隠居の探鳥ウォーク:白木蓮(はくれん)に つんとすまして ツグミ立つ
私が標本木としている泉北ニュータウン西原公園のソメイヨシノが、快晴となった4月1日になってようやく開花した。
その次の日も晴天が続いて、一部咲きとなった桜の下で、ご近所の仲間とささやかながら花見をした。
その続きの日曜日は、風が強いものの雨は降らないようなので、人だかりのする桜の場所は避けて、探鳥ウォークにでかけた。(探鳥日誌:4月3日参照)
その翌日(4月4日)は、少し風はあるが快晴となった。陽気に誘われて、午後からまた散策をした。
(探鳥日誌:4月4日参照)
このシーズン、桜に目を奪われがちであるが、畑の畦道には可憐な野草の花が咲いている。ホトケノザ・ナズナ(ペンペングサ)・タンポポ・イヌノフグリまではわかるが、いろいろなところに咲いているのに名前の分からなかった野草の花があった。例によって、【K'sBookshelfの花の小事典】で調べてみるとヒメオドリコソウという野草らしい。確認のために、掲示板に写真を投稿してみると、15分もしないうちに、ベテラン回答者と思われる Setton8 さんというかたが間違いないと教えてくれた。実のところ、セイヨウタンポポと日本古来のタンポポとの区別もよくわかっていないが。
ヒメオドリコソウ:美木多上(堺) | ホトケノザとナズナ:美木多上(堺) | タンポポにモンシロチョウ:野々井(堺) | イヌノフグリ:野々井(堺) |
鳥の世界は、ムクドリとヒヨドリが幅を利かせている。ツグミ・アオジはまだ見かけるが、その他のホオジロ類は姿を消してしまった。秋に飛来した水鳥たちも、だんだんと数が少なくなってきた。それに代わって、ヒバリとウグイスのさえずりが賑やかになってきた。震災のどさくさの中で、すっかり春になっているようだ。
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