2015年7月28日

隠居のドライブ:Hütte Hachiから山陰海岸へ(2)

孫たちとの山小屋 Hütte Hachi への一泊旅行の2日目は、連休明けの平日である。2日目は、2010年に建て替えられたJR山陰本線の餘部鉄橋に行き、旧の鉄橋跡が公園になっている「空の駅」で、走ってくる列車をみることが第一の目的である。中学2年になった長男は、私のお古のカメラで撮り鉄をしたいらしい。

その後、どこかで昼食をとり、昨年長男家族と楽しんだ竹野スノーケルセンターで海水浴を楽しんだ後、城崎温泉の外湯で潮を流して帰路につく予定である。

Hütte Hachi を8時に出発し、国道9号線から県道4号線を辿って、香住町に向かうと鳥取豊岡宮津自動車道の一環として最近開通した香住余部道路(国道178号線の一部)で余部に向かう。ちょっと前までは、海岸線の曲がりくねった道路を走らねばならなかった。お陰で、途中で一番下の3歳の孫の車酔いで20分ほど休憩をしたものの、1時間20分ほどで到着した。

ドライブレコーダーの記録:香住余部道路

;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
香住市街に入ると県道4号線から香住余部道路への標識がある。 分岐点を右に。左に行くと豊岡市街へつながっている。 道路はほとんどトンネルである。海岸線を走れば景色が良いが。 まだバイパス化していない178号線を進むと、余部鉄橋が見えてくる。鉄橋の下に、「道の駅あまるべ」がある。

道の駅あまるべの駐車場に車を駐めて、旧鉄橋の鉄骨などのモニュメントがある場所から現在の駅まで坂道の歩道があり、これを5~6分ほど上っていく。「空の駅」は、そのすぐ横に造られている。地上から40mとある。

現在の駅は、無人駅だからプラットフォームや待合室に自由に出入りできる。プラットフォームに、この駅から乗車してUターンしてくることができる時間表が展示されている。もともと香住駅に車を置いて余部まで列車で往復できないかと考えていたこともあって、50分ほど待たねばならないが、豊岡方面への次の駅鎧駅へ列車で往復することにした。何しろ、1時間に一本も列車が停まらない。

JR山陰本線余部と鎧駅を往復する

;クリックすると大きな写真になります。 山陰本線餘部鉄橋
2015/7/21
現在のコンクリート造りの鉄橋に沿って、昔の鉄橋が一部残してある。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/200s f7.1 ISO100
露出補正 -0.7
;クリックすると大きな写真になります。 旧餘部鉄橋跡
2015/7/21
枕木や線路を歩いて、鉄橋に出られる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
53.0mm (35mm換算:79mm)
プログラムオート 1/200s f8.0 ISO100
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。 餘部鉄橋を列車で往復プするプランが掲示されている。
2015/7/21
隣の鎧駅までは3分ほどだ。16分待って、下り列車で帰ってくる。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
51.0mm (35mm換算:76mm)
プログラムオート 1/320s f9.0 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 乗車する列車は城崎温泉行きだ。
2015/7/21
無人駅での乗車は乗車位置が決まっている。乗車して整理券をとる。運賃は片道140円。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
93.0mm (35mm換算:139mm)
プログラムオート 1/200s f7.1 ISO100
露出補正 +0.7
;クリックすると大きな写真になります。 ワンマンカー車内風景。
2015/7/21
鎧駅との間は、短いトンネルを一つ越えるだけ。平日とあってガラガラである。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/60s f3.5 ISO1600
露出補正 0
;クリックすると大きな写真になります。
鎧港風景。
2015/7/21
なかなかの絶景である。夏の日本海は波が穏やかなときが多い。

SONY NEX-7+E 3.5-6.3/18-200mm OSS
18.0mm (35mm換算:27mm)
プログラムオート 1/160s f6.3 ISO100
露出補正 -0.7

道の駅あまるべから竹野スノーケルセンターまでは、香住余部道路を引っ返し、香住市街から海岸線へ出て、曲がりくねった道を走る。昼食は、子供3人もいると我々の好みというわけにはいかず、県道4号線沿いの「王将」ですました。そこから40分ほど走るとスノーケルセンターに着く。スノーケルセンターへの入り口で、切浜海水浴場への道と間違えた。

スノーケルセンターの駐車場は無料だが、あまり駐めるところはない。ただ、平日だったので、なんとか駐めるスペースがあった。浅い岩場で海水浴をしているのは、家族連れが数組である。時々日がさすくらいだったので、足を海水につけているだけで暑くはない。一番下の孫は疲れたのか、車の中で寝ていたが、上の二人は父親と魚が泳ぐのが見えるとずっと海に入っていた。

1時間半近く竹野の海岸で過ごした後、県道9号線の曲がりくねった峠道で城崎温泉に向かった。昨年も駐めた城崎ロープウエイ下の駐車場に車を置いて、外湯の一つである御所の湯で潮を流して、帰路についった。

JR山陰本線余部から竹野スノーケルセンター・城崎温泉へ

;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。 ;クリックすると大きな写真になります。
県道4号線から県道11号線を走る。竹野市に入ると左手に切浜海水浴場が見えてくる。この道路沿いには、いたるところに海水浴場がある。 竹野スノーケルセンターへの入り口は、奥の分岐点を左に。手前を入ると切浜海水浴場へ行ってしまう。 竹野スノーケルセンター前の海。センターにはシャワーなどがある。カヤックの講習などもしている。 城崎温泉のロープウエイ下駐車場。スノーケルセンターからは県道9号線を走る。曲がりくねった山道である。
市営駐車場より高いようだが、いつも空いている。


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