隠居の探鳥ウォーク:ハリエンジュ 花芽ついばむ 鷽(ウソ)4羽
大寒も終わりに近づき、もうすぐ立春である。十二節気七十二候も、今週は最後の七十二候の鷄始乳(にわとりはじめてとやにつく)となっている。スマートフォンで提供されている【くらしのこよみ】に、この七十二候の解説が載っている。引用してみよう。
春の到来を感じた鶏が、卵を生み始める時期とされています。
鶏は鳴いて夜明けを知らせるため、日本でも古来、神や悪霊が来往する夜と人間が活動する昼との境目を告げる霊鳥と見なされてきました。「天の岩屋戸神話」でも岩屋に隠れた太陽神・天照大御神を外に連れ出すのに一役買っており、太陽再生信仰との結びつきが見られます。このようなことからも、鷄は、長く暗い冬の終わりと春の到来を期するにふさわしい動物といえるのではないでしょうか。
鶏は鳴いて夜明けを知らせるため、日本でも古来、神や悪霊が来往する夜と人間が活動する昼との境目を告げる霊鳥と見なされてきました。「天の岩屋戸神話」でも岩屋に隠れた太陽神・天照大御神を外に連れ出すのに一役買っており、太陽再生信仰との結びつきが見られます。このようなことからも、鷄は、長く暗い冬の終わりと春の到来を期するにふさわしい動物といえるのではないでしょうか。
1月30日、泉北ニュータウン栂南部コースを歩いた。このごろは、美木多から美多弥神社を経て、鴨谷台公園の方を回るのであるが、いつも甲斐田川へ急いで、公園の奧の方に回ったことがなかった。今回は少しコースを変えてみると公園の中の坂道を上がったところに、かなりの池があるのがわかった。回りは、公園と中学校と高層の団地に囲まれている。柵が施してあって、水辺には近づけないが、清掃は行き届いている。50m先ぐらいの水面に目を凝らすと、カワウ・マガモ・ヒドリガモに混じっていつもは見かけない水鳥が泳いでいる。光も逆光である。
どこか近づける場所はないかと池の冊に沿って歩いてみると、池畔に植えられた樹木が少し開けたところがあり、そこから水面を泳ぐ鳥達を観察することができた。撮影した写真を自宅でトリミングなどして、確認してみると、特徴のあるヨシガモの♂は分かったが、その他の地味なカモ類は判別が難しい。
例によって、【野鳥識別掲示板】にオカヨシガモ・ヨシガモの同定を求めて投稿すると、近藤さんというかたが教えてくれた。自信がないときは誰かの同意が欲しい。
池のすぐそばの公園に植わっているハリエンジュ(ニセアカシア)の花芽をスズメ大の鳥が4羽がついばんでいる。これも、名前がわからない。図鑑で調べると、ウソ(鷽)であることがわかった。
鴨谷台公園は、いろいろと野鳥と出会えそうである。散策地点の一つに加えなくてはいけないようだ。歩いていくのにちょうど良い距離にある。
詳細は、探鳥日誌を參照ください。
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