2010年11月27日

隠居の紅葉狩り:神戸森林植物園


 11月25日、近くに住む娘が会社に休みをもらったことで孫の世話から解放された。それで、前から行ってみたいと思っていた神戸の森林植物園に車を走らせることにした。
 カーナビの指示は、阪神高速道路神戸線生田川出口から神戸市街地を走り、再度山ドライブウェイから山に上るルートである。再度山ドライブウェイにはあちらこちらに楓の木があり、色の濃さを変えながらグラデーション様に紅葉している。この紅葉の中を熟年グループがハイキング・コースを登って行った。熟年の山登りはブームなのだ。
 入園料ひとり¥300と駐車料金¥500を払って車を駐めると、鮮やかに紅葉したメタセコイアの並木が眼に飛び込んできた。ここにきた目的のひとつは、変わった鳥でも見つけられるかもしれないという期待である。入り口でもらったガイドマップにある【野鳥の森】を目指して、坂を下って行くと紅い楓が陽の光を受けて鮮やかである。
 期待した野鳥は、植物園内にある【長谷池】には姿はなく【野鳥の森】近くでようやく、あまり見かけないスズメ大の小鳥をキャッチした。撮った写真を自宅に帰って【絵解きで野鳥が識別できる本】で確認するとどうやらヤマガラのようである。

 帰りは、曲がりくねった六甲山尾根道のドライブウェイを西宮夙川にでるコースをドライブした。若い時によく走ったことを思い出していた。先日、11月14日、23日には、須磨から宝塚にいたる全長 56km の六甲山全山縦走大会が開かれている。高校同期の友人が参加したようだ。 この距離を一日で歩き通すには、友人のように大学時代はワンゲルでならし、普段から歩き慣れている人でないととても無理であろう。だが、参加証をもらうには、早くから並ばないともらえないらしい。歩くことはブームなのである。

再度山ドライブウェイの紅葉;クリックすると大きな写真になります紅葉したメタセコイア並木;クリックすると大きな写真になります鮮やかな紅葉:森林植物園;クリックすると大きな写真になりますヤマガラ;クリックすると大きな写真になります
再度山ドライブウェイの紅葉紅葉したメタセコイア並木鮮やかな紅葉:森林植物園ヤマガラ:森林植物園


絵解きで野鳥が識別できる本 (BIRDER SPECIAL)
叶内 拓哉
文一総合出版
売り上げランキング: 138061


2010年11月24日

隠居の京都:紅葉真っ盛りの実相院と詩仙堂


 飛び石連休の11月21日、家内が京都にひとり住む娘に荷物を持っていくというので、アッシーを頼まれた。荷物を届けたあと、1日1200円で車を駐めておける出町柳の公営地下駐車場に車を置いて、岩倉実相院行きのバスに乗った。快晴である。叡山電鉄を岩倉駅まで乗り15分ほど歩いても行けるのだが、バスだと実相院に横付けである。
 実相院には開門 9:00 前に着いたが、すでに 100 人くらいが行列を作っていた。実相院には駐車場はないことになっているが、10台ぐらいが駐まっていた。空いておれば、30分くらい駐めてくれるようだ。
 実相院はもとは天台宗のお寺だったようだが、現在は単立寺院である。むしろ、TV などで紅葉シーズンになると取り上げられる床もみじで有名な小さなお寺である。あちらこちらの傷みが激しいのか、いろいろと補強されている。拝観料¥500 はそれらの修復に当てられるのだろう、この小さい寺に観光バスが何台も入ってきた。肝心の床もみじは、室内撮影禁止なので撮ることはできない。これだけ人が多いとゆっくり鑑賞どころではないが、正午ごろがいいらしい。
 縁側を伝って庭を巡っていると、まだ紅葉していない楓の枝に、シジュウカラが留りにきた。これだけ人が多いのに、近くの枝に寄ってくるのは人に慣れているからだろうか。
開門前;クリックすると大きな写真になります実相院奥庭;クリックすると大きな写真になります楓にシジュウカラ;クリックすると大きな写真になります実相院の山門脇;クリックすると大きな写真になります
岩倉実相院:開門前の行列岩倉実相院:奥庭楓にシジュウカラ実相院の山門脇


 実相院を早々に切り上げて、詩仙堂に回ってみることにした。乗って来たバスでひっかえし、高野川沿いの修学院駅バス停で降り、地図を頼りに歩いた。どうやら道を間違えたらしく少々遠回りになったが、何とかたどり着いてみると、ここも大勢の人である。この時期の京都の紅葉で有名なところは、しかたない。おまけに、快晴である。
 少々歩きまわってお腹が空いたので、娘がネットで調べていた高野川沿いの小さなイタリアンレストラン【クリノコ】までタクシーをとばした。ランチセットは、デザート・コーヒーまでついて、リーズナブルでなかなか美味しかった。

ダイサギ;クリックすると大きな写真になります詩仙堂残月軒横の楓;クリックすると大きな写真になります詩仙堂庭園;クリックすると大きな写真になりますイタリアンレストラン【クリノコ】;クリックすると大きな写真になります
ダイサギ:高野川詩仙堂残月軒横の楓詩仙堂庭園の楓イタリアンレストラン【クリノコ】


 

2010年11月20日

隠居の探鳥ウォーク:今シーズンも探鳥日誌をつけてみる


 11月も半ばを過ぎていよいよ冬鳥のシーズンとなった。探鳥ウォークをするたびに、野鳥の種類も数も多く観察されるようになった。
 泉北ニュータウンのそれも狭い地域であるが、今年の2月~4月に記録したように、今シーズンも野鳥の記録を残しておきたいと思う。今シーズンの記録も、Web page にして右メニューに置き、続けて掲載していきたい。

 詳しく観察しだしてまだ3日間だが、今シーズンの特徴はハシビロガモが多く飛来していることである。ハシビロガモは、ヒドリガモ・コガモと同じように草食性(実際には、プランクトンを食しているようだが)である。
 気のせいか今シーズンは、セキレイ類が多いような気がする。昨年初めて見たキセキレイは、今シーズンは何回か見かけた。未だに、これといった写真がとれないカワセミもあちこちに姿を現すことも分かってきた。気長にチャンスを待ちたいものだ。
 また、栂地区美木多上にある雑木林にイカルが群れているのも、今まで気がつかなかったのかもしれないが、新しい発見である。

ヒドリガモの採餌;クリックすると大きな写真になりますハシビロガモの採餌;クリックすると大きな写真になりますコガモ雄;クリックすると大きな写真になりますカルガモ;クリックすると大きな写真になります
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2010/11/18
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/640s F5.6
トリミング
ハシビロガモ:摺鉢池(堺)
2010/11/18
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO3200 1/640s F5.6
トリミング
コガモ雄:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F5.6
トリミング
カルガモ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング
セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になりますハクセキレイ;クリックすると大きな写真になりますキセキレイ;クリックすると大きな写真になりますカワセミ;クリックすると大きな写真になります
セグロセキレイ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO2400 1/640s F5.6
トリミング
ハクセキレイ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング
キセキレイ:和田川(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
カワセミ:尾美濃池(堺)
2010/11/17
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/40s F5.6
トリミング
モズ;クリックすると大きな写真になりますツグミ;クリックすると大きな写真になりますイカル;クリックすると大きな写真になります
モズ:美木多上(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/640s F5.6
トリミング
ツグミ:美木多上(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/1250s F5.6
トリミング
イカル:美木多上(堺)
2010/11/19
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング

2010年11月17日

隠居の探鳥ウォーク:泉北ニュータウンにも冬鳥がやってきた


 公園の桜葉なども紅くなってきて冬が近づいてきた。この時期になると近所にある遊水池や溜池にも冬の水鳥が飛来してくる。
 昨年のブログをたどってみると11月16日に田辺池にヒドリガモ飛来の記録がある。今年は、11月6日に観察している。少し、早いのかもしれない。11月16日、買い物帰りに田辺池を覗いてみると15羽がカウントできた。
 翌朝、他の池にも水鳥が飛来しているのではないかと池巡りをしてみた。田辺池のヒドリガモは、22羽に増えていた。 小さい池ながら変わった種類の水鳥がくる摺鉢池では、ハシビロガモと、留鳥となっているバンが観察された。
 水が干上がったままになっている筆池には、セキレイ以外は鳥の姿はないが、尾美濃池に回ってみるとキンクロハジロ が姿を見せた。水鳥に気を取られていると、自転車のキキーというブレーキ音のような鳴き声をあげて、小さな鳥が水面すれすれに飛び、遠くのコンクリート壁に留まった。カワセミである。かろうじて、トリミングして確認できるような写真がメモリに残っていた。

 持って歩いた NikonD90 につけたΣ120-400mm のOS(Optical Stabilizer:手ぶれ防止機能)を off にしたままだったので、写真が手ぶれしてしまっている。シャッター優先の設定も、何かの拍子に 1/3200 となっており、まともな写真が撮れなかった。いつまでたっても、うっかり病は治らないらしい。
ヒドリガモ;クリックすると大きな写真になりますハシビロガモ;クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になりますカワセミ;クリックすると大きな写真になります
ヒドリガモ:田辺池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO640 1/30s F5.6
トリミング
ハシビロガモ:摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 165mm
(35mm相当247mm)
ISO3200 1/3200s F5.6
レタッチ
キンクロハジロ:尾美濃池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/50s F5.6
トリミング
カワセミ:尾美濃池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/40s F5.6
トリミング

2010年11月16日

隠居のネット利用:Amazon で音楽曲をダウンロードする


 11月13日、amazon.co.jp から、【○○ ○○ 様 【無料も】MP3ストアオープン】というタイトルのメールが届いた。Amazon で、日本からダウンロード購入できなかった音楽ファイルが購入できるようになったのだ。
 インディーズ系の MP3 ファイルをダウンロードできていた eMusic は、この2月から日本ではダウンロードできなくなっていた。ダウンロードできていた Lavel が増えてきていただけにまことに残念であった。Sony Music および Warner Music の Label と契約したことで日本でのダウンロードができなくなった原因のようである。JASRAC はネットへの理解が薄いようにおもう。 Amazon のアメリカサイトでの Mp3 Store もアメリカの人だけしかダウンロード購入できなかった。ところが、Amazon では日本でも OK になったのだ。巨大Label や JASRAC をどのように説得したのだろうか。

 下のスクリーンショットをクリックしてみてください。【MP3ダウンロード 】のカテゴリーで楽曲を検索して、ダウンロード購入できるようになっているのが、分かると思います。
MP3DL_00.JPG
 どれぐらいヒットするのかとアメリカのサイトと比較して試してみた。Amazon Store の【MP3ダウンロード 】のカテゴリーで【Miles Davis】で検索してみると、アメリカのサイトでは 3,433 曲(2010/11/16現在)がリストされる。ところが、日本のサイトでは 5,365 曲(2010/11/16現在)がリストされる。よく調べていないので分からないが、日本のサイトでは、日本で発売されたレコードも網羅されているのかもしれない。
 だが、日本でダウンロードできる曲は、screenshot を見ていただければ分かるように、これから順次開放されるらしい。

アメリカのサイトでの検索結果
MP3DL_02.JPG
日本のサイトでの検索結果
MP3DL_03.JPG


 問題は価格であるが、もうすでにダウンロード購入ができる【Miles Davis】のアルバム【Kind of Blue】で調べてみると、以下のように、現在の円高状況を考慮すると日本のサイトの方が高い。
日本での価格
MP3DL_05.JPG
アメリカでの価格
MP3DL_06.JPG

$で買うほうが安いので、アメリカのサイトでダウンロードしようとするとやはりアメリカ人だけの制限がある。
MP3DL_01.JPG
 日本のiTune store では、私の favorite である Jazz はあまりヒットしない。((追記:2010/11/17)現在はかなりヒットするようになった。ただし、1曲¥150と少し高い。)
 欲しい Jazz の曲がある時は、Amazon でサーチするくらい Amazon には多くのLavel の楽曲が収納されており、手に入れたい場合は仕方なく Amazon でアルバムを購入していた。これからは、私の趣味である Jazz の収集は1曲づつ比較的安価に購入できるので非常に便利となった。ありがたいことです。

 右サイドメニューに、【MP3 ダウンロード】ページへのリンク・バナーを置いた。もし、何か楽曲をダウンロード購入するときには利用していただける。日本のサイトなので、J-Pops もOKである。歌手によっては、演歌もダウンロード購入できるようである。

2010年11月14日

隠居の紅葉狩り:北茨城の花園神社へ行く


 1年ぶりに、11月10/11/12日関東圏へ旅行した。メインは、定年後3年間東京で単身赴任したときの仲間とのゴルフ・コンペである。だが、せっかく行くので、下手なゴルフをするだけではつまらない。

富士山:新富士を通過したあたり;クリックすると大きな写真になります西日を受ける富士山;クリックすると大きな写真になります 多分、1年ぶりの新幹線である。あまり利用もしないのに、パソコンの前で座席指定までできてしまうので EX-IC を持っている。いつも富士山がよく見える席に乗りたくて、E 席を指定する。10日は快晴だった。新大阪 14:17 発の【のぞみ】は、16 時くらいに新富士・三島あたりを走る。Nikkor18-200mm を窓ガラスに押し付けて、西日を受けて珍しくくっきり見える富士山を連写した。

 夜は、親しく付き合っていただいている先輩夫妻と何年かぶりに六本木の【おじちゃん】で、おでんを懐かしく食したあと、【All Of Me Club】で Jazz を楽しんだ。池野成秋のピアノ・トリオ+Vocal であったが、名前を失念したがゲストでサックスを吹かれた方が、なかなか良かった。
 明日はゴルフということで、ゴルフ場に近いつくばエキスプレス守谷駅前のホテルに早めにチェックインするときに、同じコンペに参加する仲間とバッタリと鉢合わせ、そのままスナックバーでカラオケ。就寝したときは、日付が変わっていた。
 翌日のゴルフは睡眠不足がたたってさんざんだったが、一日快晴・無風と恵まれた。早い時間から始まった 19 番ホールのアルコールも効いて、その晩はぐっすりと眠りこけた。

 翌朝も快晴である。埼玉から迎えに来てくれた大学時代の友人は、北茨城の花園渓谷に行こうという。昨年は、袋田の滝に連れていってくれた。同じ時期なので、紅葉が期待できる。しかし、今年は少し遅いらしい。
 ナビが案内するまま、常磐自動車道の北茨城 IC を出て、一般道を走り、水沼ダムを経て花園神社に車を停めた。11時過ぎだったから2時間あまりのドライブである。花園神社は、どうやら桓武の時代に草創されたらしい小さな神社であるが、歴史を感じさせる。あたりの紅葉は、まだ少し早いようであるが、楓は紅く色をつけている。
 神社から林道を上がっていくと奥の院と七ッ滝に出るという。この7月に、フランス・アルプスを歩いてきた友人はスイスイと登っていく。見る間に姿が見えなくなった。追いつこうと汗でジャケットをぐっしょりさせながら一生懸命歩いたが、道を間違ってしまって、ずいぶん歩いたが七ッ滝にたどりつかない。車で登ってきていたグループの人たちと出会って、道を間違っているのに気がついた。途中にあった小さな石造りの鳥居をくぐらないといけなかったのだ。心配して、車で迎えに来てくれた友人に、「信仰心のない人間は、鳥居をくぐるのに抵抗があるんだな。」と冷やかされた。

 帰りは、つくばエキスプレスの【つくば】まで送ってもらって、秋葉原から東京駅に向かい予定通りの【のぞみ】に乗って帰った。金曜の夕刻とあって、駅はビジネスマンが溢れていた。
 よき先輩・友人と快晴の日々に感謝の、何ものにも代えがたい3日であった。
花園神社境内の紅葉;クリックすると大きな写真になります林道脇の黄葉;クリックすると大きな写真になります林道脇の滝;クリックすると大きな写真になります七ッ滝;クリックすると大きな写真になります
花園神社境内のもみじ林道脇の黄葉:紅より黄色が多い間違って上がった林道脇の滝七ッ滝

2010年11月 6日

隠居の探鳥ウォーク:立冬前日の泉北

 11月6日、快晴で放射冷却の朝は寒くなった。明日は立冬である。寒くなると水鳥が増えてくる。今朝は、昨冬よく歩いた溜池をめぐってみることにした。

 毎年ヒドリガモがやって来る田辺池の北端に水鳥が群れている。確認しようと回りこんでいる間に、釣り人が近づいたせいか、どこかに飛び立っていってしまった。この池には、草食のヒドリガモしかやってこないから、魚がいないと思うんだが。
 そこから、散策コースとしている三木閉地区のテラスハウスの庭に隣接する小さな摺鉢池に行ってみると、留まったまま動かないアオサギの横に、ヒドリガモが4羽、羽を休めている。順光となる方に回りこむと、ツタがうっそうと絡まった雑木に、ゴイサギの成鳥と幼鳥が、数えてみると6羽留まっている。夜行性という、ゴイサギは、茂みの中で休息しているらしい。留鳥らしいが、今年の春に幼鳥に出会ってから夏の間にはお目にかからなかった。
 摺鉢池につながっている、もう少し大きな筆池、尾美濃池はヘラブナの養殖池であるが、この時期は出荷時期らしく水が抜かれていて、先日の雨で、少し水がある程度である。もちろん、水鳥はいない。 大庭寺地区にある小さな溜池の侍池には、キンクロハジロが1羽泳いでいた。このシーズン、初めてのお目見えである。すぐそばの、松池にはバンが1羽、餌を求めていた。
 帰途の道すがら、中学校横の新深池を覗いてみると一組と1羽のカルガモが泳いでいた。だんだんと鳥の種類が増えてきたようだ。

紅葉したハゼ;クリックすると大きな写真になりますヒヨドリ;クリックすると大きな写真になりますヒドリガモ;クリックすると大きな写真になりますカルガモ;クリックすると大きな写真になります
紅葉したハゼヒヨドリ:田辺池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング
ヒドリガモ:摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/200s F5.6
トリミング
カルガモ:新深池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/125s F5.6
トリミング
ゴイサギ(成鳥);クリックすると大きな写真になりますゴイサギ(幼鳥);クリックすると大きな写真になりますキンクロハジロ;クリックすると大きな写真になりますバン;クリックすると大きな写真になります
ゴイサギ(成鳥):摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング
ゴイサギ(幼鳥):摺鉢池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
キンクロハジロ:侍池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/400s F5.6
トリミング
バン:松池(堺)
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/160s F5.6
トリミング

2010年11月 3日

隠居の探鳥ウォーク:木枯らし1号のあと


 大阪では、10月27日に木枯らし1号が吹いた。寒くなってきたので、見られる野鳥も変わってきたのではないかの期待をもって、いつもの泉北ニュータウンの二級河川和田川を探索した。何やかやと10月の下旬はヤボ用が多かったので、野鳥観察も間があいている。

 この時期、セキレイ類が元気である。恋の季節なのか、2羽でじゃれ合っているハクセキレイもいる。 セグロセキレイも、この川で初めて見たキセキレイもやってきた。
 流れの中には、いつものカルガモとは別に、カルガモよりひと回り小さいコガモの群れが泳いでいた。 しかし、冬場に見かける典型的な雄の姿はみあたらない。どうやら、エクリプスのようだ。
 この和田川の上流美木多上あたりに残っているこんもりとした林で、例のイカルのさえずりが聞こえる。梢を見上げると、曇天の空をバックに留まってさえずっている。9月に京都府立植物園で撮ったのが初めてであるが、自宅近くにも生息していたのだ。
 どんよりした雲から、ポツリと雨が落ちてきた。あわててカメラにスーパーのポリ袋をかぶせて、急いで自宅に戻った。

ハクセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になりますキセキレイ:和田川;クリックすると大きな写真になりますコガモ:和田川;クリックすると大きな写真になりますイカル:和田川;クリックすると大きな写真になります
ハクセキレイ:和田川
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/320s F5.6
トリミング
キセキレイ:和田川
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/100s F5.6
トリミング
コガモ(♀とエクリプス):和田川
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング
イカル:和田川
Nikon D90
ΣAPO120-400mm 400mm
(35mm相当600mm)
ISO200 1/500s F5.6
トリミング