4月22日、いい天気である。今回は、栂地区北部コースを歩いて見ることにした。
携帯気象計Kestrel4000 の電池がなくなっていて、温度・湿度などが計測できなかったが、4月下旬にしては晴れているが寒い日であった。だが、水鳥はみんな北へ帰ってしまったので、溜池への訪問は取りやめたが。
水鳥の代わりに蝶を期待したが、モンシロチョウは多く飛んでいるが、その他の蝶はベニシジミとツマキチョウを1頭ずつ見かけただけだった。
土が掘り起こされた野々井の田んぼでは、ケリが2羽、甲高い警戒音を発しながら上空を旋回した。子育て中なのだろうか、何回かこのような状況に合っているが、ケリの巣を見かけたことはない。小宮輝之さんの【日本の野鳥】には、次のような解説がある。いつかケリの巣を見つけたいものだ。
水田、畑、川原の草地に生息し、群れで見られることが多い。畑や草地の中の小高い場所にわらや枯れ草で皿状の巣をつくる。草地や湿地で虫やミミズ、カエルを食べる。ケリという名は声に由来し、繁殖地に人や犬、カラスなどが近づくとキリリリリとかケリッという鋭い警戒音をだして追い払う。分布が局地的で東海、近畿、東北地方で繁殖し、北のものは冬期暖かい地方へ渡り越冬する。
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ベニシジミ:野々井(堺) 2013/4/22 Nikon D7000+∑50-500mm 500mm(35m換算750mm) プログラムオート 1/800s F6.3 ISO200 露出補正 なし |
ツマキチョウ:桃山台(堺) 2013/4/22 Nikon D7000+∑50-500mm 140mm(35m換算210mm) シャッター優先オー 1/640s F6.3 ISO200 露出補正 なし トリミング |
ケリ:野々井(堺) 2013/4/22 Nikon D7000+∑50-500mm 500mm(35m換算750mm) シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO280 露出補正 なし トリミング |
ケリ(飛翔):野々井(堺) 2013/4/22 Nikon D7000+∑50-500mm 500mm(35m換算750mm) シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO200 露出補正 なし トリミング |
当然のことながら、栂地区北部の野々井の畑畦で咲いている野の花は、南部の畑畦で咲いている花とほぼ同じである。カラスノエンドウ、ウマノアシガタ、トキワハゼ、シロツメクサなどだ。
桃山台の公園には、フジや花水木の花が満開である。畦の花は、コンデジでとると茎や葉の詳細がよく分かるようだ。木の上の花をUPで撮るのはやはり望遠のほうがいい。背景もうまくボケるようだ。
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ウマノアシガタ:野々井(堺) 2013/4/22 SONY DSC-W300 22.8mm プログラムオート 1/200s F5.5 ISO100 露出補正 -0.3 |
カラスノエンドウ:野々井(堺) 2013/4/22 SONY DSC-W300 22.8mm プログラムオート 1/160s F5.5 ISO100 露出補正 なし |
藤の花:桃山台(堺) 2013/4/22 Nikon D7000+∑50-500mm 420mm(35m換算630mm) >シャッター優先オート 1/800s F6.3 ISO1600 露出補正 なし |
ハナミズキ:桃山台(堺) 2013/4/22 Nikon D7000+∑50-500mm 500mm(35m換算750mm) >シャッター優先オート 1/800s F10.0 ISO200 露出補正 なし |
小宮 輝之
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