2011年8月29日

隠居のスマートフォン備忘録:(10)Xperia acro で Google のマイドキュメントを閲覧・編集する


 Google は、パソコンで操作できる Google ドキュメントというアプリケーションを提供している。このアプリケーションでは、Excel のようなスプレッド・シートや Word のような文書作成、Power Point のようなプレゼンテーション資料の作成などができる。Gmail に添付されてきた Excel, Word, PowerPoint のファイルは、自動的に Google の自分のアカウントに保存される。保存先は、Google のサーバーであるので、自分のPC のどこかのディスクに保存されるわけではない。

 このドキュメントをスマートフォン Xperia acro (Android 2.1 以上のスマホ)で閲覧・編集することができる。このアプリケーションは、Android マーケットから、Google ドキュメントとして、無料でダウンロード・インストールできる。インストールすると、このようなアイコン110828_icon_01.jpgが表示される。
 このアイコンをタップすることによって、パソコン上で見ていたドキュメントをXperia acro で見ることができる。
 ただ、Xperia acro で編集できるようになったのは、つい最近のようでスプレッドシートは Xperia では事実上困難であった。操作マニュアルみたいなものは用意されていない。Excel のような複雑なソフトは、スマホには向いていないのかもしれない。しかし、パソコンにあるドキュメントをスマートフォンで確認できるのはありがたいことだ。

docs 選択画面;クリックすると大きな写真になりますドキュメント一覧画面;クリックすると大きな写真になりますPCでのGoogle スプレッドシート;クリックすると大きな写真になりますXperia acro でのスプレッドシート;クリックすると大きな写真になります
「ドキュメント」アイコンをタップすると出てくる画面
ここの「ドキュメント」をタップすると、右の画面が出てくる。「その他」をタップすると「スプレッドシート」(Excel)、「テキスト」(Word)、「プレゼンテーション」(PPT) を個別に選択することができる。
ドキュメント一覧画面
Google に預けているドキュメント一覧が表示される。
PCでのGoogle スプレッドシートの表示例Xperia acro でのスプレッドシートの表示例
行に付いている「編集」をタップすると、文字の訂正・追加程度はできる。


なお、Xperia acro では、「テキスト」(Word)、「プレゼンテーション」(PPT) の編集も文字の訂正・追加程度ができる。

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2011年8月27日

隠居のスマートフォン備忘録:(9) Xperia acro でのコピー&ペースト


 パソコンでのコピー&ペースト(C&P) はコピーする箇所を反転し、【編集】⇒【コピー】でクリップボードにコピーし、貼りつけた箇所で【編集】⇒【貼付け】する。私はキーを使って、【Ctrl】+【C】でコピーし、【Ctrl】+【V】で貼りつける。カット&ペーストの場合は、【Ctrl】+【X】でカットして、【Ctrl】+【V】で貼りつける。この機能は、文書を作成するときなど極めて便利である。
 文書作成をキーをタップして行うスマートフォンで、このような機能を自在に操作できればメール作成などで有用である。Xperia acro にも当然 この C&P 機能はある。
 例えば、Gmail で受信したメールの一部をC&P したい場合、選択したい部分をタッチ(長押し)するとicon_02.JPGicon_03.JPGの形をしたカーソルが表示される。左のカーソルをコピーする始点にドラッグ、右のカーソルを終点にドラッグすると、コピーしたい部分が橙色で反転するので、これをタップすると「テキストをクリップボードにコピーしました」という表示が出る。だが、不器用な私には、この作業はなれないとうまくクリップボードにコピーができなかった。慣れが必要である。このテキストのコピーは、Web ページのテキストでもできる。
 このテキストコピーを使えば、例えば spモード メールの新規メールにペーストするときは、新規メール作成画面のテキスト部分でタッチ(長押し)すると【メニュー】というセレクトボックスが出るので、「貼り付け」を選択するとコピーしたテキストが貼り付けられる。
 クリップボードにコピーしたテキストは、Gmail でも、sp モード メールでも、アプリとして導入したメモ帳でも、貼り付け機能が用意されている。

テキストのコピー;クリックすると大きな写真になりますGmail でテキスト貼り付け;クリックすると大きな写真になりますsp モード メールでのテキスト貼り付け;クリックすると大きな写真になりますメモ帳でのテキスト貼り付け;クリックすると大きな写真になります
テキストのコピー
カーソルで囲まれた部分は、色が変わる。この部分でタップすると「テキストをクリップボードにコピーしました」という表示が出る。
Gmail でテキスト貼り付け
Gmail ⇒メニュボタン⇒新規作成⇒テキストをタッチででてくる。
sp モード メールでのテキスト貼り付け
sp モード メール ⇒新規メール⇒テキストをタッチででてくる。
メモ帳でのテキスト貼り付け
メモ帳 ⇒新メモ⇒画面のタッチででてくる。


 なお、sp モード メールで、受信メールの一部をコピーする場合には、以下のような少し異なった方法が取られている。
選択開始画面;クリックすると大きな写真になりますコピーするテキストの選択;クリックすると大きな写真になります一部コピーか、すべてコピーするかの選択画面;クリックすると大きな写真になりますコピーが貼り付いた;クリックすると大きな写真になります
sp モード メールでコピーするテキスト画面をタッチすると選択開始がでてくる。コピーするテキストの選択
コピー開始点をタップし、コピー終了点をタップする。この操作には少々の慣れが必要である。
一部コピーか、すべてコピーするかの選択画面
「すべてコピー」選択すると本文全体がコピーされるので、「コピー」を選択する。
sp モード メールでのペースト
本文作成画面でタッチ(長押し)すると貼り付け(ペースト)したり、コピーを挿入したりする画面が出てくるので、「貼り付け」を選択。(上の左から3番目の画面参照)


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2011年8月25日

隠居のスマートフォン備忘録:(8) Xperia acro での電話帳(アドレス帳)管理


 スマートフォン Xperia acro にも、もちろん電話帳機能はある。電話帳といっているが、正式にはアドレス帳で、メール・アドレスもこの機能で管理する。この電話帳は、機種を変更した(ケイタイからスマホに)ときに、販売店でケイタイにあった電話番号などをスマホに移行してくれる。私の場合、ずさんに管理していたケイタイでの電話帳管理が、そのまま移行されたので、標準ではグループ分け機能はついていない Xperia acro では、連絡先が"あいうえお"順に並べられるだけなので、極めて使いづらくなった。
 Android のスマホは、パソコンの Google アプリケーションと同期できるのが、大きな特徴である。今のところ確認しているのは、Gmail 受発信、カレンダー(予定表)、Google map 検索であるが、Gmail に包含されている連絡先管理ツールも同期が取れる。しかし、Gmail の連絡先管理ツールでできているグループ分けは、Xperia acro の標準電話帳ではできないので、グループ分けができる 【Garlic電話帳】というアプリを多くの人がインストールしているようだ。もちろん、Gmail 連絡先管理ツールと同期できる。【Garlic電話帳】は、無料版とアドフリーの有料版(¥315)がある。無料版は隠居にとってはウザイCM がチラチラするので、有料版の方がおすすめである。

 ただ、もともとケイタイの電話帳は、電話番号(主としてケイタイの電話番号)とケイタイ・メール・アドレスを記録をしていた。一方、パソコンの Gmail 連絡先は主として本体のメールアドレスを登録して、別々に管理していたので、両方を同期して合体すると、電話番号のない連絡先やメールアドレスのない相手先も電話帳に登録されることになる。このことによってパソコンとスマートフォンの電話・メールアドレス管理が一元化されることになる。

 実は、これらのことが整理できるまでに、幾つかの失敗をした。失敗の一つは、パソコンとスマホとの同期の方法である。失敗の内容を記録してもあまり意味がないので、OVERQ さんというひとのブログにあった同じような失敗談の中に、パソコンの Google 連絡先と Xperia acro の電話帳との失敗しない同期の方法をまとめておられるので、引用させていただいた。
①自動同期をOFFする。:ホーム画面⇒メニュ⇒設定⇒アカウントと同期
②とにかく同期関係をすべてOFFする。
③スマホ本体の連絡先データをSDカードにエクスポートする。:スマホ電話帳⇒連絡先⇒メニューボタン⇒連絡先をエクスポート⇒メモリーカード
④SDカードの連絡先をGoogleアカウント上にインポートする。:PC Gmail 連絡先⇒【その他】⇒インポート⇒エキスポートしたファイル
⑤スマホ本体の連絡先データをすべて削除する。:スマホ電話帳⇒連絡先⇒削除⇒全て選択
⑥連絡先の同期を行う(自動同期ONでよい):ホーム画面⇒メニュ⇒設定⇒アカウントと同期

小さな文字部分は、私が付加した。④の項目をする時には、PCとスマホをUSB 接続する必要がある。

 Xperia acro のメモリーカードSD は32GBが同梱されているので、ケイタイのメモリーカードは余っている。ケイタイからスマホへ機種変更したとき、ケイタイの販売店ではケイタイのメモリーカードに、ケイタイの電話帳をエクスポートして Xperia acro にインポートしたようだ。(具体的にどのような作業をしたのかは聞いていないので、分からない) 誤って削除してしまった電話帳を、ひょっとしてケイタイのメモリーカードに残っていないかと、micro SD カード・リーダで読みにいくと、SD_PIM というフォルダーに、Xperia acro を購入した日付が更新日で、PIM0004.VCF といった名前のファイルが残っている。Xperia acro のメモリーカードを差し替えて、電話帳をインポートするともとの状況には復元することができた。
 また、あとで気がついたことであるが、電話帳の中身を編集するには、携帯アドレスデータCSV変換ソフトを導入しておくと便利である。この変換ソフトで、VCF ファイルをCSV ファイルすなわちエクセルのファイルに変換することができる。エクセルで編集する方法については、あとで気がついたので実際には行っていないが、エクセルが出来る人にはいい方法であろう。

標準の電話帳画面;クリックすると大きな写真になりますGarlic電話帳初期画面;クリックすると大きな写真になりますグループ別表示;クリックすると大きな写真になりますGmail 連絡先画面;クリックすると大きな写真になります
標準の電話帳画面
電話初期の画面で連絡先をタップすると開く。
名前の読みの50音⇒アルファベット⇒読み無しの順に表示される。
Garlic電話帳初期画面
この画面でメールの発信もできる。
複数宛メール送信とあるが、一人にでも送れる。
グループ別表示
左の画面でグループ一覧をタップすると表示される。
同期先が、Google であることが表示されている。
Gmail 連絡先画面
Garlic電話帳とUSB 接続もしていないのに、即座に同期される。
表示順はGarlic電話帳とは異なるようだ。


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2011年8月21日

隠居のスマートフォン備忘録:(7)パソコンで検索した場所を Xperia acro に持ち出す


 旅行の計画などで、行きたい場所を調べるにはパソコン上での Google マップ を使って検索する方が、画面が大きいので楽である。スマートフォン Xperia acro のホームページでメニューボタンをクリック⇒設定⇒【アカウントと同期】で、icon_1.JPGgoogle にチェックを入れておくと(google アカウントを登録していることが前提だが)、パソコン上で Google マップ のマイプレイスに登録したスターマークが、Xperia acro の地図でも表示される。
 方法は、Google マップで検索した場所のマーカーの付け根をダブルクリックすると、ふき出しがでるので、一番上の行にあるicon_2.JPGアイコンをクリックして、マイプレイスのスター付きに登録する。パソコン上で登録すると、 Xperia acro のマップアプリに反映されている。本体とUSB 接続する必要はない。

パソコン本体での検索画面;クリックすると大きな写真になりますアカウントと同期画面;クリックすると大きな写真になりますマップアプリメニューボタン画面;クリックすると大きな写真になりますgooglemap_02.jpg
パソコン本体での検索画面
栂池自然園をマイプレイスに登録する
Xperia acro のホームページでメニューボタンをクリック⇒設定⇒アカウントと同期画面Xperia acro でのマップアプリメニューボタン画面
ここで、マイプレイスをタップすると、次の画面が表示される。
Xperia acro でのマイプレイス表示画面


上の右端画面に表示されるスターマーク付きの場所をタップすると前々回に紹介したナビを設定する画面が出てくる。その画面で、現在地および目的地の右に表示されるマイプレイスマーク(スターマーク)タップすると登録したマイプレイスが表示されるので、マイプレイスからマイプレイスへのナビが表示されるから、極めて有用である。旅行に行く前などに、立ち寄ると思われる場所をパソコン上に登録しておけば 、検索する時間が少なくて済みそうだ。

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2011年8月20日

隠居のスマートフォン備忘録:(6)Xperia acro で現在地情報を得る。


 スマートフォンのいいところのひとつは、携帯電話と同じようにポケットに入れて持ち歩けることだ。Xperia acro には GPS 機能がついているから、GPS衛星からの信号がとどくところにいるかぎり居場所が確認できる。持ち運びがし易いことと GPS 機能を組み合わせたアプリがあるのは当然である。自宅の書斎にいても、信号は届いているようだ。ただ、屋内では正確ではなく、庭先で再度現在位置を確認するとかなり正確に位置が表示された。
 Xperia acro には、地図検索として【マップ】アプリが標準にインストールされていることは、前回の【隠居のスマートフォン備忘録:(5)Xperia acro で地図検索・Navi・乗換案内など 】に記録した。
 ホームページのメニューボタン⇒設定⇒現在地情報とセキュリティで【GPS機能を使用】にチェックを入れておくと、【マップ】アプリ画面の右上にあるicon_1.JPGアイコンをタップするとGPS 機能が働いて、画面の地図にその時の精度による誤差10メートル以内でなどと現在地が表示される。この現在地周辺のさまざまな情報も示すことができる。また、現在地の住所をメール送信することもできる。

地図の現在地;クリックすると大きな写真になります現在地の情報案内表示画面;クリックすると大きな写真になります現在地の通知メール画面;クリックすると大きな写真になります現在地近辺案内のためのアイコン
地図の現在地をタップすると現在地に吹きだしが表示される。地図は、拡大・縮小ができたり、北を上とする地図にすることもできる。左の画面のふき出しをタップすると上のような画面が出てくる。ここで、icon_4.JPGアイコンをタップすると、前回に紹介したナビを設定する画面が出てくる。また、icon_3.JPGアイコンをタップすると近辺をストリートビューで見ることができる。左の画面で「現在地を他のユーザーに送信する」を選択すると、メールの種類などを選択する画面があらわれ、sp モードメールを選ぶと上のような画面になる。吹きだしのでている画面の上部にあるicon_2.JPGアイコンをタップすると、上のように近くのレストランなどを教えてくれる画面となる。


 よく知った場所で、この現在地情報アプリの使い方を習得しておけば、不案内な場所に行ったときに非常に有用と思われる。

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2011年8月19日

隠居の京都:五山送り火など


下鴨納涼古本まつり;クリックすると大きな写真になります 盆休みで帰ってきていた京都下鴨神社近くに住む娘を送りがてら、五山の送り火を見ようかということになった。下鴨神社あたりからは、五山の送り火を見物できるスポットの出町柳近くの三角州や賀茂川の土手などが近い。送り火最初の左大文字の点火は夜の八時ということで時間があったので、その日が最終日という【下鴨納涼古本まつり】に出かけてみた。糺の森に京都・大阪・奈良・滋賀・岡山の40の古書店が出店しており、文庫・雑誌から学術書・美術書まで約80万冊の古本が並んでいるということだ。森の中といっても、蒸し暑いなかを一軒づつ覗いてみた。最終日の店じまい近くだったので、あまりゆっくりというわけにはいかなかったが、それぞれ陳列している書物は店ごとに特徴があった。秋にも、知恩寺で古本市があるようだ。それ目当てに、京都に来るのもいいかもしれない。

 近くのレストランで早めの食事をして、7時半ころ混雑が予想されるという出町柳近くの三角州近くに出かけてみた。混雑は予想以上であった。三角州には、立錐の余地もないほど人が溢れ、車両の通行止めになっている高野川にかかる河合橋は大勢の警察官が、"立ち止まらないであるいてください。"と声をからしていた。
 左大文字の送り火を見ながら、河合橋から高野川の東側の道路を御蔭橋まで歩いて上がった。御蔭橋の上からは、松ヶ崎東山の【法】がよく見える。高野川の西堤の遊歩道を、【法】の送り火を見ながら、蓼倉(たでくら)橋まで歩いてみた。人は多いが、河合橋ほどのことはない。送り火をすべてみられるところは、なかなか無いようだ。
河合橋西詰の混雑河合橋から左大文字;クリックすると大きな写真になります左大文字;クリックすると大きな写真になります御蔭橋から【法】;クリックすると大きな写真になります
河合橋西詰の混雑
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO3200 1/8s F4.5
河合橋から左大文字
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO3200 1/20s F4.5
左大文字
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO3200 1/15s F6.3
御蔭橋から【法】
2011/8/16 Nikon D90
ΣAPO50-500mm 78mm
(35mm相当 117mm)
ISO3200 1/4s F5.0


 翌朝、日の出とともに下鴨神社の糺の森を抜けて、高野川西堤を河合橋から蓼倉橋の上の方まで散策してみた。昨夜の喧騒とは打って変わって、犬の散歩をするひとやジョギングをするひとなどいつもの朝に戻っているようだった。川には、アオサギ・コサギ・ダイサギなどのサギ類とカルガモ・セグロセキレイなどが餌を求めていた。
セグロセキレイ;クリックすると大きな写真になりますコサギとダイサギ;クリックすると大きな写真になりますダイサギが小魚をキャッチ;クリックすると大きな写真になりますハグロトンボの交尾;クリックすると大きな写真になります
セグロセキレイ:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2800 1/750s F6.3
トリミング
コサギとダイサギ:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/750s F6.3
トリミング
ダイサギが小魚をキャッチ:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/750s F6.3
トリミング
ハグロトンボの交尾:高野川
2011/8/17
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/750s F6.3
トリミング


2011年8月15日

隠居のスマートフォン備忘録:(5)Xperia acro で地図検索・Navi・乗換案内など


 私が使っているスマートフォン Xperia acro SC-02C の OS は、Android 2.3.3 (ホームページ⇒メニューボタン⇒設定⇒端末情報で表示される)である。Android は、Google を中心に構成された「OHA」(Open Hanadset Alliance) と呼ばれる業界団体によって、開発や普及が進められている。OHA には、Google のほかに、NTTドコモやKDDI 、ソフトバンクモバイルといった世界中の通信業者、ソニー・エリクソンやサムスン、シャープ、東芝、LGエレクトロニクス、HTC などの携帯電話メーカー、クアルコムやインテルなどの半導体メーカーが参加している。Android を採用したスマートフォンは、現在、世界でもっとも広く利用されている標準プラットホームである。

 従って、パソコン本体でGoogle が提供しているサービスはほとんどスマートフォンで利用できる状況である。その上、 Xperia acro などには、ポータブルならではの GPS 機能などがついているから、パソコン本体ではできないナビゲーション機能などが実行できる。
 パソコン本体での Google マップは、もちろん Xperia acro にも地図検索が【マップ】アプリとして標準にインストールされている。
  
マップ アプリ;クリックすると大きな写真になります検索ボックスに入力;クリックすると大きな写真になります場所の紹介画面;クリックすると大きな写真になります経路選択画面;クリックすると大きな写真になります
マップ アプリをタップすると直近見ていたマップが表示される
「地図を検索」ボックスをタップすると入力画面となる。
「地図を検索」ボックスに、検索したい場所(例えば、神戸市立森林植物園)を入力すると地図が表示される吹きだしをタップすると、検索した場所(例えば、神戸市立森林植物園)の詳細紹介画面が現れる。前の画面で、経路ボタンをタップすると、交通手段(車・公共交通機関・徒歩)の選択画面となる。
車での経路画面;クリックすると大きな写真になりますナビゲーション画面;クリックすると大きな写真になります公共交通機関を選択した時の画面;クリックすると大きな写真になります徒歩の場合の経路;クリックすると大きな写真になります
車を選択すると運転ルート画面が表示される。
ただし、普通のカーナビでは選択しないようなルートだ。ルートを選択するオプションはないようだ。
この画面で右上のナビボタンをタップするとナビゲーションが始まる。
前の画面で右上のナビボタンをタップするとナビゲーションが始まる。
 音声はかなり大きくなる。徒歩の場合も同様な画面となる。
経路選択で公共交通機関を選択した時の画面。
Google の乗換案内のように、いくつかの選択肢が出て、その一つを選択すれば、乗換案内が出る。
徒歩の場合の経路。
歩いていけば、12時間48分かかることが表示されている。


 カーナビとして使うのは、まだ少し問題があるようだが、乗り換え案内や駅から徒歩でどこかに行くような場合には、便利そうである。機会があれば使ってみたいものだ。

 Xperia acro には、【ドコモ地図ナビ】というアプリも搭載されている。現在は、トライアルサービスということで、2011年10月までは無料であるが、それ以降は、月315円が必要なようだ。
 まだ十分に使えていないのだが、有料ということだけあって、なかなかよくできたアプリのようである。有料であるので、docomo ID認証という登録が必要である。上記の Google マップで取り上げた自宅から神戸市立森林植物園へのナビを例に比較してみたい。
メニュー画面;クリックすると大きな写真になります目的地を設定する画面;クリックすると大きな写真になりますカーナビのルート表示画面;クリックすると大きな写真になりますカーナビのルート地図
【ドコモ地図ナビ】を立ち上げて、メニューボタンを押すと上記の画面となる。左の画面でナビアイコンを選択し、続いて出てくる画面で目的地を設定する。今までの履歴や登録地点からも選択できる。
また、現在地は GPS で特定してくれる。また、登録画面から選択もできる。
車で行くのか、徒歩・電車で行くのかは、この画面で選択する。
左の画面でカーナビを選択し、ルート検索 をタップすると、有料道路利用か一般道かの選択画面が出てくる。
有料道路利用の方を選択すると上のようなカーナビのルート詳細画面が出てくる。
左の画面で地図ボタンをタップすると、ルートの地図が表示される。
Google マップ・ナビと異なるルートである。こちらのほうが一般的な感じがする。
シミュレート画面;クリックすると大きな写真になります徒歩・電車でのルート詳細表示画面;クリックすると大きな写真になります徒歩・電車でのルート地図画面;クリックすると大きな写真になりますシミュレーション画面;クリックすると大きな写真になります
上のルート詳細画面で、ナビ開始ボタンをタップし、すぐにナビ停止ボタン(でない場合は、表示onボタンをタップする)をタップすると、シミュレーション画面がでてくるので、タップすると目的地までのルートをシミュレートしてくれる。目的地まで行く手段を「徒歩・電車」を選択すると、徒歩部分も含んだ乗換案内が表示される。左の画面で、「ルート確認」ボタンをタップすると電車で行く経路が表示される。徒歩・電車の場合もルートのシミュレーションができる。シミュレーションは音声案内もついている。この機能を使って前もって情報を得ておけば、実際で迷うこともなくなるだろう。


 機会があったので、よく行くショッピング・モールへのナビを、Xperia acro と車(トヨタ)についているいわゆるカーナビと両方をセットして比較してみた。この実験では、明らかに車に装備されているカーナビの方が、きめ細かな案内がされるし、リルートの速度も早かった。ひょっとして、【ドコモ地図ナビ】のデータは古いのではないかと思われた。
 ただ、【ドコモ地図ナビ】には、私の古いカーナビにはついていない VICS とかオービスの機能がついているので、両方を使い分けるのがいいのかもしれない。
 徒歩・電車でのナビは、今までパソコンで検索した乗換案内をプリントして持ち歩いていたことを考えるとずいぶん楽である。 。

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2011年8月13日

隠居のスマートフォン備忘録:(4)Xperia acro でInternet radio(Live 365) を楽しむ


 前回の【隠居のスマートフォン備忘録:(3)Xperia acro で音楽(mp3)を楽しむ】では、パソコン本体にある mp3 ファイルをスマートフォン Xperia acro に持ちだして、戸外や車で楽しむ方法について記録した。

 自宅でパソコンに向かっているときは、Internet radio Live365 に、自分が開設しているRadio Senboku にアクセスして、BGM として聴いている。この Live365 に開設されているの は、クラシック・ポップス・カントリー・ロック・ジャズなど大きく 23 のジャンルに分類される約 7000 のstation がある。それらの中から、好みの局を選択し、preset しておくこともできる。基本的には無料であるが、少し払えば(月約$6) 、コマーシャル抜きで音楽を楽しむことができる。

 この Live365 の視聴がスマートフォン Xperia acro でできることが分かった。パソコン本体で、Radio Senboku でジャズを聴きながら Live365 の画面を見ていると、まだベータ版らしいが、スマートフォン向けのアプリが提供されていることが分かった。Xperia acro の Android【マーケット】で、"Live365"で検索してみると【Live365 Radio- Beta 】がヒットし、これをインストールした。インストールしたアプリを実行してみると、REDISCOVER RADIO という表紙に続いて Login 画面が出てくる。パソコン本体で登録している Username と Password を入力すると、【 My Presets 】というスクリーンとなり、本体パソコンで選択登録していた station が表示される。この中から、聞きたい station をタップするとストリーミング・ファイルがダウンロードされて放送が始まる。一度 Login しておくと次回からは、Live365 アイコンをタップするだけで【 My Presets 】のスクリーンとなる。

 Xperia acro では、docomo のパケットが届くところならどこでも聴くことができるので、電波の状態によって繋がりにくい FM ラジヲやワンセグテレビ(Xperia acro に搭載されている)より、アクセス状況は良好である。車に搭載したトランスミッターにつなげば、ミュージック・アプリと同様にというか、それ以上に音楽を楽しむことができる。ただし、Jpops や演歌など日本の歌を放送しているラジオ station はないので、そのような歌を聞きたい場合は、ミュージック・アプリが有効である。Xperia acro では、このようにアプリを切り替えるのは、画面のタップだけなので僅かな時間ですむ。スマホのいいところである。
Android マーケットでの検;クリックすると大きな写真になりますLive365 Radio- Beta アプリ;クリックすると大きな写真になりますLive365 ログイン画面;クリックすると大きな写真になりますLive365.jpg
Android マーケットでの検索画面Live365 Radio- Beta アプリLive365 ログイン画面【 My Presets 】のスクリーン


 なお、このブログを書くのに、Xperia の画面キャプチャーを使った。このキャプチャーを設定するのは、あまり知識のない古希の老人にはハードであったが、スマホを理解するには有用であった。今までは、三脚にカメラを固定して画面を撮影していたのだ。Xperia acro を使用するにはあまり関連性はないが、機会を見て備忘録としてエントリーしたいと思う。

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2011年8月11日

隠居のスマートフォン備忘録:(3)Xperia acro で音楽(mp3)を楽しむ


 今まで、自分が収集した音楽ファイル(mp3 ファイル) を戸外や車の中で楽しむには、初期の iPod shuffle や iriver portable mp3 player を長年使ってきた。

 スマートフォン Xperia acro は小さなノートパソコンみたいなものであるから、もちろん音楽ファイル(mp3 ファイルなど) を保存し、再生することができる。Xperia acro SC-02C の内蔵メモリー(RAM)は 512MB であるが、初期にインストールされているソフトなどで、空き容量は 255MB くらい(ホーム画面のメニューボタン⇒ストレージで確認できる)だそうだ。ただ、外部メモリーとして、microSDHC で最大 32GB をもつことができる。しかも、microSDHC 32GB が同梱されている。iPod や iriver では、1GB のものを使っていたから、それに比べれば、保存容量を気にしなくてすむ。ただ、microSDHC には、写真や動画も保存することになるのでむやみに大量に保存できるわけではない。

 私は音楽ファイルの処理は、パソコンで行っている。音源は様々である。古い LP レコードから mp3 ファイルを作ったりeMusic(現在、日本からはダウンロードできない)や Amazon から Net 購入した曲や CD をデジタル化した曲である。クラシック、カントリー、Jazz、Pops などの曲が、Windows Media Player のライブラリーにデータベース化されている。アーカイブの数は数えたことはないが、30GB程度になった。
 iPod やiriver portable mp3 player (車で mp3 ファイルを聞くときに使っている)は、パソコン本体とUSB 接続でファイルを入れ替えるが、iPod では iTunes というApple のソフトを、iriver では iriver Music Manager というソフトを使わなくてはならない。その点、Xperia acro では、USB メモリーと接続するのと同じように、パソコン本体でひとつのドライブとして(SC-02C というドライブ名で)に認識されるので、その下にある music というフォルダーに本体のフォルダーまたはファイルをコピペすればよい。極めて簡単である。
 コピペした mp3 ファイルは、music フォルダー の下に、たとえホルダーを作ってコピペしても、すべて一緒にアーカイブとして保存されるようだ。Xperia acro での「ミュージック」アプリでは、これらのアーカイブを「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」、「プレイリスト」と分類してくれる。「トラック」で表示される曲は、music フォルダー にアーカイブされているすべての曲である。「アーティスト」では、mp3 ファイルの ID3 タグに持っている情報の artists 別に、「アルバム」では ID3 タグに持っている情報の album 別に表示される。また、「トラック」を表示しているときに、例えば jazz で検索してみるとID3 タグのジャンルに持っている情報がjazz の曲もヒットするようである。これらをうまく使えば、自分で作成することになっている(Xperia acro の中で)「プレイリスト」にjazz というようなジャンルで曲を集めることができる。
 「プレイリスト」は、「アーティスト」、「アルバム」、「トラック」のどの画面でも、トラックあるいは曲を選択(タッチ:長押し)すると出てくるポップアップ画面で表示される「プレイリストに追加」をタップすると出てくる「プレイリスト」の画面で、「新規プレイリストの作成」をタップして、新しい名前を入力する。すでにあるプレイリストに追加する場合は、プレイリストをタップすればよい。 
アーティスト画面;クリックすると大きな写真になりますアルバム表示画面;クリックすると大きな写真になりますトラック表示画面;クリックすると大きな写真になりますプレイリスト表示画面;クリックすると大きな写真になります
アーティスト表示画面
アルファベット順に表示される
ID3 タグにアーティスト名がないファイルは、不明なアーティストとして表示される
アルバム表示画面
アルファベット順に表示される
アルバムジャケットの情報が得られる場合は表示される
トラック表示画面
アルファベット順に表示される
microSDHCに保存されている全曲が表示される
プレイリスト表示画面
作成したプレイリストが表示される
もちろん日本語にも対応している


車載用のフォルダー;クリックすると大きな写真になります 私の乗っている古い車では、mp3 ファイルを再生するようなオーディオはついていない。従って、車で mp3 ファイルの音楽を聴くには、少々の工夫が必要である。下記のエントリー【車でMP3を聴く】で書いたように、カセットデッキ式のトランスミッター(私の古い車には、カセットデッキがついている)を iriver portable mp3 player につないで聴いていた。このデバイスを置くための適当なフォルダーがなかったので手作りのものを作っていた。今回、スマートフォンからも、同じようにカセットデッキ式のトランスミッターにつないで、聴いている。幸い、Xperia acro には、車載用のフォルダーが市販されている。
 なお、スマートフォンでの電話・メールの着信音に、ミュージックのトラックから選択できる。ケイタイでは、下のエントリー【隠居のケイタイ:録音した野鳥のさえずりを着信音にする】で書いたように、かなり難しい操作が必要である。Xperia acro では、例えば 小鳥のさえずりを mp3 化して、ミュージック・トラックに取り込めば簡単にできる。

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2011年8月 7日

隠居のスマートフォン備忘録:(2)Xperia acro でのメールと文字入力


 Xperia acro では、私は従来の i モードメールに代わる sp モードメール、web メールである Gmail 、それにレンタル・サーバー(私の場合:Xserver)がサービスで提供してくれるメール(アドレス)を設定している。別に、 ISP(プロバイダ:私の場合 eo-net )のメールアドレスを持っているが、受信したメールは Gmail に転送している。Xserver で受信したメールも同様の処理をしている。従って、スマートフォン(スマホ)さえ持っておれば、電波が届く範囲では、すべてのメールを確認できる。
 ただ、パソコンで設定したさまざまな業者のCM メールも受信するので, Gmail 受信を知らせる着信音(短いが)と通知LED の緑が点滅するので、いささかうっとうしい。それで、ほとんど見ないメールは受信しないように各業者からのメール登録を見直して、受信を少なくなるようにした。
 ただ、今までパソコン上でのメールの返信は、長年机においた 106キーボードで入力していたから、それほど抵抗はなかったが、スマホ上で文字を入力するのは私のような無骨な指では大変である。

 パソコンでのいろいろな操作はキーボードでするのであるが、スマホ上でのいろいろな操作はパネルをタッチすることで行われる。その操作は、次の図のように6つのタッチが基本である。

paneltouch.gif   【Xperia acro スマートに使いこなす基本&活用ワザ150】より

 Xperia acro での文字入力には、3種のソフトウェアキーボードが用意されている。そのひとつはパソコンと同じような QWERTYソフトウェアキーボードがあるが、太い指でタップするには文字が小さすぎる。その他に、50音キーボードとケイタイと同じようなダイヤルキー(12キー)とがある。50音キーボードもそれぞれの文字が小さいので、太い指ではタップをしにくい。
 その点、12キーはケイタイと同じように一つづつの文字が大きいので、タップはやりやすい。12キーは、ひらがな・英語・数字の3枚が12キーの左下にある文字キーのタップで切り替えることができる。記号や顔文字などは、文字キーの上にある顔のキーのタップで切り替えることができる。このとき、記号を選択するときは、記号をスクロールできることを知っておいたほうが良い。記号のスラッシュ / を探すのに苦労をした。
 Xperia acro には、POBox touch という文章入力補助機能のソフトウェアがインストールされている。私が持っていたケイタイ(S703i )の入力でもバージョンは異なるが使われているソフトである。入力の頻度管理が行われるので、極めて有用である。Google 日本語入力でも、同じようなソフトが使われている。
 パソコンでの日本語と同じように、単語登録をすることができる。メイン画面で設定ボタンを押して出るセレクト画面から「言語とキーボード」を選択し、続いてでるセレクト画面から「POBox touch」⇒「日本語ユーザ辞書」をタップすると登録した単語を見ることができ、その画面でメニューキーを押せば、登録画面が現れる。ただ、POBox touch の予測変換・推測変換による省入力日本語入力システムは優れているので、単語登録は必要がないかもしれない。
 なお、ケイタイメール(i モードメール)でも用意されていた「定型文」は、顔文字キーを長押し(タッチ)することにより得られる。
Xperia_01.jpg;クリックすると大きな写真になりますXperia_02;クリックすると大きな写真になりますXperia_03;クリックすると大きな写真になります
12音キー:英数字画面数字入力と記号選択画面
記号の表示はスクロールもする
POBox touch の表示
「さ」と入力すると表示されているような単語がでてくる。「堺市」を何度か入力したので、早めに表示されている。


  
できるポケット docomo Xperia acro SO-02C スマートに使いこなす基本&活用ワザ 150
法林 岳之 橋本 保 清水 理史 白根 雅彦 できるシリーズ編集部
インプレスジャパン
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(追記:2011/12/6) 文字入力するときに何かの拍子で入力キーボードが、QWERTYソフトウェアキーボードなどに変わってしまっていることがある。これをPOBox touch に戻すには、文字入力部分(例えば、Google 検索の場合、検索語を入力する部分)をタッチ(長押し)する。すると、【テキストを編集 】という画面がでて「入力方法」という文字が出るので、これをタップすると、【入力方法の選択】という3択画面がでるので、ここで「POBox Touch(日本語)を選択すれば良い。

2011年8月 5日

隠居の探鳥・蝶ウォーク:夏草に 翅を広げる シジミチョウ


 土用の朝、鳥と蝶を求めて、あまり動き回らない散策をした。自宅近くの三木閉・野々井地区(7月29日)と泉北ニュータウンはずれの鉢ヶ峯地区(7月31日)である。

 これだけ暑いと、鳥の動きは鈍い。スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス・ツバメは、相変わらず元気だが。
 久しぶりに摺鉢池を覗いてみるとカイツブリが2羽、あまり潜水もせずに浮かんでいた。筆池でも見たのは、カイツブリとアオサギだけだった。野々井に回ってみると、ケリが何かの苗を守る防鳥ネットに引っかかって悲壮な声を出しながら暴れていた。嘴でつつかれないかと恐る恐る脚からネットを外してやると飛び上がって逃げていった。そのうちに、ケリの恩返しがあるかもしれない。
 鉢ヶ峯では、いつもの場所でウグイスがさえずっているくらいである。農作業をされている方は、キジの番をよく見かけるよと話してくれたが、なかなかチャンスに巡り合えないでいる。
カイツブリ;クリックすると大きな写真になりますムクドリ;クリックすると大きな写真になります網にかかったケリ;クリックすると大きな写真になりますウグイス;クリックすると大きな写真になります
カイツブリ:摺鉢池(堺)
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm) ISO900 1/1000s F6.3
トリミング
ムクドリ:三木閉(堺)
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 460mm
(35mm相当 690mm)
ISO200 1/1000s F6.7
網にかかったケリ:野々井(堺)
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/1000s F6.3
ウグイス:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO250 1/1000s F6.3
トリミング


 鳥の姿は少ないけれでも、セミやトンボが元気に鳴いたり飛び回っていたりする。わずかばかりスイレンの花がさいている野々井の荒池で、オニヤンマが留まっていた。鉢ヶ峯にも小さな蓮池があるが、ここで飛んでいるオニヤンマは飛び回るばかりで留まってくれなかった。ツバメの飛翔と同じように、ヤンマの飛翔を撮るのは難しい。
オニヤンマ;クリックすると大きな写真になりますハグロトンボ;クリックすると大きな写真になりますハラビロトンボ;クリックすると大きな写真になりますシオカラトンボ♀;クリックすると大きな写真になります
オニヤンマ:野々井(堺)
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO1800 1/1000s F6.3
ハグロトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2800 1/1000s F6.3
ハラビロトンボ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO800 1/1000s F6.3
シオカラトンボ♀:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO500 1/1000s F6.3


 丹念に観察するとシジミチョウ類の小さな蝶が結構飛んでいる。ヤブガラシには、アゲハチョウ類がよく飛んで来る。食べものであるミツを吸いに来ているのだろう。

アオスジアゲハ;クリックすると大きな写真になりますヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になりますベニシジミ;クリックすると大きな写真になりますサトキマダラヒカゲ;クリックすると大きな写真になります
アオスジアゲハ:野々井(堺)
花:ヤブガラシ
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO720 1/1000s F6.3
トリミング
ヤマトシジミ:野々井(堺)
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 240mm
(35mm相当 360mm)
ISO500 1/1000s F6.0
ベニシジミ:野々井(堺)
2011/7/29
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 50mm
(35mm相当 75mm)
ISO280 1/1000s F4.5
サトキマダラヒカゲ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO3200 1/1000s F6.3
ヤマトシジミ;クリックすると大きな写真になりますツマグロヒョウモン♀;クリックすると大きな写真になりますヒメウラナミジャノメ;クリックすると大きな写真になりますツバメシジミとミツバチ;クリックすると大きな写真になります
ヤマトシジミ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO720 1/1000s F6.3
ツマグロヒョウモン♀:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO450 1/1000s F6.3
ヒメウラナミジャノメ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 500mm
(35mm相当 750mm)
ISO2200 1/1000s F6.3
ツバメシジミとミツバチ:鉢ヶ峯(堺)
2011/7/31
Nikon D90
ΣAPO50-500mm 380mm
(35mm相当 570mm)
ISO450 1/1000s F6.3
トリミング


2011年8月 2日

隠居のスマートフォン備忘録:(1)ケイタイからスマートフォン Xperia acro へ


 NHK テレビで、「中高年のためのデジタル塾」という番組があった。地デジとタブレット端末・スマートフォンを紹介する内容である。地デジは別にして、タブレット端末とスマートフォンについては名前は知っていたが、詳しくは分からない。

Xperia acro:SO-02C;クリックすると大きな写真になります 興味があったのでテレビテキストも買って、すこし学習してみると、タブレット端末はノートパソコンと同じような機能を持つものだが、大きさも軽さも、ネットへの接続も、附加されているソフトもはるかに便利になっている。しかし、ビジネスの世界はもうとっくに卒業しているので、タブレット端末はもう用事はないようだ。現役の頃には、仕事で出張などがあるとA4 のノートパソコンを持ち歩いていたものだが。
 タブレット端末は必要ないと思ったが、スマートフォンは現在持ち歩いているケイタイよりも少し大きいけれども、ケイタイでは物足らなかった機能を沢山持っているので、古希になった隠居にもなかなか楽しそうである。老化防止の玩具として、FORMA のケイタイ(S703i )から7月9日に発売されたDOCOMOスマートフォン:Xperia acro(SO-02C) へ機種変更した。
 Xperia acro の機能をまだまだ把握しているとは言えないが、現在確認している機能を列挙してみたい。
  1. 電話:FORMA のケイタイで使っていた電話番号および電話帳は、機種変更ということで引き継いでくれる。
  2. メール・インターネット
    • sp モードを契約すれば、i モードでのアドレスで送受信できる。メール本文などの入力は、従来のケイタイで馴れた方法にちかい POBox touch という方法が用意されている。
    • Eメールアプリを利用すると、一般のISPプロバイダで受発信できる。
    • Google アカウントを登録している場合は、Gmail を利用できる。これで、どこにいてもPC にきたメールを確認できるようになった。
    • ブラウザを使ってインターネットにアクセスできる。
  3. マルチメディア
    • カメラ:810万画素オートフォーカスカメラ、HD動画撮影ができる。
    • ミュージックプレーヤー:microSDカード(32GB のカードが同梱されている)に、mp3 などの音楽ファイルを保存すればよい。iPOD や mp3 portable player を置き換えることができる。
    • ワンセグ:地上デジタル放送が受信できる。車についていたアナログTVが終了したので、役に立ちそうだ。受信状態は従来の車のアナログTVと同等のようだ。
    • FM ラジオ:同梱されている「マイク付きステレオヘッド」が受信アンテナとなるが、受信状態が良好な必要がある。
  4. その他:
    • スケジュール:ケイタイでは難しかったGoogle カレンダーと同期できる。
    • Google マップの機能が使える。それ以上に、GPS 機能が内蔵されており、目的地までのナビゲーションもしてくれる。
    • アラーム機能がある。ケイタイにもついていた機能と同等。
    • おサイフケータイ:私は Edy を登録した。ケイタイにもついていた。クレジットカードで入金できる。
    • i モードで作成されたサイトは見ることができないが、スマートフォンのOS;android 向けのサイトはブラウザで見ることができる。例えば、わずかばかり持っている株式の時価は、ホームトレーダーが作成した スマートフォン向けのサイトで確認できる。もちろん、PC向けのサイトも見ることができるが、画面が小さいので、拡大したとしても見難い。
    • Google の検索もPC 同様にできる。スマートフォンのOS;android の開発は、Google が深く関与しているから、Google との相性は良い。
    • 私はあまり見ないが、You Tube も見ることができる。

 アプリと言われるソフトを導入すると、その他色々なことができるようだ。追々学習したいと思っている。
上記に列挙したことがらは、スマートフォン独自の操作方法があるので、老人の備忘録として順次記録していきたいと思う。