隠居の探鳥ウォーク:ツメクサに ジャノメチョウの 戯れり
4月17日(日曜日)快晴となった。サンデー毎日なので曜日はあまり気にしていないが、桜見のシーズンである。花見で人出の多いところには、野鳥も来ないので桜があまり咲いていないところを歩いてみることにした。
桜は咲いていないが、畑の畦道にはいろいろな野草が咲いている。ヒメオドリコソウ・カラスノエンドウ・ホトケノザなどに混じって、キンポウゲ(ウマノアシガタ)、レンゲも咲き出した。蝶も種類が増えてきた。シロツメクサにヒメウラナミジャノメ(yamakoさんに教えてもらった)が飛び回っていた。
御世辞にも綺麗とは言えない二級河川の和田川に、なぜだか鯉がたくさん繁殖している。誰も捕ったりしないから増えているのかもしれない。
キンポウゲ(ウマノアシガタ):美木多上(堺) | レンゲ(ゲンゲ):美木多上(堺) | ヒメウラナミジャノメ:美木多上(堺) | 鯉:和田川:美木多上(堺) |
見られる鳥の種類も、ずいぶん変わってきた。ヒヨドリ・ムクドリは相変わらず元気に飛び回っている。ウグイスのさえずりがアチラコチラで聞こえ出した。庭代台公園では、少年野球の練習をしているすぐ横のクスノキに間近で鳴いているのを見つけた。ウグイスをこのように見られるのは珍しい。だが、この日、カメラの設定がなんの拍子でかシャッターが 1/125s に固定してしまっているのを見逃していた。シグマAPO 120-400mm の重いレンズでは手ぶれを起こしてしまい、ピントのあった写真が撮れなかった。
レンズを通してみると、口の横から長いヒゲがあるように見える鳥がいた。新種かと思って、かなりの枚数を撮ってみたが、PC 上で確認するとカワラヒワが、巣作りだろうか枯れ草を咥えているのだった。これも、手ぶれを起こしている。
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