検索結果: Studio YAMAKO

Studio YAMAKOで“e-POWER”タグの付いているブログ記事

2020年6月28日

久しぶりに 日産Gallery へ 6月25日

外出自粛でしばらく横浜の街にも出かけていなかったが、6月25日(水)に買いたいものが出てきたため、横浜駅周辺へ出かけた。自粛期間中はAMAZONなどNET通販で買い物をしていたが、やはり、色、デザインなどをこの目で見て買いたいものもある。この日、横浜駅周辺は多くの人で賑わっていた。
 横浜高島屋も客は多く、入り口で手をアルコール消毒して店内に入る。99%の人がマスクを着用していた。8階の食堂では、検温があった。駅正面のCIAL というビルは長い間建築中だったが、自粛解除となった今、Openしていた。9年前の3月11日に、建て替えを目前に控えたそのCIALビルの地階で、寿司を食べて、会計をし終わった14時46分ごろ、東日本大地震が発生した。慌てて出口への階段を上がり、駅前広場に出たのを思い出す。
 横浜高島屋で買い物をして、食事をしたあと、かみさんは手芸の生地などを買いに東口へ行くという。私は久しぶりに帷子川河口を渡ったところにある日産Galleryへ行ってみることにした。日産Galleryは日産グローバル本社ビルの1階フロアにある。
 日産Galleryでは、たまたま6月30日に発売される KICKS という新車の展示が行われていた。
 日産キックスは、実は海外で2016年から販売されているコンパクトモデルだ。日本ではガソリンエンジン車は扱われず、日産独自のハイブリッドシステム「e-POWER」搭載モデルのみとなる。フロントには日産車の象徴であるVモーショングリルが据えられており、ルーフが浮いているように見えるデザイン処理や踏ん張り感を強調したリアまわりと合わせて、存在感のあるデザインが追求されている。1.2リッター直3ガソリンエンジンで電力を発生しモーターを駆動するハイブリッドのe-POWERのみとなる。(一部 webカーグラフック、https://www.webcg.net/articles/-/42922 より引用させていただいた)   

1.完成まじかの日産本社ビル 2009年4月4日撮影
みなとみらい線の新高島町駅を出たところに、今はないが、「109CINEMAS」というシネマコンプレックスに、ときどき映画を見に行くことがあった。その時、建築中だったこの日産グローバル本社を眺めていた。この日産グローバル本社ビルの着工は2007年1月で、開業は2009年8月であった。

docomo N900iS 携帯電話カメラ(100万画素)で撮影
オートで撮影 (f4 1/1000秒 4mm)
01_090404001 X800 日産本社ビル N901iS.jpg
  2.日産グローバル本社ビル入り口
横浜駅東口から、そごう横浜店の先の帷子川河口にかかる人道橋「はまみらいウォーク」を渡るとみなとみらい地区の入り口になるNISSANウォークにつながる。ここは日産グローバル本社ビルの2階部分だ。ここはいわばみなとみらい地区に抜ける通路であるが新型車KICKSが置かれていた。新型車KICKSのことを初めて知った。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/60秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
02_200625043 X800 日産Gallery G7X.jpg
3.日産GalleryとKICKS
左手にエスカレータがあり、1階に降りると日産グローバル本社ギャラリー (NISSAN GALLERY)として、新型車や日産自動車の歴史に関する展示が行われている(帷子川側に屋外展示スペースもあり)。ステージには2台のKICKSが展示されていた。向かって右側が「X」で左側が「X ツートーンインテリアエディション」という。どちらも1,200ccエンジンのe-POWER仕様である。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 12mm ISO400 ) 露出補正 なし
03_200625011 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
4.KICKS 「X」
ステージ右側に展示されていたのは、ボディ・カラーがダークブルーの「X」。ホイールがなかなか格好よい。 

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 16mm ISO400 ) 露出補正 なし
05_200625006 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
5.「X」価格
「X」の価格は2,759,900円 とのこと。なんだかんだで3百万を少し超えるくらいになるだろう。Note より上級車ということのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/320秒 9mm ISO400 ) 露出補正 なし
04_200625002 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
6.「X ツートーンインテリアエディション」
一方、ステージの左側にあるオレンジ色(プレミアムホライズンオレンジ)の「X ツートーンインテリアエディション」の価格は、2,869,900円で「X」との差は10万円ちょっとだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし
06)_200625008 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
7.KICSの顔
フロントグリルには日産車の象徴であるVモーショングリルが据えられており、ルーフが浮いているように見えるデザイン処理や踏ん張り感を強調したリアまわりと合わせて、存在感のあるデザインが追求されているという。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 15mm ISO400 ) 露出補正 なし
07_200625016 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
8.「X ツートーンインテリアエディション」 の運転席
コクピットやシートが、オレンジと黒のツートーンカラーになっている。KICKSは「X」も「X ツートーンインテリアエディション」もe-POWERのみである。e-POWER は燃費もさることながら、走行性が売りのようだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2 1/25秒 11mm ISO400 ) 露出補正 なし
08_200625010 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
9.リアー
フロアにはラディアントレッドのモデルもあった。リアースタイルはどっしりとした感じだ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/80秒 12mm ISO400 ) 露出補正 なし
09_200625014 X800 日産Gallery Kicks G7X.jpg
10.日産のレーシングカー
Galleryの一番奥には、私が大学生から社会人になった頃に活躍した日産のレーシングカーが展示されていた。日産自動車は、日本におけるモータースポーツのパイオニアの1社であり、日本だけでなく海外でも様々なレースに参加して数々の実績を積み上げ、高い技術力を示している。展示はある期間が過ぎると入れ替えられるが、この時は左から、1966年 R380型、1964年 S54A-1型、1964年 S41D型 で、いずれも1966年(昭和44年)に合併したプリンス自動車工業の車だ。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/160秒 14mm ISO400 ) 露出補正 +0.7段
10_200625022 X800 日産Gallery G7X.jpg
11.プリンス R3A-A-1型
この車は1966年第3回日本グランプリの優勝車だ。1964年の第2回日本グランプリではポルシェが優勝したが、打倒ポルシェを期して開発されたそうだ。2位に3周の差をつけて勝ったのは砂子義一選手。2位にも大石秀夫選手のR380が入り、日産との合併を控えたプリンス勢のワン・ツー フィニッシュとなった。総排気量1996cc

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/250秒 9mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
11_200625024 X800 日産Gallery G7X.jpg
12.プリンス スカイライン GT
1964年の第2回日本グランプリを目指してプリンス自工が制作したスペシャルマシンだ。スカイライン1500のホイールベースを200cm伸ばして、グロリア用G7 6気筒エンジンを搭載して100台制作しレース直前に発売し、出場資格を得たそうだ。優勝はポルシェ906にさらわれたが2~6位を独占して高く評価された。エンジンはGR7b型(直6 OHC)で総排気量は1988cc。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/200秒 9mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
12_200625025 X800 日産Gallery G7X.jpg
13.プリンス グロリア スーパー6 第2回日本グランプリ TV-1 レース仕様
1959年(平成34年)にデビューした高級乗用車、初代プリンス・グロリアBLS1型はスカイラインALS1型とボディを共用した兄弟車だった。グロリアはその後1962年にフラット・デッキスタイルの2代目S40型にモデルチェンジしている。スーパー6は2ℓクラスでは国産初となる直列6気筒SOHC G7型エンジンが搭載された。第2回日本グランプリ TV-1 レースでは大石秀夫選手の39号車が1位、杉田幸朗選手の38号車が2位に入る。その頃の私にとって、ワイドアンドローのプロポーションを持つフラットデッキスタイルを特徴とするこのスタイルはあこがれの的だった。

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/100秒 9mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
13_200625029 X800 日産Gallery G7X.jpg
14.プリンス グロリア スーパー6のコクピット
グロリア スーパー6 の乗車定員は前3名、後3名の6名。ミッションはオーバードライブ付きの3速コラムMTだった。市販価格は当時119万円で、エアコン付きが138万円だったという。  

Canon PowerShot G7X f1.8-2.8 8.8-36.8mm 20.2 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/60秒 9mm ISO400 ) 露出補正 +0.3段
14_200625040 X800 日産Gallery G7X.jpg


2016年11月19日

NISSAN GALLERY e-power とは 11月4日

横浜駅東口の「そごう」の向こう側に、NISSAN 自動車の本社ビルがある。このビルの建設が2007年の1月に始まった頃からずっと見てきた。その1階に「NISSAN GALLERY」があり、発売された新車や、懐かしい車が展示されている。
  この日、買い物があって横浜に出たが、また「NISSAN GALLERY」に寄ってみた。いま、「日産・プリンス合併50周年記念」と題し、プリンス製の名車の展示がシリーズで開催されている。私が初めてマイ・カーを持ったのは、今から25年くらい前、福岡から戻ってきて、転勤前に住んでいた集合住宅に戻って、車はなかったがすぐに申し込んでおいた駐車スペースに空きが出たというので、近くにあるディーラー・ショップに車を買いに行ったのが最初だった。それまで兄が乗っていた日産車に親しみがあったので、日産の店に行ったが、たまたまそこが「日産プリンス」で、プリンス系の車の販売店だった。最初に買ったのは「プリメーラ」という車だった。その後、「グロリア」を2台乗り換え、今は小回りがきく「ノート」に乗っている。
  この日はたまたま「NISSAN GALLERY」に寄ったのだが、思いがけず「ノート」の新車が展示されていた。11月2日に発売されたらしい。e-Power と銘打ったハイブリット車がラインアップに含まれている。「NOTE」クラスのハイブリットはトヨタの「アクア」が圧倒的に強く、ホンダも「フィット」で追随している。この日見た「ノート」のハイブリット車は、「アクア」や「フィット」とは違っていた。
 「ノート」のハイブリットは、レンジエクステンダーEVハイブリッドシステムといって、「アクア」や「フィット」はバッテリーによるモーター駆動とガソリンエンジン駆動とを併用するのに対し、「ノート」のそれは、搭載する1300ccのガソリンエンジンは発電だけに使用され、リチウムイオン電池に充電される。駆動は「リーフ」同様モーターだけだ。「ノート」 e-Powerの燃費は37.2km/Lと言われ、ガソリン満タンで1,000km近く走れるともいわれる。
  このタイプのハイブリット車は世界最初かと思ったら、全く同じシステムではないかもしれないが、すでにシボレー「ボルト」BMW「i3」が発売されているようだ。
 日産は最近新型「セレナ」を発売した。新型「セレナ」は 日経トレンディ「2016年ヒット商品ベスト30」で7位に入っている。ゴーンさんがちょっと給料を取りすぎと思うが、ずっと日産車に乗ってきたので、日産車を応援したい気持ちになる。
懐かしい「グロリア」も見てきた。

;クリックすると大きな写真になります。

上段の3枚は、今年の8月に発売になり、先日発表された「2016年日経トレンディ」で第7位になった新型「セレナ」。未来の技術を感じさせる「自動運転」は、ベンツのEクラスなど、一部の高級車にだけ導入されていた技術だった。ところが、この自動運転を搭載したミニバンの日産自動車・新型「セレナ」は、200万円台の価格帯とあって話題になった。
 結果、8月に発売されてからわずか1カ月で2万台以上の受注...このうち7割に自動運転技術が搭載されているという。自動運転技術を手放しで喜べるほど信頼してよいとは思わないが、未来の技術が普及する足掛かりになったことは間違いなさそうである。
 下段は、左から初代「セレナ」(1991年~)、二代目(1999年~)、三代目(2005年~)、四代目(2010年~) 2016年8月25日撮影

;クリックすると大きな写真になります。"

2016年8月は1966年に日産とプリンスが合併して50年目の節目になる。
 上段の左から、「スカイライン デラックス」 1957年、右へ、同じくそのテール、同じくフロント。エンジンは1,481ccだった。後の初代「グロリア」はこの「スカイライン」の派生モデルで排気量は1,862ccになった。 2016年8月25日撮影
 上段の一番右は、「グロリア スーパー6」。初代グロリアは1959年に誕生していて、写真の車は1964年、第2回日本GPのT-VI(1601〜2000cc)で1位、2位のワン・ツー・フィニッシュを決めた2代目グロリアS41D型。 2016年10月12日撮影
 二段目の一番左は、第2回日本GPのGT-II (1001〜2000cc)用に開発されたカイラインGT(1964年)で総排気量は1988cc。一度はポルシェを抜いてトップになり、話題になったという。私が大学を卒業した時代で、車が欲しくて仕方がなかったころだ。 2016年10月12日撮影 二段目の右から2枚目の写真は、1967年の「グロリア スーパー6」。2代目のグロリアの最終モデルだ。今見てもこの美しいデザインに陳腐さを感じない。3枚目はそのテール。4枚目はフロント。2016年11月4日撮影
 三段目の2枚は1967年型の3代目「グロリア スーパーデラックス」で、長く、幅広く、低重心の風貌は「ロイヤル・ライン」と呼ばれたそうだ。特徴的な縦型4灯式のヘッドランプになり、「タテ目のグロリア」と称されたという。この車も運転したことがある。4代目(2010年~)以降はグロリアとセドリックは基本構造が統一されている。
 私が「プリメーラ」のあとに乗った「グロリア」は10代目のY33型と11代目のY44型だった。11代目は最後の「グロリア」で2004年に後継車「フーガ」に変わった。この最後の「グロリア」はこのモデルの末期に購入したので、購入時に日産プリンスのセールスさんから「最後のグロリアになりますから値打ちが出ますよ」と言われたが、13年乗って、下取りに出すときは値段がなかった。2016年11月4日撮影

;クリックすると大きな写真になります。

上段の左2枚は、10月12日に「NISSAN GALLERY」で撮った写真で、2012年に発売された2代目「ノート」を2014年にフロントなどにマイナーチェンジが加えられたモデルだ。赤がなかなかよく似合うと思う。その右の写真は「NOTE」のスポーツタイプ「NOTE NISMO」だ。 そして、上段の3枚目以降が今回4回目のマイナーチェンジがなされた2代目「NOTE」で画期的なレンジエクステンダーEVハイブリッドシステムが搭載されている「NOTE e-Power」である。顔は「エクストレイル」や「ジューク」に似ているが、私は従来の「NOTE」の顔が好きだ。
 さて、「アクア」や「フィット」のハイブリイト・システムと異なり、搭載する1300ccのガソリンエンジンは発電だけに使用され、リチウムイオン電池に充電され、駆動は「リーフ」同様モーターだけという。「NISSAN GALLERY」の「日産ミス フェアレディ」という案内嬢と話し、カタログをもらっていろいろと教えていただいた。燃費が良く、パワーもあるという。価格も200万円前後とそれほど高くはない。一度は乗ってみたい車である。