隠居の探鳥ウォーク:木枯らし1号のあと
大阪では、10月27日に木枯らし1号が吹いた。寒くなってきたので、見られる野鳥も変わってきたのではないかの期待をもって、いつもの泉北ニュータウンの二級河川和田川を探索した。何やかやと10月の下旬はヤボ用が多かったので、野鳥観察も間があいている。
この時期、セキレイ類が元気である。恋の季節なのか、2羽でじゃれ合っているハクセキレイもいる。 セグロセキレイも、この川で初めて見たキセキレイもやってきた。
流れの中には、いつものカルガモとは別に、カルガモよりひと回り小さいコガモの群れが泳いでいた。 しかし、冬場に見かける典型的な雄の姿はみあたらない。どうやら、エクリプスのようだ。
この和田川の上流美木多上あたりに残っているこんもりとした林で、例のイカルのさえずりが聞こえる。梢を見上げると、曇天の空をバックに留まってさえずっている。9月に京都府立植物園で撮ったのが初めてであるが、自宅近くにも生息していたのだ。
どんよりした雲から、ポツリと雨が落ちてきた。あわててカメラにスーパーのポリ袋をかぶせて、急いで自宅に戻った。
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