隠居の探鳥ウォーク:幼な子の セグロセキレイ 立春に
明日は立春という節分の日、このシーズンでもっとも冷え込んだ。溜池めぐりをすると、小さな池である松池・西の池・摺鉢池は、ほとんで全面氷結である。氷結すると、水鳥は浮いていることが出来ず、氷が張っていない部分が多い他の池に移動しているようだ。いつも摺鉢池にたくさん休んでいるハシビロガモは、ひとつおいた隣の池の尾美濃池に、引越ししていた。
ヒドリガモの飛来池田辺池には、遠くに見慣れないカモが後ろ向きに3羽浮いている。撮った写真をトリミングしてみると、この近辺では見たことのないヨシガモ(尾羽に特徴がある)であった。普段いる池が氷結したのだろうか。
野々井の葦の茂みには、ホオジロ類が集まる。だが、一見して種別の判別は難しい。ネットに、【紛らわしい野鳥の見分け方】というページがある。ここに、ホオジロとカシラダカの見分け方としては、腹の色を見るのがいいのだそうだ。白ければカシラダカ、ホオジロは腹部がオレンジっぽいのだそうだ。この日撮った写真を見ると、腹の色は白いからカシラダカだろう。スズメかと思うぐらい沢山群れていた。
これから何かを植えるのか、畝に耕された畑に、セキレイがやってきた。あまり、警戒もなしに近くに寄ってくる。撮った写真でも判定しかねた。このようなときは、【野鳥識別掲示板】で教えを乞う。ほんわかさんという方が、セグロセキレイの幼鳥ではないかと教えてくれた。ネットのコミュニケーションは素晴らしい。
立春の日、洗掘した川床の工事が進んでいる二級河川の和田川の南コースを歩いた。気温は低く朝方降った雪がうっすらと川の土堤をうっすら白くしている。川床の西洋からし菜などの雑草が剥ぎ取られた、重機でひっくり返された跡にも餌があるのか、イソシギやセグロセキレイが黒い土をつついていた。
立春の翌日、気温は相変わらず低いが晴天・無風となった。昨日、愛用していた ΣAPO 50-500mm のAF(Auto Forcus) 機能が働かなくなってしまった。点検・修理に宅急便で送ってしまったので、この日はバックアップとしておいてあった ΣAPO 120-400mm を装着した。NikonD7000 とのコンビで使うのは初めてである。 50-500mm よりだいぶ軽く感じる。機動性が高くなったので、小鳥狙いを重点とすることにした。だが、残念ながらいい写真は撮れなかった。
詳細は、探鳥日誌(current)を参照ください。
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