隠居のカメラ:RAW画像を編集(現像)する
イチデジなど上位のカメラで撮影するとき画像を記録する方法に、RAWというのがあるのは知っていたが、その意味合いをよく知らずにいた。
RAWで撮ることの意味をググってみると、「初級者のためのRAW現像入門」というページが見つかった。
JPEG 画像で記録する場合は、カメラ内部で色や明るさの調整が行われ記録される。あとからレタッチソフトで修正することもできるが、RAW画像に比べれば限界があるということである。
ということで、Nikon D7000 で、RAWに設定して、花の写真を撮ってみた。撮った写真を現像して、比較してみた。現像ソフトは、Nikon なのでView NX2 である。現像ソフトは、メーカーごとに異なるようであるが、Adobe Photoshop のように、共通のソフトも有る。
オリジナルなRAW画像を手を加えずに単純にJPG変換 Nikon D7000+∑105mm 絞り優先:1/200s F9.0 ISO100 露出補正 -1 |
Nikon View NX2 でレタッチしてJPG変換 | 単純にJPG変換したものをPicasa でレタッチ |
オリジナルなRAW画像を手を加えずに単純にJPG変換 Nikon D7000+∑105mm 絞り優先:1/320s F9.0 ISO100 露出補正 -1 |
Nikon View NX2 でレタッチしてJPG変換 クロップ(トリミング)している 白飛びしている部分は修正が難しい。 |
単純にJPG変換したものをPicasa でレタッチ |
上のように、素人目にはRAW画像現像ソフトを使っても、Picasa を使っても(JPEG画像をレタッチしても)差異はあまり感じられない。パソコンのブログに載せるような写真では、わざわざRAW で撮って、てまひまかけて現像するのはもったいないのように思われる。
メモリーは容量が大きくなって安価にもなってきたが、RAW画像の記録はD7000 のFine Lサイズ(4928x3244ピクセル)JPEG の3倍くらいのメモリーが必要である。
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