隠居の散策:春の兆しを求めて、和泉市松尾寺近くを歩く
2月15日、曇りがちだが雨は降らないという予報だ。久しく訪れていない、最近周辺の開発が著しい松尾寺近辺を歩いてみることにした。
まず初めに、松尾寺公園への道を辿った。公園の展望台あたりでは、詩吟を吟じている人がいる。なかなか張りのあるいい声だ。
この展望台から、見える溜池に変わった水鳥でも見られないかと双眼鏡を首からぶら下げてきたが、キンクロハジロとカイツブリくらいしか見えない。
いつもは、展望台から見える梨本郷の上池しか観察しないが、多くのサンデー毎日組が歩いてくる中池・下池に歩いた。中池には、マガモ・コガモ・カルガモ・カワウが見受けられた。池沿いの散策路の反対側は、開発がすすんで住宅街が押し寄せてきている。
毎日散策されていると思われるご婦人に声を掛けてみると、この池沿いの散策路の側で、最近キジを見かけるという。24節気小寒の末候(第69候)(1月15日~19日)は、雉始鳴であるから、キジが姿を見せる季節になってきているようだ。
梨本池郷の石柱 松尾寺(和泉市) 2015/2/15 最近立てられたもののようだ。 FUJIFILM HS50 15.5mm (35mm換算:87mm) 1/400s f4.0 ISO250 |
開発が進む梨本池郷の横 松尾寺(和泉市) 2015/2/15 開発が押し寄せてきている。 FUJIFILM HS50 15.5mm (35mm換算:87mm) 1/400s f4.0 ISO250 |
松尾寺近辺をホームグランドとして歩いている友人から、つくしが出だしとのメールをもらい、いつもの谷戸を歩いて探してみたが、よう見つけなかった。
散策の最後に、松尾寺の本堂に登る100段の石段を登りながら、今年はじめての詣であることを思い出した。これからも、この石段を登れる体力が続きますようにと鐘をついて祈ることにした。幾らかの喜捨をすれば、誰でも鐘を撞くことができる。Sanyo(今、この社名はない)のPCMレコーダーで録音してみた。ここの鐘はいい音がする。特に余韻がいい。
松尾寺の鐘の音
崩れかかった土塀 松尾寺(和泉市) 2015/2/15 古いものも残っている。 FUJIFILM HS50 13.8mm (35mm換算:78mm) 1/125s f8.0 ISO200 |
松尾寺山門の増長天 松尾寺(和泉市) 2015/2/15 左には持国天がいる。 FUJIFILM HS50 11.1mm (35mm換算:63mm) 1/15s f8.0 ISO800 |
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松尾寺山門の持国天
松尾寺(和泉市) 2015/2/15 右には増長天がいる。 FUJIFILM HS50 9.7mm (35mm換算:55mm) 1/20s f6.4 ISO400 |
松尾寺山門 松尾寺(和泉市) 2015/2/15 100段の石段を上がったところにある。 FUJIFILM HS50 6.4mm (35mm換算:36mm) 1/30s f8.0 ISO250 |
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