隠居のDIY:節電用のエアコン室外機カバーを作製する
今年の夏は、東北大震災に起因する福島原発事故によって節電がTV などで話題になっている。その中で、エアコンの温度設定とか効率性をあげる方法が色々と紹介された。効率をあげるひとつの方法として、室外機の上に板のようなカバーを置いて、直射日光を遮るだけで節電になるということが説明された。
私の寝室兼書斎のベランダに置いてある室外機は、ほぼ一日中直射日光が当たっている。前から、室外機カバーを作りたいと思いながらほおってあった。この際節電に協力する意味からも、端材を利用してカバーを作ってみようと思い立った。長いこと、DIY から遠ざかっている。
室外機カバーは、DIY の初期の作品として、一階居間のエアコン室外機カバーを作っている。ドゥーパか何かの雑誌に出ていた 2X4 材をふんだんに使った重い作品である。ウッドデッキの上で鉢植えを置くなど、重宝している。
だが、今回は何かのときに使うのではないかととってあった端材を使って、できるだけ軽いものを作りたいと思った。はじめは、室外機にスッポリかぶせる W850xD400XH700 の枠を作り、遮光ネットでも張ればよいと思ったが、そうでもなかった。室外機と室内機を結合しているパイプや電気コード類が邪魔して、スッポリとはいかない。銅製のパイプはあまり強引に曲げたりすると折れてしまう。やむを得ず、作った枠の底に、10cm の長さで切った 2X4 材を下駄として接合した。接合はあまり面倒でないだぼボ接ぎをした。その分、高さが10cm 高くなったが、熱がこもらないからかえっていいかもしれない。
張った遮光ネットは、コーナンで幅3m くらいのものが 1m 248 円で切り売りしていた。端材だけでは足りず、天板用に 1X4 6フィートを2枚買った。天板は、コンパネなどでもいいのだが、 1X4 を切って並べれば安くできるし、カッコがいい。結局買った材料は、604 円ですんだ。
裸の室外機 早朝なので、日が少ししか当たっていない。 | 木枠の材料 軽くするために、幅広の材は、縦に分割した。 | 作成した枠 接合はすべて木ねじで行った。 | 完成 遮光ネットとのコントラストがいい。 |
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