隠居のDIY:小鳥用の巣箱を作る
少し暖かくなってきて庭仕事をする機会が増えてきた家内から庭に飾るので、巣箱を作ってくれないかと言ってきた。形は、ネットで探した【手作りバードハウス】で紹介されている簡単なものでいいという。今頃から巣箱を設置するのはちょっとシーズンが過ぎているらしいが、前から作ってみようと思っていたのに、チャンスがなく手付かずだったこともあったので、早速製作をすることにした。
材料を求めにホームセンターに行くと、野地板というのだろうか、厚さ 12mm 幅 15cm 長さ 2m ほどの杉板を束で売っていた。バラで買えないかと聞くとOK だというので、一枚 150円で 2枚買った。一つ作るには1枚で十分なのだが、もう2つほど作って、雪解けになったら山小屋にも持っていくつもりでいる。
作業は、板を裁断して、コースレッドで留めるだけなので簡単である。ただ、屋根の部分は、板を斜め切りにしなくてはならない。電動ノコは、斜め切りもできるようになっているが、角度を決めるのが難しい。今回は、25度強で斜めに切った側板の切り口を丸のこの刃とベースに当てて、のこ刃の角度を調整した。
巣箱に来て欲しい鳥はシジュウカラのような小鳥なので、ネットで適切な穴の大きさを調べてみると27-30mm とある。径を 28mmとしたかったが、ちょうど 28mm となる座ぐりドリルはなかったので、25mm の座ぐりドリルで穴を開け、ヤスリで削って大きくした。
設計図では、板の厚さは 15mm となっていたので、少し寸法が合わないところがあったが、かんなで削って調整した。
野地板:w:150mm d:12mm | 丸鋸の刃の角度を決める | 板を裁断して部品を作る | 完成。とまり木は適当な自然木を探してみるつもりである。 |
なお、使った材料は、次のようなものである。
- 杉の野地板:幅 150mm、厚さ 12mm、長さ 1350mm 1枚
- 細コースレッド 30mm 15本ほど
- 蝶番と皿ビス(6本)
- 細い隠し釘 4本 (とまり木は、接着剤ではなく、細い釘でとめた)
- 結束バンド4本:巣箱を木にとりつけるときに使う。
使った工具は以下のものである。
- 作業台:手作り作業台
- 電動ノコ、カッター定規:材の切断
- 電動ドリル:巣穴とひもとおし穴を開ける
- 座ぐりドリル:径 25mm
- 充電式インパクトドライバー
- コーナークランプ
- かんな・木工用ヤスリ
- 金槌、コンベックス、曲尺、クランプなど
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