隠居の花見:京都下鴨神社・賀茂川・府立植物園あたり
4月9日土曜日、未明までかなり強く降っていた雨も、朝7時頃にはやんだ。京都に一人住まいする娘のところに、何やかや届けるというので、花見をかねてアッシーをした。
娘の住まいに近い下鴨神社にはあまり桜はないが、少し歩くと賀茂川にかかる北大路大橋にでることができる。そこから 5分ほど北へ上ると、府立植物園がある。北山通りでレストランを見つけてランチをするつもりで北大路大橋から植物園沿いの堤をぶらぶらと歩いた。賀茂川の北大路から北山通りまで植物園横の堤には、枝垂れ桜が満開である。河原では、どのような団体か確認はしなかったが、露天が並んで産物を販売していたりした。
川ではポップコーンか何か水鳥に餌を与えている家族がいて、マガモやアオサギが近寄ってきていた。ただ、中洲に留まっていたカワウは知らん顔であった。マガモ・カルガモに混じって、見たことないカモが1羽泳いでいる。撮った写真を自宅で確認してみるとヨシガモのようだ。初めての出会いである。
北山通りの名前の知れたレストランは満員であったが、比較的空いていたイタリアンでスパゲティ・ランチを摂り、北山入口から植物園に入場した。60歳以上は、免許証などで証明ができれば、無料である。
さすが植物園である。色とりどりの花がさいているが、人が多いせいか鳥の姿はあまり観察できない。今回気がついたことであるが、京都といえば多い外国の方々の姿が見えない。いつもよく聞こえてくる中国語は、一切聞こえない。観光バスにもほとんど会わない。東日本大震災の影響が確実に出ているようである。
それでも、下鴨から第二京阪道路に乗るために選んだ川端通りを走ると、祇園白川あたりを頭に渋滞で動かなくなった。観光ガイドなどで紹介されているような場所は、やっぱり賑わっているのだ。そう、そう! 消費で日本を支えなくっちゃ。
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