隠居の紅葉狩り:神戸森林植物園
11月25日、近くに住む娘が会社に休みをもらったことで孫の世話から解放された。それで、前から行ってみたいと思っていた神戸の森林植物園に車を走らせることにした。
カーナビの指示は、阪神高速道路神戸線生田川出口から神戸市街地を走り、再度山ドライブウェイから山に上るルートである。再度山ドライブウェイにはあちらこちらに楓の木があり、色の濃さを変えながらグラデーション様に紅葉している。この紅葉の中を熟年グループがハイキング・コースを登って行った。熟年の山登りはブームなのだ。
入園料ひとり¥300と駐車料金¥500を払って車を駐めると、鮮やかに紅葉したメタセコイアの並木が眼に飛び込んできた。ここにきた目的のひとつは、変わった鳥でも見つけられるかもしれないという期待である。入り口でもらったガイドマップにある【野鳥の森】を目指して、坂を下って行くと紅い楓が陽の光を受けて鮮やかである。
期待した野鳥は、植物園内にある【長谷池】には姿はなく【野鳥の森】近くでようやく、あまり見かけないスズメ大の小鳥をキャッチした。撮った写真を自宅に帰って【絵解きで野鳥が識別できる本】で確認するとどうやらヤマガラのようである。
帰りは、曲がりくねった六甲山尾根道のドライブウェイを西宮夙川にでるコースをドライブした。若い時によく走ったことを思い出していた。先日、11月14日、23日には、須磨から宝塚にいたる全長 56km の六甲山全山縦走大会が開かれている。高校同期の友人が参加したようだ。 この距離を一日で歩き通すには、友人のように大学時代はワンゲルでならし、普段から歩き慣れている人でないととても無理であろう。だが、参加証をもらうには、早くから並ばないともらえないらしい。歩くことはブームなのである。
再度山ドライブウェイの紅葉 | 紅葉したメタセコイア並木 | 鮮やかな紅葉:森林植物園 | ヤマガラ:森林植物園 |
絵解きで野鳥が識別できる本 (BIRDER SPECIAL)
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叶内 拓哉
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