隠居の庭:フジバカマにアサギマダラがやってきた
10月にもなると庭に咲く花は少なくなる。そんな中、お隣との境に植えているフジバカマが満開になる。
10月10日、私が留守をしている間、花好きの家内が庭の手入れをしている時に、見かけない蝶が飛んできて、フジバカマに留まりじっとしているので、コンデジを持ってきて、撮影したという。
写真を見ると私も見たことのない蝶である。YAMAKO さんに教えてもらった「日本のチョウ」という図鑑で調べてみるとアサギマダラであることが分かった。
その後、13日にも飛んできてフジバカマに留まった。おとなしい蝶で、イチデジを取り出す時間の猶予をくれた。
18日の午後にも、飛んできた。今度は、スマホでの撮影を試みた。このフジバカマには、アオスジアゲハも飛んできていた。
ネットでアサギマダラのことを調べてみると、TVでも紹介されていたような記憶もあるが、かなり興味深い蝶であることが分かって来た。
なぜフジバカマが好きなのかについて、Wikipedia には次のような解説がある。
(アサギマダラの)成虫のオスがよく集まるヒヨドリバナやフジバカマ、スナビキソウなどには、ピロリジジンアルカロイド(PA)が含まれ、オスは性フェロモン分泌のためにピロリジジンアルカロイドの摂取が必要と考えられている。
さらに探ってみると、アサギマダラが2000km以上飛んで移動することを記した「アサギマダラの神秘」というページに、大阪に「アサギマダラを調べる会」という集まりがあることが紹介されていた。この本拠は、どうやら長居植物園内にある大阪市立自然史博物館にあることが分かった。年間2000円の会費なので、入ってみようかな考えている。
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