2007年9月28日

TagCloud による検索結果概要の文字数を変更する

 TagCloud の設置に手こずった経験を前々回のエントリーで書いた。それに付随して得た経験を備忘録的に書き留めておきたい。
 TagCloud をクリックしたときに現れる画面に、該当するエントリーの概要が表示されるようになっている。概要は、エントリー編集画面で入力しておれば、その概要が表示される。概要の入力を省略されているときには、エントリーの冒頭からN文字(英語ではN-wordsのようだが)が表示される。この文字数(N)は、default では40である。
 話は少しそれるが、メインページの概要表示で、文字数を設定するのは、MTの管理画面 「環境設定」→「設定」→(「詳細設定」)→「全般」→「表示に関する初期設定」→「概要にいれる文字」で指定ができる。メインページのテンプレートを見ると、<$MTEntryExcerpt$>のテンプレート・タグが使われている。
 この<$MTEntryExcerpt$>のテンプレート・タグが、TagCloud での検索結果画面テンプレートにも該当するエントリーの概要の表示に同じように使われている。ところが、上のMTの管理画面での設定では表示される文字数をコントロールできない。この件については、いつもお世話になっている「小粋空間」さんの「検索結果画面の表示文字数を変更する」のエントリーで発見した。そこに示されているように、/cgi/mt/mt-config.cgi の中の ExcerptWords 40 がある行頭の # を削除し、文字数を変更すれば良い。なお、私の場合、ExcerptWords がある行を探すような場合は、テキスト編集で使っている「秀丸」で検索をして探している。「秀丸」の良さが最近少しずつ分かるようになった気がする。

2007年9月20日

第2回和泉の国ジャズストリート

 昨年、和泉市の市制50年を記念して、「和泉の国ジャズストリート」なるイベントがも催された。和泉の新しい住宅地に居を構えるML仲間に誘われて、彼のご家族と共に半日を楽しんだことは、昨年の同時期のエントリーに書いている。市制50周年の記念イベントだったので続けて開催されるかどうか疑問だったが、音楽好きのボランティアが奮闘したのか今年も昨年よりも大きな規模で開催された。
070916_1.jpg 天気は昨年と同じように曇天で蒸し暑いが、雨はパラパラと降った程度であった。仲間と待ち合わせた泉北高速鉄道の南ターミナル和泉中央駅では、ファニーカンパニー・ジャズ・オーケストラというアマチュアのビッグバンドがスタンダード・ナンバーを演奏していた。サックス4,トランペット3、エレキベースギター、アコースティック・ベース、エレクトーンなどアンプを介して大音響である。聴衆は、このバンドをぐるっと囲んでいるだが、よほどJazz好きなのかお爺さんが一人、輪の中で椅子を持ち出して聞き入っていた。アンコールが終わったところで、昨年なかなか上手いバンドがきていたエッテルム・フィノンに歩いた。途中、ルージュ・トマトというベーカリーカフェやモーンというケーキ屋の店の駐車場広場で演奏の準備が行われていた。
070916_2.jpg エッテルム・フィノンでは、ピザやフライドチキンなどの軽食やビールなどの飲み物がオール500円で提供されている。暑い中を歩いてきたのでビールで喉を潤すころに、不動裕子クインテットなるボーカル、ピアノ、ドラムスが女性でとアコースティック・ベースとアルトサックスが男性の若いメンバーの演奏が始まった。ドラムスが女性というバンドは珍しい。まだ、できたばかりのバンドらしいが、アルトサックスを吹く倉都翔平くんは馬力があった。この、「和泉の国ジャズストリート」への出演料は安い(あるいはただ)らしく、チップを求めていた。いろいろと場所を変えるのも面倒なので桃山学院カンタベリーホールの公演まで、ここで落ち着くことにした。070916_3.jpg しばらくして、TONE Quartet というピアノとビブラフォンが女性、アコースティック・ベースとドラムスが男性のバンドの演奏が始まった。このバンド関谷友加里さんのピアノが素晴らしい。Caravan などお馴染みのテーマでの improvisation をかぶりつきで楽しんだ。ただ、ピアノの設置場所(方向)が悪く、ステージの隅っこで壁に向かって弾いているので背中しか見えない。
 次のステージは、MD where is Philly? Trio という男性3人のバンドである。このトリオには、drums がいない。それで、バンド・リーダの大井戸良久が好きな Drum Artist で有名な Philly Joe Jones はどこにいるの?とバンド名を付けたとのことである。大井戸良久のトランペットもボーカルもしっとりした味がある。よい drums が見つかって今度は Quartet で聴けることを楽しみにしたいものだ。
 

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2007年9月13日

隠居、MT Tag Cloud 設置にてこづる

 この頃、ブログのサイドバーなどに Tag Cloud (タグ・クラウド) なる表示が目立つようになってきた。 Tag Cloud (タグ・クラウド)は、そのキーワード(タグ)をAlphabet順に列挙し、文字の大小でその出現頻度を示したものである。例は、このブログの右サイドトップ・ページに表示している。興味があるキーワードがあれば、そのキーワードをクリックしてみてください。そのキーワードが設定しているエントリーの一覧が見られるはずである。
 導入は簡単に考えていたが頭が固くなった老人には、ここまで来るのは時間を要する作業だった。ブログにあらたなカスタマイズをするときには、いつも Google Search をする。このサーチで、いつもお世話になっている「小粋空間」さんのエントリーがヒットした。まず、目についたのは「Tag Cloud のページを作る」である。このエントリーは、2005年8月に書かれており、その後加筆修正されている。その加筆修正部分をじっくりと読むべきであったが、そこに紹介されているのが、Movable Type の先進的なプラグイン作成で有名な Ogawa:さんのプラグインだったので、一も二もなく飛びついてしまった。紹介通りに設定していくと、確かに Tag Cloud らしきものは表現することができたが、頻度によって字の大きさが変化しない。いろいろと調べてみたが解決できない。その調査中に、「小粋空間」さんの「Movable Type 3.3 エントリー・タグ詳説」というエントリーがあることが分かった。そのエントリーは Movable Type 3.3 から追加されたタグ機能の利用方法を解説している six apart 社の英語のページ「Everybody loves tags!」を訳して紹介いただいている。このエントリーの解説に基づいて、紹介されているエントリー・タグの設定方法を試してみた。一見上手くいっているようであるが、肝心のタグ(キーワード)の表示がない。今までのカスタマイズ失敗経験から得た知識で、最初にインストールしたプラグインを全て削除してやり直して見るとようやく求めていた Tag Cloud (タグ・クラウド)が表示された。「小粋空間」さんの「Tag Cloud のページを作る」エントリーの加筆修正には、赤字で「3.3 以降はエントリー・タグが標準機能として用意されています。」と書いてある。人生残る時間が少ないのに無駄をしたものだ。
 ところがもう一つの難関が待っていた。 Tag Cloud (タグ・クラウド)に表示されているタグ(キーワード)をクリックすると、そのタグがあるエントリーを表示するページが現れる。このページ、全く役に立たないほどの表示である。このページのテンプレートがなかなか特定できなかったが、Google で"検索結果画面テンプレート"でサーチしてみると「小粋空間」さんが、2004年9月に投稿された「検索画面テンプレー」というエントリーがヒットした。ここで指示されている "mt.cgi が配置してあるところに'search_templates'というディレクトリがあり、その中の'default.tmpl'というファイル"を置き換えて見たが変化はない。だが、ソースコードから推定してどうやら検索結果を表示する画面らしいことが分かったので、ブログのメインメニュー→テンプレート→システム→検索結果のテンプレートを上のファイルで置き換えてみるとほぼ期待通りの表示がされることが分かった。私は、早い時期(2006年4月)にデフォールトのサイト内検索をGoogle検索ボックスに置き換えているので、検索結果のテンプレートを変更することなしにきていたため、表示がおかしかったらしい。この検索結果のテンプレートを弄って、見やすい表示に変更した。
 今までTag Cloud を意識していなかったので、各エントリーにタグを挿入していない。時間のあるときに、ボチボチと追加していくつもりである。カテゴリーから検索するよりも、よりハイパーリンク的になるので、自分にとっても便利なると思う。

2007年9月 3日

9月のJazzダウンロード:All The Things You Are

 "All The Things You Are" は、Wikipediaによれば Jerome David Kern 作曲で Oscar Hammerstein の作詞である。その Lylics は次のようなものである。どうやら、「お前は私のすべて」と訳したらいいような日本語ではとても書けないようなラブソングらしい。
Time and again I’ve longed for adventure,
Something to make my heart beat the faster.
What did I long for? I never really knew.
Finding your love I’ve found my adventure,
Touching your hand, my heart beats the faster,
All that I want in all of this world is you.
(chorus)
You are the promised kiss of springtime
That makes the lonely winter seem long.
You are the breathless hush of evening
That trembles on the brink of a lovely song.
You are the angel glow that lights a star,
The dearest things I know are what you are.
Some day my happy arms will hold you,
And some day I’ll know that moment divine,
When all the things you are, are mine!

 この曲は、多くの Jazz Artists に好んで演奏されている。特に、 BeBop 系の演奏が多いようである。いつもの eMusic でサーチしてみると 296 のもアルバムがヒットした。ダウンロード数の制限がある中ではすべてをダウンロードするわけにいかないので半数以上を割愛した。それでも、毎月の契約数にブースターパックを購入して、119枚のアルバムからダウンロードした。ダウンロードした曲は、MusicMatch で wav に変換し、SoundEngine で一括音量調整した。曲数が多かったので、全曲を完了するのに1時間くらい要した。パソコン任せなので放っておいたらいいのだが。
 このメロディが好きな Artists が多いのか、coo l な演奏が多い。BGMとして流すのになかなかいい。

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