隠居の散策:赤き実は 深緑陰の もちの木に
前回のエントリーでは、冬鳥の来訪を求めて歩いたが、その道すがら野の花や木の実にも眼を凝らして見た。
どの花も木も、子孫を残す業をこの秋にしているようだ。ニュータウンになっても、その近隣で続いている畑作のそばには、いろいろな野の花が咲いている。
泉北ニュータウンの街路樹には、統一性や規則性がない。サルスベリやハナミズキなどが植えられていたりする。開発当時、一種に揃えられなくて、手持ちの植木を適当に植えたのではないかと穿った見方をしたくなる。
泉北一号線の栂・美木多から光明池にいく歩道の新檜尾台側には、カイヅカイブキが続いているのに、鴨谷台側には、道路と住宅地との間の緩衝地帯に雑多な広葉樹などが植えられている。 ここには、クロガネモチ・イチイガシ・タチバナモドキやヌルデなどが植わっており、それぞれ実をつけている。殺風景なカイヅカイブキより、こちらのほうがずっと楽しい。
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