2012年3月20日

隠居の探鳥ウォーク:垂れ下がる ヌルデの房に シロハラが


 ウグイスの初鳴きを聞いて1ヶ月以上になったが、その他の春鳥のさえずりはまだ少ない。寒い日が続いたせいだろう。それでも、田おこしが始まっている畑地を歩くとヒバリのさえずりが聞こえてきたりする。だが、保護色にちかい姿は、なかなか見つからない。
 その点、まだ北へ帰らない水鳥たちは、見つけやすい。ヒドリガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロなどが、まだとどまっているし、近辺ではあまり見かけないオオバンが、池の岸から倒れ下がった竹の緑葉に飛びついていたりする。

 まだ、高い山では住みにくいのか、アオジが、アチラコチラに出現する。〚鳴き声と羽根でわかる野鳥図鑑〛には、次のような説明がある。
北海道、本州、四国、九州、沖縄で、留鳥や漂鳥として見られる。繁殖期は標高1000m 以上の草原などに生息し、冬lこなると平地に降りてくる。地上を跳ねながら歩いて草の実を食べる。冬の間は、街中の公園や庭先などでも、地面に降りて落ちている種をついばむ様子を見ることができる。ただし、警戒心が強く、すぐやぶの中に逃げ込んでしまう。鳴き声も「チッ」とい小さなものに。抱卵はメスが行う。


 ツグミシロハラも冬鳥で、まもなく北へ帰るようであるが、帰るようになってから目につきだした。上の図鑑によれば、シロハラは警戒心が強く、すぐ逃げるらしいが、ぶどうのように房で垂れ下がったヌルデの実を啄むのに一生懸命で、何枚かの写真を撮らしてくれた。留鳥のモズシジュウカラも繁殖期になってきたのか、姿をよく見るようになった。

もうすぐ北へ帰る水鳥たち
コガモ;クリックすると大きな写真になります ヒドリガモ;クリックすると大きな写真になります キンクロハジロ;クリックすると大きな写真になります ホシハジロ;クリックすると大きな写真になります
コガモ♂:明治池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ヒドリガモ:田辺池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
キンクロハジロ♂:尾美濃池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO450 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ホシハジロ:尾美濃池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/640s ISO200 F7.1)
露出補正 なし
トリミング

もうすぐ北や高い山へ帰る小鳥たちなど
アオジ;クリックすると大きな写真になります ツグミ;クリックすると大きな写真になります シロハラ;クリックすると大きな写真になります モズ;クリックすると大きな写真になります
アオジ:大森(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
ツグミ:美木多上(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO280 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
シロハラ:明治池(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO1800 F6.3)
露出補正 なし
トリミング
モズ( 留鳥):美木多上(堺)
2012/3/14
Nikon D7000
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当750mm)
シャッター優先オート
(1/800s ISO200 F7.1)
露出補正 なし
トリミング

詳細は、探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31~   )をご覧下さい。

 

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