3月7日、
24節気の啓蟄になったが、朝9時を過ぎても気温は5度を上回らない。風も吹いているが、空は青く澄んでいる。カロリー消費のためにと歩いた。単純に歩くだけはできない性分だから、いつものようにカメラをぶら下げていく。
梅の時期は長い。歩き出した和田川の堤には、どなたが植えられた梅の木3本が満開である。一見桜のようだが、花びらの先が丸いから梅だろう。桜の花びらの先は割れており、桃の花びらはとんがっているらしい。
田んぼの畦には、ナズナの白い花が満開である。この寒い時期にも、被写体として雪景色を求めて元気に飛びまわっている ペンペンというニックネームを持つ同年齢の友人をふと思い出したりした。
この時期オオイヌノフグリの青い小さな花はアチラコチラで見られるが、そのそばにヒメオドリコソウが薄紅色の花を咲かせだしている。やっぱり、啓蟄の時節になってきたようだ。
啓蟄の候での草木
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梅(白加賀?):大森・和田川(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 66mm(35mm換算370mm) プログラムオート 1/950 F7.1 ISO200 |
ナズナ(ペンペン草):三木閉(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 28mm(35mm換算157mm) プログラムオート 1/850 F4.5 ISO200 |
ナズナ(ペンペン草):三木閉(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 42mm(35mm換算237mm) プログラムオート 1/800 F6.4 ISO200 チルトモニターを使って、ローアングルで |
オオイヌノフグリとヒメオドリコソウ:三木閉(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 56.9mm(35mm換算319mm) プログラムオート 1/850 F5.6 ISO200 |
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ヒバリの囀りを今年になって初めて聞いたが、写真には収めることはできなかった。川底を浚えて葭の繁みなどがなくなった野々井あたりの和田川には、小鳥は姿は現さないが、セグロセキレイ・ハクセキレイの数は多い。
和田川の堤の外側すぐに昔からある萱の繁みには、この時節にはホオジロが姿を現す。かなりの数がいるようだが、すぐに繁みに隠れるのでカウントはしにくい。それに混じって、アオジもいるようだ。これらホオジロ類は、一箇所にじっとしていることは少ないので、合焦が極めて難しい。
小さな松池にいつもいたマガモは、どこかに移住したのか、姿がない。隣のヘラブナ養殖池である尾美濃池には、この日はホシハジロの群れが目立った。
啓蟄の候での鳥たち
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セグロセキレイ:和田川(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 102.9mm(35mm換算576mm) プログラムオート 1/340 F5.6 ISO200 |
ホオジロ:野々井(堺) 2014/3/7 NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3 420mm(35mm換算630mm) シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO200 RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング |
キジバト:野々井(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 102.9mm(133.4mm換算747mm) プログラムオート 1/850 F6.4 ISO200 |
モズ:三木閉(堺) 2014/3/7 NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3 500mm(35mm換算750mm) シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO360 RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング |
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戯れ合うヒドリガモ:田辺池(堺) 2014/3/7 NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3 140mm(35mm換算210mm) シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO200 RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング |
ダイサギ:尾美濃池(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 185mm(35mm換算1036mm) プログラムオート 1/450 F5.6 ISO200 トリミング |
ホシハジロとハシビロガモ:尾美濃池(堺) 2014/3/7 NIKON D7000+∑50-500mm/F4.5-6.3 290mm(35mm換算435mm) シャッター優先オート 1/640 F6.3 ISO200 RAW画像をAdobe PE11 で現像、トリミング |
キンクロハジロ:尾美濃池(堺) 2014/3/7 FUJIFILM Finepix HS50EXR 160.5mm(35mm換算899mm) プログラムオート 1/350 F5.6 ISO200 トリミング |
詳細は、
野鳥日誌に記録している。
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