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Studio YAMAKOで“フォーカスセレクトモード”が含まれるブログ記事

2016年3月 7日

CP+ 2016 パシフィコ横浜 2月26日

今年も2/25-28の4日間、CP+が開催された。今年はちょっと事情があって、行くか行くまいか躊躇していた。友人より26日に行くからタイミングが合えば現地で会いませんかとのお誘いもあったのだが、お約束はせずにいた。
  しかし、26日の横浜の朝は素晴らしい好天だった。少し運動不足でもあったし、じっとしてはいられなくなった。また、ニコンダイレクトというメールマガジンで、Nikonからプレミアム・コンパクトと称して、3種の撮像素子1.0型のコンパクト機が発表された。たまたま、CanonのG7Xをそろそろ買おうかと思っていた矢先だったので、午前中の短時間、見に行こうと出かけてしまった。

CanonからもG7X MarkⅡというのが発表になり、SONYのRX100 Ⅰ~Ⅳ と合わせて、にわかに撮像素子1.0型コンパクト機の競争が激化したようだ。
 今年のCP+はNikonがとても元気がある。フルサイズ一眼のフラッグシップ機のD5、APS-C一眼の久々のフラッグシップ機D500、それに前に記したプレミアム・コンパクト3機種、さらにA900などのコンパクト機も出している。私が愛用しているP610の後継機はB700として新発売されるが、これはP610とほとんど変わりはないように思う。
 パンフレットにも掲載された写真を撮っている3人のプロ・カメラマンによるニコンのプレミアム・コンパクト機のトークセッションを始めから終わりまで聴いてきた。良さそうだ。
  このあと、PENTAX K-1、OLYMPUS PEN-F、それとCanon PowerShot G7X MarkⅡを見て、早々に引き上げることにした。
あとで調べたところ、この日の入場者数は17,921人、CP+2016、4日間の総入場者数は67,792人だったそうだ。

1.パシフィコ横浜
みなとみらい駅から長いエスカレーターで上がって、外に出る。今日は素晴らしく良い天気だ。wikipediaによれば、通称パシフィコ横浜と呼ばれる横浜国際平和会議場は世界最大級の国際会議場と展示ホールとホテルからなるコンベンション・センターで、1991年に竣工している。パシフィコというのはパシフィックとコンベンションを合わせた造語だそうだ。右側に連なる三角の白い屋根が展示場だ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1250秒 6mm ISO80 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
2.ヨコハマ・グランド・インターコンチネンタル・ホテル
みなとみらい駅から、大きな道路を跨ぐ橋を歩いて進むと正面にこのホテルが見える。そのガラス張りの窓には、展示場の白い屋根が写りこんで眩い。左側の空間からはベイ・ブリッジも見えた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/1250秒 6mm ISO80 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
3.展示ホール
展示ホールのCP+の入り口は、先の方にある。予想される混雑に対応するためだろう。右手のガラスには左側の景色が映り込み、その上には、アプローチを歩く入場者の姿が写っていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 6mm ISO80 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
4.受付に並ぶ入場者の列
開場時間は10時00分。この時は10時20分過ぎだった。上に上がるエスカレータから下を見ると延々と入場者が続く。しかし、ほとんどの人が事前入場登録をしているようで、列の進みは速かった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 6mm ISO500 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
5.Nikon DLシリーズ
私は、まず、Nikonブースへ向かった。そして、発表されたばかりのNikonのプレミアム・コンパクトと称するDLシリーズのコーナーへ行く。手に取ってみようと列に並んだら、係りの人が来て、「1時間ほどお待ちいただきますがよろしいですか」と言ってきた。1時間は待てない。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 14mm ISO180 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
6.DLシリーズのトークセッション
11時からDLシリーズのトークセッションがあった。ちょうど良い時間だ。聞いて行こうとブースに設けられたコーナーへ行くと、幸い前の方に未だ空席があった。DLシリーズのパンフレットにも写真が載っている3人のプロ写真家が解説してくれる。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/60秒 21mm ISO800 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
7.DLシリーズの3機種
デザインもなかなかきれいだ。ニッコール・レンズの威力がどこまで発揮されるか。3人のプレゼンテーターもその点を強調していた。発売は6月だそうだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 12mm ISO160 ) 露出補正 なし
;クリックすると大きな写真になります。
8.試写用の鉄道模型
ソニーのブースだったろうか、試写のためのHOゲージ鉄道模型レイアウトがあり、今年3月限りで廃止になる「カシオペア」が走っていた。先頭のEF510-510を流し撮りしてみた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/125秒 30mm ISO800 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
9.OLYMPUS PEN-F
OLYMPUSは本田選手のTVコマーシャルでOM-Dが好調なようだが、昔懐かしいPEN-Fの名を冠した新製品を登場させた。この展示の傍らにいた社員の方に「素晴らしいデザインですね」と話しかけたところ、「私がデザイン担当しました」との返事が返ってきた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.2 1/50秒 9mm ISO320 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
10.キャノン・ブース
今回のCP+でキャノンからは特に目新しい出展はなかったが、フラッグシップ機の新製品であるEOS-!D X MarkⅡと、APS-Cサイズの新製品であるEOS 80Dは人気があった。ブースでは新体操の技が披露されていた。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/125秒 18mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
11.パナソニック・ブース
パナソニックは動画、写真とも4Kを売り物にしている。撮った後でフォーカスポイントを選べるという「フォーカスセレクト」モードというのが気になった。フォーカス・ポイントを移動させながら連写して、保存し、後でその保存された画像の中から、前にピントがきているショット、奥にピントが来ているショットを選べるということらしい。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 30mm ISO400 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
12.東芝ブース
なぜ東芝のブースが? 東芝は今大変な状況にあるのに大きな展示スペースだ。新生東芝としての強化事業領域として、エネルギー事業とストレージ事業に注力すると言われている。メモリカードやHDDなどのストレージメーカーの東芝としての展示なのだ。同社のハイエンドメモリカード「EXCERIA PRO」はプロにも好評という。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4.5 1/160秒 30mm ISO160 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
13.日本カメラ博物館
毎年出展されている日本カメラ博物館のコーナーでは、特別展「メカニズムからみるカメラの歴史」が開催されていた。これは私もまだ所有しているNikon F3の断面だ。ペンタプリズムは思ったより大きい。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f3.5 1/80秒 14mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
14.ミノルタα7000
初めてのオートフォーカスカメラは1977年11月に発売された愛称「ジャスピンコニカ」だった。当時、AFはカメラの革命だと思った。このパネルは1985年にミノルタが開発し、商品展開を行った実質的に世界初のオートフォーカス機能を搭載したシステム一眼レフカメラであるα-7000の部品展開図である。当時、私は仕事が忙しくカメラからも離れていたので即、購入はしなかったが、あこがれのカメラであった。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f2.8 1/30秒 6mm ISO250 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
15.日本丸
午後1時前にCP+の会場を離れ帰路についた。天気が良いので桜木町まで歩く。ランドマークタワーの手前に、帆船「日本丸」があった。wikipediaによると、日本丸は、1930年(昭和5年)1月27日、兵庫県神戸市の川崎造船所で進水した。日本の航海練習船で大型練習帆船である。日本丸は約半世紀にわたり活躍し、1984年(昭和59年)に引退した。1985年(昭和60年)から横浜市の所有となり、みなとみらい21地区の日本丸メモリアルパーク内で展示・公開が開始されている。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/1000秒 18mm ISO80 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。
16.日本丸とランドマーク・タワー
横浜らしい光景である。一度、全長97m、メインマスト高46mの日本丸が29枚の帆をいっぱいに広げる姿(総帆展帆)を見てみたいと思う。次のチャンスは4月10日、4月29日だそうだ。

Canon PowerShot G12 f2.8-4.5 6.1- 30.5 10.0 Mega Pixels
プログラムオートで撮影 ( f4 1/800秒 6mm ISO80 ) 露出補正 -0.3段
;クリックすると大きな写真になります。