隠居の探鳥・蝶ウォーク:ヨシキリは 小満の日食 告げており
まだ乳飲み子の孫が肺炎で入院して、アッシー役の私に禁足令がでたせいもあって、探鳥・蝶ウォークができないでいた。土曜日となって孫の父親が代わりをしてくれたので、久しぶりに歩いて見ることにした。快晴である。
5月4日散策した時に、今年初めてオオヨシキリの鳴き声を聞いたが、残念ながら葦の茂みからは姿を現してくれなかった。赤い口を開けて仰々しく啼く姿を撮りたくて、北部コースを歩いて見ることにした。このコースでは、野々井と大庭寺にある小さな葦の茂みで昨年も撮っているのだ。
日本野鳥の会あたりでは、ツバメの数が減ってきていることを問題にしているが、野々井あたりの畑地では今年も元気に飛び回っている。だが、ツバメの飛翔を撮るのは困難である。なんとか工夫してみたいものだ。
野々井の葦の茂みに近づくと、オオヨシキリが近くの土堤に植わっている大きなハゼの木との間を飛び回っているようだ。葉の蔭や葦の茂みの中で、大きな声で啼いているのだが、ウグイスと同じように姿が見えない。だが、オオヨシキリはときには葦の細い穂先に出てきて啼いてくれる。今日も駄目かと諦めかけた時に、ハゼの樹の中で啼いていると思ったオオヨシキリが、少し離れた葦の穂先に留まっているのを見つけた。いつもセットしている高速連写で、かなりの数のショットを撮った。パソコンで整理してみると、細い葦の穂先で赤い口を見せながら啼いているショットがあった。よほど体重は軽いのだろうか、留まるのが上手なのか、葦は曲がることはない。
これに気をよくして、大庭寺の葦の茂みにも足を向けてみることにした。ついでに、しばらく立ち寄っていない咄池に回ってみた。ここには、カルガモのペアとカワウ一羽が、池に浮いていた。多少気温が低いせいか、蝶はあまり飛んでいない。
この池の近くでも賑やかなオオヨシキリの鳴き声が聞こえてくる。水が枯れた蓮池に生えた葦の茂みあたりでの鳴き声がうるさいが、姿が見えない。オオヨシキリを初めて見たのは、ここから少し離れた小さな葦の茂みである。そちらに向かうと、葦の先の方で啼いているのを見つけた。すぐに茂みに隠れてしまったので、帰りかけると、高さ2mほどの庭木の先でも、オオヨシキリが鳴いている。野々井よりも、こちらのほうが数は多いようである。同じ庭木の梢には、同じぐらいの大きさのモズがこちらは黙ってとどまっていた。
詳細は、探鳥・蝶ウォーク日誌(from 2011/10/31~ )を参照ください。
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