隠居のドライブ:兵庫県佐用町、しゃくなげの里を訪ねる
山小屋Hütte Hachi の夏支度に、4月23・24日、パートナーと出かけた。今年の豪雪でダメージを受けているところがないかの調査もある。
水道が前立腺炎のように、ちょろちょろしか出ないことは、正月に出かけたパートナーから聞いていた。確かに、屋外の立水栓から少し出る程度で出が悪い。漏水がないかを家内への引き込み栓のメーターで確かめてみたが、漏水はないようだ。どうも、水圧が弱いようなので、養父市の水道局に電話して、調べに来てもらった。その結果、ゲレンデの下に設置しているポンプが故障しているとのことであった。部品を取り寄せるのに時間がかかり、すぐには治らないという。が、連休前までには直しておくと約束してくれた。(5月の連休に、孫とでかけたパートナーの報告によれば、快調になっていたということだ。)
その他は、屋根からの落雪でウッドデッキの手摺支柱が谷側に傾いていた。毎年のことだ。なんとか恒久処置を考えねばならない。
パートナーが防腐塗料キシラデコールを塗布してくれたウッドデッキ基礎の木部に、冬の間外してあった床板をはめ込んだ。 2X4 で、すのこ状に作っている床板は、まだ当分は持ちそうである。その夕、ウッドデッキの上に置いたBBQコンロで、焼き肉をした。新緑のなかのビールは喉にしみた。
氷ノ山の7合目くらい上には、まだ雪が残っている。小屋よこのマルバウツギは浅い緑の新芽を出し、小屋の下の谷に咲く山桜は満開である。
ヤマナシの花 2015/4/24 秋には硬い小さい実をつける。 FUJIFILM] Finepix HS50EXR 185.0mm (35mm換算:1036mm) 絞り優先AE 1/950s f8.0 ISO400 露出補正 0 |
マルバウツギの新芽 2015/4/24 夏に咲く白い花には蝶がくる。 SONY NEX-7+E 3.5-5.6/18-55 OSS 55.0mm (35mm換算:82mm) 絞り優先AE 1/100s f5.6 ISO200 露出補正 -0.3 |
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ツクシ 2015/4/24 ワラビは、まだ見つけられなかった。 SONY NEX-7+E 3.5-5.6/18-55 OSS 49.0mm (35mm換算:73mm) 絞り優先AE 1/80s f5.0 ISO200 露出補正 -0.3 |
マルバスミレ 2015/4/24 葉が丸あるいはたまご型なので。 SONY NEX-7+E 3.5-5.6/18-55 OSS 55.0mm (35mm換算:82mm) 絞り優先AE 1/100s f5.6 ISO250 露出補正 -0.3 |
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鉢伏から氷ノ山を見る 2015/4/24 珍しく雲ひとつない。 SONY NEX-7+E 3.5-5.6/18-55 OSS 55.0mm (35mm換算:82mm) 絞り優先AE 1/800s f5.6 ISO100 露出補正 +0.3 |
山桜の向こうに氷ノ山が見える 2015/4/24 鉢伏にはあまり桜はない。 SONY NEX-7+E 3.5-5.6/18-55 OSS 35.0mm (35mm換算:52mm) 絞り優先AE 1/180s f5.0 ISO100 露出補正 -0.3 |
翌朝も天気がいい。いつも世話になっている民宿の奥さんに挨拶に行ってから、先日NHKテレビで紹介していた兵庫県佐用町にある「しゃくなげの里」に行ってみることにした。
テレビを見た時に、スマホ・アプリの NaviCon にブックマークしていたので、氷ノ山の裏側にある目的地は簡単に設定できる。ただ、今度装着したカーナビではルートが5つ表示される。あまり走ったことのない氷ノ山を超えて戸倉峠に抜ける道を選択した。季節によっては通れない箇所があるとの表示があるが、最近の天候では雪で道が閉鎖になっていることはあるまい。
走ったコースを今年の1月につけたドライブレコーダーに記録されている映像から切り出してみた。
関宮町大久保出発 | 国道9号線剣大橋右折県道272号線へ | トンネルを抜けて県道6号線を右折 | 南但石油大屋給油所を右折県道48号線へ |
若杉峠への途中に、氷ノ山登山口大段ケ平へ続く横行渓谷への案内板がある。 | 若杉峠近くの雪崩修復中、片側通行となっていた。 | 若杉峠を超え、宍粟市に入って、間もなく、国道29号線を左折する。 | 国道右側に、音水湖・引原ダムが現れる。 |
「道の駅はが」で休憩。山菜の"こごみ" "こしあぶら" とを求める。帰ってから、家内に天ぷらにしてもらったら、美味しかった。 | 29号線を宍粟市街まで走って、国道429号線に入る。 | 志引峠にかかると道幅は狭くなる。 | 志引峠を超えると一時的に岡山県美作大原に入る。 |
宮本武蔵で有名な岡山県大原あたりで左折し、国道373号線を走る。 | 国道373号線のバイパス的な鳥取自動車道路の無料区間を走る。 | 佐用平福ICで無料区間を下りると国道373号線に合流する。 | しゃくなげの里を通り越して、腹ごしらえに道の駅平福へ。レストランが満員で、鹿肉入のコロッケでごまかす。 |
しゃくなげの里から、中国自動車道を通って大阪に帰った道の記録写真は省略するが、上記の途中20分ほどの休憩を入れて2時間ほどのコースは緑の多い快適なドライブコースであった。
フレームレートを15fps で設定した 32GBの micro SDHC には、全工程が記録されていた。取説によれば、映像サイズが 1280x720 で、8時間が記録されることになっている。
しゃくなげの里は、国道373号線沿いにある。石楠花の咲くときだけ開放しているのか、鉢植えの石楠花を売るテントで入園料(¥600)を徴収していた。法師塚があるが、なんという法師が祀ってあるのかは、ネットで調べてもわからなかった。
急な坂道の階段を上っていくといくつかの展望台がある。これらの展望台からは、眼下に、鳥取自動車道と、その横に沿って智頭急行智頭線の単線のレールが見える。列車がやって来れば、石楠花の向こうの遠景に列車が走る絵になりそうだったが、スマホで通過時間を十分に調べられなかった。しかし、列車が近づいてくる音をパートナーが教えてくれた。偶然に、特急スーパーはくとを捉えることができた。
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