隠居の探鳥ウォーク:我先と 嘴開く 幼つばめ
今週の日曜日の予定だった孫の運動会が、雨天続きで火曜日まで順延された。いつもカメラ係をさせられる。平日の運動会なので、トラックの回りに町内毎に立てるテントもないし、昼ごはんも子供たちは教室で食べるという。それでも、子供たちは楽しそうで一生懸命だ。
5・6年生が競技する騎馬戦は、男女の区別はないが、見ていてとても面白い。
Σ120-400mm は、このような撮影にもっとも適しているのかもしれない。
午後の孫が走る徒競走も終わったので、校庭をあとにして、近くの畑地 野々井に回ってみることにした。この季節、観察できるのは、ケリ・ツバメ・ヒバリ・ムクドリ・ハクセキレイ・オオヨシキリといった鳥たちである。
それに蝶もモンシロチョウが鳥の世界のスズメのように数が多いが、その他の種類が多くなってきた。オオヨシキリやモズが留る葦の茂みに、あまり見かけない蝶が翅を広げた。蝶の名前は、Studio Yamako のオーナーに教えてもらう。写真を添付してメールで問うたら、以下のような答えをもらった。蝶にも眼を向けていけば、案外身近に変わった種の蝶もいるのかもしれない。
添付の写真ですが、これはなかなか撮れない蝶です。アサマイチモンジと言います。タテハチョウ科の蝶です。よく似た蝶でイチモンジチョウというのがいますが、それは舞岡公園などでもたくさんいます。しかし、アサマイチモンジは分布はそう狭くはないのですが、個体数が少ない蝶でめったに会えません。この蝶の写真を撮るというのはそういう意味で難しいです。私も山梨で過去に一度だけ撮ったきりです。
先日来の雨で流れが急になっている川を覗くと、幼いツバメ4羽が、堤に生えている葦に体を寄せて留まっていた。親鳥と思われるツバメが餌を運んできているのであろうか、近づくと黄色い口を開けて、せがんでいた。土手につくっていた巣が流されたのだろうか。
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