翼屋根の装飾と電灯
これは正面玄関への右側からのアプローチである。両翼の屋根の上には霊鳥と星の付いた天空儀があり、アプローチの両脇には5​つの​​​​​​​​​​​​​​​​​​の灯が付いた門柱がある。当初からイギリス製の自家発電装置を備え付けて照明には電気を使っていたそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1000秒 24mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
24.玄関の扉
玄関には3つの扉がある。これは向かって左側の扉である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/200秒 15mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
25.正門
本館を背にして、四谷側の正門を眺める。前庭の中央にまっすぐな石畳が伸びる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1250秒 29mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
26.迎賓館本館を振り返る
25.の写真を撮ったあたりから、石畳の広場と本館を振り返って眺める。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1250秒 9mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
27.正門から見た迎賓館本館正面
四谷側の出口でもある正門まで来た。ここからは石畳の向こうに本館を真正面に見ることができる。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/800秒 37mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
28.正門
正門わきの出口から外に出た。この門も国宝だそうだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/1250秒 27mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
29.正門と迎賓館
正門を出て、その前の通りを渡る。四谷駅方面へ行くのだが、もう一度振り返って、正門と迎賓館本館の全景を撮る。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 (f4 1/800秒 21mm ISO125) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。


2015年12月10日

神宮外苑のクラシック・カー・フェスティバル ・・・ 懐かしいクルマの思い出 11月29日

この日の昼、大学の体育会各部同期の忘年会が日本橋であった。会は正午に始まり、総勢約60人が集まる賑やかな会になった。2時半に信濃町で用事があったので、お開きになる少し前に中座した。信濃町での用事はあまり時間が掛からずに済んだので、秋晴れの神宮外苑を歩いて地下鉄の外苑前駅まで歩こうと思い車で通ることの多い周回道路へ出る。一昨年だったか、マイカーで首都高速の外苑出口をでて、この周回道路に入るところで一時停止違反で違反切符を切られたことを思いだす。

外苑前駅へ続く銀杏並木を見ようと、歩きはじめると右側の絵画館のあたりがとても賑やかだ。何が行われているのだろうかと入ってみたところ、「CLASSIC CAR FESTIVAL in JINGU GAIEN]が開催されていて 沢山のクラッシック・カーが並んでいた。愛知県のトヨタ博物館所蔵の珠玉のクラッシク・カーとオーナー所有の愛車約100台が所狭しと聖徳記念絵画館前の広場に展示されている。
 もうすっかり日が西に傾きかけている時間だが、ラッキーな時に来たと思い、はや足ながらじっくりと見て歩いた。配られていたリーフレットにクラシックという言葉は単に「古典」「古いもの」ということではなく、「時代を超えて愛され続ける普遍的な芸術などに使われる最高級の褒め言葉ある」というトヨタ博物館の館長さんのことばがあった。確かに並んでいる車たちを見ると陳腐さを感じさせない美しさがある。
 約1時間ほど楽しませてもらった。イギルス、アメリカ、ドイツ、イタリアなどの名車とともに国産車も多く展示されていたが、私にとっても運転したことのある車がいくつかあってとても懐かしかった。
 帰りは銀杏並木を通ったが、イチョウ祭りも行われていて、大勢の人で賑わっていた。あちこちから中国語も聞こえてきていた。
 展示されていた車両の解説は当日配布されたリーフレットとウィキペヂア等を参考にさせていただいた。

1.聖徳記念絵画館
信濃町駅前の歩道橋を渡って神宮外苑の中に入る。青山通りの青山2丁目交差点を目指して外苑周回道路を歩いていくと右手に聖徳記念絵画館が見える。なにやら賑わっているので立ち寄ってみる。聖徳記念絵画館へは小学生の頃に課外授業で来たことがある。幕末から明治時代までの明治天皇の生涯の事績を描いた歴史的・文化的にも貴重な大きな絵画が展示されている。また、勤務先のお得意様との懇親野球のため軟式野球のグランドを確保するのにこの建物の中にある管理事務所に朝6時にその整理券を取りに来たこともあった。聖徳記念絵画館の前にはたくさんのクラシイク・カーが並べられていた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/800秒 7mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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2.1957年式 トヨペット クラウン
手近なところから見ていく。展示されている車にはトヨタ博物館所蔵のクルマとオーナー所有の車があった。これはオーナー所有の車である。初めての恰好いい国産乗用車だった。私が免許証を取ったのは昭和37年(1962年)だ。今も付き合いのある学生時代の友人のこの形式のクラウンを運転させていただき、山中湖へ行った帰りに前で停車した軽自動車にポコンと当ててしまった。前の車のドライバーは良いおじさんで「学生さんか。ちょっとへこんだけどしょうがないな」と許してくれた。クラウンの前もちょっとへこんだが、これも許していただいた。申し訳なく思っている。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/800秒 7mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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3.1962年式 トヨペット クラウン
この形のクラウンの最後の形式だと思う。これも学生時代の友人の同じ塗色の車を運転したことがある。トヨグライドという初期の自動変速だった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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4.1970年年式 グロリア スーパー デラックス
プリンス自動車は1966年に日産自動車に併合された。デラックスと名がついたクルマがやたらと多くなり、その上にスーパーもついた。カミさんの兄貴の会社にこの車があって、頼まれて運転をしたこともある。突然の豪雨に見舞われ、下から水が入り込んできた記憶がある。わたくしも2台目の車として9代目となるグロリアを購入し、そのあとも11代目後期型のグロリアに買い替えたが、それがグロリアと名の付く車の最後だった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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5.1967年年式 トヨタ パブリカ800
パブリカは懐かしい。私が1964年に就職し営業職となって初めて与えられた社用車が初代のパブリカだった。空冷2気筒だったが雨が降ると時々1気筒になったこともある。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/800秒 8mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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6.1967年年式 ヒルマン インプ
今は聞くことがないヒルマンという名前が懐かしかった。16歳違う兄が確かいすゞ自動車が提携してノックダウン生産したヒルマン・ミンクスの中古車を買って乗っていた。寒い朝はエンジンがかかり難くてラジエーターにお湯をかけていたのをいたのを思い出す。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/500秒 8mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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7.1971年式 日野コンテッサ 1300クーペ
この車も懐かしい。日野自動車がルノー・4CVのライセンス生産で得た経験をもとに開発し、1961年から1967年まで[生産したリアエンジン・リアドライブの乗用車だった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/320秒 8mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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8.1859年式 オースチン A50 ケンブリッジ(日産製)
日産が1955年から60年まで生産した車である。この車を学生時代の友人の家で持っていて、その友人の山中湖にあった別荘に乗って行ったのを思いだす。運転もしたと思う。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/320秒 7mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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9.1962年式 ダットサン ブルーバード
ダットサン ブルーバード は名車と言われる車だ。これはその初代ブルーバード310型。この車も学生時代に運転させてもらった記憶がある。その後ブルーバードは車体が大きくなっていったように思う。ダットサンは黎明期以来の日産を代表するブランドであり、特に米国市場ではNissanの何倍もの認知があったにもかかわらず、1981年に日産ブランドへ統一するという方針が定められ日産ブルーバードと呼ばれるようになっていった。それ以降順次新型車からダットサンというブランド名が外されて消滅したという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/100秒 8mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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10.1959年式 DAF600
この車は見たことがない。トヨタ博物館所蔵の車だ。戦後初のオランダ国産乗用車とのこと。当時小型車としては画期的な無段可変自動変速、いわゆるオートマや全輪独立懸架などを採用し、初物づくしのクルマと言われたそうだ。デザインは気に入らない。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 9mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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11.1918年式 フランクリン シリーズ9
これもトヨタ博物館所蔵のクルマ。早稲田大学から寄贈されたらしい。とても美しい形をしている。まさに時代を超えて愛される「クラシック」だ。当日配られたリーフレットによれば1902年創業のアメリカのフランクリン社は軽量化にこだわりアルミボデlィや木製フレームや空冷エンジンを採用するなど積極的に新技術を取り入れ、寒冷地での始動性や乗り心地、タイヤの長寿命化、メンテナンスの簡易性などを追及していたという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/160秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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12.1960年式 トヨペット クラウン
トヨタ博物館所蔵のトヨペッ クラウンで、写真3.のRS31形式1962年式クラウンのひとつ前のRS21形式である。トヨペット クラウンは何と言ってもトヨタを代表する、日本を代表する車種である。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/500秒 10mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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13.1975年 マセラッティ メクラ SS
言わずと知れた高級スポーツカーである。オーナーが運転してデモンストレーション走行があった。そのデザインは古さを感じさせない。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/80秒 16mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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14.1937年式 モーガン スリーホイラー
モーガンはイギリスの少量生産スポーツカーのメーカーだ。前方から見ていてなんか変だなと感じたのは、その名の通り後輪が一つの3輪車なのだ。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/125秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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15.1931年式 フォードモデルA フェートン
良き時代のフォードがあった。きれいに維持されているボディには慶應義塾の文字があった。慶應義塾体育会自動車部所有のクルマである。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/2000秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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16.1931年フォードモデルA フェートン ナンバープレート
このナンバープレートは何時取得したのだろうか? 日本のナンバープレートの歴史というサイトがあった。昭和30年3月28年に施行されたナンバープレートのようだ。東京都の場合は県を意味する漢字はない。車検でナンバープレートを変えずに維持しているのだろう。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/250秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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17.1931年フォードモデルA フェートン 慶應義塾体育会自動車部
慶應の自動車部は、1931年にモーター研究会として発足している。一年後の1932年、医学部モーター研究会、慶應義塾自動車協会が発足し、1933年にこの3つのクラブが合併して、慶應義塾自動車部が創立されたそうだ。その後1952年に体育会へ加入し、慶應義塾体育会自動車部となった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/640秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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18.1931年フォードモデルA フェートン エンジンルーム
平成6年卒のOBの方がボンネットを開けて説明してくださった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 9mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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19.1925年式 ロールスロイス ファンタムⅠ
オーナー所有の展示車では最も古い。ウィキペディアによればイギリスのロールス・ロイス(Rolls-Royce Ltd 、Rolls-Royce Motors )は、1929年から1991年までの間ファントムI、ファントムII、ファントムIII、ファントムIV、ファントムV、ファントムVIの6世代に渡り製造・販売していた高級サルーンとあるが、これはそれよりも古いようだ。ロールス・ロイス社の設立は1906年という。不思議に思いウィキペディアの ロールスロイス ファンタムⅠを開くと、ロールス・ロイスがシルヴァーゴーストの後継車種として1925年から1931年まで製造した大型高級自動車であるとあった。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/1250秒 5mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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20.1959年式 ダイハツ ミゼット
TVコマーシャルでも一世を風靡した懐かしい商用車だった。町中のいたるところで見かけた。当時ダイハツがスポンサーとなっていたコメディドラマ「やりくりアパート」(1958年-1960年)の生CMに、ドラマの主役である大村崑を起用、番組終わりのCM枠では毎回、大村がギャグ混じりで「ミゼット!」の名を連呼した。これらの拡販策は大当たりとなり、ミゼットは一躍ベストセラーとなったという。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/1600秒 8mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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21.1967年式 ニッサン プリンス スカイライン 2000GT
「2代目のスカイライン1500GTのボディのフロントを20cm伸ばし、プリンスグロリアのG7エンジンにウェーバー3連キャブレタを搭載して1964年の第2回日本グランプリでポルシェとの死闘を繰り広げ"羊の皮を被った狼"としてスカG伝説が始まり、翌年にS54B型が発売になったという名車です。」とオーナーが説明されていた。2000GTのハンドルは握ったことはないが、借り物であったが1500GTは運転した記憶がある。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/200秒 8mm ISO125 ) 露出補正 -0.3段
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22.1966年式 フォード マスタング コンパーチプル
カミさんの2番目の兄が、コンパーチプルではなかったが、一時ムスタングを所有していた。まだ娘が小さかった頃、箱根へ家族旅行をすると言ったら心良く貸してくれた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/400秒 10mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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23.1964年式 プリンス グロリア スーパー6
日本初の6気筒2000ccのG7エンジンを載せている。ボディ周囲をモールディングでぐるりと縁どった「フラットデッキスタイル」とよばれたデザインは好きだった。この車も運転した記憶がある。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/200秒 6mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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24.神宮外苑イチョウ並木
展示されていたクラシック・カーはほとんど見た。トヨタ博物館の主催だったが、他メーカーの懐かしい車も沢山あった。偶然ではあったが、とても楽しいひと時を過ごした。イチョウ並木を通って青山通りに出る。この日は土曜日で恒例のイチョウ祭りも開催中とあって、人出が多かった。外国人観光客も多く、特に中国語が多く聞こえてきた。

Canon IXY 30S f2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f5 1/000秒 13mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
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2012年12月15日

神宮外苑の銀杏 11月24日


 11月24日 たまたま通りかかった青山通りからまっすぐ延びた神宮外苑周回道路への道・銀杏並木は黄色く染まり始めていた。今年の神宮外苑の銀杏の色づきは例年より若干早かったようだ。黄金色に染まった146本の銀杏のトンネルは、都心の秋の風物詩といえるだろう。
  銀杏というと2010年の3月の強風により倒れた 鎌倉・鶴岡八幡宮の大銀杏が思い出される。

1.聖徳記念絵画館
青山通り(国道246号線)の青山2丁目から北へまっすぐ延びる銀杏並木の先には、 聖徳記念絵画館が見える。館内には、明治天皇・昭憲皇太后の時代の出来事を伝える大壁画(縦3m横2.5~2.7m)が、画題の年代順に展示されていて、当時の出来事を時代を追って見ることができる。ここは小学生の時に見学した。聖徳記念絵画館の前には 6面の軟式野球グランドがある。サラリーマン時代、得意先のチームと親善野球をするため、苦労して予約をとった記憶もある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/640秒 12.7mm ISOオート ) 露出補正 なし
聖徳記念絵画館;クリックすると大きな写真になります
2.銀杏並木 -1
この日は土曜日だったので人出が多い。みなさん写真を撮っている。最近はスマホで撮る人が多い。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.3 1/160秒 18.6mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏並木 -1;クリックすると大きな写真になります
3.銀杏並木 -2
この時期、 「はとバス」の東京観光のいくつかのコースにも神宮外苑銀杏並木が入っていて、この日も銀杏と同じような色をしたバスが止まっていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/160秒 15.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏並木 -2;クリックすると大きな写真になります
4.「御観兵榎」
青山通りを背にして、神宮外苑の集会道路に突き当たる右手に「御観兵榎」が植えらた公園がある。外苑の敷地は造営前は青山練兵場だったが、ここでは、明治天皇御台臨のもとに、明治22年2月11日の憲法発布観兵式、明治39年4月30日の日露戦役凱旋観兵式などが行われたとのこと。その際、明治天皇の御座所は常にこの榎の大木の西側に設けられていたので、この木を 「御観兵榎」 と名付け、長く保存することになった。現在のは二代目の榎だそうだ。神宮外苑にはモミジは少ないが、その公園の中に、この時期真っ赤に色づく1本のモミジがある。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F4.5 1/60秒 12.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
「御観兵榎」;クリックすると大きな写真になります
5.銀杏並木 -3
銀杏の枝が作るアーチの下は、沢山の人が歩いていた。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F5.0 1/100秒 17.3mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏並木 -3;クリックすると大きな写真になります
6.銀杏の落葉
すでに落葉が始まっていて、黄色い落ち葉が道を覆う。人に踏みつけられないところでは、後1週間もすれば黄色の絨毯が敷かれるだろう。実(ぎんなん)の果肉は軟化すると カルボン酸類特有の臭気を発する。

Canon IXY 30S F2.0-5.3 4.9mm-18.6mm 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( F2.0 1/1000秒 4.9mm ISOオート ) 露出補正 なし
銀杏の落葉;クリックすると大きな写真になります