隠居のDIY:2X4 を使ったプラレール列車収納棚
娘の子供たちは、誰の影響か無類の「鉄ちゃん」である。男の子二人なので、誕生日とか何かの記念日に買ったり、もらったプラレールがアチラコチラに散らばっていたり、プラスティックの収納容器に、雑然と放り込まれている。
片付けに愚痴をこぼす娘から、ウェブで見つけた見本をプリントしてきて、収納棚を作って欲しいとの要望があった。そんなに難しくはなさそうだ。
写真では横板を2X4 材(厚さ 38mm)を使っているが、プラスティックの玩具電車を載せるだけなので1X4 (厚さ 18mm)で十分のように思われた。1X4 材(90 x 1830mm)を6 枚買ってきて、買い置きの 2X4 材とで作ることにした。
作業は極めて簡単である。用意する材料は、次のようなもので、¥2000 たらずでそろった。
- 長さ 900mm の 1x4 8枚
- 長さ 1200mm の 1x4 2枚
- 長さ 900mm の 2x4 1枚:一番下の棚に使う
- 細めの 35mmコーススレッド(木ねじ) 40 本ほど
- 径 8mm の丸棒 50cm ほど
作業は、1X4 と2x4 を上の寸法に切断し、コーススレッドで組み上げるだけであるが、コーススレッドの頭を隠したかったので、コーススレッドを打つ部分を、径 8mm のダボ穴用のドリルで穴を開け、コーススレッドをねじ込んだあと、径 8mm の丸棒を打ち込んで手鋸で切り取った。この作業が最も時間を使う作業であったが、先に位置決めをして(鉛筆で印をつけて)ダボ穴を掘ったので、コーススレッドをねじ込む作業は楽になった。
なお、使った工具は以下のものである。
- 作業台:手作り作業台
- 電動ノコ、カッター定規:材の切断
- 電動ドリル:ダボ穴を開ける
- ダボ穴用ドリル刃:径 8mmx10mm
- 充電式インパクトドライバー
- 金槌、コンベックス、曲尺、クランプなど
棚の幅は、2X4 の幅 89mm であるから、プラレールの車体は2列で収納できる。 各棚には、プラレールの直線レールを敷いた方が、車体は落ち着くだろう。ただし、70本ほどの直線レールが必要である。
作って早速持って行くと、孫たちは喜喜としてプラレールの列車を収納をしていたが、すべてが収まりそうにない。全部収めようとすると、この収納棚の半分くらいのものを追加して作らなければならないだろう。
ただ、壁に立てかけているので、転倒防止の工夫がいるようだ。
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