2010年7月 2日

隠居の探鳥ウォーク:キジが全身を撮らしてくれた

 このところ、天気予報に反して、晴れ間が覗く。
前の日にカワセミを大きくしたような姿の鳥が木の高い枝に留まったのを見たので、もう一度の再会を期待して、こんどはデジスコセットをもって鉢ヶ峯を歩いてみた。この時期に、ここを訪れると、モズホオジロには、ほとんどの場合出会えることがわかった。

 珍しい鳥に出会った場所でしばらく三脚をすえて待ってみたが、期待の鳥は姿を現さなかったが、後ろの畑のほうで、鶏の声に似たキジの鳴き声が聞こえる。すぐに取って返すと、農道の上を歩く黒い姿を認めた。デジスコで収められる距離まで近づいて三脚を立てている間にみえなくなったが、しばらく待っていると植樹された背の低い栗の木の根元あたりに現れた。長い尾っぽまで見える。
 連写している間に、道を隔てた草むらへ飛び立ってしまった。草むらに入ると全く見えなくなる。
KIJITT さんの写真に比べれば全く恥ずかしいが、記録として掲載してみた。

 帰りしなに、いつもホウジロが縄張りを叫んでいる梢の下あたりに、ホオジロより大きくムクドリより小さい鳥が留まった。自宅のPCに写った映像を図鑑やネットでサーチしてみたがよくわからない。このようなときは、いつも【野鳥識別掲示板】に、お世話になる。投稿すると、直ぐに管理人の さえちゃん さんから、ムクドリの幼鳥ではないかとの回答があった。図鑑などには、幼鳥の写真はあまりないから教えてもらわないと分からない。ありがたいことです。

キジ♂:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になりますキジ♂:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になりますムクドリの幼鳥:鉢ヶ峯;クリックすると大きな写真になります
キジ♂:鉢ヶ峯
デジスコセット
ISO80 Sony DSC W300 7.6mm(35mm相当1330mm)
F2.8 1/250s
キジ♂:鉢ヶ峯
デジスコセット
ISO80 Sony DSC W300 7.6mm(35mm相当1330mm)
F4.0 1/100s
ムクドリの幼鳥:鉢ヶ峯
デジスコセット
ISO80 Sony DSC W300 7.6mm(35mm相当1330mm)
F5.6 1/320s

コメント

>yamakoさん

コメントありがとうございます。

最近になってようやく分かってきたのですが、野鳥撮影の一番重要なことは、辛抱のようです。
その前に、野鳥の生態の知識が必要なようですが。

shuhei-san キジが見事に撮れましたね。ピントもシャープで素晴らしいです。顔の赤、首の青、そして胸のグリーンは、私が先日、多摩動物公園で撮ったオキナワカラスアゲハ(♀)を連想させます。やはり、鳥を撮影するのは、気長にチャンスを待たねばならないのだと思います。
yamako

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