隠居のDIY:小物収納棚を作る;トリマーとルータの練習
Vermont 社のアリ溝ガイドキットを使って、1X4 材で抽出を作ったことは今年4月のブログで記録した。1X4 材ではなんとか形になることは確認したが、よく使うパインの集成材でもアリ溝ガイドキットは使えるだろうかと試行してみた。
題材は端材として余っているパインの集成材、MDF(medium density fiberboard:中密度繊維板)、ケイカル板を使って、パソコン横の棚に雑然と置いているUSB ケーブルやカード・リーダー、DCコンバーターなどを木の箱に小さな仕切りを作って区分し収納する小物入れ棚を製作することである。
パイン集成材で箱を作り、背板にケイカルをいれて、小さな枠をMDF で作るが、ねじ・くぎは一本も使わない計画である。
箱の四隅は、アリ継ぎ(dovetail joint) で組み上げる。集成材では、dovetail 部分が砕けないかと心配したが大丈夫である。また、前に使い方を誤ってテンプレートの一部が欠けているアリ溝ガイドキットもOKであった。
アリ溝ビット12.7mm はトリマーのリョービ[TRE-40]にアダプタープレートとともに取り付けた。ビットは、ガイドキットの取説通り、ベースから 11mm 出している。細工するときにアダプタープレートでビットの先が見えにくいので、下からみるような姿勢となる。溝を掘る板を、「ルータ&トリマー 使いこなしマニュアル」の記事を参照して取り付ければ問題なくできた。注意点は、板の端がガイド板にピッタリと着いていることである。
次に、背板にケイカルを入れるための溝をルータ(ボッシュ ルーター POF400A)で掘った。径6mm ストレートビットをつけ深さ 5mm の溝を掘るために、ベースより 5mm 出し、ストレート・ガイドとの距離は 3mm とした。これらの長さを測るのは、ミニ曲尺が便利である。
このように一度設定しておいて、4枚の材を続けて切削すれば、狂いがない。
溝を掘るのは、トリマーでもできるが、今までの経験からいえばルータの方が強力でやりやすい。注意点としては、溝を掘る材をクランプでしっかりと固定することである。回転数が高いので、材が動いて溝が歪んでしまうことがある。
箱の中の仕切り板は、MDFに切れ込みを入れて、組み合わせることにした。この切れ込みも径6mm ストレートビットをつけたルータで切削した。ストレート・ガイドでは幅広くてできない部分はフリーハンドで切削した。材をしっかり固定して、墨線に沿って慎重にビットを動かすと何とか上手く掘れた。
仕上げの塗装は、IKEA で以前に買っていたステインが残っていたので、これで塗装した。溝にいれて組み上げているだけなので、いったん分解してバラバラにし集成材部分だけ塗装をして、再度組み上げた。ネジ・釘を使っていないので、このようなことができる。
これで、パイン集成材でも、アリ継ぎ(dovetail joint) ができることが確認できたので、長い間宿題になっている孫のベッド下収納庫を作ってやろうと思っている。
題材は端材として余っているパインの集成材、MDF(medium density fiberboard:中密度繊維板)、ケイカル板を使って、パソコン横の棚に雑然と置いているUSB ケーブルやカード・リーダー、DCコンバーターなどを木の箱に小さな仕切りを作って区分し収納する小物入れ棚を製作することである。
パイン集成材で箱を作り、背板にケイカルをいれて、小さな枠をMDF で作るが、ねじ・くぎは一本も使わない計画である。
箱の四隅は、アリ継ぎ(dovetail joint) で組み上げる。集成材では、dovetail 部分が砕けないかと心配したが大丈夫である。また、前に使い方を誤ってテンプレートの一部が欠けているアリ溝ガイドキットもOKであった。
アリ溝ビット12.7mm はトリマーのリョービ[TRE-40]にアダプタープレートとともに取り付けた。ビットは、ガイドキットの取説通り、ベースから 11mm 出している。細工するときにアダプタープレートでビットの先が見えにくいので、下からみるような姿勢となる。溝を掘る板を、「ルータ&トリマー 使いこなしマニュアル」の記事を参照して取り付ければ問題なくできた。注意点は、板の端がガイド板にピッタリと着いていることである。
次に、背板にケイカルを入れるための溝をルータ(ボッシュ ルーター POF400A)で掘った。径6mm ストレートビットをつけ深さ 5mm の溝を掘るために、ベースより 5mm 出し、ストレート・ガイドとの距離は 3mm とした。これらの長さを測るのは、ミニ曲尺が便利である。
このように一度設定しておいて、4枚の材を続けて切削すれば、狂いがない。
溝を掘るのは、トリマーでもできるが、今までの経験からいえばルータの方が強力でやりやすい。注意点としては、溝を掘る材をクランプでしっかりと固定することである。回転数が高いので、材が動いて溝が歪んでしまうことがある。
箱の中の仕切り板は、MDFに切れ込みを入れて、組み合わせることにした。この切れ込みも径6mm ストレートビットをつけたルータで切削した。ストレート・ガイドでは幅広くてできない部分はフリーハンドで切削した。材をしっかり固定して、墨線に沿って慎重にビットを動かすと何とか上手く掘れた。
仕上げの塗装は、IKEA で以前に買っていたステインが残っていたので、これで塗装した。溝にいれて組み上げているだけなので、いったん分解してバラバラにし集成材部分だけ塗装をして、再度組み上げた。ネジ・釘を使っていないので、このようなことができる。
これで、パイン集成材でも、アリ継ぎ(dovetail joint) ができることが確認できたので、長い間宿題になっている孫のベッド下収納庫を作ってやろうと思っている。
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